本記事の内容について
今回の記事はスープラでのサーキット走行動画となっており、昨年初めて走行した美浜サーキット2回目の走行となります。
昨年との走行の違いや少しサーキット走行に慣れてきたことで課題などが見えてきました。
それに対してサーキット熟練者の方たちからいろいろとアドバイスいただけると幸いです。
サーキット概要
まずは今回走行するサーキットについてです。
美浜サーキットは愛知県の知多半島にあるサーキットになっており、長めのストレートはなく、
180°コーナーが複数あるなど、どちらかというとテクニカルなコースとなっており、GRスープラ、特に私が乗っているRZグレード向きのサーキットではないかと思われます。
車両の変更点について
続いて昨年のサーキット走行の状態からの車に関する変化点をお伝えします。
大きくカスタム関連での変化点として二つあり、一つはホイールを純正ホイールからエンケイのホイールへと変更したこと、もう一つはサスペンションを純正のものからHKSのハイパーマックスツーリングへと変更したことで車高を25mmほど下げていることが挙げられます。
どちらも足回り関連の変更点となっており、昨年度の感覚を思い出しながらになりますが、ばね下重量がおそらく重くなっていることと足回りが固くなったことで、ノーマル状態よりも車体が大分跳ねるようになっているように感じました。
サーキット走行の個人的な課題
続いて昨年の走行や今回の走行に対して見えてきた私の課題についてです。
まず一つ目が「コーナーがすべてアンダー気味となっている」です。
元々、私の場合は走行ラインとしてアウトインアウトを意識して走行していましたが、美浜サーキットのようなコーナーが短い間隔で連続するサーキットではアンダーが出がちになってしまっており、結果としてコーナリングスピードが落ちてしまっていました。
実際、スープラではありませんが他の方のFR車両の走行動画をみても美浜サーキットの場合はコーナーをイン側に寄せた状態で抜けていく走行ラインを描いて走行されており、そのラインが当初上手く再現できていませんでした。
そこで2セット目からは思いっきりコーナーの内側に沿って走行することを意識するようになるとかなりスムーズに走れるようになり、コーナリングスピードや脱出の速度が上がってきたように思います。
ただその結果として出てきたのが二つ目の課題である
「タイヤの限界を感じ取ることができていない」です。
一つ目の課題を克服するためのラインどりを実施して走っているとかなりタイヤに無理をさせているようでスキール音がかなり鳴っています。
そしてこの状態でコーナーを立ち上がる前にアクセルを開けてしまうとこんな感じで唐突にスピンしてしまいました。
スピンに関してはスープラでは初めてであり、かなり動揺してしまいましたね。
攻めた結果ではありますが、結構焦ります。
課題としてはこのタイヤが滑ってしまう限界を攻めないとタイムは上がってこないかと思いますので、今はこの限界を身体で感じ取れていないところに課題を感じています。
三つ目の課題はタイヤ同様、「ブレーキが限界に達するとどうなるか分かっていない」です。
ショートサーキットではありますのでそこまで酷使しているというわけではありませんが、ブレーキパッドを低ブレーキダストのものに変更しているということもあり、ハードな使い方に適したものではないと考えています。
そのため、ブレーキが唐突に効かなくなってしまう事態にビビってアクセルベタ踏みでストレートを走行できておらず、スープラの大パワーを活かし切れておらず、タイムが伸びていないかと考えています。
この辺りの課題に対するご意見であったり、アドバイスなどありましたら、ぜひとも教えていただきたいです。
ベストラップ
ベストラップの様子に関してはページ下部のyoutube動画よりご覧ください。
今回のラップタイムが52秒であり、前回の走行から3秒縮めることができました。
これはコースのラインどりなどをより意識した結果であると思われます。ただ、まだまだ二つ目、三つ目の課題は解決できていないため、いろいろと試行錯誤し、まずは50秒を切ることを目標にいろいろとトライしていきたいと思います。
余談ですがこの走行自体は4月の中旬に行ったのですが、それでも車内はかなり熱く、20分の走行でも途中、熱さで集中力がかなり奪われていましたね。
改めて耐久レースなどに参戦されているドライバーの方たちのバイタリティの高さも実感することができました。
オマケ
オマケです。サーキット走行後のメンテについてです。
タイヤの空気圧チェックやホイールボルトのトルクチェックに加えて洗車も実施しているのですが、ご覧の通り、スープラのサイドの湾曲形状の影響でボディにタイヤのカスが結構付着しています。
結構しつこくこびりついており、毎回落とすのに苦労していたのですが、こちらのタールリムーバーを使用することでかなり楽に落とすことができました。
使い方としてはカスがこびりついているところでスプレーを吹き付け、しばらくしたのちに吹き上げるだけとなっており、力を入れてこすらなくても落ちるようになっており、洗車が楽になったのでおすすめです。
コメント