【新型フェアレディZマイナーチェンジ】ついにNISMOに6速MT追加!Gノーズ復活&乗り心地も大幅進化!価格・変更点を徹底解説 見積シミュレーションも実施【日産】

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本記事の内容について

ついに日産フェアレディZおよびフェアレディZ NISMOのマイナーチェンジが発表されました。歴代モデルへの敬意を込めたデザインの進化など、非常に多くのアップデートが行われています。

まずは、この記事でわかること(結論・メリット)をまとめました。

  • 新型フェアレディZ・NISMOの改良点の全体像がわかる
  • 各グレードの価格・装備の違いと、最適な選び方がわかる
  • 待望のNISMO 6速MT追加など、走りの進化ポイントがわかる
  • 新色「雲龍グリーン」や、復活したZエンブレムの詳細がわかる
  • 主力グレードの見積シミュレーションで、具体的な購入費用がわかる

最新の安全装備の強化など、走りの質感と日常の使い勝手が大きく引き上げられました。記事の後半では見積シミュレーションも実施していますので、購入検討の参考にしてください。

グレード構成と車両価格

新型フェアレディZは、標準モデルとNISMOの設定があります。全5つのグレードで展開されており、全車後輪駆動のFRレイアウトです。

各グレードの価格と特徴は以下の表の通りです。

グレードトランスミッション価格(税込)主な特徴・立ち位置
ベースグレード6速MT / 9速AT5,737,600円500万円台から狙える本格スポーツクーペ
Version T9速AT6,199,600円快適性を重視した大人のGTカー
Version S6速MT6,586,800円走りに特化した硬派な専用仕様
Version ST6速MT / 9速AT6,999,300円走りも快適装備も融合した最上位の主力グレード
NISMO6速MT / 9速AT9,752,600円究極の走行性能を誇るコンペティションモデル

各グレードの特徴と選び方の目安

エントリーモデルとなるベースグレードは、価格を抑えて自分好みにカスタムしたい方に向いています。400馬力を超えるモデルとして非常に魅力的な設定です。

Version Tは、2ペダルでゆったりと走れる9速AT専用です。本革シートなどの上質な装備を備え、ロングツーリングを優雅に楽しみたい方におすすめです。

Version Sは、自らの手で操る楽しさを追求した6速MT専用グレードです。専用の強化ブレーキや19インチ鍛造ホイール、機械式LSDが組み合わされています。ワインディングやサーキットを楽しみたい方に最適です。

標準モデル最上位のVersion STは、Version Sの走りとVersion Tの快適装備を融合しています。快適性とスポーツ性能のすべてを妥協したくない方に向いています。

コンペティションモデルのNISMOには、待望の6速MTが追加されました。極限の運動性能と圧倒的な存在感を求める方にはNISMOが向いています。

パワートレーンの特徴

新型フェアレディZのエンジンは、熟成されたVR30DDTT型です。これは3.0リッターのV型6気筒直噴ツインターボエンジンです。

アルミブロックを採用した軽量なエンジンとなっています。小径タービンと電動VTCの組み合わせにより、素早く過給圧が立ち上がる特性を持っています。

標準モデルのエンジンスペック

標準モデルの最高出力は405PS、最大トルクは475Nmを発生します。この最大トルクは1600回転から5600回転まで幅広くフラットに発生し続けます。

そのため、街乗りの発進時でもアクセルを深く踏み込む必要がありません。わずかな踏み込みだけで余裕のある加速が得られます。

高速道路でも、シフトダウンせずにアクセルを踏み足すだけで力強い追い越し加速が可能です。

NISMO専用チューニングエンジン

NISMOのエンジンには、専用のハイパワーチューニングが施されています。ターボの回転限界を引き上げ、緻密な点火時期と過給圧の制御を行っています。

これにより、最高出力は420PS、最大トルクは520Nmまで引き上げられています。標準モデル比で最高出力が15PS、最大トルクが45Nm向上しました。特に高回転域での伸びやかな加速感は圧倒的です。

トランスミッションとドライブモード

今回の最大のハイライトは、NISMOへの6速MTの追加です。ドライバーが自らギアを操る楽しさを求める熱い声に応えて新開発されました。

NISMO専用6速MTは、手首のスナップで素早く変速できるショートストローク設計です。スロットルレスポンスや点火タイミングも最適化され、駆動力が非常にリニアに伝わります。

