本記事の内容について
今回はついに発表されたトヨタのミディアムサイズSUVとして、圧倒的な支持を得ているRAV4の中でも最高峰のパフォーマンスを誇るRAV4プラグインハイブリッドの最新モデルをご紹介します。
今回の記事では、発表されたZ PHEVを中心に、先週公開したGR SPORTの装備内容の確定情報など、PHEV仕様とHEV仕様の装備内容の違いや購入検討時の注意事項について紹介していきます。最後に見積シミュレーションも実施しておりますので、購入検討の参考にお役立ていただければ幸いです。それではご覧ください。


グレード構成/パワートレーンについて
まずはグレード構成についてです。
2026年モデルにおけるプラグインハイブリッドモデルのグレードは主に二つの選択肢が用意されています。
まず一つ目は、ラグジュアリーさと洗練された都会的なスタイルを追求したZグレードです。
こちらのメーカー希望小売価格は消費税込みで6,000,000円となっております 。
かつてはPHEVとして独立した車種名で展開されていましたが、現在はRAV4のトップグレードとして完全に統合されました。このZグレードはプラグインハイブリッドならではの上質な内外装と充実した快適装備を誇り、プレミアムSUVとしての価値を十分に体現している一台と言えます。
そして、もう一つの選択肢となるのがモータースポーツの知見を注ぎ込み、走りの楽しさと精悍なスタイルを研ぎ澄ませたGRスポーツです。
こちらの車両価格は消費税込みで6,300,000円という設定になっております 。
Zグレードに対して300,000円の価格差が設けられていますが、その分、専用の足回りチューニングや、専用のエクステリア、インテリアパーツが数多く奢られており、よりアクティブでスポーティな走りを楽しみたい方に最適な選択肢となっています。

駆動方式についてはどちらのグレードも電気式四輪駆動方式であるE-Fourのみの設定となっており、路面状況を問わない力強く安定した走行性能が担保されています。この価格設定はZのハイブリッドモデルと比較すると+110万円となっており高価に感じられるかもしれませんが、後ほど詳しく解説する圧倒的な動力性能や給電機能、さらには税制面での優遇などを考慮すると非常に競争力のある価格設定であると思われます。
続いてパワートレーンについてです。
RAV4プラグインハイブリッドの心臓部となるパワートレーンはトヨタが世界に誇るハイブリッド技術の結晶であり、新世代のPHEVシステムが搭載されています。

中心となるエンジンは高効率な2.5リッター直列4気筒エンジンに高出力のフロントモーターとリアモーターを組み合わせることで、システム最高出力は329psというSUVの枠を超えた驚異的なスペックを実現しています。この数値は一般的な3.5リッターのV型6気筒エンジンをも凌駕するパワーであり、アクセルを踏み込んだ瞬間、電気モーター特有の強力なトルクが車体を力強く、そしてスムーズに加速させます。
カタログスペック上の燃費性能も極めて優秀です。
WLTCモードにおけるハイブリッド燃料消費率はZグレードで22.2km/L、GRスポーツで21.5km/Lという数値を記録しています。さらにプラグインハイブリッド車において最も重要な指標であるEV走行距離、すなわち充電電力使用時走行距離についてはZグレードで151km、GRスポーツで145kmという圧倒的な数値を誇ります。この距離は競合他社のプラグインハイブリッド車と比較しても世界トップレベルであり、日常の買い物や通勤、送り迎えといった用途であれば、ほとんどガソリンを消費することなく、電気自動車としての運用が可能です。
充電に関しては200Vの普通充電に加えて、急速充電にも対応しています。外出先での急速充電を利用すれば、約28分でバッテリー容量の約80%まで素早くチャージすることができ、長距離ドライブにおける利便性も非常に高く確保されています。
外観紹介
外観紹介、まずはボディカラーについてです。
ZグレードとGRスポーツではそれぞれ魅力的なカラーバリエーションが用意されています。
Zグレードでは、ブラック単色に加えて、グレー、レッド、ホワイト、マッシブグレーとブラックのツートンを組み合わせたものが設定されており、モノトーンのみの設定となっているZのHEV仕様との差別化ポイントとなっています。

