【新型車紹介】 LEXUS UX年次改良内外装紹介 改良ポイント5個注意点11個紹介

レクサス
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本記事の内容について

今回の動画では先日年次改良が実施されたレクサスのUXの内外装および改良ポイントをグレード選択時の注意点などもあわせて紹介していきます。

グレード体系について

まずはグレード体系についてです。

UXにはベースグレード、Version C、F sports、version Lの4つのグレードが設定されています。

ただこのグレード体系に関しては搭載されるパワートレーンによって異なり、2Lエンジンとモータを組み合わせた300hでは、4グレード構成となっていますが、EVである300eの場合はベースグレード、F Sportsの設定はないため、注意です。

また、今回の年次改良のタイミングからではありませんが、ガソリン仕様の設定は廃止されており、
UXに搭載されるパワートレーンはすべて電動化されたものとなっていることも特徴であり、注意です。

車両本体価格はご覧の通りとなっており、今回の年次改良のタイミングで約20万円の値上がりとなってしまっていますが、その値上がり分の価値があるかをこのあと紹介していきます。

パワートレーンについて

続いてパワートレーンについてです。

繰り返しとなりますが、UXには直列4気筒2Lエンジンにモータを組み合わせたハイブリッドが搭載された300hとバッテリーEVである300eが設定されています。

今回の年次改良においてそれぞれのパワートレーンに改良が加えられており、300hの方はハイブリッドシステムが新世代のものと置き換わったことでシステム出力が改良前よりも15psアップしており、よりレスポンスのよい加速感などが実現されていることに加えて、4WD仕様に搭載されているリアモータの出力も先代から34psアップと大幅に強化されたことで操縦安定性も非常にアップしているものと思われます。

300eに関してはすでに前回の年次改良において航続可能距離の拡張などが行われており、今回の改良ではバッテリーのクーラーおよびヒーターを搭載することで、急速充電の繰り返し仕様にも対応できるようになり、より高効率な充電が可能となったことで急速充電時間が25%短縮され、EVとしての使い勝手が改善されています。

注意点として、300eには4WDの設定はないため、雪道など、路面状況がよくない環境での使用を想定されている方には注意となっています。

内外装色について

続いて内外装色についてです。

外板色についてはUXには全部で12色の設定がありますが、グレードによって選択できる色が限られており、F sports以外のグレードではご覧の色が選択可能となっており、F sportsのグレードではご覧の色が選択可能となっています。

Fsports以外選択可能色
Fsports選択可能色

また、F sportsの場合はルーフがブラックアウトされたバイトーンカラーも選択可能となっており、より個性を演出することが可能となっており、グレード選択時は注意となっています。

内装色に関してはご覧の8バリエーションが設定されていますが、こちらもグレードによって選択できる組み合わせが異なり、ベースグレードの場合、こちらの2色から、300hのVersion Cの場合、こちらの4色から、300eのVersion Cの場合、こちらの4色から、F sportsの場合、こちらの3色から、Version Lの場合、こちらの4色から選択可能となっています。グレードによって、選択できる色が異なり、またシート素材も異なるため、注意が必要です。

ベースグレード選択可能色
300h version C選択可能色
300e version C選択可能色
Fsports 選択可能色
version L 選択可能色

外観紹介

外観紹介になります。

まだ年次改良仕様のUXの展示車両を撮影することができませんでしたので、こちらの年次改良前の特別仕様車をベースに年次改良ポイントを紹介していきます。

まずはフロントフェイスまわりになります。

フロントフェイス周りは年次改良によって大きな変更はくわえられておらず、レクサスお馴染みのスピンドルグリルが採用されています。
非常に押し出し感のあるフロントフェイスとなっており、昨今のレクサスデザインはグリル開口面積を絞った新世代のものに置き換わりつつある中でレクサスSUVの中ではLBXの次のエントリーモデルに相当するUXになりますが、このグリルの迫力は兄貴分にも劣らないかと思います。

ちなみにF sportsのみグリル周りのメッキ加飾が漆黒メッキとなることが特徴となっています。

ライトユニットまわりの造形も非常にシャープであり、きれいに面発光するデイライトが一体となった切れ長のヘッドライトが特徴です。

注意点としてこの展示車の場合、単眼のヘッドライトとなっているため、オートでハイビームを切り替える機能は有していますが、対向車や歩行者を自動で防眩するアダプティブヘッドライトをもった3連LEDライトではありません。

3眼のアダプティブヘッドライト機能を有したヘッドライトに関してはversion Lに標準装備、F sports、Version Cにオプション、ベースグレードには装備不可となっているため注意です。

