本記事の内容について
今回の動画では先日、BMW JAPANより発表があった
Z4の年次改良モデルについて内外装紹介などを行います。
兄弟車であるGRスープラオーナー目線で
気になるところにふれていきます。
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グレード構成について
まずはグレード体系になります。
Z4のグレード体系は非常にシンプルであり、
2Lエンジン搭載の20iと3Lエンジン搭載のM40iとなっており、
どちらの仕様においても駆動方式は後輪駆動のFRであり、
2人乗りのオープンカーという点は
同じのピュアスポーツカーとなっています。
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車両本体価格はご覧の通りとなっており、
オープンカーということもあり、スープラの最上級グレードである
RZと比較すると約160万アップとなっており、
かなり値段的には開きがあることが注意ですが、
その差分を埋められそうな装備がオープンカーであること以外にも
たくさんありましたので紹介していきます。
パワートレーンについて
続いてパワートレーンについてです。
Z4には2L直列4気筒エンジンと
3L直列6気筒エンジンが搭載されています。
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2Lエンジンは最高出力197馬力、
最大トルク320Nmとなっており、
スープラで言うところのSZグレードに相当するエンジンになります。
カタログスペックはもちろん3Lエンジンに劣りますが、
最大のメリットは軽さとなっており、
スープラ、Z4ともに2Lエンジン搭載の場合は
エンジン搭載位置が車軸よりも後ろに位置する
フロントミッドシップ搭載状態となり、
単純な軽さと重心位置の適正化によって
anycaで試乗させていただいた時も
その回頭性の良さにワインディング走行での
気持ちよさが際立っていました。
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注意点としては20iの場合は電子式のアダプティブサスペンションは
オプションとなっているため、
必要に応じてオプション選択する必要があり、注意です。
このあたり、スープラで言うところの
SZ-Rグレードが設定されていない弊害が出ていますね。
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3Lエンジンは最高出力387馬力、最大トルク500Nmとなっており、
スープラで言うところのRZグレードに
相当するパワートレーンとなっています。
この3Lエンジンは
直6エンジンゆえの回転フィールのよさとサウンドが
非常に魅力的なものとなっており、
その加速の鋭さとホイールベースが短いことによる
スポーツカーとしての素性の良さから
ワインディングが楽しいことは勿論、
余裕のトルクからグランドツーリング的側面も合わせもつ
非常に贅沢なパワートレーンであり、
私もスープラのRZグレードを所有していますが
いまでも所有満足度が非常に高いパワートレーンとなっています。
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内外装色について
続いて内外装色となっています。
Z4にはご覧の6色の外板色が設定されており、
グレードごとに設定できる外板色に差分はありません。
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ただM40iのみBMW individualというサービスで
ご覧のマットグレーカラーを選択できるそうですが
常時選択できる外板色か不明であったので
くわしくは販売店に問い合わせいただけると幸いです。
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内装色に関してはご覧の4色が設定されており、
こちらに関してもグレードごとに差分はありません。
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スープラは3バリエーションに対して
うらましいところでありますし、
オープンカーのため、内装を目にされる機会も多く、
よりこだわりたいところですね。
注意点としてはこちらのMのロゴを模した
シートベルトに関しては20iにとっては
オプションとなってるため注意です。
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外観について
外観紹介、まずはフロントフェイスからです。
基本的にはBMWの特徴であるキドニーグリルの形は
これまでの横長のオーソドックスな形となっており、
私的にも最近採用されつつある縦長グリルにはまだ違和感が残っているので、
そちらが採用されていないのは個人的はうれしいところです。
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その他のBMWモデルと異なる点は
ライトユニットにあり、ライトユニットが縦に配置されている点が特徴的であり、
こうすることでライト自体をなるべくフロントフェイス外側に配置することが可能となっており、
よりローアンドワイドなフォルムを強調しています。
このライトユニットには前走車や歩行者の防眩機能を備えた
アダプティブハイビームの機能がありますが、
こちらは20iに対してはオプションとなっているので注意です。
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その他、20iとM40iの差分としては
グリルの淵やエアインテーク周辺、
ドアミラーカバーなどがM40iの場合、
セリウムグレーとなっていることが特徴となっています。
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斜めから見ると細く横長のキドニーグリルが
なるべく下方に配置されていることがよくわかり、
シャープなヘッドライト、直6エンジンを納めるための
ロングノーズと相まって非常に精悍な表情となっています。
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サイドのデザインはこのようになっており、
全長4335mm、全幅1865mm、
全高1305mm、ホイールベースが2470mmとなっています。
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典型的なロングノーズ、ショートデッキの構成となっており、
幌を開けた状態では乗員が車両の中央に座っていることがよくわかります。
デザインの特徴としてはボディサイドに直線基調のラインが複数はっきりと入っており、
これら斜めのラインがそれぞれテールライトや
リアフェンダーに向かって伸びていくことで
斜めから見た際のフェンダーまわりの盛り上がりを強調し、
FR車らしいリアタイヤでの踏ん張り感がよく伝わるデザインとなっています。
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サイドのMのロゴやサイドのエアインテークも
いいアクセントなっており、
フロントタイヤとAピラーまでの距離である
プレミアムディスタンスも非常に長く取られており、
結果的に非常に伸びやかなシルエットが形作られています。