GRスポーツにおいては、GRおなじみのホワイト、ブラック、レッドに加えて、アウトドア感のあふれるアーバンロックが選択可能となっており、レッドに関してはツートンカラーのみホワイトに関してはモノトーンとツートンの選択が可能となっています。
PHEV仕様としてはHEV仕様では選択できないレッドカラーが選択できるところがポイントであり、パフォーマンスの高さを感じさせる訴求色となっています。

フロントフェイス周りについてです。
こちらはZのHEV仕様のものとなっていますが、フロントフェイスまわりはRAV4の持つ逞しさを象徴するデザイン要素が凝縮されています。デザインコンセプトとして「SUVハンマーヘッド」というフロントマスクを採用し、ボディ全体が一体の塊で構成された力強い造形になっています。

洗練されたデザインが特徴で、バンパー一体型の大型グリルにより、塊感を主張しつつも押し出し感を控えた先進性と力強さを立体的に表現しています。加えてハンマーヘッドデザインが採用されていることでノーズ先端がシャープな造形となっていたり、各面に斜めに入ったラインが塊から削り出したようなラインを描いていることでこちらでも塊感が主張されています。
Z PHEVの特徴として、トヨタエンブレムがブラック塗装されていることに加えてフロントロアバンパーもブラック塗装された専用形状となっており、より高級感を主張するものとなっています。

また、サイドには先代でも装備されていたデイライトが装備されており、一目見てPHEV仕様であることが見分けられるようになっています。

GR SPORTでは他のグレードとは一線を画す、Functional MATRIXグリルが奢られています。これはモータースポーツブランドであるGR共通のGをモチーフとした六角形メッシュ形状であり、立体的な造形が先進的な存在感を発揮しています。

また、フロントバンパー左右端の内側には、ブレーキ冷却や空力特性を向上させるための追加エアインテークが設けられており、まさに機能美を追求したデザインとなっています。ヘッドライトは、より薄くシャープな形状のLEDユニットとなり、ハンマーヘッドのノーズをより強調する配置となっています。

ライトユニットはこのようになっており、機能性として対向車などを検知し、自動的に防眩することでハイビームを効率的に使用できるアダプティブハイビーム機能をZ PHEVでは備えています。
ただ、GR SPORTではハイビームのオンオフのみを切り替えるにとどまるオートハイビーム機能のみの装備となっている点は注意です。


サイドのデザインはこのようになっており、Zグレードの全長は4,600mm、全幅は1,855mm、全高は1,685mmとなっております 。これに対し、GR SPORTは専用の外装パーツを装着しているため、全長が4,645mm、全幅が1,880mmと、わずかに大きく設計されています。全高は1,685mmで共通しており、ホイールベースは2,690mmです。ミディアムクラスのSUVとして、日本国内の道路環境においても扱いやすさを保ちながら、最大限の室内空間と存在感を確保した絶妙なサイズ感と言えます。

サイドのデザインに関してはフロントとリアのタイヤの存在感を際立たせるキャラクターラインが入っている点は先代からのキープコンセプトであるように思われ、サイドのシルエットに関しては
先代とほぼ変わらず、ボリューム感のある造形となっています。ルーフのラインもボディ後方まで一直線に流れるワゴンボディ形状となっていることで室内の快適性やトランク容量の確保などもなされています。

PHEV仕様とHEV仕様の違いとして、フェンダーアーチモールがフロントフェイス下部同様、ピアノブラックで塗装されていることでこちらでも高級感を感じさせるものとなっています。

GRスポーツには専用の大型ホイールアーチモールが採用されており、よりワイドな印象を強調しています。ロッカーモールやドア下のモールディングもピアノブラックで仕上げられており、ボディ下部を引き締める効果をもたらしています。


アルミルーフレールはZグレードでは標準装備されており、レジャーやアウトドアでの活用を想起させます。GRスポーツではメーカーオプションとなっており、ユーザーのスタイルに合わせて選択することが可能です。

