GRスープラにA91仕様のブレースを取り付け

DIY
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本記事の内容について

今回の記事内容はDIYとなっております。
内容としては、スープラのボンネット内にブレースと呼ばれる部品を追加するものとなっています。
ブレースが追加されることによって、剛性が上がり、ハンドリングがより機敏になることを期待しています。この部品はスープラの販売1年後に実施された仕様変更で追加された部品となっており、私の年式のスープラにも簡単に取り付けられるということで実際に購入し、その取付の様子をお届けします。

準備物

まずは準備物の紹介です
下図の通りであり、左にあるのが今回取り付けるブレースとなっており、
私はトヨタの部品共販に伺って、発注をいただいき、入手することができました。
値段は二つ合わせて約四千円でした。
品番としては以下通りであり、発注の際に伝えていただくと、スムーズに発注できるかなと思います。
■ブレース品番:53221-WAA01、53222-WAA01 (すみません、どちらが右か左か失念しました)
右側にあるのが取付用ボルトであり、サイズはM10×ピッチ1.5 長さ25mm、数量4本となります。トに特に特別なボルトはして使用しておらず、ホームセンターで購入しました。
さらにその右側がネジ切り用のダイスとなります。ブレースを私の年式のスープラに取り付けるためにはねじ切り加工を行う必要があり、M10×ピッチ1.5のボルトに適用している必要があります。
最後にボルト締付用のラチェットになります。六角レンチなどでも代用可能です。
それでは作業を開始していきます。

作業開始

ブレース取付位置を確認していきます。
下図の位置が片方のボルトの穴で、すでにネジが切られています。

もう片方の取付点が下図の位置であり、こちらにはねじ切りを行う必要があります。

ねじ切り作業開始です。
下図のようにM10×1.5のダイスを付けた状態でぐりぐり回していきます。
本来のねじ切りの場合、まっすぐにねじを切っていくのはそんなに簡単ではありませんが、今回の場合、元々穴が開いているところにねじを切っていくことになるので、比較的簡単に作業できました。

ポイントとしては、ある程度ねじを切ると、逆回転させて、またねじを切るという工程を繰り返すことです。ねじを切っていくとその切り口に切子が溜まっていくと切れ味が落ちてしまうため、それを防止することが目的となっています。
今回作業している部材がアルミであるため、比較的柔らかく、手回しで作業できていますが、より硬い材質の場合、切削油などを塗布しながら作業を実施する必要があるそうです。
ネジ切終了状態が下図であり、比較的うまくいったと思います。

その後、ブレースを取り付けていきます。
下図のようにブレースをセットし、ボルト穴位置を確認します。

付くようにしか付かない状態であるため、特に迷うことはないかと思います。
それではラチェットを使って、ボルト締め込んでいきます。

逆側も同じ作業を繰り返し、作業完了です。

このあと、走りに行って、ハンドリングがどう変わったのかを検証してみました。

試乗スタート

フロントブレースを取り付けた状態で走行動画は下部のyoutube動画をご覧いただけると幸いです。
愛知県の山中を走った感想として、ハンドリングは確かに良くなったように感じます。
ただそれ以上に剛性が高くなった弊害として、乗り心地が悪くなったように思います。
剛性が高くなったことで路面追従性が良くなったためかと思いますが、ハンドリングが良くなったこと以上に乗り心地が悪くなったことを強く感じてしまったのは少しショックでした。
この部品の効果は一般道ではなく、サーキット走行などの限界走行により近い場面でその真価を発揮するかと思いますので、その効果を改めて実感できるよう、
いろいろな走行場面で効果を試していきたいと思います。

まとめ

ねじ切りの加工が必要ということで、部品以外に工具等々が必要となりますが、作業難易度自体はそこまで高くないかと思いますので、参考となれば幸いです。

youtube動画

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