【新型車実車紹介】 スバル レヴォーグ レイバック内外装紹介 URBANSTYLEとあわせて 装備内容注意点あり

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本記事の内容について

今回の記事では先日、スバルより発表されたレヴォーグレイバックが名古屋にて展示されていましたのでノーマルモデル、エアロパーツ装着モデル、それぞれの内外装を紹介いたします。

グレード設定

まずはグレード体系についてです。

レイバックに関してはグレードは現状ではひとつのみとなっており、Limited EXのみとなっています。

Limited EXはスバルの中では上級車種のグレードに与えられる名称となっており、車両本体価格は399万3000円からとベースとなっているレヴォーグが301万からとなっていることを考えると少し値段としては割高と感じてしまうかもしれませんが、これから紹介する装備の多くが標準装備となっています。

パワートレーンについて

続いてパワートレーンについてです。

スバル独自の1.8Lの水平対向エンジンにシンメトリカルAWDシステムを組み合わせたものが設定されており、最高出力が177ps、300Nmとなっていることから普段使いにおいて必要十分な能力を発揮してくれることと思います。

ただ注意点としてパワートレーンには1.8Lのエンジンしか搭載されず、レヴォーグに設定のある2.4Lエンジンの設定はないため、レイバックにてスポーツ走行を楽しみたい方はいづれ設定されるかもしれない2.4L仕様を待った方がいいかもしれません。

スバルの武器であるシンメトリカルAWDは標準装備となっており、左右対称の重量バランスが安定した走りを実現し、加えて、SUVフォルムとなっていることでサスペンションのストローク量が増し、より快適な乗り心地が実現されているそうです。

また最低地上高が200mmとなっていることで都会派SUVの見た目でもありますが、いざというときの使用にも対応できる点が非常に頼もしいですね。

内外装色について

内外装色、まずは外装色についてです。

外板色にはご覧の全7色が設定されており、グレードが一つのみの設定となっているため、すべて選択可能となっており、このなかでイグニッションレッドおよびアステロイドグレーのみ有償色となっています。

内装色については1色のみの設定となっており、他の選択肢がないことが注意です。

色合いとしては内装紹介で詳しく説明いたしますが、ブラックにアッシュカラーを差し色として組み合わせたものにカッパーのステッチが入ったモダンなカラーとなっています。

素材はファブリックもしくは本革が設定されており、本革シートに関してはオプションとなっているため注意です。

展示車仕様

こちらが今回の展示車の仕様となっており、グレードはLimited EX、外板色はアステロイドグレー、内装色がブラック×アッシュとなっています。また同時に展示されていたURBAN STYLE仕様もあわせて紹介いたします。

外観紹介

外観紹介、まずはフロントフェイスからです。

フロントフェイスはスバルのデザインの特徴となっているシャープなコの字型のヘッドライトデザインは他のスバル車と同様ですが、レイバックの場合、レヴォーグと比較してフロントグリルの面積がより大きく取られており、グリルを中心にしてボンネットやヘッドライトへの広がりが形成されているデザインとなっていることがよくわかります。
また、スバルのエンブレムから横一文字にシルバーのパーツが配置されていることで非常にスタイリッシュな見た目となっています。

それに加えてフォグランプに関しても横長ではなく、縦長のものが配置されていることで縦にボリューム感の増したフロントフェイスの間延び感の解消につながっています。

またこのように潜り込んでみると最低地上高が高く確保されていることがよくわかります。

こちらがURBAN STYLE仕様のフロントフェイスであり、リップスポイラー装着状態となっています。この仕様ではリップスポイラーがボディ同色のものが装着されていることでレイバックをより都会派仕様に仕立てることができています。

サイドに回り込んできました。

レイバックのボディサイズは全長4770mm、全幅1820mm、全高1570mm、ホイールベースが2670mmとなっています。
こちらはベースとなっているレヴォーグと比較すると全長+15mm、全幅+25mm、全高+70mmと
少しサイズアップしていますが、ほぼ取り回しとしては変わらないと思われ、最小回転半径は5.4mと小回り性能も担保されています。

