【新型車紹介】 トヨタ(TOYOTA) ランドクルーザー70内外装紹介 進化ポイント6個注意点3個

ランドクルーザー
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本記事の内容について

今回の動画では、先日より再販が開始されたトヨタ自動車のランドクルーザー70の内外装紹介をお届けします。オフロード性能担保のために最適化された機能美溢れる内外装は必見となっています。

ランドクルーザーシリーズについて

まずはランクル70の位置づけについてです。

どこへでも行き、生きて帰るというランドクルーザーの使命の中心に位置し、業務用途や過酷な環境での使用を主体とした「信頼性・耐久性・悪路走破性」というランドクルーザーに求められる純粋な価値を継承するモデルとなっています。

グレード体系について

続いてグレード体系についてです。

グレードはAXのみとなっており、搭載されるパワートレーンはディーゼルエンジン、駆動方式は4WD、車両本体価格は480万円となっています。

パワートレーンについて

続いてパワートレーンについてです。

ランクル70には直列4気筒2.8Lディーゼルエンジンが搭載されています。

前回の再販モデルで採用されていたガソリンエンジンからは排気量ダウンとなり、最高出力は落ちてしまいましたが、ディーゼル故の強大なトルクにより、悪路走破性に加えて、日常使いにおける快適性も
担保されているものとも思われます。

トランスミッションに関しても70では初となる6速ATが採用されている点が特徴となっており、スムーズな運転操作が実現されています。

また、伝統のラダーフレームや標準装備となった電動のデフロックに加えて、VSCやダウンヒルアシストなどの採用による駆動力、制動力制御システムが備わったことで、より悪路走破性が高まっています。

内外装色について

続いて内外装色についてです。まずは外板色に関してです。

ランクル70にはご覧の3色が設定されています。

このなかでも特にベージュに関してはランクルを象徴するヘリテージカラーとなっており、当時の製造方法を継承したものとなっているそうです。

内装色に関してはブラック一択となっています。

展示車両概要

今回紹介する展示車両の概要はご覧の通りとなっており、
グレードはAX、パワートレーンはディーゼルエンジン、駆動方式は4WDとなっており、
外板色がベージュ、内装色がブラックのものとなっています。

外観紹介

外観紹介、まずはフロントフェイスからです。

外観に関しては丸目のヘッドライトが特徴的なフロントフェイスとなっており、FJクルーザーやランクル250とも共通性を感じる意匠となっています。

非常に角ばったシルエットとなっており、見切り性能を優先したことや無塗装樹脂のバンパーが採用されていることで、いかにもタフな使い方を想定したコンセプト通りの無骨さを感じさせてくれる表情となっています。

ライトユニットには丸形のデイライトと、1灯でロービームとハイビームを切り替えることが可能なBi-Beamヘッドライトが採用されています。またランクルらしい工夫点として、フロントグリルとヘッドライトが一体の形状となっていることで、ヘッドランプの保護の機能も兼ねています。

同様にバンパーに埋め込まれたフォグランプに関しても標準装備となっています。

スクエアな形状に加えて、サイドのフェンダーが張り出していることで、非常に存在感のあるシルエットとなっています。

サイドに回り込んできました。

ランクル70のボディサイズは全長4890mm、全幅1870mm、全高1920mm、ホイールベースが2730mmとなっています。非常に大柄なモデルとなっており、前回の再販モデルと比較すると全長が+80mmとなっています。

ただ、悪路走破性の重要な指標となるアプローチアングルとデパーチャーアングルに関しては、十分確保されており、悪路走破性を損なってはいないことがわかります。

サイドのデザインに関しては典型的なクロカン車両のシルエットとなっており、非常に立ったAピラーの角度に、そこから平行にボディ後端まで伸びるルーフのライン、スクエアなサイドウィンドウ形状、
余計な装飾のないボディサイドパネルに無骨な樹脂のホイールアーチ、短く切り詰められた前後オーバーハングなど、すべての要素がオフロード走行に最適化したものであることがよくわかります。

ホイールデザインはこのようになっており、タイヤサイズは265/70R 16インチとなっています。

リアに回り込んできました。

リアのデザインもフロント同様、非常にスクエアな形状をしているとともに、標準装備となっているスペアタイヤがこの車のコンセプトを物語っています。

後方視界を確保するためのリアガラス面積が大きく取られており、視界が良好そうでしたが、トランクが丸見えとなっていたのが少し気になりました。

車高も非常に高く取られていることに加えて、マフラー形状も工夫されていることで、デパーチャーアングルを損なわないようになっており、随所にオフロード性能担保に対するこだわりを感じるものとなっています。

