- 本記事の内容について
- 満足点1つ目:見た目がかっこいい
- 満足点2つ目:直6エンジンのサウンドとふけ上がりの良さ
- 満足点3つ目:燃費が思った以上に良い
- 満足点4つ目:運転支援系装備が充実している
- 満足点5つ目:街乗り走行も普通にこなせる
- 満足点6つ目:ナビ関連操作が快適
- 満足点まとめ
- 不満点1つ目:クラクションの音がカッコ悪い
- 不満点2つ目:ETCユニットの取ってつけた感
- 不満点3つ目
- 不満点4つ目:メンテンナンス費用が高い・作業時間が長い
- 不満点5つ目:メンテンナンスに専用工具が必要
- 不満点6つ目:キーの反応が悪い・電池の消耗が激しい
- 不満点7つ目:トランク内部への水入り
- 不満点8つ目:トランクオープナーがリア側にない・ドア開閉によって再ロック
- 不満点9つ目:サンバイザーのサイズが小さい
- 不満点10つ目:コーディングを行わないと変更できない車両設定が多い
- 不満点まとめ
- youtube動画
本記事の内容について
今回の記事では、先日投稿した維持費の動画に続いて、
2月27日で納車3年を迎える私のGRスープラに対する
満足点と不満点を紹介します。
不満点に関して事前に
スープラオーナーにヒアリングをさせていただいたものも
一部取り上げており、様々な方の参考となるかと思います。
ただ、スープラには不満点を払しょくするいい点がたくさんありますし、
動画内で不満点に対する対策もあわせて紹介していきます。
未来のスポーツカーオ―ナーの方たちの参考となれば幸いです。
満足点1つ目:見た目がかっこいい
満足点の一つ目は何より見た目がかっこいいことですね。
これに関しては3年目になっても飽きることなく、
変わっていないですね。
切れ長のヘッドランプや
シャープに突き出たノーズのフロントフェイスが
他に似た車がなく、オンリーワンの存在感を放っています。
空力特性に寄与するフロントリップが標準で装備されていることで
フロントに関しては純正のままであっても
特に手を加える必要性を感じないほどの仕上がりとなっています。
サイドに回り込んで、
FR車らしいプロポーションが昨今珍しい形となっていますが、
2人乗りでしか実現できなかったであろう
このフォルムに関しては今でもかっこいいなと思います。
ちなみに純正から追加したパーツに関しては、
こちらの過去動画にてまとめて紹介しておりますので、
そちらもあわせてご覧いただきたいです。
ホイールや車高ダウンなど
自身が当初から手を加えたいと考えていた
カスタムは一通りやり切った感があり、
あとは丁寧に乗っていこうとぼんやり考えています。
斜め後ろからのシルエットが一番のお気に入りであり、
リアフェンダーの盛り上がりなど実用性でなく、
走りを追求した故のフォルムが
所有満足度を満たしてくれます。
満足点2つ目:直6エンジンのサウンドとふけ上がりの良さ
満足点二つ目は直6エンジンのふけ上がりとサウンドのよさですね。
高速道路合流時の様子などページ下部の動画をご覧ください。
鋭くエンジンがふけ上がり、
純正のマフラーのままではありますが、
非常に気持ちの良い音を出してくれます。
公道では限られた場面でしか聞くことはできませんが、
非常に気持ちいいですし、ついスポーツモードにしがちとなってしまいます。
2年目の時点では装備していなかった
TOM’sのパワーボックスを取り付けたことで
さらなるパワーアップを果たしており、
ますます公道では持て余すスペックとなってしまいましたが、
サーキットなどで楽しめばと思います。
回転数を高めに維持して走っても、不快な振動などなく、
気持ちのいい部分のみをドライバーに届けてくれるエンジンです。
さらに現時点では自身でよりこのエンジンをダイレクトに操ることができる
MT仕様も追加されたことで
この魅力はさらに高まっていることと思います。
満足点3つ目:燃費が思った以上に良い
満足点3つ目は
このような回転数上げがちなエンジンですが、
燃費が思った以上によいことです。
先日の維持費の動画でお伝えした通り、
納車3年目時点での平均燃費は11.2km/Lとなっています。
