[自動車レビュー] BMW「Z4」内外装紹介+試乗レビュー GRスープラと徹底比較

BMW
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紹介車両概要

今回の記事では、カーシェアリングサービスのanyca(anycaドライバー登録はこちらから)でBMWのz4をレンタルいたしましたので、この車の内外装紹介と試乗のレビューを私が現在所有しているスープラと比較しつつ行っていきたいと思います。
改めて今回私がレンタルした車両の仕様について紹介します。
車両はBMWのZ4、グレードは20iのMスポーツであるため、直列4気筒の2lターボが搭載されており、197馬力となっています。
これはgrスープラで言うところのSZと同等のパワートレーンとなっています。
外装色がアルピンホワイト、内装色がマグマレッドの仕様となっていました。
この白とオレンジに近い赤の内装がオープンにした時にすごく映えていたので、もし私がZ4を購入するとなったらこの組み合わせを選ぶかなと思いました。

私のスープラは直列6気筒の3Lターボが搭載されているrzグレードのため、オープンとクローズの違い、エンジンの違いというものを一度に体感できる非常にお得な試乗となりました。

外観紹介

まず外観から見て行こうかなと思います。
最初に目に飛び込んでくるのがこの横長のキドニーグリルですね。
最近縦長だったり繋がっていたりと色々なバリエーションがあります。Z4の場合は典型的なキドニーグリルとなっています。このグリルの中のメッシュのパターンもスポーティーでありつつラグジュアリーな雰囲気が漂っています。

内外装だけを見ると、スープラに対してZ4はかなりラグジュアリーな面を持っていることがわかりました。この左下のダクトもピアノブラックに塗装されており、しっかり空気が抜けるようになっておりまして、ダミーではなかったです。 スープラだとここら辺のダクトが基本的にダミーとなってしまっているので、少し羨ましいですね。

そしてこのヘッドランプですね。
他のBMWにはない縦にライトが配置されている影響で非常にシャープな印象です。

この車にはオプションの19インチのホイールがはかれていました。
この車のオーナーさんのこだわりが感じられます。

ホイールの後ろのダクトにも穴が設けられています。このパーツがあるだけでサイドが引き締まりますよね。スープラに移植できるならしたいものです。

ボディサイドには一直線に駆け上がるようにプレスラインが入っていて、スープラほどではありませんが、リアのフェンダーが強調されるデザインとなっています。この辺りのバリバリなスポーツじゃない感じのさりげないところが大人なスポーツな感じでした。

リアデザインはこのような形になっており、横長のテールランプでワイド感が強調されています。やっぱりかっこいいですね。

改めてフロントから見てみるとオープン状態でのちらっと見える赤内装がすごく映えていました。
オープンカーっていいなと素直に思えましたね。

トランク容量

こちらz4のトランクスペースとなっています。
容量としてはスープラの方が若干広いかなといった印象でした。スープラのトランク容量でも3泊4日のスーツケースを格納することができるので、Z4でもその程度の荷物なら楽に収納できる容量が確保されているようでした。

スープラは運転席ドア下かもしくは鍵のボタンでしか開けることができませんが、Z4にはトランクにもオープナーが備え付けられていました。利便性はz4の方が上みたいですね。

オープン状態・クローズ状態

クローズ状態
オープン状態

オープン状態とクローズ状態は上図のようになっております。
開閉の動きに関しては、youtube動画をご覧ください。
スムーズかつ時速50km/h以内であれば走行中でも使用可能だそうです。試乗の際はクローズ状態オープン状態の両方を体感しました。

内装紹介

ドアの内装に関しては下図の通りとなっており、マグマレッドの内装色がすごく目を引きます。

ドアノブはおそらくスープラと共通パーツでした。

そしてその横にシートメモリーのボタンがありました。この位置にあるのはいいですね。
スープラの座席横の位置だと目で見ないと何番のボタン押してるかわからないので、こっちの方が使い勝手がいいと思います。

