本記事の内容について
2026年9月、レクサス公式ウェブサイト上にて「UXは2027年2月をもって生産終了する」という極めて重要なアナウンスが行われました。2018年のデビュー以来、都市部での扱いやすさとレクサスならではの上質さでブランドを支えてきたUXですが、フルモデルチェンジを行うことなく、現行型をもって一旦その歴史に幕を下ろすことになります。
本記事では、生産終了に向けた最新の受注状況や購入時の注意点はもちろん、UX300hの最新パワートレーンスペック、都市部で重宝するボディサイズのメリットなど、購入を検討されている方に向けて網羅的に解説します。

この記事でわかること
- 2027年2月の生産終了に関する公式アナウンスと今後の見通し
- 既に受注が終了してしまったグレード・ボディカラーに関する情報
- 都市部で重宝するボディサイズと機械式駐車場への対応(LBXとの違い)
- UX300hの最新グレード構成とパワートレーンスペック
- 従来モデル(UX250h)からの進化の軌跡
- 購入検討時に注目すべきメリットとおすすめグレード選び
- 最後に投入された特別仕様車「Shining Essence」の概要
今回の発表内容:レクサスUXの生産終了が決定
今回の最大のニュースは、レクサスUXの「生産終了」が正式に決定したことです。
| 項目 | 内容 |
| 生産終了時期 | 2027年2月予定 |
| 公式発表状況 | レクサス公式サイトにてポップアップ案内を掲出中 |
| 現在の受注状況 | “version C”など一部グレード・カラーは既に受注終了 |
| 同時発表 | 特別仕様車「Shining Essence」の追加設定 |
新車での購入を検討している方にとって最も重要なのは、公式アナウンスに「ご検討いただく時期によっては、生産予定台数に達したため販売終了となる場合がございます」と強く明記されている点です。
実際に、2026年9月の発表時点で以下のモデル・仕様については既に注文受付が終了しています。
- 既存のエントリーグレード「“version C”」
- 新ボディカラー「SOU(蒼)<1M9>」
このように、人気の仕様から順次受注枠が埋まり、購入できなくなる可能性が非常に高いため、「いつか買おう」と検討されていた方は、早急に販売店へ足を運ぶことを強くおすすめします。
UX終了後の選択肢:なぜ今、UXを買うべきなのか
UXの生産終了後、レクサスのコンパクトSUVの役割は、よりボディサイズの小さい「LBX」が中心となって担うことが予想されます。しかし、UXとLBXは似て非なるクルマであり、UXにしかない強みが多く存在します。
最大の違いはボディサイズとパワートレーンです。 UXは全高1,540mmに抑えられており、一般的な機械式立体駐車場(高さ制限1,550mm)に無理なく収まります。LBX(全高1,545mm)も機械式駐車場には対応しますが、全長はUXの方が約300mm長く、後席の足元空間やフロアの高さ設計においてUXの方がゆとりを持っています。
また、パワートレーンもLBXが1.5L直列3気筒ハイブリッドを主軸とするのに対し、UXは余裕のある2.0L直列4気筒ハイブリッド(UX300h)を搭載しています。
「機械式駐車場に入る2.0LクラスのプレミアムSUV」を求める方にとって、UXは代替が難しい独自のポジションを築いており、新車で手に入れる価値は現在でも非常に高いと言えます。

グレード構成と車両価格
UX300hの現在のグレード構成と価格(税込)は以下の通りです。前述の通り、「“version C”」はすでに注文受付を終了しているため、実質的に選択できるのは3つのグレードとなります。
| グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 価格(税込) | 主な特徴 |
| “Shining Essence” | 2.0L HEV | 2WD(FF) | 5,210,000円 | 【特別仕様車】上質装備と先進機能が標準化 |
| AWD | 5,475,000円 | |||
| “F SPORT” | 2.0L HEV | 2WD(FF) | 5,341,000円 | 専用サス等によるスポーティな走りと専用内外装 |
| AWD | 5,606,000円 | |||
| “version L” | 2.0L HEV | 2WD(FF) | 5,492,000円 | 本革シート等を備えるラグジュアリーな最上級仕様 |
| AWD | 5,757,000円 | |||
| “version C” | 2.0L HEV | 2WD(FF) | 4,903,000円 | ※現在、注文受付終了 |
| AWD | 5,168,000円 | ※現在、注文受付終了 |
※価格は北海道地区を除きます。リサイクル料金は含まれません。
各グレードの特徴と最新の特別仕様車
現在購入可能な主要グレードについて、それぞれのキャラクターを解説します。
“F SPORT”
キビキビとした走りを楽しみたい方、スポーティなルックスが好きな方におすすめです。 専用のメッシュグリルやスポーツシート、専用メーター類に加え、走行性能を高める「パフォーマンスダンパー」や「NAVI・AI-AVS(電子制御サスペンション)」が標準装備されます。路面の微振動を吸収しつつ、フラットで安定したコーナリングを楽しめる、生粋のドライバーズグレードです。
“version L”
レクサスらしい最高級の素材感と快適性を求める方におすすめです。 上質な本革シートが標準装備となり、インテリアカラーも明るく上品な「ソリスホワイト」などが選択可能です。また、天井色をシート色と統一できるなど、プレミアムカーとしての空間演出を極限まで高めた最上級グレードです。
特別仕様車 “Shining Essence”(2026年9月追加)
生産終了の発表と同時に追加された最後の特別仕様車です。価格と装備のバランスを最重視する方に最適です。 通常モデルではオプション追加が必要となる「パノラミックビューモニター」や「カラーヘッドアップディスプレイ」といった高価な先進機能が、最初から標準装備されています。さらにフェンダーアーチモールがボディ同色となり、より洗練された都市型SUVのルックスを手に入れています。