トランスミッションは標準車でも6速MTと9速ATから選べます。マニュアル車には、自動で回転数を合わせるシンクロレブコントロールが備わります。ヒールアンドトゥを行わなくても滑らかなシフトダウンが可能です。

9速AT車はワイドなギア比により、低速域の力強い加速と高速巡航時の静粛性・低燃費を両立しています。

ドライブモードには、穏やかなSTANDARDモードと鋭いレスポンスのSPORTモードがあります。また、横滑り防止装置のVDCには専用のTRACTIONモードが設定されています。サーキットなどの立ち上がりでタイヤのグリップを最大限に引き出します。

燃費性能とコレクターチャンバーの新設

WLTCモード燃費は以下の通りです。ハイオク仕様で燃料タンク容量は62リットルです。

  • 標準車:6速MT 9.5km/L、9速AT 10.2km/L
  • NISMO:6速MT 9.0km/L、9速AT 9.2km/L

さらに全グレード共通で、燃料タンク内にコレクターチャンバーが新設されました。

強い横Gがかかった際にもガソリンの偏りを防ぎ、安定して燃料を供給します。残燃料が少なくてもエンジントラブルを防ぐため、スポーツ走行重視のユーザーには心強い改良です。

外観デザインの改良点

今回のマイナーチェンジでは、外観にも大きな改良が加えられました。

ボディカラーと新色「雲龍グリーン」

ボディカラーは、2トーンが5種類、モノトーンが5種類の合計10種類が用意されています。

最大の注目色は、初代S30型のイメージカラーから着想を得た新色の雲龍グリーンです。ルーフをスーパーブラックで引き締めた2トーン仕様となっています。

深みのあるメタリック塗装がボディの立体感を美しく際立たせます。光の当たり方で鮮やかなグリーンからダークグリーンへと表情を変えます。ヘリテージ感と現代的な上質感を完璧に融合させたカラーです。

他にもワンガンブルー、432オレンジ、ブリリアントホワイトパールなどが設定されています。

一方、NISMOは専用色のNISMOステルスグレーを含む全5色の設定です。サーキットに映えるカラーリング中心のため、新色の雲龍グリーンは選択不可となっています。

フロントフェイスとZエンブレムの復活

伝統のロングノーズ・ショートデッキのプロポーションが一段と強調されています。

変更点のひとつが、ノーズ中央のZエンブレムの復活です。初代S30型からZ32型まで受け継がれていた伝統のエンブレムが配置されました。日産マークではなく専用エンブレムにすることで、特別なアイデンティティが主張されています。

フロントバンパーの造形も刷新され、ノーズ先端が前方へ約30mm延長されました。伝説的なモデルである240ZGのGノーズを強く連想させるデザインです。

グリル開口部は、空気抵抗を減らしつつフロントリフトの低減を両立するよう見直されています。

ボンネットには、力強いバルジ形状が採用されています。直列6気筒エンジンのクリアランス確保から生まれた意匠が、見事に継承されています。左右に走るプレスラインが彫刻のような陰影を生み出します。

ヘッドライトとボディサイズ

ヘッドライトは、初代S30型の丸型ライトをオマージュした半円状LEDランプが特徴的です。点灯時はアイラインを描き、消灯時でも引き締まった表情を作り出します。ロー/ハイビーム共にLEDを採用し、夜間でも優れた視界を確保します。

フェアレディZのボディサイズは以下の通りです。

モデル全長全幅全高
標準モデル4380mm1845mm1315mm
NISMO4410mm1870mm1315mm(標準車と同じ)

ホイールベースは2550mmで、最小回転半径は5.2mです。全幅1845mmは一般的な立体駐車場の制限枠に収まり、都市部でも扱いやすい大きさです。

NISMOは専用エアロパーツにより、全長が30mm長く、全幅が25mmワイドになっています。NISMO仕様でもZエンブレムが今回から採用されました。ローアンドワイドを強調する専用バンパーがパフォーマンスの高さを主張します。

サイドビューのデザイン

フロントからリアへ流れるラインは、ピュアスポーツクーペならではの美しさです。ルーフラインには、日本刀をモチーフにしたシルバーのモールディングが配置されています。これにより車体をより低く見せる効果が生まれています。