内装紹介

内装紹介、まずはトランク容量からです。

トランクの開閉は観音開きとなっており、結果として開口面積が広く、開口部とトランクの床面もフラットとなっているため、荷物の出し入れも非常に容易になっています。

容量としては非常に広大となっており、様々なものを積み込むことが可能であるとともに、ご覧のように、後席を格納することでより荷室空間を拡大することができるため、車中泊なども容易にこなせることができるかと思います。

気になったのは後席が6:4の分割可倒式となっているため、後席の真ん中だけを倒して、長尺モノを積むということができない点とトランク内が丸見えなので、防犯という観点から何らかの対策を打つ必要がある点です。

続いて運転席周りになります。

運転席ドア内張はこのようになっており、大部分がソフトパッドで覆われていることに加えて、頑丈そうなノブ形状とアームレストによって内装からもこの車の無骨さを物語っています。機能性としては細長な小物入れがある程度でペットボトルは収納できなさそうです。

乗り込む際はサイドステップに片足をのせて、Aピラーのアシストグリップを握って乗り込む形となり、片手でiPhone持ちながらだと乗り込むのは結構きつかったです。これは致し方ないですね。

ハンドルデザインはこのようになっており、本革巻かつ木目調の素材が用いられ、形状に関してもしっかりと保持できるように工夫されています。

右側にはディスプレイの操作スイッチなどが集約されており、右下のレバーにて運転支援系機能を操作可能となっています。

メーターデザインはこのようになっており、視認性のよいアナログメーターを中心に4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイを組み合わせることで各種情報切り替えも可能となっています。

また今回のランクル70は予防安全機能も備えており、右左折時の横断歩行者に対応したプリクラッシュセーフティや、白線を認識し、逸脱しそうになると警告するレーンディパーチャーアラート、一定車速で巡行可能なクルーズコントロール機能を装備していることで、万一の事態を予防する機能と日常使いにおける運転疲労の軽減がはかられています。

運転視界はこのようになっており、ご覧の通り、非常に良好となっており、ボディサイドのデザインの際に言及した切り立ったAピラーの角度やスクエアなウィンドウ形状によって、非常に広い視野が確保されており、ボディの隅まで視界にとらえることができ、左斜め後方の視界も良好です。ボディも大柄ですが、これならば車両感覚をつかみやすいかと思われます。

ナビ画面はこのようになっており、基本はナビレスが標準となっており、ナビに関してはオプションとなっているため、注意です。

ただ、バックモニター機能はルームミラーに内蔵されており、標準装備となっているため、目的地案内のみであれば、スマホなどで代用可能かもしれません。

その下にはマニュアルのエアコンユニットが備え付けられており、シンプルゆえに誤操作が生じにくい形状となっています。

その下にはUSBポートとシガーソケット、各種走行モード切替スイッチが集約されています。

その後ろには大柄かつ握り心地の良いシフトレバーが備え付けられており、マニュアル感覚のシフト操作も可能なものとなっています。

その右下には4WDシステムの切り替え用レバーが備え付けられており、こちらを路面状況によって切り替えることでランクル70のオフロード性能をより発揮することができます。

その後ろにはちょっとした小物入れスペースとドライバー用のペットボトルホルダー、手引きのサイドブレーキが備え付けられており、アームレストの中にも小物入れが設けられています。

シート形状はこのようになっており、サイドの張り出しのある立体的な形状かつ、真ん中がファブリック素材となっていることで滑りにくい素材となっていますが、身体を支えるというほどの形状ではありませんでしたので、オフロード走行時など激しい路面を走行する際にはグリップなどを活用して身体を支える必要がありそうです。また、快適装備であるシートヒーターなどは装備されていません。

続いて後席周りについてです。

後席ドア内張も前席同様の質感となっており、大部分がソフトパッドで覆われ、ドアノブ、アームレストの仕立ても前席同等となっていますが小物入れスペースなどはありませんでした。

乗り込みに関しても前席同様、アシストグリップを使いながらの乗り込みとなり、お子さんなどにはサポートが必要かと思われます。

後席の足元スペースはこのようになっており、少し運転席の背もたれが倒れがちですが、身長170cmのドライビングポジションに合わせた状態で握りこぶしが2個分程度でしたので、広々としたスペースが確保されているとは言えません。

ただ、後席が前席よりも高いシアターレイアウトとなっているため、視界は開けており、頭上スペースにも余裕があるため、開放感という意味では非常に良好でした。

センタートンネルの張り出しはそこまで大きくないため、後席3人乗りに関してはそこまで窮屈感なくこなせそうではあります。

またトランク容量の際にお伝えした通り、後席は6:4の分割可倒となっている都合上、アームレストは装備されていませんでした。

シート形状、素材に関しても前席同様のものとなっており、後席に関してもオフロード走行時などはグリップを活用して身体を支える必要がありそうな点と、後席周辺に関しては小物入れスペースなどが見当たらず、それが醍醐味かもしれませんが、後席快適性アップのためにはユーザー自身で工夫する必要がありそうです。

まとめ

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