パワートレーン
レクサスUXのパワートレーンは、新世代の2.0L直列4気筒エンジンに最新の第5世代ハイブリッドシステムを組み合わせた「UX300h」となります。2023年末の一部改良により、従来の「UX250h」から「UX300h」へと名称が変更され、システム全体が高出力化されました。
UX300hのスペック
| 項目 | スペック |
| エンジン最高出力 | 113kW (154PS) / 6,000rpm |
| システム最高出力 | 146kW (199PS) |
| リヤモーター出力 (AWDのみ) | 30kW (41PS) / 84N・m (8.6kgf・m) |
| 駆動方式 | 2WD(FF) / AWD(E-Four) |
UX300hはシステム最高出力が199PSへと引き上げられたことで、アクセルを踏み込んだ瞬間のレスポンスが極めて鋭くなりました。高速道路の合流や追い越しでも、余裕のあるリニアな加速を披露します。 さらに、AWD(E-Four)モデルにおいては、リアモーターの出力が従来の7PSから一気に41PSへと大幅増強されており、滑りやすい路面での発進アシストにとどまらず、ドライ路面でのコーナリング時にも車両の姿勢が極めて安定するようになりました。
燃費
UX300hは、出力が向上しているにもかかわらず、システムの効率化により極めて優秀な燃費性能を誇ります。
| モード | UX300h 2WD(FF) | UX300h AWD(E-Four) |
| WLTCモード(総合) | 24.7〜26.3 km/L | 23.4〜25.0 km/L |
| 市街地モード | 23.2〜25.1 km/L | 21.6〜23.1 km/L |
| 郊外モード | 26.9〜28.7 km/L | 25.6〜27.7 km/L |
※装着するタイヤサイズによって数値が変動します。
コンパクトSUVクラスとはいえ、2.0Lの排気量を持ちながら実燃費に近いWLTCモードで24km/Lを超えるのは驚異的です。日常使いでのガソリン代を大幅に抑えることができます。

ボディサイズ
日本の道路事情に最もマッチするパッケージングがUXの大きな武器です。
| 項目 | サイズ |
| 全長 | 4,495 mm |
| 全幅 | 1,840 mm |
| 全高 | 1,540 mm |
| 最小回転半径 | 5.2 m |
都市部のマンションや商業施設に多い機械式立体駐車場は、「全高1,550mm以下」という制限が設けられていることが多々あります。昨今のSUVは軒並み全高が1,600mmを超えていますが、UXは全高1,540mmに設計されており、このパレットにピッタリと収まります。購入検討者にとって、駐車場選びの制約を受けない点は実生活で非常に大きなメリットです。




内装・快適装備
レクサスらしい、ドライバーを中心とした包まれ感のあるコクピットデザインが特徴です。
- メーター・ナビゲーション メーターパネルには12.3インチのTFT大型フル液晶ディスプレイが採用され、視認性と先進性が大きく向上しています。中央のナビディスプレイも12.3インチの大型タッチスクリーンが備わります。
- センターコンソール シフト操作は、小気味良い操作感の電子式「エレクトロシフトマチック」を採用しています。
- 快適装備 2023年冬の改良で追加された「インテリアイルミパッケージ」により、64色から選べるアンビエントライトが前席足元やフロントコンソールトレイを彩ります。夜間のドライブシーンに合わせて好みの雰囲気を演出できます。




