【新型車紹介】 トヨタ クラウンスポーツ・セダン・エステート内外装一挙紹介 差別化ポイントも合わせて

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本動画の内容について

今回の動画ではトヨタのクラウンスポーツ発売開始と同時に催されたイベントに参加することができましたので、そちらに展示されていたクラウン4車系の内外装を開発者の方の込めた思いも伺えましたので、そちら交えてお届けします。

クラウンスポーツ

まずは発売が開始されたクラウンスポーツです。
こちら装備内容などは改めて詳細動画作成予定です。

この車のコンセプトは一目見てwowと感じる外観を目指したとのことで、そのコンセプト通り、抑揚のあるフォルムと薄くシャープなヘッドライト、ワイドなスタンスが相まってSUVでありながら、いかにも俊敏に走りそうな雰囲気を醸し出しています。

このスタイリングはこれまでのクラウンの縛りでもあった全幅1800mm以下の制約では実現できなかったものであり、デザイナーが作りたいものを作れるようにといった生産技術側の努力も合わさって可能となった造形で特にリアフェンダー部分の絞り込みはプレスの限界に挑戦しているとのことでした。

この抑揚あるボディに映り込む変化を楽しんで欲しいとのことです。
また雰囲気だけでなく、実際の走りも磨き上げられており、軽快な走りが実現されているとのことですが、クラウンが大事にしている快適性を損なわないために、ただ足回りを硬くするだけではなく、ショートホイールベース化することにより、パッケージングから走りの素性を高めていったとのことです。

トランク容量としてはこのようになっており、こちらに関しては、やはりデザイン優先となっている都合上、4車系の中では最も少ない印象ですが、トランクスルーも可能であるため、日常遣いにおける必要十分な容量は担保されている印象です。

内装に関してはこちらブラック内装となっており、ブラックのソフトパッドにピアノブラックのパーツ、一部にブロンズの加飾がアクセントに入った色合いとなっています。

質感の印象としてはクラウンクロスオーバーに近い印象であり、装備内容も同等のものが装備されており、フル液晶メーターや大画面のナビなど、機能性としてもトヨタブランド最新のものが与えられていることで不満に感じることはないかと思います。

シート形状に関してもサイドのサポート性に優れたスポーツ走行にも対応できるシートとなっていますが、専用のスポーツシートなどではなく、内装の装備含め、外観ほどにドライバーオリエンテッドなこだわりを感じられなかったことが少し残念です。

後席はこのようになっており、こちらもトランク容量同様、デザイン、機能性優先となっているため、広々といった印象ではありませんでした。

ただこれは繰り返しとなりますが、デザイン優先の結果であるためであり、この車両は少しの不便さを吹き飛ばしてくれる魅力ある外観の車両であると思います。

パワートレーンには2.5L HEVと2.5L PHEVが設定されており、PHEVに関しては12月より発売開始とのことです。

クラウンセダン

続いてセダンになります。この車のコンセプトは王道となってあり、他の車系があるからこそ際立つ存在感を放っていると思います。

この車両の外観には至る所に水平デザインが取り入れられているとのことで、それによってフォーマルさが表現されているとのことです。唯一の後輪駆動車であることで得られたプレミアムレングスに加え、一直線にボディサイドに入ったライン、ボディ後端に向かってなだらかに立ち下がるルーフのラインなどが伸びやかなシルエットの形成に寄与しており、まさに王道のセダンと言えるため佇まいとなっています。

またデザイナーの方が着目して欲しいと言われていたのがボディリアのボリューム感であり、水平に入ったラインが集約することで形成されたリアの造形がセダンの存在感をより際立たせているそうです。

トランク容量はこのようになっており、セダンのため、高さ方向には制約がありますが、奥行きとしては奥まで手が届かないほどの広大な容量となっており、トランクスルーはできないかもですが、実用性は十分であると言えます。

セダンの特筆すべき点は外観よりも内装にあり、フォーマルな雰囲気に見合った内装の質感が担保されていました。

ご覧になってお分かりの通り、木目調の素材が随所に用いられていることで他のクラウンにないシックな内装に仕立て上げられており、大きな差別化ポイントとなっています。

その他にも昼間なのでわかりづらいですが、アンビエントライトも備えられていることで光による演出があったり、ペットボトルホルダーに蓋がついていたりときめ細やかな質感へのこだわりを感じさせられる仕上がりとなっていました。

