本記事の内容について
今回の記事では、先日、ホンダから発表されたヴェゼルの改良モデルの内容について、このタイミングで追加されたパッケージであるHuNTパッケージの実車をみながら紹介していきます。ヴェゼルのグレード選びの参考となれば幸いです。
グレード構成
グレード構成に関してはご覧の通りとなっており、1.5L直列4気筒ガソリン仕様のGグレード、1.5L直列4気筒ガソリンエンジンにモータを組み合わせたe:HEV仕様にX、Zグレードが設定され、そのZグレードにパッケージとして、個性をより際立たせるPLAYとXグレードをベースにアウトドアテイストをより強調したHuNTが今回の改良にて設定されており、車両本体価格はご覧の通りとなっています。
注意点としてはガソリン仕様であるGグレードにはFF仕様の設定がないことが挙げられます。
外観紹介
外観紹介、まずはフロントフェイスまわりになります。
この展示車両のボディカラーはグリーン系のボタニカルグリーンとなっており、ミリタリーテイストが感じられるカラーリングとなっています。
その他にもヴェゼルにはZ、X、Gにはご覧の7色、
PLaYにはご覧の5色、
HuNTにはご覧の5色が設定されています。
注意点としてはグレードごとに選択できるカラーリングが異なる点であり、PLaYのみツートンカラーが選択できるなど、各グレードのコンセプトに合わせたボディカラーが選択可能となっています。
デザインに関しては改良前後でぱっと見では気づきにくい小変更となっていますが、特にグリル周りに変更が加えられており、改良前が六角形かつ下端が絞り込まれているような形状に対し、改良後に関してはよりスクエア感が強くなった形状に変更されています。
また、ヘッドライト間もボディー色と異なる色で縁取りがされていることでグリル変更の形状とあわせてより水平基調を強調するデザインとなっています。
また、フロントフェイス下端に関しても面構成が変更されており、改良前と比較して改良後は末広がりを強調する面構成となっており、フロントグリルの変更と相まって、今回の改良によってスマートな印象であったヴェゼルの印象からより力強さを感じさせてくれるシルエットへの変更となっています。
グレード毎の違いとして、アウトドアテイストのHuNTパッケージではご覧のようにカッパーのアクセントがフォグライト周辺及び、バンパーロアに採用され、アクティブ感が強調されています。
また、Zグレードに追加されたPLAYパッケージではオーナメント付きのフロントグリルがアクセントとなっており、バンパーロアがブラック塗装となっています。
機能面に関してはヘッドライトに対向車などを検知して自動的に防眩を行うアダプティブドライビングビームの機能が追加されることがポイントとなりますが、この装備はZおよびPLaYにのみ標準装備となっているため注意です。
つづいてサイドのデザインです。
ヴェゼルのボディサイズは全長4340mm、全幅1790mm、全高1590mm、ホイールベースが2610mmとなっています。
全幅が1800mmを切っており、全長も短めであるため、非常に取り回しのしやすい車両であることがよくわかります。
サイドのデザインに関しては年次改良において大きな変更は加えられておらず、プレスラインなどを極力排したシンプルなデザインとなっているため、流行にとらわれない普遍的なシルエットであり、また、ルーフがなだらかに傾斜するクーペSUVシルエットとなっているため、非常にスタイリッシュなデザインとなっていることが特徴です。スタイリッシュなデザインと室内の快適性が両立されているかに関しては内装紹介で詳しくお伝えします。
グレードごとの違いとしてこちらのHuNTパッケージではルーフレールが標準装備されており、アウトドアテイストの強いHuNTパッケージを象徴する装備となっています。
また、PLAYではライトブルーの加飾がアクセントになっているドアロアガーニッシュが装着されている点が特徴です。
HuNTのホイールデザインはこのようになっており、タイヤサイズは16インチとなっています。ホイールデザインに関してもグレード毎に異なり、特にZ、PLaYには18インチホイールが装着されることで
見た目や乗り心地などに影響する部分ですので要チェックとなっています。
続いてリアデザインに関してです。
リアデザインに関しては今回の改良のタイミングでテールライトユニットのデザインが変更されており、フロント同様、こちらも改良前後でより水平基調を強調するものとなっており、幅広感が演出され、より迫力のあるシルエットとなるような変更が加えられています。
