本記事の内容について
今回の記事では、先日投稿した維持費の記事に続いて、
2月27日で納車2年目を迎える私のGRスープラに対する満足点と不満点を紹介します。
満足点はともかく、不満点に関してあくまでも個人的見解として受け取ってください。
スープラには不満点を払しょくするいい点がたくさんありますし、
記事内で不満点に対する対策もあわせて紹介していきます。
未来のスポーツカーオ―ナーの方たちの参考となれば幸いです。
満足点1つ目
満足点の一つ目は何より見た目がかっこいいことですね。
これに関しては2年目になっても飽きることなく、変わっていないです。
切れ長のヘッドランプやシャープに突き出たノーズのフロントフェイスが他に似た車がなく、
オンリーワンの存在感を放っています。
愛知県だとそれなりに見かけるのですが、それでも街中を走っていると通行人の視線を感じます。
サイドに回り込んで、FR車らしいプロポーションが昨今珍しい形となっていますが、
2人乗りでしか実現できなかったであろうこのフォルムに関しては今でもかっこいいなと思います。
ちなみに純正から追加したパーツに関しては、過去記事にて紹介していますので、
そちらもあわせてご覧いただきたいです。
斜め後ろからのリアフェンダーの盛り上がりなど実用性でなく、走りを追求した故のフォルムが
所有満足度を満たしてくれます。
少しマニアックですが、駐車場に停めてふと振り返ると、かっこいいなと思える瞬間がいまだにあります。これはスープラに限らずだとは思いますが、2年経ってもそう思わせてくれるので、
買ってよかったなと思います。
満足点2つ目
満足点二つ目は直6エンジンのふけ上がりとサウンドのよさです。
(※走行動画はページ下部のyoutube動画をご覧ください)
鋭くエンジンがふけ上がり、純正のマフラーのままではありますが、
非常に気持ちの良い音を出してくれます。
公道では限られた場面でしか聞くことはできませんが、
非常に気持ちいいですし、ついスポーツモードにしがちとなってしまいます。
またこのように回転数を高めに維持して走っても、不快な振動などなく、
気持ちのいい部分のみをドライバーに届けてくれるエンジンです。
スープラでありつつ、BMWのエンジンが搭載されていることは複雑ですが、
いいものはいいですし、それを世の中に送り出してくれたことに感謝です。
満足点3つ目
満足点3つ目はこのような回転数上げがちなエンジンですが、
燃費が思った以上によいことです。
先日の維持費の記事でもお伝えした通り、
納車2年目時点での平均燃費は11.3km/Lとなっています。
いつもスポーツモードで走っているわけではありませんが燃費走行を意識しているわけでもありませんので、300馬力オーバーの車という観点でみるとかなり燃費がいい方だと思います。
ガソリン代を気にして乗る車ではありませんが、思わぬメリットです。
満足点4つ目
満足点4つ目は運転支援系の装備が充実していることです。
スープラには前の車との距離を一定に保ちつつ、定速走行を行うことができるレーダークルーズコントロールの機能が全グレードで標準装備されています。
この機能があることで、目的地に到着するまでのドライバーの疲労がかなり軽減されます。
私自身これまで片道300km以上のドライブを何度もしたことがありますが、
この機能と直進安定性の高さから目的地に着いたらくたくたになってしまっていたということはこれまでありません。
実際、たとえスポーツカーに乗っていても単調な高速道路の走行は退屈ですし、
峠やサーキットなど目的地に着いてからが本番ということがほとんどだと思いますので、
この快適装備にはいつも助けられています。
満足点5つ目
満足点5つ目は街乗り走行も普通の乗用車のように扱えることです。
スポーツカーに乗っていると足回りの固さなどで街乗りでは不快な振動などが発生して、
乗り心地が悪いといった印象を持たれがちですが、スープラの場合はSZ-R、RZに搭載されてる
電子制御サスペンションが上手く働いているのか、街乗りでも不快な振動もなく、
同乗者からのクレームもこれまで特にありません。
またきつめの傾斜の店舗侵入の際も気を付けはしますが、
スポーツカーにありがちのあご下を擦るといったこともほぼなく、