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これは幌を閉じても損なわれることなく
乗員の頭上からなだらかに傾斜するクーペスタイルを形成しています。
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またこの幌に関しては
オプションにてグレー系のカラーに変更できるそうで、
外板色に合わせて選択いただければと思います。
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ホイールデザインとしてはこのようになっており、
この画像はM40iに対するオプションとなっており、
サイズはフロントは255/35R 19インチ、
リアが275/35R 19インチの前後でサイズが異なります。
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M40iのその他ホイールデザインはこのようになっており、
サイズに関してはすべて共通となっています。
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20iの場合のホイールデザインはこのようになっており、
ノーマルの場合のサイズはフロントが225/45R 18インチ、
リアが255/40R 18インチとなっており、
オプションの場合はフロントは255/35R 19インチ、
リアが275/35R 19インチとなっているため、
サイズがノーマルとオプションで異なり、
見かけにも影響するところですので注意です。
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またブレーキ関連もグレードによって異なり、
M40iはこちらのMスポーツブレーキが標準装備ですが、
20iにとってはオプションであり、
M40iはさらにオプションでレッドキャリパーへと変更可のですが
20iは変更不可であるため注意です。
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リアのデザインはこのようになっており、
こちらもローアンドワイドを強調するような
非常に横長なシルエットとなっており、
サイドにも食い込む細長のテールライトが
それに寄与していることがよくわかります。
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また、過度なエアロパーツなど装備せず、
ダックテール形状とすることで
空力とデザインを両立している点が非常に好みです。
20iとM40iとのデザインの違いはマフラー周辺の形状となっており、
M40iはご覧の通り、台形形状のマフラーエンドの形状に対し、
20iは丸形形状となっており、見た目の印象が大きく異なり、
こちらに関しては変更不可のため注意です。
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内装紹介
内装紹介、まずはトランク容量についてです。
こちらに関してはanyca借用の際の車両の様子をお届けします。
こちらZ4のトランクスペースとなっています。
容量としてはスープラの方が若干広いかなといった印象でした
スープラのトランク容量としてはこちらの過去動画で紹介しています。
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トランク自体は車幅もある車なのでそこそこの容量があるのですが、
ボディ剛性確保のため、開口幅が狭くなっている点と
幌を格納するスペースを確保するため、
高さ方向に関してもそこまで余裕がなさそうな印象となっており、
実用性という点では多少苦労する点があると思いますので
場合によっては助手席もうまく活用する必要がありそうです。
こちら運転席周りの内装となります。
内装のレイアウトしてはオーソドックスなBMWの内装となっており、
フルデジタル液晶メーターとドライバー側に若干オフセットされた横長のナビ、
その下にショートカットボタンやUSBポートがあり、
その後ろに電子式のシフトノブとナビ画面操作用のダイヤルがあり、
ナビ操作ダイヤルは今回の年次改良で操作性がアップしたそうです。
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ステアリングに関しては
Mモデル用の本革かつかなり太目のステアリングとなっており、
握り応えのあるステアリングであるため、
路面からのインフォメーションがかなりあるものとなっています。
ちなみに両グレードともステアリングヒーターはオプションとなっているので注意です。
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このステアリングのボタンで基本的な操作は完結でき、
オーディオでの操作用のボタンや予防安全系のボタンが集約されています。
メーター及びヘッドアップディスプレイの表示画面はこのようになっており、
スープラと異なり、フル液晶メータとなっていることで
メーター上にかなり大きな地図情報を表示できたりといった
レイアウトの変更が可能であったり、
ヘッドアップディスプレイに関しても詳細な地図表示や
制限車速表示などスープラでは表示されない情報表示が可能であり、
ドライブに必要な情報を視線を移動せず取得できるため、
運転に集中できる環境が整えられています。
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その他機能として、先行車と一定の距離を保って
追従するレーダクルーズの機能が両グレードで標準装備となっていたり、
駐車時に車両側がハンドル操作などを実施することで
駐車をアシストするパーキングアシスト機能が装備されており、
Z4を購入しようとする方に運転が苦手という方はおられないかと思いますが、
疲れた時などに車両側からのアシスト機能が充実している点はありがたいところです。
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また音声アシスタンスの機能も
アップデートされており、「OK、BMW」のようなキーワードにて
音声アシスタントを呼び出し、各種車両情報などを教えてくれるそうです。
ちなみにキーワードは任意に変更可能だそうです。
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内装におけるグレードごとの違いとしては
こちらのトリムの素材であり、M40iではアルミのトリムとなっており、
20iに関してはピアノブラックとなっています。
どちらも質感としては問題ないかと思いますが、変更不可のため注意です。
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シート形状はこのようになっており、ヘッドレスト一体型のシートとなっており、
オープンカーであるため、外から見られることも考慮されたデザイン性の
高いシートとなっており、キルティング処理が施されていたりと質感の高さを感じます。
それに加えて、電動のランバーサポートや
シートヒーターなども装備されており、
スポーツ走行への対応と快適性も兼ね備えたシートとなっています。
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まとめ
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