サイドのデザインとしてはフェンダーアーチが設けられていることでSUVらしいアクティブ感が演出されていますが、Bピラーがピアノブラックに塗装されていたり、運転席の上部を頂点になだらかにルーフが傾斜しているシルエットからそのコンセプト通り、都会派なSUVであることがシルエットからも良くわかります。

サイドの面構成は比較的シンプルなものとなっており、ほとんどキャラクターラインは入っておらず、
テールライトから続く、一本のラインがリアのフェンダーの盛り上がりを強調することでリアタイヤの踏ん張り感を演出しているのみとなっています。

また、こちらがURBAN STYLEのサイドデザインとなっており、サイドスカートが追加されているとともにフェンダーアーチがボディ同色のものが装備されていることでかなり印象が異なっていることがお分かりになるかと思います。

ホイールデザインはこのようになっており、現在、オプションなどによる別デザインのものは設定されておらず、タイヤサイズは225/55R 18インチのものが装着されています。

リアに回り込んできました。

リアのデザインはこのようになっており、ヘッドライト同様、コの字型デザインのテールランプが一文字につながったスタイリッシュなデザインとなっています。全高が増したことでリアバンパー下部のボリューム感がレヴォーグと比較して増しており、SUV感をより強調しています。

マフラーは2本出しとなっていることでスポーティな演出もなされている点が特徴となっています。

また斜めから見た際のリアフェンダーと連続性のあるボディラインはSUVらしい力強さを感じるデザインにも大きく寄与しています。

こちらがURBAN STLYEのリアデザインとなっており、ベースデザインとの違いは下部にエアロパーツが追加で装着されていることでボリューム感が増している点とメッキパーツ付きのマフラーカッターのデザインが追加していることで高級感もアップしている印象です。名前の通り、この車の存在感をより都会派に近づける装備であるといえます。

内装紹介

内装紹介、まずはトランクルームからです。

非常に広々としたスペースが確保されており、奥行きに関しても置くまで手が届かないほどであり、
左右のえぐりも十分となっているため、日常使いで不便に思うことはないかと思います。

床下の収納スペースもかなりの深さがあり、さまざまなものが収納できそうです。

またご覧の通り、後席を倒すことでフラットな荷室空間をより拡大することができ、車中泊などのアクティブな使い方にも問題なく対応できそうです。

続いて運転席周りになります。

ドア内張はこのようになっており、上面にはソフトパッドが用いられており、ドアノブ付近にはカーボン調のパネル、ドア持ち手にはアッシュカラーの素材が用いられ、カッパーのメッシュも施されていたりと異なる素材を組み合わせることで高い質感が担保されていることがよくわかります。

また上級グレード相当であるため、シートメモリー機能やハーマンカードンのオーディオシステムが標準装備となっている点がポイントです。

乗り込む際はSUVではありますが、そこまで最低地上高が高いわけではないのですっと乗り込むことが可能となっています。

ハンドルデザインはこのようになっており、本革の素材にこちらにもカッパーのステッチが配されています。左側がオーディオ操作系、右側に運転支援系のスイッチが配されたシンプルなものとなっています。

メーターデザインはこのようになっており、12.3インチのフル液晶メーターが標準装備となっていることで各種情報表示が可能となっており、アイサイトの起動状態などが一目でわかるようになっています。

これに加えてフロントガラスにはアイサイトの起動状態を知らせてくれるアイサイトアシストモニターが装備されていますが、個人的にはヘッドアップディスプレイ装備車両の運転の楽さにはまってしまっており、ヘッドアップディスプレイを装備してほしかったところです。

安全装備に関しては盤石となっており、レイバックには広角化したステレオカメラと単眼カメラの3つのカメラが装備されていることでより広い視野で衝突の危険の有無を察知し、追突事故などを未然に防ぐプリクラッシュセーフティが装備されていたり、高速道路走行時に前走車との距離を一定に保って走行するレーダークルーズコントロールや渋滞時のハンズオフまでをカバーするアイサイトXが標準装備されているため、万が一の事故防止や長距離運転における疲労軽減にかなり貢献してくれるものと思います。