車両感覚さえつかめてしまえば、普通の乗用車ライクに乗ることができます。
運転初心者におすすめとまではいきませんが、クリアランスソナーなども装備されているので、
スポーツカーの中では運転しやすい部類ではないかと思います。
満足点6つ目
満足点6つ目はすごく地味ですが、音声認識機能が優秀で快適であることです
私の活舌悪めの声でもしっかり聞き取り、検索してくれます
apple carplay内のgoogleマップの音声認識も非常に優秀ですが、
ヘッドアップディスプレイと連動した案内表示ができないため、
メインは純正のナビシステムを使用しており、こちらも快適に使用できるのが何気にありがたいため、
満足点に加えました。
満足点まとめ
下図が満足点のまとめとなります。
満足点に関しては納車されてからの1年を振り返るシリーズで挙げたものと
正直なところほぼ変わっていないです。
納車されてから2年経っても変わらずの魅力があるということかと思いますので、
3年目も大事に乗っていきたいと思います。
続いて不満点についてですが、あくまでも個人的見解であり、ここまでに挙げた満足点で十分おつりがくるレベルであることを先に申し上げておきます。
納車1年目の不満点
まず納車1年目で挙げていた不満点が下図の通りになります。
この中ですでに解決した不満点についてまずはご紹介します。
apple carplayが全画面表示できないことに関しては、
ECUのアップデートによって全画面表示できるようになったそうで、
昨年の秋ごろにあったリコール対応にてディーラーにお世話になった際にアップデートされたようで
偶発的ではありますが、解消されました。
続いて、アイドリングストップメモリー機能がないこと、
運転モード切替スイッチがノーマルとスポーツしかないこと、
バック時のミラー角度が調整できないこと、
これら3つに関しては過去動画で紹介している
BIMMERCODEを用いたコーディング作業にて解消することができました。
これらは通常の車両設定では変更できずにいたため、当初は不満点に挙げていましたが、
BIMMERCODEで解消できますので、何度も紹介していますが非常におすすめです。
この記事ではこれら以外の不満点を改めて紹介していきます。
不満点1つ目
不満点1つ目はクラクションの音がカッコ悪いです。
なんというか高級感を感じない音となっています。
Z4の音はこのような音ではないようで、スープラはなぜこのような音となってしまったのかといった感じです。こちらDIYで何とかしたい感じですが、スープラオーナーの方たちで対策されている方がいれば、コメント欄にて教えていただきたいです。
不満点2つ目
不満点2つ目はETCユニットの取って付けた感です。
こちらに関しては1年目の不満点にも挙げていますが、いまだに気になってしまっています。
こちらに関してもZ4はルームミラーと一体構造となっており、
非常にすっきりしているので、うらやましい限りです。
こちらもDIYで対処できるかもですが、少し難易度高そうですので、尻込みしているところです。
納車待ちのオーナーの方で気になる方がいれば、ディーラーに相談してみてもよいかもしれません。
不満点3つ目
不満点3つ目は点検のリマインドがわずらわしいことです。
スープラはオイルの交換時期などを車両が記録しており、
走行距離などが交換タイミングを過ぎるとエンジンをかける度に点検時期超過リマインドを発します。
リマインドはありがたいのですが、エンジンかける度に警告されるのはうっとおしいです。
こちらに関しては自身でリセットすることができますので、そちらの方法を紹介します。
まず、エンジンスタートボタンを3回短いタイミングプッシュし、
車両が診断モードに入ったことを確認すると、ODDのリセットボタンを長押しすることで、
リセットできる点検項目が表示されます。
リセットしたい点検項目が表示されるまで、リセットボタンを押して、リセットしたい項目で長押しすると、リセットするかどうかの確認されますので、再び長押しするとリセットが開始されます。
こちら実施することで警告解除されますので、一度試してみてください。
不満点4つ目
不満点4つ目は3つ目と関連し、メンテナンス費用が高いことです。
こちら承知のうえで購入していますので、不満点にいれるべきではないかもしれませんが、
