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本記事の内容について

この記事では、以下の内容について詳しく解説しています。

  • 2026年7月22日発売の「新型リーフNISMO」の特徴と魅力
  • グレードごとの価格とスペックの違い
  • 専用エアロパーツや走行性能の詳細な解説
  • 内装・外装のデザインと実用性(トランク容量や後席スペース)
  • 見積もりシミュレーションと補助金を含めた購入費用

今回の記事では、2026年7月22日に発表・発売された日産の「新型リーフNISMO」について詳しく解説します。

3代目リーフはフルモデルチェンジでクロスオーバーへと生まれ変わりました。

今回は、その3代目リーフに対する新グレード追加という位置づけになります。

今回のモデルで特に重要な変更点は以下の4点です。

  • 空力性能を高めた専用エアロパーツの採用
  • 徹底的なチューニングが施された専用サスペンション
  • EVのNISMOとして初となる4段階の回生パドル
  • 鋭いレスポンスを誇るNISMOモード

これらの特徴について、実車を交えながら詳しく紹介していきます。

グレード構成と車両本体価格

新型リーフNISMOは、全グレードが2WD仕様となっています。

グレードは大きく分けて3種類が設定されています。

まずは、各グレードの価格と特徴を比較します。

価格とスペックの比較

グレードバッテリー容量車両重量車両本体価格(税込)
B5 NISMO55kWh1,820kg6,601,100円
B7 NISMO78kWh1,920kg6,952,000円
B7 NISMO RECARO装着車78kWh1,900kg7,227,000円

※通常のリーフとは販売形態が異なります。

日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社が取り扱う持込み登録車となります。

ベース車より高めの価格設定ですが、圧倒的な走行性能と専用チューニングが施されています。

各グレードの特徴とおすすめのユーザー

B5 NISMO

車両重量が1,820kgと、シリーズの中で最も軽量に仕上がっています。

上位グレードのB7より約100kg軽いため、フロントノーズの入りが非常に良いです。

コーナリング時の軽快なハンドリングに直結します。

日常的な街乗りや週末のワインディングを軽快に楽しみたい方におすすめです。

初期費用を抑えつつ、NISMOのチューニングを味わいたい方に最適な選択肢です。

B7 NISMO

78kWhの大容量バッテリーと高出力モーターを搭載した中間モデルです。

車両重量は1,920kgに増加しますが、力強い加速力をしっかりと維持しています。

長距離の高速道路移動が多い方に最適なグレードです。

充電回数を減らし、余裕のあるグランドツーリングを楽しみたい方の要望に応えます。

B7 NISMO RECARO装着車

B7をベースに、新世代デザインの専用シートなどを備えています。

シートの変更により、車両重量はB7より20kg軽い1,900kgです。

サーキット走行などの強い横Gでも、ドライバーの姿勢を強固に保持します。

クルマとの一体感を極限まで高めたい、本格的なスポーツ志向の方に向いている最上級モデルです。

パワートレーンと走行性能

新型リーフNISMOは、エンジンを搭載しない100%電気自動車(EV)です。

モーターのシームレスな出力特性を、最大限に活かした走行性能を誇ります。

モーター出力と専用制御

モーターの出力数値自体は、ベースとなる3代目リーフと全く同じ仕様です。

しかし、実際の走行特性は専用の制御技術によって驚くべき進化を遂げています。

グレード最高出力最大トルク
B5 NISMO177ps345Nm
B7 / RECARO装着車218ps355Nm

鋭いレスポンスの「NISMOモード」

今回の改良で最も注目すべきポイントが、専用のNISMOモードの搭載です。

ベース車のスポーツモードを専用チューニングし、名称も改められました。

アクセルを踏み込んだ瞬間から、レスポンスが極めて鋭くなります。

EVならではのタイムラグのないトルクの立ち上がりが、さらに研ぎ澄まされます。

高速道路での合流や追い越し場面で、息の長い伸びやかな加速感が提供されます。

ドライバーの意のままにスピードをコントロールすることが可能です。

EV NISMO初の「回生ブレーキコントロールパドル」

EVのNISMOモデルとして初めて、ステアリング奥にパドルシフトが装備されました。

アクセルから足を離した際の減速力を、レベル1から4までの4段階で任意に変更できます。

  • レベル1:ベース車より減速Gが弱められます。グライダーのように滑らかな惰性走行を楽しめ、高速巡航時に有効です。
  • レベル4:減速Gがベース車の約1.25倍に強化されます。ブレーキペダルへの踏み替えを大幅に減らすワンペダル感覚での運転が可能です。