いつもスポーツモードで走っているわけではありませんが
燃費走行を意識しているわけでもありませんので、
300馬力オーバーの車という観点でみるとかなり燃費がいい方だと思います。
ガソリン代を気にして乗る車ではありませんが、思わぬメリットです。
満足点4つ目:運転支援系装備が充実している
満足点4つ目は運転支援系の装備が充実していることです。
スープラには前の車との距離を一定に保ちつつ、
定速走行を行うことができるレーダークルーズコントロールの機能が
全グレードで標準装備されています。
この機能があることで、目的地に到着するまでの
ドライバーの疲労がかなり軽減されます。
私自身これまで片道300km以上のドライブを何度もしたことがありますが、
この機能と直進安定性の高さから目的地に着いたら
くたくたになってしまっていたということはこれまでありません。
実際、たとえスポーツカーに乗っていても
単調な高速道路の走行は退屈ですし、
峠やサーキットなど目的地に着いてからが本番ということがほとんどだと思いますので、
この快適装備にはいつも助けられています。
満足点5つ目:街乗り走行も普通にこなせる
満足点5つ目は
街乗り走行も普通の乗用車のように扱えることです。
スポーツカーに乗っていると
足回りの固さなどで街乗りでは不快な振動などが発生して、
乗り心地が悪いといった印象を持たれがちですが、
スープラの場合はSZ-R、RZに搭載されてる
電子制御サスペンションが上手く働いているのか、
街乗りでも不快な振動もなく、
同乗者からのクレームもこれまで特にありません。
先日、装備したHKSのハイパーマックスツーリングによって
乗り心地は多少悪化した感じはしていますが
それでもスポーツカーの中でも乗り心地は良い方であると感じられますので、
不満は全くないですね。
また車高を下げた状態であっても
このようなきつめの傾斜であっても気を付けはしますが、
スポーツカーにありがちのあご下を擦るといったこともほぼなく、
車両感覚さえつかめてしまえば、普通の乗用車ライクに乗ることができます。
運転初心者におすすめとまではいきませんが、
クリアランスソナーなども装備されているので、
スポーツカーの中では運転しやすい部類ではないかと思います。
満足点6つ目:ナビ関連操作が快適
満足点6つ目は少し地味ですが、
ナビ周りの使い勝手が快適であることです。
スープラにはスープラコネクトという
車両アプリがあり、各種操作をリモートで実施できるアプリがあります。
その中でも特に目的地設定が非常に便利となっています。
やり方としてはgooglaマップ、もしくはiosマップにて
目的地を検索し、その結果をスープラコネクトに共有することで
目的地設定を完了することができます。
apple carplayを使えば一発というご意見もあるかと思いますが
純正ナビを使用するとHUDと連動したルート案内を実施してくれるため、
方向音痴の私には非常にありがたく、この操作を非常に重宝しています(笑)。
満足点まとめ
こちら満足点のまとめとなります。
満足点に関しては納車されてからの1、2年を振り返るシリーズで
挙げたものと正直なところほぼ変わっていないです。
納車されてから2年経っても変わらずの魅力があるということかと思いますので、
3年目も大事に乗っていきたいと思います。
続いて不満点についてですが、あくまでも個人的見解であり、
ここまでに挙げた満足点で十分おつりがくるレベルであることを
先に申し上げておきます。
不満点1つ目:クラクションの音がカッコ悪い
不満点1つ目はクラクションの音がカッコ悪いです。
車内および車外からの音はページ下部の動画からお聴きください。
このような音となっており、
なんというか高級感を感じない音となっています。
Z4の音はこのような音ではないようで、
スープラはなぜこのような音となってしまったのかといった感じです。
こちらDIYで何とかしたい感じですが、
正直なところ、納車されてからの3年間において
クラクションを鳴らした回数が片手で数えられるレベルでありますので
わざわざカスタムするほどかなという感覚になってしまい、
結局手を付けられていないですね。
