本記事の内容について
今回の記事では先日BMW JAPANより発売が開始された
新型M2の内外装紹介および装備内容を紹介していきます。
コンパクトなFRクーペということで
スープラオーナーとしては非常に気になる一台です。
![](https://murakumo-carlife-blog.com/wp-content/uploads/2023/03/新型車紹介-BMW新型M2内外装紹介-おそらく最後のガソリン×MTのMモデル-011.jpg)
グレード体系について
まずはグレード体系についてです。
M2には他のMモデルのようなコンペティションの仕様はまだ設定がなく、
単一のグレードのみとなっており、
位置づけとしては2シリーズクーペの頂点に位置付けられる車となります。
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ミッションの方式として8速ATに加えて、6速MTが設定されており、
ピュアなガソリンエンジンをマニュアルで楽しめる
最後のMモデルであることは確実かと思いますので
それだけでも価値ある車両であるといえます。
車両本体価格はMT、ATともに958万円からとなっています。
パワートレーンについて
つづいてパワートレーンについてです。
M2には直列6気筒3Lターボエンジンが搭載されていますが
同シリーズのM240iとは異なり、
より上位の車種であるM3やM4に搭載されている
「S58」という型式のエンジンが搭載されていることで
最大出力460ps、最大トルク550Nmという
圧倒的なスペックを有しています。
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このスペックのエンジンを
M3、M4よりもコンパクトなボディに
FRの駆動方式の組み合わせが与えられていることで
Mシリーズの中でもかなり刺激的なモデルであるといえます。
内外装色について
続いて内外装色についてです。
まずは外装色についてです。
M2にはご覧の通り、計5色の外装色が設定されており、
すべて無償カラーとなっている点がうれしいところでありますので
自身の好みに応じて選択可能です。
個人的にはもう少し鮮やか系のブルーが欲しかったところですが
この色の選択肢の中ではブラックを選ぶかなと思います。
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内装色に関してはご覧の4色が設定されますが、
カーボンバケットシートのみシート形状含め
変更となるため有料ですが、それ以外に関しましては
無料で変更可能となっています。
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ブラックのシックの装いや
コニャックカラーの大人な雰囲気など
インテリアでスポーツ路線から紳士的な雰囲気など
かなり様相が変わるのでじっくり悩みたいところですね。
トリムに関しても3色設定されており、
高級感のあるピアノブラックや
スポーティ感漂うアルミ、カーボンのトリムが設定されています。
カーボンに関してはカーボンバケットシートなどとセットのオプションになります。
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外観紹介
外観紹介、まずはフロントフェイスからです。
一番の特徴としては昨今のMモデルに採用されている
縦型のキドニーグリルではなく、
横長のオーソドックスなものが採用されている点です。
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正直なところ、縦長キドニーグリルに関しては
私自身あまり好みでないため、
個人的にはかなりうれしいポイントであります。
このキドニーグリルのデザインに伴い、
フェイス下部の3つのダクトに関しても
横長かつスクエア基調なデザインが採用されており、
開口部の大きさも相まって非常に迫力ある
フロントフェイスとなっています。
またライトユニットのさらに外側へと広がる
フロントフェンダーのふくらみが安定感と
この車の持つパフォーマンスの高さを物語っています。
斜めからみてもその印象は変わらず、
あえて無機質なスクエア基調のダクトが
押し出し感を強調していることがよくわかります。
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ヘッドライトは対向車や歩行者などを検知し防眩する
アダプティブハイビーム機能を備えたものとなっており、
機能性も兼ね備えたものとなっています。
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サイドのデザインはこのようになっており、
ボディサイズは全長4580mm、全高1410mm、全幅1885mm、
ホイールベース2745mmとなっています。
先代と比較すると全長+105mm、全高±0、全幅+30mm、
ホイールベース+50mmとなっており、
先代よりも一回り大きくなっており、
特にホイールベースが延長されたことによる
走りの特性に対する変化は要チェックかと思います。
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デザインとしては比較的シンプルな面構成となっており、
フロント周り同様、ドアパネル下部に直線基調のボディラインが入っている以外に
追加のプレスラインなどは存在せず、
幅広なボディを強調するフロントフェンダー及び
リアフェンダーのふくらみによって面が構成されており、
斜め後ろから見た際のシンプルながら
安定感のあるシルエットであることがよくわかります。
![](https://murakumo-carlife-blog.com/wp-content/uploads/2023/03/新型車紹介-BMW新型M2内外装紹介-おそらく最後のガソリン×MTのMモデル-362.jpg)
また直列6気筒エンジンを搭載するためのロングノーズ、
ドライバーオリエンテッドなショートキャビンが
典型的なFRスポーツカーのシルエットを形成しており、
現代では逆に新鮮さを感じさせるものとなっています。
ホイールデザインはこのようになっており、
フロントが275/35R 19インチ、
リアが285/30R 20インチの前後異径サイズのものが採用されており、
通常がブラックホイールのもの、
オプションでシルバーのバイカラーホイールを選択できます。
ブラックとバイカラーで結構印象変わります
そのため、標準装備であるレッドのブレーキキャリパーと
ボディカラーと合わせて要検討かと思います。
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リアのデザインはこのようになっており、
M2のデザインの中ではリアのデザインが最もアグレッシブであるように思えます。
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特徴的なのは真円形状の4本出しマフラーが
パフォーマンスカーであることを主張しており、
1885mmまで拡張されたリアフェンダーがテールランプよりも張り出しており、
極太のタイヤと合わさってハイパフォーマンスなFR車であることがよくわかります。
トランクスポイラーなど過度な装備が取り付けられていないにもかかわらず、
