【新型車紹介】 レクサス(LEXUS) LBX内外装紹介 GOODPOINT5個、グレード選択注意点12個紹介

レクサス
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本記事の内容について

今回の記事では、先日、レクサスより発表された新型LBXの内外装紹介および装備内容について紹介します。

グレード構成について

まずはグレード構成についてです。

LBXにはベースグレードは存在せず、装備の違いによってスポーティなイメージを強調した「Cool」、
落ち着いたプレミアムな印象の「Relax」、オーダーメイドによって無二の1台を作り上げる「Bespoke Build」の3グレード構成となっており、
すべてのグレードに直列3気筒1.5Lエンジンにモータを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されており、FFもしくは4WDが選択可能となっており、車両本体価格はご覧の通りとなっています。

レクサスとしては最も手の届きやすい価格帯ではありますが、この価格が割高かどうかは以降に紹介する装備内容から判断いただければと思います。

注意点として、「Bespoke Build」に関しては限定100台の仕様となっており、全国のレクサス店にて11/21までの受付となっています。

パワートレーンについて

続いてパワートレーンについてです。

LBXには直列3気筒1.5Lエンジンにモータを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されています。
ヤリスクロスと同じパワートレーンの構成と勘違いされがちかもしれませんが、特に電動系のパワートレーンが刷新されており、より大電流を流せるバイポーラ型電池の採用などでフロントモータで14ps、44Nmアップとパワーアップしていることでより電動走行領域の拡張されていることに加え、上質な走りが実現されているとともにバランスシャフトの追加によるエンジン振動の低減、新開発ショックアブソーバの採用によってレクサスらしい上質な走りへのこだわりを感じる装備となっています。

注意点としては来年度に開催される東京オートサロンにてハイパフォーマンスバージョンのコンセプトの展示が予告されており、より動力性能の高い、Fsports仕様の設定の可能性もあるため、そちらの登場を待った方がいいかもしれません。

内外装色について

続いて内外装色についてです。まずは外装色についてです。

LBXにはバイトーンカラー含めてご覧の全17色が設定されています。

ただ、グレードによって選択できる外板色が細かく設定されており、「Cool」ではご覧の組み合わせ、


「Relax」ではご覧の組み合わせ、

「Bespoke Build」ではご覧の組み合わせとなっており、注意となっています。

特に「Cool」を選ぶか、「Relax」を選ぶかによって、単色かバイトーンかがほぼ決まるため、注意です。

内装色に関してはご覧の6色が設定されており、こちらに関しても「Cool」ではご覧の色、

「Relax」ではご覧の色、

「Bespoke Build」ではご覧の色が選択でき、

グレードによって選択できる色が異なるとともに、素材に関しても「Cool」に関しては本革とスエードの組み合わせ、「Relax」に関しては本革になっていたりと異なるため注意です。

「Bespoke Build」に関しては動画の最後にシミュレーションの様子をお届けしますが、内装のメインカラー、シート素材、ステッチの色、パターンなどすべてを自分好みに選択でき、まさに自分だけのLBXを作り上げることができます。

展示車両概要

今回紹介する展示車の概要についてです。

グレードは「Cool」、パワートレーンは直列3気筒1.5Lエンジンにモータを組み合わせたハイブリッドシステム、外板色はソニッククロム×ブラックのバイトーン、内装色はブラック×ダークグレーの組み合わせとなっています。

外観紹介

外観紹介、まずはフロントフェイスからです。

LBXのフロントデザインにはユニファイドスピンドルというデザイン手法が取り入れられており、これまでのスピンドルグリルが上下に分割され、上半分には1本のラインがヘッドライトまで連続して繋がっており、下半分には格子状のスピンドル形状が形成されています。
これまでのグリルのみでスピンドルを表現する手法からフロントフェイス全体でスピンドル形状を表現するものとなっていますが、一目でレクサスとわかるデザインとなっています。

随所に与えられている細かな加飾に関してはすべて塗装されており、非常に質感高く、クラスの概念を超える高級車のコンセプトに忠実なものとなっています。

質感に加え、デザイン自体も幅広な印象を与えるボリューム感をもったものとなっており、塊感による存在感の高さが質感の高さと相まって高級車然とした雰囲気を高めています。

「Bespoke Build」に関してはこのフロントフェイスにシルバー加飾のワンポイントパーツを加えることでより高級感を増す装備を追加することができるため、要チェックです。

サイドに回り込んできました。

LBXのボディサイズは全長4190mm、全幅1825mm、全高1545mm、ホイールベース2580mmとなっています。

これはヤリスクロスと比較すると全長+10mm、全幅+60mm、全高-35mm、ホイールベース+20mmとなっており、よりローアンドワイドなシルエットとなっていることがわかります。