アップダウンの激しいワインディングでも、リズミカルでスポーティな走りを味わえます。

電費・航続距離とバッテリー充電性能

NISMOモデルの航続距離や電費は、公式には未公表となっています。

参考として、ベース車(WLTCモード)はB7が最大702km、B5が最大521kmです。

エアロパーツやスポーツタイヤにより路面抵抗が増加するため、航続距離は短くなると推測されます。

それでも実用上は、ガソリン車と遜色のない長距離移動が可能です。

バッテリーの温度管理には、チラー(冷凍機)を用いた水冷式の温度調整システムが採用されています。

連続した急速充電や過酷なスポーツ走行時でも、バッテリーの温度上昇を抑えます。

プレヒーティング機能でバッテリー温度を約25℃に保つことで、高い充電効率を発揮します。

  • 150kW急速充電:約14分で約250km分の走行距離を回復
  • 10%〜80%への充電:最短約35分で完了

長距離ドライブでの充電待ちのストレスが大幅に軽減されます。

エクステリア(外観)デザイン

続いて、新型リーフNISMOの外観について解説します。

専用のエアロパーツ群は、デザイン性だけでなく実効空力としても機能します。

ボディカラーとフロントフェイス

ボディカラーは、専用色「NISMOステルスグレー」を含む合計6色が用意されています。

どの色を選んでも、車両下部を一周するレッドアクセント(アルテリアマグマ)が施されます。

電動スポーツとしての情熱を際立たせるデザインです。

電気自動車のため物理的なフロントグリルはなく、シームレスなパネル面が先進的です。

フロントバンパー左右には、エアガイド機能を持つ専用コーナーフィニッシャーが備わります。

このツインブレード形状が気流を受け流し、空気抵抗を抑えて接地感を高めます。

ヘッドライトは、一文字と四角形を縦に並べた特徴的なLEDグラフィックを採用。

インテリジェントオートライトやハイビームアシストなどの先進機能も搭載されています。

ボディサイズと立体駐車場の注意点

専用エアロパーツの装着により、ベース車から全長が55mm延長されています。

項目数値ベース車からの変更点
全長4,415mm+55mm
全幅1,810mm変更なし
全高1,550mm変更なし
ホイールベース2,690mm変更なし
最低地上高135mm変更なし

