【新型車紹介】テスラ モデル3 内外装紹介 年次改良ポイント14個 最量販EVがさらにパワーアップ

テスラ
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本記事の内容について

今回の記事では先日商品改良が実施されたテスラの「モデル3」の年次改良ポイントをまとめて紹介いたします。

年次改良ポイント

まずはグレード構成になります。

テスラのモデル3には後輪駆動モデルであるRWDグレードと4輪駆動モデルであるロングレンジAWDモデルの2グレードが設定されています。
商品改良前に設定されていた高性能仕様であるパフォーマンスの設定は現時点ではないため注意です。

今回の年次改良によってそれぞれのグレードによって航続距離が5%以上向上し、RWDグレードにて航続可能距離がWLTPモードで513km、ロングレンジにて航続可能距離がWLTPモードで629kmとなっており、非常に高効率なEVであるといえます。

またこの航続距離を実現しつつ、0-100km加速がRWDで6.1秒、ロングレンジが4.4秒とスポーツカー並みの加速力が実現されている点が非常に驚異的です。

外装色に関しては新たにステルスグレーとウルトラレッドの新色を追加した計5色が設定されており、これまでよりもより個性を主張できるようになりました。どちらのグレードでも5色すべてを選択可能ですがホワイトカラー以外はすべて有償色となっているため注意です。


内装色に関してはグレードに関わらず、ブラックもしくはホワイトの2色から選択可能となっています。加えて、ドアトリムから連続するアンビエントライトによる光の演出も加わることによって質感が担保されています。

外観では主にフロントマスク周りに大きな変更が加えられており、グリル開口部分が一体化されるなど
より空力性能が向上する変更が加えられていることで空気抵抗係数を示すcd値が0.23から0.219へと改善されています。
EVには航続可能距離を向上させる要素としてこのcd値は非常に重要であり、今回の商品改良においてモータやバッテリなどのパワートレーン関係には変更が加えられていないにも関わらず、空力性能の改善によってのみ航続距離の延長が実現されています。

またライトユニットまわりもシャープな造形となっており、デイライトと一体化されたデザインとなっていることでモデルSとも共通性のもったデザインとなっています。同様にテールライトに関してもヘッドライト同様にシャープなコの字型デザインへと変更が加えられています。

サイドのシルエットに大きな変更はくわえられていませんが、フロントフェイスがより流線形のデザインとなったことで全長が25mm長い4720mmとなったことが今回の年次改良のサイドシルエットの主な変更点かと思います。ちなみに車幅は1933mm、全高は1441mmとなっています。

またホイールデザインも刷新されており、18インチもしくは19インチホイールが選択できます。19インチ仕様はオプションとなりますがグレードによらずどちらのデザインも選択できるのがいいですね。

加えて細かな変更点ですがリアのエンブレムがテスラのエンブレムからTESLAの文字の記載となっており、現在のトレンドに則ったものとなっています。

外観以上に改良が加えられてるのが内装であり、インテリアには車内を包み込むようなラップアラウンドインテリアが採用されており、ダッシュボードへと連続してつながる新意匠のドアパネルとなっています。この内装の素材にもHPによるとより柔らかく、より洗練された素材を使用との記載がありますので、形状だけでなく素材の質感も改善されています。加えてこのデザインにアンビエントライトが追加されていることで光による色の演出が加わることでも質感が高められています。

操作性に関してはフロントのインフォテイメントスクリーンの大きさが15インチから15.4インチに拡大されていることで視認性が向上、加えてモデルS同様にストークレスデザインが採用されたことでハンドルの形状が見直されており、改良前にはあったウィンカーレバーなどが廃止され、非常にシンプルな内装デザインとなっていることが特徴です。

また快適装備に関しても改良が施されており、改良前の14個から17個のスピーカーとなっており、これによって実現される質感高いサウンドシステムが設けられています。この機能を360°のアコースティックガラスが支えます。この開放感は後席乗員の快適性にも大きく寄与しそうです。

その他にもモデルS同様、センターアームレストに最大2個まで充電できるワイヤレス充電機能が加えられていたり、カップホルダーに蓋がついていたりと細かな改善も実施されています。

シートに関しても改良が加えられており、形状に関しては変更はくわえられていませんが、前席にはシートベンチレーション機能も追加されました。

後席に関してはホイールベースの延長などが実施されていないことで居住性に関しては大きな改良はなさそうですが、8インチのタッチスクリーンが追加されたことで空調システムなどの操作性が向上したこととテスラの特徴でもあるエンタメシステムに後席からもアクセスができるようになっているそうです。

機能性としては運転支援システムとしてモデル3には高速道路走行中に前走車との距離を一定に保ちつつ、白線中央を走行するレーントレース機能が標準装備となっていますが、これらに加えて、オートレーンチェンジやまだ未実装ですが、オートパーキング機能などが将来的に可能となるエンハンストオートパイロット、さらにこれらの機能に加えて、信号機などを認識に停車する機能や市街地でのオートステアリングを可能とするフルセルフドライビングケイパビリティがオプションで用意されています。これらはハードの変更は行われず、ソフトのアップデートのみで機能追加できる点が驚きであり、将来的に実装される機能が予告として記載されている点も他の自動車メーカーにないユニークな点かと思います。

従来のテスラのもつスーパーチャージャーによる充電網の充実やワイヤレスでアップデートされる車両システムやアプリを用いた車両の状態確認などはそのままに、元々素性のよかったモデル3の魅力をより向上させる年次改良となっていることが特徴です。

商品改良版のモデル3の先行予約はすでに開始されており、HPから注文が完結してしまうスピード感も魅力であり、現時点注文での納車は12月ごろからとのことですので購入検討の参考となれば幸いです。

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