改めてフロントフェイスまわりを引きで見ると、スピンドルグリルを中心にヘッドライトやボンネットのラインが構成されていることがよくわかり、またNXなどと異なり、スピンドルグリル自体もボディの形に沿った湾曲したデザインとなっていることでこの車両に求められるアクティブ感や軽快感を主張しています。

サイドに回り込んできました。

UXのボディサイズは全長4495mm、全高1540mm、全幅1840mm、ホイールベースが2640mmとなっており、兄貴分のNXと比較すると全長マイナス165mm、全高マイナス120mm、全幅マイナス25mmとなっており、全体的にひとまわり小さくなっていること、また内装紹介で紹介しますが、
運転支援系の装備も充実しているため、運転に不安のある方でも運転しやすい車両になっていることと思います。

ボディサイドのデザインに関しても年次改良によって変更はくわえられておらず、ルーフのラインが後席乗員の頭の位置からなだらかに傾斜するクーペSUVとなっており、実用性よりも運動性能などを優先しているSUVであることがデザインからもわかります。

またサイドに入ったラインがリアフェンダーに向かって駆け上がり、リアフェンダーまわりで切り落とされたような面が構成されていることで斜めから見た際の後ろタイヤの踏ん張り感が強調されています。

Bピラーまわりやウィンドウモール周りにもシルバーやピアノブラックのパーツが使用されており、質感としても隙なしな印象でありました。

また、この特別仕様車の場合はフェンダーアーチモールがボディ同色に塗装されていますが、通常仕様では樹脂のモールとなっており、よりSUVらしい力強さを感じさせてくれるものとなっています。

ホイールデザインも豊富なバリエーションが設定されており、グレードによって選択できるホイールが異なるため、注意です。

リアに回り込んできました。

UXはリアのデザインがかなり特徴的であり、ご覧の通り、両端がフィン形状となり、整流の役割ももったテールランプが一文字に入っており、非常にシャープな造形となっています。UXが発売されてからかなり経ちますが、いまだに先進的なデザインであるといえます。

下部は樹脂パーツが大半を占めており、マフラーが1本だしの状態で見えています。300eの場合は当然マフラーはありません。

斜めからみるとUXのデザインのスポーティ感がより顕著に感じられ、なだらかに落ち込むルーフのラインと、そのラインに合わせて絞り込まれていく、サイドのラインが非常に機能美を感じさせるデザインとなっています。

少しだけ気になるのがレクサスエンブレムの位置ですね。
一文字のテールランプと干渉しないように配置されているため、少し下側にオフセットされており、これならばNXなどから採用が始まっているエンブレムではなく、ロゴを配置するデザインにされても良かったかなと感じました。

内装紹介

内装紹介、まずはトランク容量についてです。トランク容量としてはご覧の通りとなっています。

左右のえぐりとしてはそこまで大きくはありませんが、元々車幅がそれなりにある車ですので問題ないかと思います。奥行きに関しては手を伸ばしても届かないくらいあり、実用性としては必要十分かと思います。

サイドには買い物フックであったり、12Vのシガーソケットがあり、また1500Wの外部給電機能を装備することが可能となっていますが、こちらは300hには全グレードでオプション、300eでは標準装備となっているので注意です。

床下収納としてはご覧の通り、大きく取られており、ボードを一段下げることができる2段構造となっており、ラゲージ容量を拡大することができます。

通常の状態ではトランクの床面に段差はないため、スムーズに荷物の出し入れが可能であり、必要に応じてボードを上げ下げすることで様々な状況に対応できるかと思います。

またご覧の通り、後席を倒すことでフラットかつ広大な荷室空間が得られますので、外観は都会派なSUVですが、アクティブな使用シーンにも対応可能かと思います。

続いて運転席周りの紹介になります。

運転席のドアの内張はこのようになっており、上半分はソフトパッドとなっており、握り心地のいいドアノブが高級感を演出しております。

また手で触れる部分にはソフトパッドがあしらわれており、質感は非常に高くなっています。

ドアの下部に関してはハードプラとなっていましたが、ペットボトルが収容出来たりと実用性も十分かと思います。

乗り込みの際はSUVのため、頭上スペースに余裕があり、また最低地上高もそこまで高くないため、乗り込むというよりも腰をスライドさせるだけで運転席に座ることができ、どなたにとっても乗り込みやすいパッケージかと思いました。

ステアリングのデザインはこのようになっており、左側にオーディオ操作系、右側に運転支援系のスイッチを配置したシンプルなものとなっています。

改良前のメーターデザインはこのようになっており、アナログと7インチのデジタルメーターが組み合わさったものとなっていましたが、今回の年次改良において、12.3インチのフル液晶メータが標準装備となっており、レクサス車の弱点であったメータ情報表示量の少なさが改善されています。