ホイールデザインはこのようになっており、Z PHEVには235/50R20タイヤと、ブラック塗装を施した20インチのアルミホイールが標準装備されています。

この大径のブラックホイールはRAV4の持つ逞しさを足元から支えるような重厚感があります。HEV仕様ではオプションで切削光輝とブラック塗装を組み合わせた20インチアルミホイールも用意されていましたが、PHEV仕様ではブラックホイール一択となっています。より上質で洗練された印象を好む方にはこちらも非常にお勧めです。

一方、GR SPORTには専用の20インチ軽量アルミホイールが採用されています。
ガンメタリック仕上げが施された10本スポークのデザインは力強さと軽快さを同時に表現しています。このホイールは、1本当たり約2.2kgの軽量化が図られており、バネ下重量の軽減がハンドリングの正確さに大きく寄与しています。タイヤサイズは235/50R20を装着しており、大径タイヤならではの迫力ある足元を演出しています。また、ホイールの隙間からはGRのロゴが入ったレッド塗装のブレーキキャリパーが顔を覗かせており、高い制動性能を予感させる重要なデザイン要素となっています。

加えてGR SPORTには専用チューニングされたサスペンションと電動パワーステアリングが与えられており、しっかりとした操舵感と操縦安定性が与えられているそうです。

最後にリアデザインです。
バックドアガラスと左右のランプがつながって見えるシームレスなデザインのLEDリヤコンビネーションランプがリアビューを特徴付けています。オールLED化されたこのランプは高い被視認性を確保するとともに車幅の広さを強調するワイド感を生み出しています 。

Z PHEVではリアバンパー部分にピアノブラック塗装が施されており、都会的な仕上がりとなっています。

対してGRスポーツは空力性能を追求した専用のリアスポイラーウイングと、専用のリアサイドスポイラーを装備しており、どちらもピアノブラックで塗装されています。

これらは車体の前後バランスを追求し、ミリ単位で形状が調整されており、高速走行時の安定性を向上させる機能部品としての役割も果たしています。
内装紹介
続いて内装紹介、まずはトランク容量についてです。
新型RAV4のラゲージスペースはミディアムSUVとして、トップクラスの容量と使い勝手を誇ります。床下に大型の駆動用バッテリーを搭載しているにもかかわらず、ラゲージ容量は672リットルという広大なスペースが確保されています。

これは、9.5インチのゴルフバッグを最大で4個まで横向きに積載できる広さであり、キャンプ道具や大型のスーツケースなどの嵩張る荷物も余裕を持って飲み込むことができます。ただ、バッテリーが大型化したためかHEV仕様では2段となっていたデッキボードがPHEV仕様では1段となっており、多少HEV仕様と比較して荷室容量は狭くなってしまっています。

荷室の寸法については、幅が最大1,386ミリメートル、奥行きは5名乗車時でも961ミリメートルあります。
後席を前方に倒した2名乗車時の状態であれば、奥行きは1,806ミリメートルまで広がり、
長尺物の積載も容易です。

また、この車両には足を出し入れするだけでバックドアが自動で開閉するハンズフリーパワーバックドアが、標準装備されています。買い物帰りやアウトドアシーンで、両手が荷物で塞がっている際には、非常に重宝する機能です。挟み込み防止機能や、停止位置メモリー機能も備わっており、
天井の低いガレージなどでも安心して使用することができます。

さらに、ラゲージルームの右側には、AC100V、1500Wのアクセサリーコンセントが設置されています。電気毛布や調理家電、さらには照明器具など、アウトドアでの快適性を劇的に向上させる装備として、プラグインハイブリッドモデルならではの大きな強みとなっています。

エンジンをかけずにバッテリーの電力のみを使用するEV給電モードでは満充電の状態で消費電力400Wの家電を約一日分使用することができます。停電などの非常時にガソリンでエンジンを回して発電するHV給電モードを活用すればガソリン満タンの状態から約6.5日から7日分もの電力を
供給し続けることが可能であり、緊急時にも非常に頼りとなる存在です。

