本記事の内容について
今回の記事は久しぶりのサーキット走行動画となっており、
愛知県にあるスパ西浦サーキットで開催された
とある走行会に参加してきましたので、そちらの様子をお届けします。
スパ西浦サーキットについて
まずはサーキットのレイアウトを慣熟走行の様子を介してお届けします。
スパ西浦サーキットのレイアウトはこのようになっています。
まず最初にメインのストレートを走ったあとに
第一コーナーに入っていきます。
ストレートが結構長く、160km/h以上出ますので、
ブレーキミスると止まりきらずコースアウトしてしまいます。
そして第一コーナーを曲がると、
いきなり一番の難所である第二コーナーから第3コーナーにかけての
下りながらの高速コーナーです。
動画では伝わりにくいですがこのコーナー付近はかなり下っており、
中途半端にブレーキをするとフロントに荷重がかかりすぎ、
リアがブレイクしてオーバーステアとなり、
立体交差のトンネルの壁面に衝突してしまいます。
そこを抜けるとアクセルを踏み込み、
第4コーナーへ向かっていき、そこからはS字カーブが続きます。
私は第4コーナーへの進入速度が速く、
そこから繋がる第5、第6コーナーでアンダーでてかなり焦りましたね。
第8コーナーを抜けた後に
第9コーナーの緩いコーナーまでスピードを乗せていき、
第10コーナーで再び180°ターンを抜け、
ストレートに戻ってきて、アクセル全開というコースとなっています。
前半が速度域高めの高速エリアとなっており、
後半がテクニカルなコーナー多めのエリアとなっているため、
非常に走りごたえのあるサーキットとなっています。
サーキット走行準備について
ここからはサーキットを走るうえでの
準備項目などを紹介していきます。
前回の美浜サーキットでの走行動画である程度紹介しましたが
そこから追加での項目となるため、
過去動画と合わせてご覧いただけると幸いです。
まずはホイールのトルクチェックです。
こちらに関しては走行前と走行後に安全のため、確実に実施する必要があり、
スープラのボルトのトルクは140Nmとなっています。
ちなみに私は工具代をケチろうとして
低トルクから第トルクまでをひとつのトルクレンチでカバーしようと
短めのトルクレンチを使ってしまっていますが、
トルクかけるのが大変なので使い分けた方がいいですね。
ちなみにスープラのホイールボルトのひとつに使われている
ロックナット用のソケットはトランクのこちらの部分に収納されています。
続いて牽引フックの取付です。
こちらはサーキットによっては
車両に搭載されていればOKの場合もあるかもですが、
取付方法を紹介します。
スープラのフロント側に関しては
こちらのカバーを押し込むことでカバーを外すことができます。
カバーが外れるとネジ穴が見えますので
そこにロックナット用のソケット同様、
トランクに収納されている牽引フックをねじ込むことで装着可能となります。
カバーをはめるときは裏側のツメがこのようになっているので
下側を引っかけたのちに押し込むことで固定される形となります。
ちなみにリアのカバーはこちらについており、
取り外し方はフロント側と変わりません。
スープラ変更点
次に前回の美浜サーキットからの
スープラ関連の装備の変化点についてです。
まず動力性能関連でいくと
TOM’sのパワーボックスを取り付けたことで馬力がアップしています。
詳細はこちらの過去動画をご覧いただきたいですが、
30馬力ほどアップしていたので、その効果はかなりのほどです。
実際、メインストレートでびびって全開にできませんでしたが
それでも160km/hオーバー出ていたので
190km/hくらいは出せたんじゃないかと思います。
つづいてがホイールですね。
こちらは前回の走行では純正ホイールでしたが
今回の走行ではエンケイのRS05RRに履き替えており、
こちらも過去動画で紹介しています。
正確に測定はしていないのでわかりませんが
純正が鍛造に対し、エンケイのホイールは鋳造となっているので、
足回りの重量としては増えてしまっています。
正直なところ、コースも違うので違いを感じ取ることはできませんでしたが
その違いを感じ取れるくらいセンサー感度を高めていきたいですね。
最後にアイテムとしてレーシンググローブを購入しました。
購入したのは「alpinestars」の「morph sport glove」となっています。
メーカーのHPをみているといろいろと機能が織り込まれており、
通気性がよかったり、プロテクターがついていたりとしますが、
決め手としては実際にいくつか試着してみて
これが一番しっくり来たなと思ったので、こちらを購入しました。
身に着けるものなのでフィーリングも大事かなと思いますし、
実際、握り心地もよく、急なハンドル操作に対して
滑ることもなかったのでかなり気に入っています。
これらが前回の走行からの変化となっており、
これらの要素をあわせた今回のベストラップの様子をお届けします。
ベストラップ
ベストラップの様子はページ下部のyoutube動画よりご覧ください。
ベストラップのタイムは1分10秒316となっていました。
まぁ遅いですね。
他の方の記録など見ていると
1分5秒以内にまずは持っていきたいなと思うところです。
やはりまだまだコーナーに対するハンドル操作が不十分であり、
アンダーステアを出してしまっている場面が多々あった自覚があり、
結果として必要以上にスピードを落としてしまい、
攻めきれなくなっているのだと思います。
もう一つがブレーキですね。
メインストレートの長さがそれなりにあり、
160km/hオーバーからのフルブレーキに対し、
周回を追うごとにブレーキの利きが甘くなっている感覚がありました。
やはりこちらに関してはDIXCELのストリート用の
低ブレーキダストのパッドに変更したことも関係していると思われますので、
そちらに関しては要検討かもしれません。
ただ、記録はともかく20分の走行を3本、非常に楽しむことができたので
事実ですのでこれからもスープラをいたわりつつですが
サーキット走行の世界にのめり込んでいければと思います。
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