GR スープラ supra で燃費走行 どれだけ燃費を伸ばせるか検証

スープラ
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本記事の内容について

今回の記事はスープラに関する検証の記事となっています。
満足点の記事でも紹介した通り、私の乗っているスープラは3リッターターボのRZグレードにも関わらず、平均燃費が10.8もあり、エンジンの排気量とスポーツカーであることを考えると、かなり燃費は良い方であると思われます。ここからスポーツカー乗りが気にすることではないと思いますが、
燃費にとって好条件を揃えるとスープラはどのくらいの燃費を叩き出してくれるのかが気になり、
検証してみました。

検証方法について

まず検証方法について説明します。
燃費の測定方法には満タン法を採用しました。
満タン法での燃費測定手順は下図の通りです。
まずガソリンを満タン状態にします。
その後、自身の車のオドメータをリセットします。
その後、ガソリンが減るまで運転し、次に給油した際の給油量とそれまでに走った距離をメモして
その距離を給油量で割ることで、燃費を算出することができます。

この方法の注意点として、信号などでストップし、アイドリング状態の場合、
距離は進まず燃料だけを消費している状態となりますので、
この計算方法の場合、計算結果がかなり悪くなってしまいます。
逆に高速道路などを利用して、常に走り続ける状態を維持できていれば、燃費は良くなります。
今回の検証では好条件を揃えたいので、ほぼ全てを高速道路での走行で燃費測定を実施しました。

走行ルートについて

走行ルートとして、まず刈谷ハイウェイオアシスで燃料の給油を行ないました。
下図がその際の様子です。

タンクが満タンになりましたので、この時のオドメータをリセットし、走行準備完了です。

この検証は先日投稿した伊勢志摩スカイラインのドライブ記事と同日に行ったものとなっています。
伊勢志摩スカイラインは出発地点に設定した刈谷ハイウェイオアシスから約150kmほどあり、
伊勢湾岸自動車道をひたすら走り続け、燃費の測定を行ないました。

ドライブ記事内でも紹介している通り、伊勢志摩スカイラインは高速のインターから比較的近い位置にあるスカイラインであるため、今回の検証のようにギリギリまで高速道路を走り続ける検証に適していました。

燃費走行について

次に燃費走行の詳細についてです。
なるべく良い燃費を記録したいと考えていましたので、走らせ方にもこだわりました。
スープラの取扱説明書にはどの車にも該当することですが、燃費良く走らせるための留意点が
記載されています。
そちらを紹介しつつ、今回の燃費測定をどのような走行条件で実施したかを紹介していきます。

まず「不要な積載物を下ろす」です。
スープラの馬力が幾ら大きくても、荷物がたくさん積んであり、車両重量が重くなってしまうと、
走行するために必要となる馬力が大きくなり、結果として燃費が悪くなってしまいます。
私は普段洗車グッズをトランクに常備していますが、この検証のために自宅に置いてきました。
また助手席には誰も乗せずに検証を敢行しています。
(基本的に動画の撮影は一人で行っていますが)

次に「不必要な加速を行わない」です。
高い回転数を避ける、慣性走行を利用するなどが挙げられます。
アクセルの操作を雑に行ってしまうとその分無駄にエンジンの回転数が上がってしまい、
走行距離としては進んでいないが燃料の消費が大きいといった燃費の悪化につながってしまいます。
そこで対策として既に説明した通り常に高速道路を走行し、またお気づきの方がおられるかもしれませんが、走行車線をレーダークルーズコントロールを利用し、90km/h一定での走行を徹底しました。
スープラには現代のスポーツカーらしく、レーダークルーズ機能がついているので、この機能を利用し、無駄なアクセル操作を極力減らしています。

次に「必要でない機能のスイッチをオフにする」です。
これが苦行でした。
このポイントは端的に言うと車を走らせる機能以外の余計な機能をオフにして、消費電力を抑えましょうということです。
そこで、この日はかなり暑かったのですが、エアコンをオフでこの検証をやり切りました。
車を走らせながら汗だくになってましたね。もちろん水分補給をガンガンしました。
私のドライブ動画を見ていただいている方はご存知かもしれませんが、
私はよく綾鷹を飲んでいます。市販のお茶の中ではベストバイだと思っています。
今回の検証中に片道だけで1.5L近く飲んでいました。
窓を開ければ良かったのではというご指摘があるかもですが、窓を開けると空気抵抗が増加し、
燃費を悪化させますという記述があったので、それも許されなかったです。

まとめると今回の燃費走行の走行条件は下図の通りになります。
常に高速道路を走り、エアコンオフ、窓を閉めた状態でレーダークルーズコントロールを活用し、
90km/hで走行するとなります。渋滞だけはどうしようもなかったのでそれだけが懸念点でしたが、
幸運なことに検証中に渋滞に巻き込まれることはありませんでした。

検証結果について

ようやくガソリンスタンドに到着しましたので、給油し、検証に移ります。

給油量は7.75Lとなり、ここまで走行してきた距離は147.7kmでした。結構走りましたね。

満タン法に則り燃費を計算した結果は下図の通りです。

惜しくも20km/Lには届きませんでしたが、カタログ燃費の約1.5倍の記録を出すことができました。
今回はエアコンを常にオフにしたり、普段使いではあまり実現できないような走らせ方をしましたが、
普段使いでも燃費走行を意識すればかなりエコな数値を出すことができそうです。
やはりスープラの燃費いいですね。ただ検証的にはもっとぶっ飛んだ値を出したかったです(笑)。

youtube動画

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