このメータデザインもフル液晶の特性を活かし、グレードによって多少デザインが異なるため、要注目となっています。

加えて、ヘッドアップディスプレイを装備することでより多くの情報を目線をそらすことなく得ることが可能となるため、ぜひ装備を検討したいところです。

こちらはベースグレードには装備不可であり、それ以外のグレードにはオプションとなっています。

今回の年次改良によって、予防安全装備にも改良が行われており、高速道路の車線中央を走行するよう支援するレーントレーシングアシストの機能などに加えて、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたセンサーによって、プリクラッシュセーフティの作動対象を拡大され、自動二輪車(昼)や自転車運転者(夜)が検知可能となり、また、交差点衝突回避支援(出会い頭車両)機能も新たに対応可能となっています。

またさらなる運転支援として、車両の周囲をカメラにて確認できるパノラミックビューモニターの設定があり、こちらはベースグレードには装備不可、それ以外のグレードにはオプションとなっています。

この装備はご覧の通り、自車の周囲を死角なく確認することができ、車幅が大きめのUXにとっては安心感に関わる装備であります。

ナビ画面としては12.3インチのナビが全車標準装備となっており、タッチ操作式が採用され、横長ディスプレイが採用されてることで、運転視界の妨げとならないよう配慮がされています。

その下にはエアコン吹き出し口と真ん中にハザードランプのスイッチがありますが、こちらはピアノブラックなどの塗装処理がされておらず、少し質感が下がっているように感じてしまいました。

その下にはエアコン操作系のスイッチが配置されており、キーボードのように押し込むタイプとなっているのが独特であり、押し間違いがしにくいようになっています。

その下の奥には小物入れとUSBタイプCの差込口があります。オプションとなりますが、置くだけ充電機能を装備することも可能となっています。

その後ろにはペットボトルホルダーが横向きに配置されていました。

その後ろにはシフトノブが配置されていますが、こちらは改良前のものとなっており、改良後は電子式のコンパクトなものへと変更されていることでよりスマートな内装へと変わっています。

その横にはシートヒーターやシートベンチレーションなどのスイッチが配置されています。

少し取ってつけた感がある配置となっているのは元々年次改良前はナビ画面がタッチ式でなく、タッチパッドでの操作であったために、そのパッドがこちらに配置されていましたが、それが廃止となったためであり、それならば、エアコン操作ボタン付近にスイッチを集約し、空いたこのスペースにスマホの置くだけ充電機能を持たせても良かったかなと思いました。

アームレスト内の容量としてはかなりの深さがあり、実用性が高いことと、助手席側からも開閉できることが地味に便利かと思います。

シートの形状はご覧の通りであり、サイドのキルティング処理なども高級感があり、張り出しもありますが、身体を支えるというよりも包み込むといった形状となっています。

快適装備であるシートヒーター、ベンチレーションに関してはベースグレードは装備不可、300h version Cではシートヒーターのみ、それ以外のグレードでは両方装備されていますので注意です。

続いて後席の質感となります。

後席のドアの内張はこのようになっており、上部はソフトパッドで覆われており、持ち手は運転席、ソフトパッドがあしらわれていますが、ウィンドウスイッチにメッキ処理がなかったり、ペットボトルホルダーがないなど、前席同様の質感とは言えませんでした。

乗り込む際もデザインを優先したクーペライクの車両であるため、開口幅はそこまで大きくなく、乗り込む際には少し窮屈感があるかもしれません。

足元スペースは身長170cmの私のドライビングポジションでこのぐらいであり、足が組めるほどのスペースはなかったため、より高身長の方は注意が必要かと思います。

またシアターシートとなっていないため、前席シートの圧迫感が思ったよりも大きく、スペースのありなし以上に窮屈感を感じてしまうかもしれません。

センタートンネル付近にはエアコン吹き出し口があり、またUSBポートも二つ備え付けられています。

アームレストにはカップホルダーがついているため、実用性としては問題ないかなと思います。

シート形状としてはサイドの張り出しは前席ほどではなく、前席のようなキルティング処理も施されてはいなかったため、この車両のコンセプトが後席の快適性よりも前席の快適製を重視したドライバーズカーのコンセプトであることがうかがえます。

また快適装備に関しても300eのみ後席シートヒーターが採用されており、300hに関してはグレードに関わらず、装備不可のため、注意です。

改めて内装の全景です。

UXの世代からレクサスの内装はボタン配置が見直され、それぞれの機能ごとに操作しやすいようボタンが集約されたことでドライバーが運転に集中しやすいこの車両のコンセプトにあった内装デザインとなっていることがよくわかります。

まとめ

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