続いて運転席周りになります。
Z PHEV仕様、GR SPORTともにブラックを基調としたシックなインテリアカラー一択となっていますが、GR SPORTの場合は情熱を感じさせるレッドステッチを随所に配置し、大人のスポーティさを表現しています。ダッシュボード上面などは低彩度で落ち着いた色調に統一されており、反射を抑えて運転に集中できる環境が整えられています。

ドア内張はこのようになっており、こちらはZ HEV仕様のものとなっていますが、PHEV仕様でも同様の仕立てとなっており、大部分がソフトパッドでおおわれており、触感にもこだわりが感じられるものとなっていました。

ウィンドウスイッチ周りも塗装されていたり、質感は担保されているように感じましたが、先代に装備されていたドアグリップといったギア感のある内装の仕立ては抑え気味となっている印象です。ちなみにシートメモリー機能のスイッチも装備されていますが、こちらはZグレードのみの装備となっており、GR SPORTでは装備されないため注意です。

乗り込みに関しては開口幅も大きく、足の運びもスムーズに乗り込むことができました。

ステアリングデザインはこのようになっており、こちらにも細かな違いがあります。
どちらのグレードも本革巻きの3本スポークステアリングを採用し、手に馴染む太さで握りやすくなっています。ご覧のZではステアリングスポーク部分にガンメタリックの加飾が施され、上質でモダンな印象です。スイッチ配置は従来のトヨタ車と大きく変わりませんが、それぞれのスイッチの大きさが見直されているようで操作性が向上していそうです。

GR SPORTの場合は、GRロゴが中央下部に配された専用の本革巻き3本スポークタイプです。手に馴染むしっとりとした質感のパンチングレザーが使用され、赤ステッチがアクセントとなっています。

またPHEV仕様の特徴としてZ、GR SPORTともにパドルシフトが与えられており、よりドライバーの意のままに運転操作が可能となっています。

メーターデザインも最新のものが与えられており、運転席前方のメーターはフルデジタル化され、12.3インチTFTカラー液晶のデジタルメーターが全車標準となりました。

一枚の大画面の中を左右三分割するように表示エリアが構成されており、中央・左・右にそれぞれ異なる情報を表示します。たとえば中央には地図表示などナビゲーション情報を大きく映し出すことができ、右側には先進安全機能や走行支援に関する表示、左側には燃費やオーディオ再生情報などを配置するといった具合です。ドライバーは自分の好みに合わせて表示モードを切り替えることもでき、必要な情報を見やすくレイアウトできます。視線の移動を最小限にとどめながら多くの情報を得られるため、安全運転にも寄与します。
ちなみに運転モード切替時にはこのようなアニメーションも流れるため、運転時の高揚感アップにも寄与してくれます。

GR SPORTの場合はこれら機能に加えて専用オープニングとタコメータ表示も与えられており、より高揚感の得られる仕立てとなっています。
また、Z PHEV、GR SPORTにはZ HEV仕様と同様、カラーヘッドアップディスプレイが標準装備されており、フロントガラスに走行速度やナビ案内、道路標識の読み取り結果などを投影するもので、視線を落とさずに必要情報を把握でき非常に便利であり、加えて視認性を向上させるための
スロープ表示も可能とする改良が施されています。
続いて予防安全機能についてです。
新型RAV4にはトヨタ最新の安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車に搭載されています。プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)やレーンディパーチャーアラート+ステアリング制御、レーンキープ支援のレーントレーシングアシスト、全車速対応のレーダークルーズコントロールなど、おなじみの機能に加え、最新世代では新たな安全支援が拡充されています。

中でも注目すべきは「ドライバー異常時対応システム」と「急加速抑制機能」の強化です。
ドライバー異常時対応システムとは、走行中に運転者が急病などで運転継続が困難になった場合に
クルマが自動で減速・停車する機能ですが、新型RAV4ではセンサーが路肩の退避スペースを検知できた場合、減速後に安全な路肩へ寄せて停車するよう改良されました。

