本記事の内容について
今回の記事では、東京オートサロン2025にて展示されていた数々のカスタムスープラのなかでひときわ高い完成度を誇っていたスープラカスタムを手掛けるエアロパーツメーカー、adroについて紹介するとともに、そちらのカスタムカーラインナップを紹介していきます。
スープラだけでなく、86やBMW系などのスポーツカーも手掛けており、要注目のパーツメーカーとなっています。
adroについて
まずはadroの概要についてです。
adroは北米のブランドとなっており、元F1のウィリアムズに所属されていた空力エンジニアの方が立ち上げられたブランドとなっています。そのため、車両のデザインの良くするということにとどまらず、
空力特性まで考慮した機能設計に基づく、エアロパーツの設計を行っています。
スープラカスタムについて
スープラのadroカスタムについて紹介していきます。
スープラに関しては今回のオートサロンに展示されていたワイドボディ仕様を合わせると3パターンのカスタムが用意されており、その力の入れようはオーナーとしてはうれしいところです。
まず第一弾はこちらのFULL KITとなっています。
内容としてはフロントリップ、サイドスカート、リアディフューザー、リアウィングの計4点となっています。
このキットに関してはご覧の通り、外付けのエアロパーツの仕様となっており、純正部品に後付けをおこなうもので純正部品と交換を行うものがない点が特徴です。
その他の車種のカスタムでも同じとなっていますが、adroのエアロパーツは見た目の主張がそこまで激しくなく、最初から純正としてあってもおかしくないような、純正部品とのマッチングの良さが魅力となっています。それに加えて、先述した通り、その形状もいかにも空力のよさそうなシャープな造形をしており、機能性と見た目のカッコよさを両立したエアロパーツとなっています。
第二弾がこちらのFACELIFT FULL KITとなっています。
こちらは第一弾のものからより部品点数が増えており、特にフロントバンパーに関しては純正部品を交換する方式となっています。
こうすることでFACELIFTと銘打っているようにスープラの表情が変化し、アグレッシブさが増しているとともに、より80スープラからの正常進化であるような印象がアップしています。そのデザイン性の高さに驚きますね。
このフロントフェイスの表情の変化に合わせて、サイドスカートなども大型化されており、フロントフェイスに負けない、帳尻のあったサイドシルエットとなっています。このあたりのバランスの良さも
フルキットの魅力ですね。
そして第三弾となるのが、オートサロンにも展示されていたFACELIFTキットをベースとしたワイドボディキットになります。
こちらはFACELIFTキットのパーツに加えてオーバーフェンダーやカナードなどを追加することでよりボディが拡幅されており、そちらに合わせてより大型のリアウィングや専用のボンネットフードも用意されており、非常に迫力のあるシルエットの車両となっています。それでいてチリの合わせなど質感も非常に高く、今回のオートサロン開催中にスープラカスタムの中では個人的BESTのカスタムとなっていました。
質感相応の値段となっており、簡単には手が出せないパーツたちとなっていますが、個性的であり、機能性にも裏打ちされてものですので要注目ブランドとなっています。
ほかにもオートサロン会場に展示されていた911GT3、M4用のキットや、シビックタイプRのもの、
GR86やBRZのもの、BMWのMシリーズ用のカスタムキットなどがラインナップとして用意されており、どれも純正にマッチした質感の高いパーツたちとなっていますのでおすすめのブランドとなっています。参考となれば幸いです。
コメント