全幅1,810mmは、一般的な機械式立体駐車場のパレット幅制限(1,850mm)に余裕で収まります。

最小回転半径は5.3mとベース車と同じで、取り回しやすさは十分に確保されています。

【重要】立体駐車場に関する注意点

メーカーオプションの「プロパイロット2.0」を装着した場合、注意が必要です。

ルーフにGPS受信用のシャークフィンアンテナが2つ追加され、全高が1,565mmに達します。

高さ制限1,550mmの立体駐車場には入庫できなくなるため、事前の環境確認が必須です。

サイド・リアデザインと専用ホイール

サイドには、格納式のフラッシュドアハンドルを採用しています。

ドア下部には、ダウンフォースを発生させるサイドスポイラーフィニッシャーを装着。

高速道路での横風に対するふらつきを抑える効果が期待できます。

ドアミラーも、グロスブラックにレッドのアクセントが入ったNISMO専用品です。

ホイールは、エンケイ製のNISMO専用19インチアルミホイールが装着されます。

スポーティな形状で足元を引き締めつつ、1本あたり約1kgの軽量化が図られています。

タイヤはミシュランのパイロットスポーツ5(235/45R19)を採用しています。

リアのルーフエンドには、ダックテール形状の専用バックドアスポイラーを装着。

バンパー下部には、フォグランプを備えた大型ディフューザーが備わります。

空気をスムーズに後方へ排出し、空気抵抗を悪化させずにダウンフォースを向上させます。

なお、基準車の上級グレードにある3Dホログラムテールライトは装備されず、2Dタイプとなります。

専用チューニングの足回り

走行性能の要となる足回りには、徹底的な専用チューニングが施されています。

  • 専用スプリングスタビライザーの装備
  • サスペンションメンバーブッシュの一部変更
  • KYB製スイングバルブ付きショックアブソーバーの採用

街乗りでは段差の衝撃を滑らかに吸収し、不快な突き上げを和らげます。

スポーツ走行時には、車体の傾きや前後方向の揺れを強力に抑え込みます。

社内比較では、旋回時の限界性能が基準車に対し約10%向上しています。

高い操縦安定性と、疲れにくいフラットな乗り心地が極めて高い次元で両立されています。

インテリア(内装)と実用性

新型リーフNISMOの内装空間と、日常使いでの使い勝手について解説します。

トランク容量と積載性

荷室容量はVDA方式で420リットルと公表されており、先代より増加しています。

日常の買い物から旅行のスーツケースまで、余裕を持って積載できます。

開口部が広く低床で、荷物の出し入れがしやすいのがポイントです。

RECARO装着車以外では、自動開閉できるパワーテールゲートが標準装備されています。

後席は6:4分割可倒式で、背もたれを倒せば長尺物も積載しやすくなります。

オプションの「フレキシブルラゲッジボード」を併用すれば、フラットな床面を作れます。

同サイズのゴルフバッグを縦に3個積み込めるほどの容量があります。

外部給電(V2H)とコンセント機能

新型リーフには、車内のAC100Vコンセントがオプションで装備可能です。

2口備え、合計最大1500Wの電力供給が可能です。

アウトドアでの電源や、災害時の非常用電源として活用できます。

好評のV2H(Vehicle to Home)機能も引き続き搭載されています。

停電時の家庭用電源や、電力ピークシフトに役立てることができます。

運転席周りのデザインと機能

インテリアはブラックを基調とし、レッドのアクセントカラーが効果的に配置されています。

ドア内張りにもレッドステッチがあしらわれ、スポーティな空間を演出しています。

アンビエントライトやピアノブラック加飾など、質感も担保されています。

シートポジションメモリースイッチも配されています(RECARO装着車は設定なし)。

ステアリングホイールは、テーラーフィット巻きの専用品です。

レッドセンターマークとレッドステッチが施され、長時間の運転でも滑りにくい触感です。

快適装備として、ステアリングヒーターが全グレードに標準装備されています。

メーターパネルには12.3インチ大型液晶ディスプレイが搭載されています。

専用グラフィックにより、スポーツ走行時でも瞬時に車両状態を把握できます。

前方から視線をそらさずに情報を得られる、ヘッドアップディスプレイも標準装備です。

最先端のナビとオーディオ

ナビ・インフォテインメントシステムはGoogleビルトインとなっています。

GoogleマップでのナビやGoogleアシスタントによる音声操作がシームレスに活用できます。

バッテリー残量に応じた、充電スポット経由のルート検索にも対応しています。

ワイヤレスのApple CarPlay/Android Autoにも対応しています。

オーディオは、RECARO装着車以外にBOSEパーソナルプラスサウンドシステムが標準装備です。

10個のスピーカーを配置し、運転席のヘッドレストにもスピーカーが内蔵されています。

音楽ライブ会場にいるような、臨場感あふれるサラウンド効果を楽しめます。

※RECARO装着車は標準の4スピーカーシステムとなる点は注意が必要です。

フロントシート(前席)

グレードによって前席の仕様が異なります。

いずれの仕様でもシートヒーターの設定があり、ベンチレーションの設定はありません。

  • B5 / B7グレード:レッドパーフォレーションとNISMOロゴ刺繍が施された専用シート。ナッパレザーに匹敵する触感を持つテーラーフィット素材を採用しています。
  • B7 RECARO装着車:NISMO専用チューニングのレカロ製スポーツシート。肩や腰をしっかり包み込み、コーナリング時の横揺れを完全に抑え込みます。疲労軽減にも大きく寄与します。