足元にはおしゃれなmスポーツのロゴ付きのスカッフプレートがありました。

シートは本革のシートがこの車両には装備されていました。白内装に対してコントラストがいい感じの赤内装です。ホールド性に関してはランバーサポートがあるので、スープラと同等といった感じですが、全部が本革だと少し滑りやすい印象でした。私のスープラはオプションでないアルカンターラとの混合シートであったので、余計そう感じしまったのかもしれません。

ただこの太もも裏のサポートがあるのが羨ましかったですね。これ結構長距離ドライブの疲労低減に寄与するのでスープラにも欲しかったです。スポーツドライブの際にはこれは邪魔になるんでしょうか。

続いてステアリング周りです。
話には聞いていましたが、スープラと比較して、ステアリングの太さが全く違い、Z4の方がかなり太かったです。この違いの影響は試乗の際にも感じましたが、かなり大きかったです。ステアリングの深さが違うだけで重厚な車に乗ってるように錯覚しました。ここだけが唯一z4のスポーツ性でスープラに勝っているところかなと感じました。

ボタンの配置はスープラとZ4は同じで、運転支援関連が左、オーディオ関連が右となっています。
続いてメーター周りですが、ここにかなりの差がありました。Z4の場合完全な液晶メーターとなっており、真ん中に地図の簡易表示も可能であるため、極端な話メインのカーナビ画面がなくてもヘッドアップディスプレイと組み合わせれば目的地にたどり着けそうでした。

また画面右側にスポーツ表示やGセンサーなど、スープラに表示できない情報も表示することができ、ここはスープラ負けてましたね。スープラのメーター自体はすごく好みなんですけれども、情報表示量では負けてしまっています。
またヘッドアップディスプレイには制限速度表示までされていました。これも見知らぬ土地でのドライブに便利なので羨ましい限りです。

ナビ関連です。
ユーザーインターフェースとしてはスープラとZ4で大差なかったですが、z4はcarplay画面が全画面表示となっていました。スープラは3/4ぐらいで切れてしまっているので、またまた情報表示量で負けてしまいました。

その下にエアコン関連スイッチとプログラマブルボタンが配置されていました。
さらにその下にはUSBポートと12Vのソケット、それに加えて非接触充電のポートもありました。北米仕様のスープラにはついているそうなので、日本市場にも導入して欲しかったです。

シフト周りには予防安全系のスイッチと運転モード選択ボタンとブレーキホールドのスイッチがありました。私 試乗するまで知らなかったんですけれども、z4ってブレーキホールド使えたんですね。そのことを知らずに受け取った際に、ブレーキホールドがオンになっていて、なかなか発進できずに焦っていました。あると助かる場面が多くあるかなと思うので、スープラにもこの機能欲しかったですね。

そして最後にオープン用のボタンがあります。このスイッチまわりもカーボンではなくてピアノブラックになっているところがスープラとのキャラクター分けに寄与しているかなと思いました。

その後ろに蓋つきのペットボトルホルダーがありました。やはり蓋があると締まりますね。走行中にペットボトル置くと邪魔そうに見えますが、若干助手席側にオフセットされており、シフト操作や腕を置く際の邪魔にならないように配慮されていました。

その後ろに物置用のネットがありちょっとした荷物が置けるようになっています。ただほんとに小さなものしか置けなさそうなので、この辺りはトランクスルー状態のスープラに軍配が上がりそうです。一応この部分を開けることで長尺モノが積めるように工夫もされていました。

グローブボックスの中も起毛仕上げされており、やはり高級スポーツカーの雰囲気でしたね。

最後に一番羨ましいポイントのETCユニットの設置場所です。Z4はこのルームミラーとの一体型が採用されており、非常にすっきりとした状態となっています。このETCユニットの設置場所は私のスープラに対する不満点にもあげている場所なので、非常にうらやましいです。

内外装紹介は以上です。

何度か申し上げているようにz4はスープラと比較すると、よりラグジュアリースポーツの側面が強くなっており、そのための快適装備が充実しているように感じました。
内装や外装のデザインは人それぞれ好みがありますが、万人受けする機能の充実ぶりはz4の方が上のような気がしました。この紹介の中だけでも何度も羨ましいと思ってしまったのでそう感じましたね。

試乗の様子(youtube動画)


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