その性能の高さを感じさせるデザインはかなり秀逸であると思います。
内装紹介
内装紹介、トランクルームからになります。
M2のトランク容量に関する画像は公開されておりませんでしたので、
M240iクーペを例に紹介していきます。
M240iは4WDであるため、トランク容量としては
FRであるM2よりも不利であるため、
M2に関しては少なくともこちらと同等の容量が担保されているものと思われます。
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トランク容量はご覧の通りとなっており、
240iの場合、トランク容量は390リッターあるそうです
GRスープラのトランク容量は290Lであり、
この容量に対する使い勝手はこちらの記事にて紹介しています。
高さ方向に関して余裕はあまりないかもしれませんが
左右のえぐりがしっかりとなされており、
開口部に関しても大きめの間口が確保されていることから
スポーツカーとしてかなり使い勝手は良いモノかと思います。
また後席をご覧の通り、4:2:4で分割することも可能であるため、
タイヤ4本積めるかは微妙かもしれませんが
モータースポーツの観点から考えても
非常に利便性が高い車両であることがわかります。
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続いて運転席周りになります。
ステアリングに関しては
Mモデル共通の極太ステアリングとなっており、
握り甲斐のあるものとなっているため、
車両の挙動や路面情報をダイレクトに伝えてくれます。
ボタン配置としては左側に運転支援系、右側にオーディオ操作系となっており、
シンプルなボタン配置となっています。
これに加えてMモデルの象徴であるドライブモード設定ボタンである
M1、M2ボタンが装備されている点が特徴です。
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メーターまわりに関しては2シリーズとしては初採用となる
カーブドディスプレイが配置されており、
12.3インチのメーターと14.9インチのナビ画面がセットとなった
ディスプレイが標準装備となっています。
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このフルデジタルメーターを活用することで
様々な情報表示が可能となっており、
ご覧のヘッドアップディスプレイと組み合わせることで
目線を切らさず、ドライブに集中できる環境が整えられています。
その他運転支援系装備としては
一定車速で高速道路などを走行するクルーズコントロール機能がMT仕様に
加えて前走車との距離を一定に保って走行する
レーダークルーズ機能がAT仕様に標準装備となっています。
ただ車線中央を維持するようにハンドル支援を行う機能はありませんので注意です。
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また、バック中などに障害物を検知し、
警告を発する機能も標準装備となっているため、
安心してドライブすることが可能です。
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そのうえで運転支援と少し毛色が異なりますが
Mドライブプロフェッショナル機能も標準装備となっており、
サーキット走行時のラップタイムの記録や
ドリフト診断機能などがセットとなったMモデルらしい機能が装備されています。
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運転視界としては少し懸念点があり、
ご覧の通り、ドアミラーの配置の関係上、
Aピラー付近に死角がある点と、深く沈み込むようなドライビングポジションをとると
ディスプレイ画面が視界の稜線と被る懸念があり、
ロングノーズの車両であることも相まって
車両感覚としてはかなりつかみづらい車両かと思います。
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その他のボタン配置に関しては
エアコン機能などほとんどの機能がディスプレイ内に集約されたことで
非常にシンプルなボタン配置となっています。
エアコン吹き出し口下部にハザードスイッチなど
すぐに操作できるべきものが物理ボタンとして残され、
シフトノブ周辺にはエンジンスタートボタンや運転モードの切り替えスイッチ、
電子パーキングボタンなどの操作系スイッチが配置され、
さらにその後ろにナビ操作用ダイヤルが設置されているのみとなっています。
昨今の音声認識機能も非常に優秀であり、
その機能も踏まえた非常にシンプルな内装の仕立てとなっています。
その他快適装備としてはドア内張にあるMのロゴを模したイルミネーションや
足回りのアンビエントライトなどを用いた
光による高級感の演出にも抜かりがありません。
またオプションになりますがハーマンカードンのオーディオを装備することで
よりドライブ中の快適性を増すことができるかと思います。
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シート形状はこのようになっており、
ドライバーの身体を肩の上部から腰にかけて支えてくれる
スポーツシートとなっており、ランバーサポートの機能を併用しながら
自身の体型にあった最適なドライビングポジションを
実現してくれるシートとなっています。
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このシートが標準装備となっており、
そのうえの本気仕様としてのカーボンバケットシートが
カーボンルーフなどとセットオプションで設定されており、
カーボン素材を多用した軽量化とバケットシート形状による
快適性よりもホールド性を重視したシートも選択することができる点が
Mモデルらしいところかと思います。
![](https://murakumo-carlife-blog.com/wp-content/uploads/2023/03/新型車紹介-BMW新型M2内外装紹介-おそらく最後のガソリン×MTのMモデル-741.jpg)
後席空間はこのようになっており、
シート背もたれの角度が急であり、
快適な空間とは言いづらいかもしれませんが
ホイールベースが先代より延長されていることも相まって
M240iのレビューしている海外youtuberの方も納まっていたので
長距離でなければ大人であっても
十分座れる空間が担保されているものと思われます。
ちなみに後席解放感アップのためのサンルーフもオプションとして
用意されているので検討してみてもいいかもしれません。
![](https://murakumo-carlife-blog.com/wp-content/uploads/2023/03/新型車紹介-BMW新型M2内外装紹介-おそらく最後のガソリン×MTのMモデル-758.jpg)
まとめ
![](https://murakumo-carlife-blog.com/wp-content/uploads/2023/03/新型車紹介-BMW新型M2内外装紹介-おそらく最後のガソリン×MTのMモデル-789.jpg)
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