ただ、単純にデザイン優先というわけではなく、全高が1550mm以下とすることで機械式駐車場にも対応できるようにされていたり、最小回転半径がヤリスクロスよりも小さい5.2mであったりと、取り回し性にも配慮されたまさに気兼ねなく運転できる高級車であるといえます。

サイドのシルエットで特に目を引くのがやはりタイヤの存在感であり、コンパクトなボディに組み合わされた大径ホイールが凝縮感を強調しています。

またサイドのボディラインに関してもリアフェンダーの盛り上がりを強調するように形成されており、こちらでもSUVらしい力強さを感じさせてくれます。
そのようなシルエットでありながら、Bピラーのピアノブラック塗装や、シルバーメッキの加飾がルーフのラインに沿って与えられているなど、高級車としての質感も担保されており、所有満足度を高めてくれるこだわりを感じるものとなっています。

サイドに関しても「Bespoke Build」ではCピラー付近にフィルム加飾を追加することができ、より高級感を高める装備が用意されています。

ホイールデザインはこのようになっており、タイヤサイズは225/55R 18インチとなっています。こちらは「Cool」専用デザインとなっており、加えてブラックキャリパーとなっています。

それに対し、「Relax」のホイールデザインはこのようになっており、タイヤサイズは「Cool」と同じになっていますが、キャリパーは無塗装となっています。

ホイールデザインに関しては変更不可となっているため、注意です。

ただ「Bespoke Build」ではご覧の豊富なホイールデザインを選択でき、タイヤサイズも異なるため、乗り味にも影響する部分であり、注意して選択する必要があります。

リアに回り込んできました。

最もコンパクトカー離れした存在感を放っていると思われ、リアフェンダーの盛り上がりを強調するラインがテールランプと連続性をもって集約されていることでその存在感をより大きなものとしており、その幅広のボディサイドを一文字につなぐ個性的なテールライトが幅広感をより強調しています。

マフラーは隠されるデザインとなっており、リアバンパーサイドの加飾にもメッキパーツがあしらわれており、隙なしの質感となっています。

リアデザインに関しても「Bespoke Build」ではご覧のシルバーのメッキ加飾を選択可能となっています。

内装紹介

内装紹介、まずはトランク容量からです。

トランク容量はご覧の通りとなっており、左右方向がかなりえぐられていることに加えて、SUVのため、高さ方向に余裕もあり、さらにはデッキボードを2段階で高さ調整することで容量も確保することが出来たりと、必要十分以上の容量が確保されていました。

この車両には非常時などの外部給電用のコンセントが装備されていましたが、こちらは「Cool」「Relax」にはオプション、「Bespoke Build」には標準装備となっているため、注意です。

また、後席を6:4で分割可倒することでご覧のようにゴルフバッグなどの長尺モノも収納可能となるため、実用性において不満に感じる場面はかなり少ないかと思います。

続いて、運転席周りについてです。

ドア内張はこのようになっており、上面がソフトパッド、ドア持ち手周辺にはスエード素材、ブラウンのステッチが施されていたりと、異なる素材が組み合わされることで質感の高さが表現されており、また、レクサス共通の装備として、ドアの開閉にはe-ラッチ機能が装備されており、ワンタッチでのドアの開閉が可能となっています。

ちなみに「Relax」ではスエード素材の部分が本革となり、「Bespoke Build」では選択可能となります。

乗り込みに際してはSUVのため、頭上スペースに余裕もあり、スッと乗り込むことが可能ですが、レクサスお馴染みの乗降位置までシートやステアリング位置がスライドする機構はありません。

ステアリング形状はこのようになっており、本革の素材のものとなっています。

左側にオーディオ操作系、右側に予防安全系のスイッチが集約されていることに加えて、ヘッドアップディスプレイと連動したタッチトレーサーシステムが装備されていることで目線をそらさずに運転に必要な情報や、各種操作が可能となっていますが、こちらは「Cool」「Relax」にはオプション、「Bespoke Build」には標準装備となっており、注意です。

また、乗り込みの際にお伝えした通り、ステアリング位置調整も電動ではなく、このあたりはレクサスの世界観統一という意味でも標準装備としてほしかったところですね。
その他機能としては、ステアリングヒーター、パドルシフトが標準装備となっています。

メータ画面はこのようになっており、こちらはLMと同時に装備されるようになった、12.3インチのフル液晶メータが標準装備となっている点がうれしいところです。フル液晶メータとなったことでご覧のように情報量の拡張と合わせ、メータレイアウトの変更も可能となっており、他のレクサスにも無い機能となっているため、クラスのヒエラルキーを打ち破る車両であることがよくわかります。

運転支援系装備に関しても充実しており、最新のレクサスセーフティシステムが与えられていることで、前走車と一定の車間距離を保って追従するレーントレーシングアシストや、車両がカーブなどを検知した際に減速支援などを行うプロアクティブドライビングアシストなどが標準装備となっています。