ドアミラーは空力性能を追求し、2トーン車ではブラックに塗装されて一体感を高めています。ドアハンドルは面一になる縦型デザインが踏襲され、風切り音低減に貢献しています。

NISMO仕様には、空力向上のための専用サイドシルプロテクターが採用されています。

足回りとホイールデザインの進化

今回の改良では、ホイールデザインにも歴史的なオマージュが込められました。

レイズ製アルミ鍛造ホイールとタイヤサイズ

Version SとVersion STには、レイズ社と共同開発した19インチアルミ鍛造ホイールが採用されました。Z31型のエアロディッシュホイールを現代風に再構築したデザインです。

リム外周の精密な切削加工により、クラシカルかつ最新のハイテク感を感じさせます。

タイヤサイズは以下の通りです。

  • ベース / Version T(18インチ):前後 245/45R18
  • Version S / ST(19インチ):前 255/40R19、後 275/35R19
  • NISMO(専用19インチ):前 255/40R19、後 285/35R19

Version SとSTは前後異径の極太タイヤを採用し、どっしりとしたスタンスを演出します。NISMOのホイールは専用の9本スポークデザインで、リム幅がさらに拡大されています。

ブレーキシステムの強化

Version S、ST、NISMOには、対向4ピストンの大型アルミモノブロックキャリパーが備わります。

NISMOでは今回、キャリパーカラーが鮮烈なブライトレッドに変更されました。さらにフロントには、日産GT-Rで採用されていたドリルドローターが新たに搭載されました。無数の穴が放熱性を高めるとともに、バネ下重量を大幅に軽減させています。

サスペンションの改良

標準モデルのショックアブソーバーには、新開発の大径モノチューブダンパーが採用されました。

ピストン面積が従来比で26.6%拡大されています。細かな凹凸に対して瞬時に減衰力を発生させ、段差のショックを優しく吸収します。街乗りでは驚くほどしなやかで上質な乗り心地を実現しました。

NISMOも専用サスペンションが再セッティングされ、極めて鋭い回頭性を発揮します。

リアデザインとトランク容量

リアフェンダーが大きく外側へ張り出し、タイヤの太さを強調するグラマラスな造形です。

リアビューの存在感

リアコンビランプは、Z32型をオマージュしたブラックアウトパネルを採用しています。その中に最新の立体的な3DシグネチャーLEDが組み込まれています。遠くからでも一目でフェアレディZと分かる存在感を放ちます。

リアバンパー下部には大型リアディフューザーが配置され、ダウンフォースを発生させます。左右には大径のデュアルエキゾーストマフラーが堂々と顔を覗かせています。

NISMOでは専用のレッドストライプが走り、レーシングマシンを思わせる迫力があります。

トランクの積載性と実用性

フェアレディZはピュア2シーターのため、キャビンのすぐ後ろがラゲッジルームです。ハッチバック形状で開口部が大きく、重い荷物もスムーズに出し入れ可能です。

荷室中央には、剛性を高めるアルミ製の極太リアタワーバーが配置されています。バーの手前側には、9インチのゴルフバッグを横向きで1個積載できる広さがあります。週末の旅行や、ヘルメットなどを積み込むには十分な実用性を持っています。

内装(インテリア)の進化と新装備

インテリアにも魅力的な新色が追加され、装備が充実しました。

新色「タン」の内装とステアリング

今回のマイナーチェンジで、初代S30型へのオマージュとしてタンの内装色が新設定されました。Version TとVersion STで選択可能です。(※レッドもVersion TとSTのみ。NISMOはブラック一択です)

上品で温かみのあるブラウンがシートなどにあしらわれ、大人のラグジュアリー空間が広がります。

ステアリングは本革巻きの3本スポークデザインです。絶妙なグリップ形状で、オーディオ操作などのスイッチが機能的に配置されています。AT仕様ではパドルシフトが装備されます。

12.3インチフルカラー液晶メーター

全車に12.3インチのフルカラー液晶メーターが標準装備されています。

今回の改良でエンジン始動時のオープニングムービーが一新されました。歴代フェアレディZのシルエットが次々と浮かび上がる演出が追加されています。

メーター表示は、タコメーター中心のスポーツ表示など、好みに応じて切り替え可能です。スポーツ表示ではシフトアップインジケーターが点灯し、シフトタイミングを知らせます。

