本記事の内容について
今回の記事では、2026年夏ごろに発売開始予定の現行フェアレディZ マイナーチェンジモデルをご紹介します。
先日開催されたフェアレディZのオーナーミーティングにて初公開された実車をもとに、内外装の変更ポイントや改良のトピックを詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

グレード設定と価格について
まずは現行Zのグレード構成をおさらいしていきます。
グレードラインナップ
フェアレディZは、主に以下の4つのグレードで構成されています。
| グレード名 | 特徴・コンセプト |
| ベースグレード | Zの基本性能を凝縮した標準モデル |
| version S | ブレーキやタイヤなど、走りの機能を追求 |
| version T | 本革シートなど、豪華装備と快適性を重視 |
| version ST | SとTの両方の武器を兼ね備えた最上級グレード |
| NISMO | 究極のパフォーマンスを追求したワークスモデル |

2026年モデルの注目トピック
NISMOに関しては、今夏のマイナーチェンジで待望の6速MTが設定されることが最大のニュースです。

【価格についての注意点】
現行の車両価格をベースにしていますが、マイナーチェンジのタイミングで価格アップが行われることは避けられない見通しです。購入を検討されている方は、この点を考慮しておく必要があります。
パワートレーン:心臓部の進化
フェアレディZの心臓部には、3リッターV型6気筒直噴ツインターボエンジンが搭載されています。
エンジンスペック比較
ノーマルとNISMOでは、以下のように味付けが異なります。
| 項目 | ノーマル仕様 | NISMO仕様 |
| 最高出力 | 405ps | 420ps |
| 最大トルク | 475Nm (1600-5600rpm) | 520Nm |
| トランスミッション | 6速MT / 9速AT | 9速AT / 6速MT(新設定) |
ノーマルでも非常に幅広いトルクバンドを持ち、街乗りからワインディングまで扱いやすい特性ですが、NISMOではさらに研ぎ澄まされ、アクセル操作に対するレスポンスが極限まで高められています。まさに「ダンスパートナー」のような一体感を楽しめる仕様です。

NISMO専用の改良
今回の改良では、NISMOに専用ECUが採用されました。低回転域からパワーが盛り上がるような味付けになっており、操る喜びがより強調されています。

燃費性能(WLTCモード)
- ノーマル(6MT): 9.5km/L
- ノーマル(9AT): 10.2km/L
- NISMO: 9.2km/L
※新設定のNISMO(MT)は、さらに若干数値が下がる可能性があります。
外観(エクステリア):伝統と最新の融合
新色「ウンリュウグリーン」の追加
全11色の豊富なラインナップに加え、2026年モデルでは新色の「ウンリュウグリーン」が登場します。初代S30型のイメージカラーを彷彿とさせる深い緑色は、クラシックな雰囲気と最新の塗装技術が融合した、非常に魅力的なカラーです。


フロントフェイスの変更(Gノーズの再来)
2025年モデルまでの長方形グリルから一転、2026年モデルでは「ジーノーズ(G-nose)」をイメージした新造形のフロントバンパーが導入されます。

- ノーズ延長: フロントノーズが約30mm延長され、よりシャープな顔つきに。
- 2分割グリル: 冷却性能とデザイン性を両立。
- エンブレム: 日産ロゴから、象徴的な「Zロゴ」へ変更(ブランドアイデンティティの強化)※NISMOもロゴ変更が行われます。

ボディサイズ比較
| 項目 | 現行(2025年) | 新型(2026年) |
| 全長 | 4,380mm | 4,410mm (+30mm) |
| 全幅 | 1,845mm | 1,845mm |
| 全高 | 1,315mm | 1,315mm |
| ホイールベース | 2,550mm | 2,550mm |
サイドシルエットについては、日本刀の反りをイメージしたクロームモールなど、熟成された美しいラインが継承されています。ホイールデザインも、歴代モデルへのオマージュを感じさせる意匠が採用されています。