不満点2つ目:ETCユニットの取ってつけた感
不満点2つ目はETCユニットの取って付けた感です。
これはtwitterからのコメントでも結構多く挙げられていましたね。
こちらに関しては2年目の不満点にも挙げていますが
いまだに気になってしまっています。
こちらに関してもZ4はルームミラーと一体構造となっており、
非常にすっきりしているので、うらやましい限りです。
こちらもDIYで対処できるかもですが、
少し難易度高そうですので、尻込みしているところです。
今、納車待ちのオーナーの方で気になる方がいれば、
一度ディーラーに相談してみてもよいかもしれません。
不満点3つ目
不満点3つ目は点検のリマインドがわずらわしいことです。
スープラはオイルの交換時期などを車両が記録しており、
走行距離などが交換タイミングを過ぎると
エンジンをかける度に点検時期超過のリマインドを発します。
リマインドしてくれるのはありがたいのですが、
エンジンかける度に警告されるのは正直うっとおしいです。
こちらに関しては自身でリセットすることができますので、
そちらの方法を紹介します。
まず、エンジンスタートボタンを3回短いタイミングプッシュし、
車両が診断モードに入ったことを確認すると、
ODDのリセットボタンを長押しすることで、
リセットできる点検項目が表示されます。
リセットしたい点検項目が表示されるまで、
リセットボタンを押して、リセットしたい項目で長押しすると、
リセットするかどうかの確認されますので、
再び長押しするとリセットが開始されます。
こちら実施することで警告解除されますので、
一度試してみてください。
不満点4つ目:メンテンナンス費用が高い・作業時間が長い
不満点4つ目は3つ目と関連し、メンテナンス費用が高いこと、
またディーラーでの作業時間が長くかかりがちであることです。
こちら承知のうえで購入していますので、
不満点にいれるべきではないかもしれませんが、
1年点検などの定期点検をを実施した際、
オイル交換も含めて、3万円以上のメンテナンス費用となりました。
やはりBMWの部品を使っているということかもしれませんが、
通常のトヨタ車のメンテナンス費用と比較すると
高額となってしまっているため、入れさせていただきました。
また、BMW社製のメンテナンス設備を使用する必要があるためなのか
ディーラーの整備の時間もかかりがちとなっており、
車検の際は一日預かりとなっていました。
リコール対応の際もメンテナンスキットが配備されておらず、
対応まで少し時間がかかってしまった経験もあったりしましたので
今後も無いに越したことはありませんが、不具合対応時に少し不安がありますね。
不満点5つ目:メンテンナンスに専用工具が必要
twitterコメントからですが、メンテナンスに関連して
トルクスボルトなどの専用工具が必要となることが挙げられます。
こちらエンジンルーム内の様子となりますが、
基本的に大部分のボルトがトルクスとなっており、
これまでDIYで使用していた工具が使えず、
新規に購入する必要が発生します。
BMW部品を使用している都合上、仕方のないことかもしれませんが
メンテナンス性という意味ではユーザフレンドリーな車ではありませんね。
不満点6つ目:キーの反応が悪い・電池の消耗が激しい
不満点6つ目はキーの反応が悪い、キーの電池の消耗が激しいです。
こちらは最近頻発するようになったのですが、
ご覧の通り、プッシュスタートボタンを押しても
エンジンがかからず、何度か試すと反応するという状態になっています。
おそらくキーの電池が消耗していることが原因と考えられますが
これまでに2、3度交換を実施しており、
3年間使用期間であることを考慮しても
少しキーの電池の消耗が激しいように思えます。
不満点7つ目:トランク内部への水入り
不満点7つ目は洗車時のトランク内部への水入りです。
こちらは昨年から解消できていない不満点となっています。
ご覧の通り、車内が水浸しになってしまっているということはありませんが、
ボディの内側には確実に水入りしており、
シール部がへたってくると雨漏りの懸念もありますので、