後席に関しても前席同等以上の質感が担保されており、中央アームレストのパネルによって各種操作が可能となっており、今回の車系の中でショーファーニーズを担うセダンにふさわしい後席特別装備がしっかりと備えられていました。

セダンに設定されるパワートレーンはHEVとFCEVが設定されるそうで11月ごろに発売開始だそうです。

クランエステート

続いてクラウンエステートになります。こちらは多様なライフスタイルの全てに柔軟に対応できるように開発されたそうです

外観に関してもグリルがボディ同色で塗装されていることでその他の車系の中では最も親しみやすい表情となっていることがよくわかります。

サイドのデザインに関してもキャラクターラインなどが必要最小限となっていることで凝縮感とは対極のデザインとなっており、ボディカラーも相まって、より大きなサイズの車両であるようにもみえ、このボディ処理がエステートの余裕の感じられるシルエットに寄与しているように思えます。

またルーフのラインに関してもボディ後端までまっすぐに伸びていることで典型的なSUVシルエットとなっていることで室内高の高さやトランク容量が十分に確保されているであろうことがサイドデザインからもよくわかります。同じSUVであるクラウンスポーツとはまさに対極のデザインであり、同じ名前の兄弟車でありながらここまでキャラクター性を棲み分けることのできるトヨタ自動車の開発力とクラウンへのこだわりに驚かされます。

リアのデザインもサイド同様シンプルな面構成となっており、デザインと機能性の両立が図られていることがよくわかります。

トランク容量がこのエステートの特筆すべき点であり、リアシートを倒していない状態であってもこれだけ広大なスペースが担保されており、必要十分以上の利便性を有しています。さらに後席を倒すことでご覧のように2m以上のフラットなトランクスペースを確保することができるそうで、車中泊やサーフボード、自転車などを容易に積み込むことができるそうです。クラウン共通の快適な乗りごごちを堪能しつつ、様々なライフスタイルに適応できる非常に贅沢な車両となっています。

運転席周りの質感に関しても、その他の車系同等の質感が担保されていることに加えて、展示車両は明るめのブラウンカラーの仕立てとなっており、室内が明るく、高級感というよりも色々なところに出かけたくなるような衝動に働きかける色使いとなっていたことが印象に残っています。装備内容としては、クロスオーバー、スポーツと同等のものが与えられているように思います。

後席に関しては座席を下げられていたので正確な余裕具合は分かりませんが、クロスオーバーと同等レベルの印象であり、後席の快適性を担保しつつ、広大な荷室容量を実現しているという観点から総合力ではクラウンエステートが最も優れていると言えそうです。

エステートにはHEVとPHEVがパワートレーンとして設定予定であり、発売は23年度中に開始されるそうです。

クラウンクロスオーバー

最後にクラウンクロスオーバーです。こちらはすでに内外装紹介をこちらでまとめているため、こちらご覧いただけると幸いです。

このクロスオーバーはクーペのようなスタイリッシュさと乗り降りのしやすさといった相反する要素を両立させるために導き出されたシルエットとなっているそうで、まずはこのクロスオーバーが生み出され、そこから今回の群戦略が始まったそうです。

確かにその他の車系は個性的でありつつも従来の車の形をクラウンの質感で実現したものとなっており、これまでにない革新的なシルエットの車系という意味ではこのクロスオーバーが最も個性的であり、これまでのクラウンの常識を打ち破ったものといえます。

結果としてユーザー層の若返りに寄与しており、20代のクラウンユーザがこれまでのシリーズの2.5倍に増えたそうでこれからのクラウンのコンセプトを決定づけるものになったモデルといえそうです。

オマケ(クラウン専門店について)

おまけです。

発表会にてクラウン専門店のコンセプトとそのミニチュアが展示されていたので紹介します。

こちらの専門店ではクラウン全車種が展示されていることで、自身にマッチしたクラウンが選択できるようサポートが受けられると共に、販売店としての機能だけでなく、クラウンオーナーのコミュニケーションの場となるように様々な催しが計画されているそうです。
またこの専門店だけで取り扱う特別仕様車も用意されるそうで、第一弾としてマットブラックのクロスオーバーが計画されているそうです。

今回の発表がクラウンブランドの第二幕開始とのことで、今後の動きに要注目となっています。

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