また、急加速抑制機能はアクセルの踏み間違いを検知すると障害物の有無にかかわらず加速を抑えるもので、これまではディーラーオプション扱いでしたが改良を経て標準装備に追加されました。

さらなる安全装備として、駐車作業を車自身が実施するアドバンスドパーク機能や車両周囲をカメラにて確認できるパノラミックビューモニター機能もドライバー任意の視点で確認できるよう改良されています。

またこれらの機能がソフトウェアアップデートにより、随時最新性能へとアップデートされるとのことですので予防安全装備の進化ぶりは相当なものとなっています。
渋滞運転支援やさきほど説明した緊急時幅寄せ機能はZ PHEV、Gr SPORTともにオプションとなっている点は注意です。

運転席からの視界はこのようになっており、Aピラー付近の死角が少なく、ボンネットの端を視界にとらえることもできたので、車幅感覚はつかみやすい方かと思います。また、左斜め後ろの視界も十分かと思います。


加えて後方の視界に関してはカメラの映像をミラーに投影するデジタルインナーミラーの装備がありますが、こちらはZ PHEV、GR SPORTともに標準装備となっています。

こちら用のカメラはドラレコ機能も兼ねており、前後方の録画機能が与えられています。加えてPHEV仕様では駐車中録画機能付きとなっている点はうれしいところです。

続いてナビ周辺の装備についてです。
新型RAV4にはトヨタ初搭載となる新世代マルチメディアシステムが導入されました。センターコンソールに配置された12.9インチのディスプレイオーディオは大画面かつ高精細で視認性良好です。

グラフィックデザインも刷新されており、情報が直感的に理解しやすい表示レイアウトになっています。ホーム画面はユーザーの好みに合わせてカスタマイズ可能で、自分がよく使う機能を自由にレイアウトすることができます。また音声認識機能が大幅に進化したとのことで、システムへの話しかけに対する応答速度が飛躍的に向上しました。従来は音声コマンドの認識開始まで数秒待つ必要がありましたが、新型では約1.0秒で応答するようになり、スマートフォンの音声アシスタントと対話するようなスムーズさでナビの目的地設定やオーディオ操作などが行えます。運転中でも視線を外さず操作できるため安全にも寄与します。通信機能も備えており、オンライン上の地図や
情報にアクセスしたリアルタイムなカーナビ機能に対応しています。ソフトウェアのOTAアップデートにも対応しており、常に最新機能を利用できるのも嬉しいポイントです。スマートフォン連携も強化されており、Apple CarPlayやAndroid Autoといったスマホ連携に対応しています。
その下部にはエアコン吹き出し口、その下部にはギア感の漂う意匠の運転モード切替スイッチと真ん中に小物入れスペースが配置されており、こちらはスマホおくだけ充電スペースも兼ねています。その下にも小物入れスペースが設けられており、その両隣にはUSBポートなどが備え付けられています。こちらは急速充電(USB PowerDelivery)規格に対応したUSB端子が追加されており、
Z PHEV、GR SPORTのフロントUSBは最大45W出力の急速充電に対応しています。

その後ろには新型の電子式シフトノブが装備されています。その横にはペットボトルホルダーが装備されており、その後ろのアームレスト部分にも工夫が施されており、ふたがリバーシブル仕様となっていることでトレーとしても使える機能を備えています。アームレスト内にも小物の収納スペースがあり、RAV4の利便性は先代と比較すると大幅にアップしたように思います。


前席のシートデザインはPHEV使用の場合、HEV仕様とは異なるスポーティシートが与えられており、身体をしっかりと保持するバケットタイプの形状を採用し、シート表皮には合成皮革と肌触りの良いウルトラスエードを組み合わせています。パーフォレーション加工が施され、アクセントのステッチが入ったデザインはHEV仕様との大きな差別化ポイントなっています。