加えて、車両周囲の様子をカメラでとらえ、ナビ画面に表示するパノラミックビューモニターも標準装備となっています。

さらなる安全装備として、渋滞時に車両が運転操作を実施するアドバンスドドライブやリモート操作にて車両が駐車を実施するアドバンスドパークなどのより高度な運転支援機能に関しては「Cool」「Relax」にはオプション、「Bespoke Build」には標準装備となっており、注意です。

運転席からの視界はこのようになっており、Aピラーとドアミラー間の死角がないようになっており、ナビ画面も視界の稜線とかぶることはないため、視界は良好となっていますが、デジタルインナーミラーの設定はなかったため、注意です。

内装関係装備として、アンビエントライトの設定もあり、その時の気分に応じて照明の雰囲気を変更可能であり、光による演出でも質感が担保されています。

ナビ画面はこのようになっており、9.8インチのディスプレイが標準装備となっています。

エアコン操作やシートヒーターなどのオンオフなどもこちらで操作可能となっており、その他のレクサス車両と異なり、よりドライバーに近いレイアウトとなっていることで自然なドライビングポジションからタッチ操作可能となっています。
エアコン操作画面などがナビ操作になることで直感的な操作が難しくなるかもしれませんが、LBXにはその他のレクサス車同様、車両側が快適な空間となるよう、オートでエアコン操作などを実施するクライメイトコンシェルジュの機能を備えているため、問題はないかと思います。

オーディオシステムに関しては標準では6スピーカーレイアウトとなっており、レクサスお馴染みのマークレビンソンオーディオシステムに関しては「Cool」「Relax」にはオプション、「Bespoke Build」には標準装備となっており、注意です。

ナビ画面の下部には置くだけ充電スペースが設けられており、スマホの充電が可能となっていますが、こちらも「Cool」「Relax」にはオプション、「Bespoke Build」には標準装備となっており、注意です。またあまり大きなスマホのサイズには対応できなさそうですのでそちらも要チェックとなっています。

その後ろにはドリンクホルダーが1つ設けられており、その後ろには電子式のシフトノブが設けられており、そのパネルにも光沢感があるものが用いられていることで質感が担保されています。

その後ろにはもうひとつのドリンクホルダーがあり、その後ろにはアームレスト兼小物入れが設けられています。

シート形状はご覧の通りとなっており、肩まで支えるサイドサポートがしっかりしたシートとなっており、力の入らないドライビング姿勢を自然ととれるよう導いてくれる形状となっています。

また、ご覧のようにブラウンのステッチが入っていることで質感と「Cool」の世界観にあった見た目が演出されています。

「Relax」の場合、シート素材が本革となることに加えて、ステッチのパターンも異なり、見た目の印象も大きく異なります。「Bespoke Build」に関してはシート素材に加えて、ステッチのパターン、ステッチの色までとことんこだわることが可能となっています。

快適装備に関してはシートヒーターは標準装備となっていますが、シートベンチレーションに関してはどのグレードでも装備不可となっているため、注意であり、残念なポイントとなっています。

続いて、後席周りについてです。

後席ドア内張はこのようになっており、前席同様の質感が担保されている印象であり、e-ラッチシステムも採用されていたりとこだわりを感じる質感となっています。

乗り込みに関しては頭上スペースは十分確保されていますが、ドアの開口幅はそこまで大きくないため、少し足の運びが窮屈な印象です。

足元スペースに関しては手の平1枚分はなく、窮屈ではありませんが、私の身長は170cmであるため、
より高身長の方に関しては事前に後席スペースの確認を行った方がいいかもしれません。

センタートンネルの張り出しはそこまで大きくありませんので譲り合いをすれば3人掛けも可能そうです。

シート形状はこのようになっており、前席ほどのサポート性のあるシートではありませんが、前席同様のステッチのパターンとなっており、質感の担保と見た目の世界観の統一がなされています。

後席関連の快適装備としてはシートヒーターやパノラマルーフなど含め装備不可となっているため、注意です。

後席周りに関しては使用されている素材などの質感は高いものが使用されていますが、機能性という意味ではヤリスクロスなどと比較してもう少しレクサス車らしい差別化ポイントが欲しかったところです。

BespokeBuiledシミュレーション

「Bespoke Build」のシミュレーションを行ってみました。

まずは外板色などを選択し、その後、他のグレードにはない、様々な選択肢のホイールを選択でき、そのうえでエクステリアパッケージの有無を選択できます。

内装の選択肢が特に多く、シート素材を3パターンから選択でき、シートカラーも4パターン、それらに加えて、ステッチの色、パターン、シートベルトの色、ドア内張のステッチのパターンまで選択可能となっており、膨大なパターンの中から自分の好みを選び取っていくことが可能となっています。

まとめ

youtube動画

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