足回りの改良ポイント
マイナーチェンジ版のホイールはこのようになっており、こちらのデザインも歴代のモデルが採用していた意匠をオマージュしたものとなっているそうです。

NISMO仕様では、目に見えない部分にも大きな改良が入っています。
- フロントブレーキ: 新たに2ピースローターを採用。
- 軽量化: 中心部をアルミ製にすることで、片輪あたり4.5kg、車両全体で約9kg軽量化達成。
- セッティング見直し: バネ下重量の軽減に合わせ、サスペンションを再構築。限界走行時でもリアがしっかり粘る、乗り心地と操安性を高次元で両立した足に仕上がっています。


リアデザイン
Z32型を彷彿とさせる水平基調のLEDコンビネーションランプを継承。ローアンドワイドなシルエットは、夜間でも圧倒的な存在感を放ちます。


5. 内装(インテリア)と実用性
トランク容量と積載性
スポーツカーでありながら、実用性もしっかり考慮されています。
- 容量: 241L(VDA方式)
- ゴルフバッグ: 9.5インチを最大2個まで積載可能(※積載の仕方には工夫が必要)。
- 注意点: 厚みのあるハードタイプのスーツケースは、リアガラスの傾斜に干渉してゲートが閉まりにくいことがあります。ボストンバッグやソフトケースなど、形状に融通が利く荷物を選ぶのがスマートな使いこなし方です。

インテリアの新色「タンカラー」
ノーマルの内装色(ブラック・レッド・ブルー)に加え、2026年モデルでは新色の「タンカラー」が追加されます。明るいブラウン系の色味で、新色のウンリュウグリーンと組み合わせれば、非常に上質な大人の雰囲気を演出できます。




6. コックピットの機能美
内装の基本デザインは改良前を踏襲しつつ、細かなアップデートが施されています。
- ステアリング: 全車本革巻。人間工学に基づいたスイッチ配置。
- 12.3インチ フルデジタルメーター:
- 松田次生選手の意見を反映した「スポーツモード」を搭載。
- 改良トピック: オープニングムービーが歴代Zが登場する特別仕様に変更!
- 3連サブメーター: ダッシュボード中央に、電圧計・ターボ回転計・ブースト計を配置。
- ナビゲーション: 9インチのニッサンコネクトナビ。Apple CarPlay / Android Auto、Amazon Alexaにも対応。




【視界について】
フロントフードの両端が盛り上がっているため車幅は掴みやすいですが、クーペの宿命として斜め後方の視界は限定的です。バックビューモニターや警報システムを積極的に活用しましょう。


【車内収納について】
ナビ画面下部にはダイヤル式のエアコン操作スイッチが配されており、ブラインド操作もしやすそうです。またその周辺にはUSBポートとちょっとした小物入れが配されています。

その後ろにはこちらはMT仕様のためシフトノブが設定されており、その後ろには手引きのサイドブレーキとシートヒーターなどのスイッチ、ペットボトルホルダーが配されています。


またその後ろには開閉式のアームレストを兼ねた小物入れとペットボトルホルダーが配されており、収納性としてもスポーツカーとして必要十分なものが担保されています。

【シート形状について】
シート形状はこのようになっており、サイドのサポート性に優れたシート形状となっていることで
スポーツ走行中も身体がぶれることなく、運転操作に集中できるように配慮されたシートとなっています。

2シーターであるため後部座席はありませんがシートの後方には収納スペースが確保されており、
手荷物や上着を置くのに非常に便利となっています。
まとめ:時代を超えて愛される一台へ
今夏行われるマイナーチェンジは、これまでの方向性をさらに深化させた、歴代Zへのリスペクトに溢れる内容となっています。
電動化が加速する現代において、このような純粋なスポーツカーはますます貴重な存在となります。価格上昇や受注状況など検討すべきハードルはありますが、それ以上に、この車には乗る人を感動させる力が詰まっています。
皆様の購入検討の参考になれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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