何か対策を講じる必要があり、何より汚れもたまりやすい箇所となっているため、
こちら不満点に挙げています。
不満点8つ目:トランクオープナーがリア側にない・ドア開閉によって再ロック
不満点8つ目はトランク関連の不満点となっており、
トランクオープナーがリア側にないこと、
運転席ドア開閉時、トランク再ロック問題です
この不満点もtwitterで挙げられている方が多かったです。
スープラはおそらくデザイン要件かと思いますが
リア側にはトランクのオープナーが設置されておらず、
運転席ドア横のスイッチ、もしくはキーのスイッチを押すことでのみ
トランクを開閉できます。
こちらに関してどうしてもひと手間増えることになり
そのことにわずらわしさを感じてしまいます。
また再ロック問題に関してはトランクを一度開けた後に、
ドアを閉めるとその衝撃でトランクにロックがかかってしまい、
再びロック解除ボタンを押さなければいけない問題です
これが起きるとかなり面倒くさいです。
こちらも対策を見つけましたので、紹介いたします。
トランクを開けると、この二つの突起があることがお分かりになるかと思います。
この部品は納車当初は埋まっている状態かと思いますが、
こちらは反時計回りに回すことで、中の歯車上の形状のものが合わせて回転し、
徐々にせりあがってきます。
この突起内の歯車部分が樹脂パーツと同じ面くらいまで
上がってくるように左右両方の突起を回転させます。
突起だけが回転していることもあるので、
動画のような歯車がかみ合っている音がしているかの確認が重要です。
こうすることで、多少粗くドアを閉めてもトランクが再ロックされる頻度が減りました。
水入りに関しても、突起を緩める前後で特に変わりはないですので、
一度オーナーの方はトライしてみて下さい。
不満点9つ目:サンバイザーのサイズが小さい
不満点9つ目は少ししょうもないですが、
サンバイザーのサイズが小さいことです。
これに関しては納車2年目に挙げている項目です。
スープラのサンバイザーはかなり小さく、
こちらがサンバーザーを広げた際の運転時の視界ですが、
ほとんど前方を覆えていません。
そのため、夕方の時間帯の西日のきつい時間帯は
視界がかなり遮られ、何度か恐怖体験を味わったことがあります。
これに関しては対策アイテムを購入しましたが失敗してしまいました。
アイテムはこちらとなっており、
サンバイザーに遮光機能を施したプレートを追加することで
視界を確保しつつ、日光などを防眩する機能を持ったものです。
これを取り付けることで対策を行おうとしましたが、
スープラのサンバイザーのサイズが小さすぎて
挟み込める最低サイズを下回っていました(笑)。
挟み込むことのできるサイズの下限をチャックし忘れており、
失敗してしまいましたね。
コンセプトや仕上がりとしては効果ありそうでしたので
スープラのサイズに対応した物を改めて購入しようと思います。
不満点10つ目:コーディングを行わないと変更できない車両設定が多い
不満点10つ目はtwitterからのコメントで多くあった
BIMMERCODEなどでコーディングを行わないと
設定できない項目が多いです。
代表的なところとしてはアイドリングストップのメモリー機能や
スポーツ+モードの追加、バック時のサイドミラーの角度調整などが挙げられますが、
これらの項目はこちらの動画でまとめている
BIMMERCODEのようなコーディングアイテムを用いないと
変更が不可となっています。
私も元々不満点に挙げていた項目であり、
通常の車両設定では変更不可の項目であるため、
不満に思っている方は多い印象です。
不満点まとめ
改めて不満点のまとめです。
納車3年目を振り返り、気になるところを挙げさせていただきましたが、
承知の上のものであったり、対策を講じられているものもあります。
繰り返しとなりますが、
個人的な見解かつスープラの魅力を損なうほどのものではないことを
改めてお伝えさせていただきます。
将来、スポーツカーの購入を検討されている方の参考となれば幸いです。
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