後席周りの快適性とスペース

NISMO仕様はドライバーズカーの側面が強いですが、後席の居住性も確保されています。

後席スペースの広さと快適装備

後席ドアの取っ手はピラー一体型で、スタイリッシュなデザインです。

ドア内張りには前席のようなレッドステッチは配されておらず、シンプルな仕立てです。

乗り込みの開口幅は十分に確保されています。

足元スペースは、身長170cmの人が座っても膝前に手の平一枚分の余裕があります。

センタートンネル付近もフラットな床面で、後席3人乗りも苦になりにくい空間です。

ただし、床面が少し高いため膝裏が浮き気味になる点と、前席下に足が入らない点は留意が必要です。

後席クッションは厚みがあり、適度なコシがあって疲れにくい設計です。

バケット形状となっており、レッドのアクセントでNISMO仕様を主張しています。

アームレストはドリンクホルダー兼用で、後席用シートヒーターも標準装備です。

エアコン吹き出し口やUSBポートも設けられています。

調光パノラミックガラスルーフ

オプションで調光パノラミックガラスルーフ(遮熱機能付き)が設定されています。 車両のルーフ全面が大きな強化ガラスになり、室内に開放感をもたらします。 電子式の調光機能を備え、ボタン一つで透明からスモーク状態へと透過率を変化させます。 サンシェードが不要なため、後席のヘッドルームに+20mmの余裕が生まれます。

後席の開放感が大きく向上するため、ぜひ採用を検討したいオプションです。

先進の安全装備と運転支援システム

新型リーフには、日産の最新世代の運転支援システムが多数採用されています。

装備名機能・特徴設定グレード
プロパイロット2.0高速道路でのハンズオフ走行(手放し運転)が可能。カーブ手前での減速など高度な支援を行う。B7(RECARO以外)にオプション設定
プロパイロット(標準版)アクセル・ブレーキ・ステアリングを統合制御し、車間維持や車線中央維持をサポート。全車標準装備
プロパイロット パーキングスイッチ操作だけで自動制御し、車庫入れや縦列駐車を行ってくれる機能。RECARO装着車以外に標準装備
プロパイロット リモートパーキング車外からリモコン操作で車の出し入れが可能。狭い駐車場での乗降に便利。RECARO装着車以外にオプション設定

他にも、車両周囲を俯瞰表示できるインテリジェント アラウンドビューモニターを搭載。

後方視界をカメラ映像で確認できるインテリジェント ルームミラーも設定されています。

自動緊急ブレーキや車線逸脱警報などの基本的な安全装備は、全グレード共通で備わっています。

見積もりシミュレーションと購入費用

最後に、具体的な見積もりシミュレーションについて解説します。

今回は「B7グレード(通常シート)」をベースに設定しました。

【選択した仕様・オプション】

  • グレード:B7 NISMO
  • ボディカラー:ステルスグレーとブラックのツートーン
  • インテリアカラー:ブラック
  • メーカーオプション:プロパイロット2.0、リモートパーキング、AC100V電源セット
  • ディーラーオプション:フロアマット、トノカバー、ラゲッジボード、ナンバーフレーム

これらのオプション内容で、合計金額は約770万円となりました。

費用を抑えるポイントと補助金

見積もり総額を押し上げている主な要因は、プロパイロット2.0などのメーカーオプション代です。

高速道路を頻繁に利用しない場合は、標準のプロパイロットに留めることで大幅なコストダウンが可能です。

また、新型リーフは要件を満たすことで、国から最大129万円のCEV補助金を受け取れます。

この補助金を適用すれば、約700万円の車両本体価格の実質的な負担額は570万円台まで下がります。

お住まいの自治体によっては、独自の補助金がさらに上乗せされる場合もあります。

毎月の電気代とガソリン代の差額であるランニングコストを考慮すれば、十分に検討圏内に入る価格設定と言えます。

まとめ

新型リーフNISMOは、クロスオーバーEVとしての扱いやすさをそのままに、圧倒的な走行性能を手に入れたモデルです。

  • 空力性能を高めた専用エアロパーツ専用サスペンションを搭載
  • 日常での軽快な走りを重視するならB5 NISMOがおすすめ
  • 長距離ドライブの余裕を求めるならB7 NISMOがおすすめ
  • 極限の一体感を味わいたいならRECARO装着車がおすすめ
  • 最大129万円のCEV補助金を活用することで、購入ハードルは大きく下がる

力強いパワートレーンと十分な荷室容量、プロパイロット2.0などの先進安全装備を兼ね備えています。

環境性能というEVの利点を享受しながらも、クルマを操る喜びを決して妥協したくない方におすすめできる、完成度の高い一台です。

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