予防安全機能の充実

新型フェアレディZは、最新の運転支援システムが充実しています。全車標準装備の主な機能は以下の通りです。

  • インテリジェントエマージェンシーブレーキ(自転車の検知に新対応)
  • 前方衝突予測警報(2台前を走る車両の動きを検知)
  • 後側方車両検知警報 / 後退時車両検知警報
  • 車線逸脱警報
  • インテリジェントクルーズコントロール(追従走行機能)

なお、ペダル踏み間違い衝突防止アシストは9速AT車専用の装備となります。

3連サブメーターとナビゲーション

インパネ中央上部には、伝統の3連サブメーター(ブースト計、ターボ回転計、電圧計)が配置されています。ドライバーに向けて傾けて設置されており、高揚感を刺激します。

その下には、9インチのNissanConnectナビゲーションシステムが配置されています。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応し、大画面でシームレスに利用できます。

Version T、ST、NISMOには、BOSEサウンドシステムが標準装備されます(他グレードはオプション)。ロードノイズを打ち消すアクティブノイズコントロールも備わっています。

エアコン操作パネルはタッチパネルに統合せず、大型の物理ダイヤルとして残されています。ブラインドタッチで確実に操作できるため、運転に集中できます。

ワイヤレス充電器(Qi2対応)とコンソール

センターコンソールには、Qi2規格対応のワイヤレススマートフォン充電器が配置されました。

トレイ内部にマグネットが内蔵されており、強い横Gがかかっても端末がずれません。さらに冷却ファンが新設され、充電中のスマートフォンの発熱を強制冷却してくれます。熱暴走を防ぎ、安定した急速充電を継続できる実用的な進化です。

コンソール中央には、MT車は本革巻きシフトノブと伝統のサイドブレーキが配置されます。AT車には電子制御シフトレバーと電動パーキングブレーキが備わります。

シートデザインとNISMO専用レカロシート

Version TとSTには、本革とスエード調素材を組み合わせたスポーツシートが標準装備です。クッション性も確保されており、長時間のドライブでも腰が痛くなりにくい座り心地です。

運転席・助手席にはシートヒーター、電動ランバーサポート、パワーシートが備わります。(ノーマルとVersion Sはファブリックシートでヒーター非装備です)

NISMOには、専用チューニングされたレカロ製本革アルカンターラコンビバケットシートが装備されます。圧倒的なホールド性を誇りながら、日常での乗り降りのしやすさも考慮されています。

見積シミュレーション(Version ST 6速MT)

最後に、最も人気の高い主力グレード「Version ST(6速MT)」の見積シミュレーションです。

新色の雲龍グリーンとスーパーブラックの2トーン特別塗装色を選択した試算です。

項目内容・金額
ベース車両フェアレディZ Version ST(6速MT)
車両本体価格6,999,300円(税込)
ボディカラー雲龍グリーン×スーパーブラック(176,000円)
インテリアカラータンカラー(追加設定色)
メーカーオプションなし(主要装備が標準のため)
ディーラーオプションフロアカーペット、トランクマット、トノカバー
支払総額(目安)約759万円前後

Version STは、鍛造ホイールや強化ブレーキ、BOSEサウンドなどが最初から標準装備です。高額なオプションを追加する必要がなく、本体価格からの上乗せが最小限で済むのがメリットです。

予算を抑えたい場合は、フロアマットを社外品に変更するなどで調整が可能です。

まとめ

今回のフェアレディZのマイナーチェンジは、非常に完成度の高いアップデートとなりました。記事の要点を以下にまとめます。

  • 外観の進化:Gノーズ風のフロントやZエンブレムの復活、新色雲龍グリーンの追加。
  • 走りの進化:大径モノチューブダンパーによる乗り心地改善と、燃料タンク内チャンバーの追加。
  • NISMOのトピック:待望の6速マニュアルトランスミッションの追加設定。
  • グレード選び:快適装備も楽しむならVersion ST、極限の走りならNISMOがおすすめ。

ガソリンツインターボエンジンと後輪駆動、マニュアルトランスミッションの組み合わせは貴重です。購入を検討されている方は、ぜひ早めに日産ディーラーで実車をチェックしてみてください。

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