安全装備・運転支援
レクサスの最新予防安全パッケージである「Lexus Safety System +」が全車標準装備されています(第3世代相当)。事故を未然に防ぐ機能から、長距離ドライブの疲労を軽減する機能まで、最新鋭のシステムが搭載されています。
プロアクティブドライビングアシスト(PDA)
歩行者の横断や前方のカーブなどをシステムが先読みし、危険に近づきすぎないようステアリングやブレーキ操作を穏やかにサポートする機能です。
- 歩行者・自転車・駐車車両への支援:リスクを先読みしてステアリング・ブレーキ操作をサポートします。
- 先行車・カーブ・交差点に対する減速支援:先行車の割り込みやカーブ、信号交差点への接近を検出した際に、ドライバーのアクセルOFFに応じて緩やかに減速をサポートします。 日常の運転で頻繁なペダルの踏みかえを減らし、疲労を軽減する非常に実用的な機能です。
プリクラッシュセーフティ
昼夜の歩行者や自転車、昼間の自動二輪車を検知して衝突回避を支援します。
- 交差点衝突回避支援:右左折時に直進してくる対向車や横断歩行者に加え、出会い頭に交差する車両や自動二輪車に対しても衝突回避を支援します。
- 緊急時操舵支援:自車線内に回避スペースがあると判断した場合に、ドライバーの操舵をアシストして車両安定性を確保します。
高速道路や渋滞での運転支援
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付):自動車専用道路などで先行車との車間距離を一定に保ちながら自動で追従走行を行います。追い越し時の予備加速や予備減速の機能も備わっています。
- レーントレーシングアシスト(LTA):車線の中央を走行できるようステアリング操作を支援します。
その他の先進安全機能
- ドライバー異常時対応システム:ドライバーの体調急変などを検知した場合、ハザードランプ等で周囲に警告しながら自車線内に緩やかに減速・停止し、救命要請まで自動で行います。
- ブラインドスポットモニター[BSM]/ 後方車両への接近警報:見えにくい並走車の存在を知らせるとともに、後続車に対して追突の可能性を伝えます。
- 安心降車アシスト / パーキングサポートブレーキ:降車時の安全をサポートする機能や、駐車場などでの前後方静止物・後方接近車両との衝突被害軽減に寄与する機能も標準装備されています。

おすすめグレード
現行のラインナップから選ぶ場合、価格と装備のバランスを重視するなら特別仕様車「Shining Essence」が最もお買い得な選択肢となります。実用性が極めて高く後付けできないPVM(パノラミックビューモニター)やHUD(ヘッドアップディスプレイ)が標準化されているためです。
しかし、走りの楽しさやスポーティな外観を求める方には専用サスペンションを備える「F SPORT」が、シート素材などの高級感にこだわる方には「version L」が最適な選択肢となります。ご自身の優先順位に合わせて選んでください。
購入検討時の注意点
改めて、購入検討者の方へ向けた重要な注意点をまとめます。
- 生産終了時期と受注ストップの危険性 UXは2027年2月で生産終了しますが、生産予定台数の上限に達した時点で販売終了となります。既に「version C」グレードなどは注文できなくなっており、残りのモデルもいつ受注停止になるか分からない状況です。
- メーカーオプションは後付け不可 100Vコンセントなどのメーカーオプションは、納車後に取り付けることができません。
- ハイブリッド車(HEV)のみの展開 かつて存在した純ガソリン車やEVモデルは既に販売を終了しており、現在は2.0Lハイブリッド(UX300h)のみの展開となっています。
- LBXとの比較 新しいLBXの方が世代が新しいですが、UXは「2.0Lエンジンのゆとり」「全高1,540mmの利便性」「後席の居住性」という確固たる強みを持っています。
まとめ
今回のレクサスUXに関する重要なポイントは以下の通りです。
- 2027年2月をもってレクサスUXは生産終了となる
- すでに一部グレード(version C)や新色(SOU)は受注を終了している
- UXの「全高1,540mm」は機械式駐車場に入る貴重なプレミアムSUV
- 2.0Lハイブリッド×出力強化されたAWDシステムによる爽快な走りが魅力
- 購入を検討している場合は、手遅れになる前に早期に販売店へ行く必要がある
レクサスUXは、日本の駐車場環境に完璧にフィットし、なおかつ2.0Lクラスの余裕ある上質な走りを楽しめる、唯一無二の存在感を持ったコンパクトSUVです。後継モデルの登場が明確にアナウンスされていない中、このパッケージングの新車を手に入れるチャンスは、まさに今が最後となります。
生産予定台数に達すれば2027年2月を待たずに販売終了となるため、後悔のないよう、ぜひ早急にレクサス販売店へ足を運んで実車を確認してみてください。

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コメント
やっぱAI画像は気持ち悪いですね