先日、1年点検を実施した際、オイル交換も含めて、3万円以上のメンテナンス費用となりました。
やはりBMW社の部品を使っているということかもしれませんが、通常のトヨタ車のメンテナンス費用と比較すると高額となってしまっているため、入れさせていただきました。
また、BMW社製のメンテナンス設備を使用する必要があるため、
ディーラーの整備網も地域によっては不十分な可能性があります。
実際、リコール対応の際もメンテナンスキットが配備されておらず、
対応まで少し時間がかかってしまった経験があります。
今後も無いに越したことはありませんが、不具合対応時に少し不安があります。
不満点5つ目
不満点5つ目は洗車時のトランク内部への水入りです。
こちらは昨年から解消できていない不満点となっています。
ご覧の通り、車内が水浸しになってしまっているということはありませんが、
ボディの内側には確実に水入りしており、シール部がへたってくると雨漏りの懸念もありますので、
何か対策を講じる必要があり、何より汚れもたまりやすい箇所となっているため、こちら不満点に挙げています。
不満点6つ目
不満点6つ目はドア開閉時、トランク再ロック問題です。
こちらはトランクを一度開けた後に、ドアを閉めるとその衝撃でトランクにロックがかかってしまい、
再びロック解除ボタンを押さなければいけない問題です。
スープラはトランク周辺にトランクオープン用のボタンがないためかなり面倒くさいです。
こちらも対策を見つけましたので、紹介いたします。
トランクを開けると、二つの突起があることがお分かりになるかと思います。
この部品は納車当初は埋まっている状態かと思いますが、こちらは反時計回りに回すことで、
中の歯車上の形状のものが合わせて回転し、徐々にせりあがってきます。
この突起内の歯車部分が樹脂パーツと同じ面くらいまで上がってくるように
左右両方の突起を回転させます。
突起だけが回転していることもあるので、歯車がかみ合っている音がしているかの確認が重要です。
こうすることで、多少粗くドアを閉めてもトランクが再ロックされる頻度が減りました。
水入りに関しても、突起を緩める前後で変わりないですので、オーナーの方はトライしてみて下さい。
不満点7つ目
不満点7つ目は少ししょうもないですが、サンバイザーのサイズが小さいことです。
これに関しては納車1年目に挙げても良かった項目ですが、すっかり抜けてしまっていました。
スープラのサンバイザーはかなり小さく、こちらがサンバーザーを広げた際の運転時の視界ですが、
ほとんど前方を覆えていません。
そのため、夕方の時間帯の西日のきつい時間帯は視界がかなり遮られ、何度か恐怖体験を味わったことがあります。これに関しては対策のしようがあまり思いつきませんので、
我慢しようかと思っていますが、何かいいアイデアをお持ちの方は教えてください。
ちなみにまぶしいついでですが、スポーツカーあるあるかもしれませんが、
対向車のライトが無茶苦茶まぶしいときがあります。
ハイビームかと思いきやただ車高の高い車だったってパターンがありがちですが、
これに関しても何度か恐怖体験を味わいました。
不満点8つ目
不満点8つ目は納車2年目にしてビビり音がしだしたところです
具体的には5速で走行中に3000rpmから4000rpmほどにかけて発生し、
グローブボックスあたりから音が響く印象です。
こちらに関しては何らか対策を考えようと思いますが、一度気になりだすといろんなところが気になってくるのが異音の厄介なところです。
納車2年経ったばかりなのでそこまで致命的なことが起きているわけではないと思いますが、
気になるところですので、挙げさせていただきました。
不満点まとめ
改めて不満点のまとめです。
納車2年目を振り返り、気になるところを挙げさせていただきましたが、
承知の上のものであったり、対策を講じられているものもあります。
繰り返しとなりますが、個人的な見解かつスープラの魅力を損なうほどのものではないことを
改めてお伝えさせていただきます。
将来、スポーツカーの購入を検討されている方の参考となれば幸いです。
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