加えて、車両のカメラ映像をディスプレイに表示することでバック駐車時の死角をなくし、安心して駐車できるようにアシストするデジタルマルチビューモニターも標準装備となっています。

運転視界はこのようになっており、ドアミラーとAピラーの間の隙が非常に大きく取られており、死角が最小限となっていることがよくわかり、ナビ画面も大画面ながら視界と被ることないよう配慮されていることで視界が非常に良好となっていることがよくわかります。

またこの車両にはデジタルインナーミラーが装備されていることで後方の視界もより見やすくなっていましたが、こちらはオプション装備となっているため注意です。

ナビには昨今のスバル車同様、縦長のものが採用されており、サイズは11.6インチのものが標準装備となっています。

各種情報が表示されることに加えて、スマホのように表示されるアイコンの配置を切り替えることで自分好みにカスタムできることが特徴です。また、すべてが画面内に集約されているわけではなく、ボリュームボタンや温度調整ボタンなどが物理ボタンとして残されていることで操作性も担保されています。

その下部にはちょっとした小物入れとUSBポートが集約されています。
スペース的に厳しいかもですが、置くだけ充電の機能がオプションでも用意されているとよりよかったですね。

その後ろにはシフトノブが配置されており、こちらにもカッパーのステッチが入っていることで質感が担保されています。

このシフトノブはかなり大ぶりのものとなっており、握り心地などはよいのですが、シンプルな内装の中では結構な存在感となっており、もう少し小ぶりの電子式シフトノブであればより内装の中の違和感はなくなるかなと思いました。

その後ろにはペットボトルホルダーが横向きで2個配置されており、その後ろにはアームレストがあります。こちらもアッシュカラーとなっており、内装のいいアクセントになっていますね。小物入れスペースも設けられており、深さもそれなりにありました。

シート形状はこのようになっており、こちらはオプションの本革シートとなっています。
ご覧の通り、サイドの張り出しが大きい立体的なシートとなっており、ホールド性が高く、身体を支えてくれるため、長距離移動なども快適そうなシートとなっています。

快適装備としてシートヒーターが標準装備となっていますが、シートベンチレーションがオプションでも装備不可な点が残念なところですね。

またこの車両には電動のサンルーフが装備されています。少し開口範囲が狭いですが、開放感のアップには寄与する装備かと思います。こちらオプション装備となっているため、注意です

続いて後席周りについてです。

後席のドア内張はこのようになっており、こちらの質感も前席同様にソフトパッドやカーボン長のパネル、アッシュカラーの差し色などが入っていることで前席並みの質感が担保されており、非常に好印象でした。

乗り込む際は少し足でサイドシルを乗り越える形となりますが、頭上スペースは十分確保されていることで乗降性は特に問題なかったです。

足元スペースは身長170cmの私のドラポジに合わせた状態で手の平1枚分となっており、足を組めるほどではなかったですが、十分快適なスペースが確保されています。

センタートンネル付近にはエアコン吹き出し口に加えて、USBポートと後席シートヒーターのスイッチが集約されています。こちらも標準装備な点がありがたいところですね。

ただ、4WD車両である以上、仕方のないことですが、センタートンネルの張り出しがかなり大きいため、3人乗車をする際はかなりの窮屈感を感じてしまいそうです。

アームレストはペットボトルホルダー付となっており、アッシュのカラーに加えて、ピアノブラックにメッキ加飾がついていたりとこだわりを感じる質感となっています。

後席シート形状はこのようになっており、こちらも前席ほどではないですが、サイドの張り出しが設けられたシートとなっており、乗員の身体を包み込み、リラックスした体勢に導くような形状となっていたため、快適性は高そうです。

改めて内装の全景です。

縦長のナビ画面を中心に非常にシンプルな内装の仕立てとなっていることで視界のノイズになるものが少なく、ドアミラーの配置などにもこだわっていることで非常に運転しやすい空間が確保されていることがよくわかります。

まとめ

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