GR SPORTにもホールド性を格段に高めた専用設計のスポーツシートが採用されました。サイドサポートが大幅に強化されており、コーナリング時に体が左右に振られるのをしっかりと抑制します。シート素材には滑りにくいスエード調素材と本革調の合成皮革を組み合わせたコンビシートとなっており、質感の高さと機能性を両立しています。シートバックにはGRのロゴが誇らしげに刺繍されており、乗り込むたびに特別な車であることを実感させてくれます。

快適装備としてシートヒーターに加えてZ PHEVにはシートベンチレーション機能が与えられていますが、Gr SPORTにはおそらくシート素材の都合上、装備不可となっているため注意です。

後席ドア内張はこのようになっており、こちらはZ HEV仕様のものとなっていますが、前席同様、ソフトパッドが大部分で使用されており、前席同等の質感が担保されています。

乗り込みに関しては90度に近くドアを開くことができましたので、窮屈感なく乗り込むことが可能となっています。
足元スペースはこのようになっており、身長170cmの私の場合でこのくらいとなっていました。
足を組めるほどではありませんでしたが、シート下に足を入れることもできましたので、頭上スペースも十分とられていたこともあり、必要十分な後席居住性が担保されています。

センタートンネルの高さは少しありましたので、3人掛けの際には譲りあいが必要そうでした。
またセンタートンネル上部にはUSBポートとエアコン吹き出し口が設けられています。


アームレストはオーソドックスなものが備え付けられており、ペットボトルホルダーも装備されています。

後席の座面クッションも厚みがあってしっかりしており、ふとももを支える長さも充分なので長距離でも疲れにくく設計されています。後席シートはリクライニング機能付きで、背もたれ角度を2段階に調整できます。少し倒せばリラックスした姿勢がとれますし、長時間乗車でも姿勢を変えられるので快適さが向上します。

快適装備としてZ HEV仕様には後席にもシートヒーターが装備されていましたが、PHEV仕様では両グレードともに後席シートヒーターは装備されないので要注意となっています。これはなぜなんでしょうか。

また、ご覧のパノラマムーンルーフがZ PHEVにはオプション設定されています。ご覧の通り採光面積がかなり大きく、後席の快適性に大きく寄与しそうですので、ぜひとも選択したいオプションとなっていますが、GR SPORTには装備不可となっており、注意です。

見積シミュレーション
最後に見積シミュレーションを実施しました。
まずはZ PHEVについてです。
ボディカラーはホワイト×ブラックのツートンを選択し、インテリアカラーはブラック一択となっています。オプションとしてはあまり選択肢がなく、元々装備されており、緊急操舵支援などの安全装備の拡張と、後席快適装備のパノラマルーフを選択、ディーラーオプションとしてフロアマット、ラゲージソフトトレイ、ナンバーフレームを装備した最小限のものとしています。
このオプション内容で合計金額は約645万円となりました。



次にGR SPORTについてです。
ボディカラーはこちらもホワイト×ブラックのツートンを選択し、メーカーオプションとしてZ PHEV仕様と同じ安全装備の拡張を選択しましたが、パノラマルーフはGR SPORTSでは選択不可となっています。ディーラーオプションとしてフロアマット、ラゲージソフトトレイのGRロゴ付のもの、ナンバーフレームを装備した最小限のものとしています。
このオプション内容で合計金額は約660万円となりました。



Z PHEVとGR SPORTの差額は約15万円となっています。シートベンチレーションの有無など、
Z PHEVの方が快適装備が充実していますが込々価格が安いという結果となっており、より走りにこだわりのあるスパルタン好みの方向けのGR SPORTというキャラクター性がより際立った形となっています。
以上、トヨタRAV4プラグインハイブリッドの2026年モデルについて、余すところなくお届けしました。この車両は329psという圧倒的な動力性能と、151kmという驚異的なEV走行距離、そして充実した給電機能と最新の安全装備をすべて兼ね備えた、まさにミディアムSUVの決定版と言える一台です。都会的な洗練さを求める方にはZグレード、よりスポーティな走りを楽しみたい方にはGR SPORTと、どちらを選んでも後悔のない高い完成度を誇っています。

今回の動画がRAV4プラグインハイブリッドの購入を検討されている皆様にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

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