グレードごとの違いとしてHuNTではロアガーニッシュがグレー塗装となっており、PLAYではフロント同様、ブラック塗装となっています。
内装紹介
内装紹介、まずはトランク容量からになります。
トランク容量はご覧の通りとなっており、左右のえぐりに関してはそこまで大きくありませんが、スクエアなトランク形状となっていることで日常使いにおいて不満に感じることはないかと思います。
床下収納はこのようになっていました。
加えて、ホンダの武器であるセンタータンクレイアウトの採用により、後席を倒すことでフラットなトランク空間が確保でき、様々な用途に対応できそうですのでコンパクトSUVの中でも機能性は随一といえそうです。
つづいて運転席周りになります。
この展示車両の内装色はHuNTであるため、カーキ&ネイビーの内装色となっています。
その他のグレードに関してはG、X、Zに関してはブラック、PLaYではグレー系の内装色となっており、グレードごとに内装色が決まっているため注意です。グレードごとにもう少し内装色の選択肢があってもよかったですね。
運転席ドア内張はこのようになっており、HuNTではグリーンのソフトパッドやオレンジのステッチがアクセントとなっていることでグレードのコンセプトに合致した遊び心をくすぐるような配色となっている点が特徴です。
乗り込みの際はスタイリッシュなシルエットではありますが頭上スペースはきっちりと担保されているため、スッと乗り込むことが可能となっています。
ステアリングデザインはこのようになっており、本革のステアリングに、スイッチ周りにはピアノブラックの部品が用いられていたりと質感が担保されていました。
快適装備であるステアリングヒーターに関してはZ、PLaYのみ標準装備であるため注意です。
メーターデザインはこのようになっており、7インチの液晶メータが全グレードで装備されていることで各種情報表示が可能となっています。
ただ、ヘッドアップディスプレイはどのグレードでも装備されていないため、情報表示量という観点ではライバル車両に少し劣ってしまっています。
安全装備に関してはHONDA SENSINGが全グレードに装備されており、衝突被害軽減ブレーキや全車速に対応したクルーズコントロール機能などが装備されています。
ただ、さらなる安全装備であるドアミラーに後続車の接近を知らせるブラインドスポットインフォメーションや車の周囲をカメラにて確認できるマルチビューカメラの機能はZ、PLaYのみオプション装備可能となっており、このあたりの機能は日常生活でも重宝されるものかと思いますのでどのグレードにもオプション装着できてほしいところですね。
運転視界はこのようになっており、Aピラーとドアミラーの間も死角が少なく、左後ろの後方視界もしっかり担保されているため視界はかなり良好な印象です。
ナビ画面はこのようになっており、横長のナビとなっていることで視界の稜線と被ることはなさそうです。気になったのは他車含めた昨今のナビサイズの中では少し小さめであり、ベゼルの太さも気になるところです。
その下にはエアコン関連のスイッチが物理スイッチとしてまとめられており、大きめのダイヤルとなっているため操作性もよさそうです。
細かい点ですがZ、PLaYのみ左右独立式のエアコンが標準装備となっています。
その下部には今回の改良のタイミングで設置された小物入れのトレーがあり、より利便性が向上しています。
その後ろにはシフトノブが配置されており、パネルにはピアノブラックのものが使われていたり、周りにはアクセントのオレンジステッチが施されていたりと質感は高い印象です。
また、シフトノブ前のスペースにワイヤレス充電機能がPLaYには標準装備、Zにオプション装着可能となっています。
その後ろには電子パーキングなどの運転操作系のスイッチとペットボトルホルダーが配置されており、非常にシンプルかつ操作性がよさそうなスイッチ配置となっています。
センターアームレストはこのようになっており、内部の収納も大きく、様々な用途に活用できそうです。
シートデザインはこのようになっており、サポート性はそこまで大きくなく、ゆったりと座れる快適性の高いものとなっていました。HuNTに関してはこのカラーリングも非常に特徴的ですね。
またHuNTパッケージのみ撥水仕様となっていることが特徴であり、グレードごとでシート素材が異なるため注意です。
快適装備であるシートヒーターも装備されていますが、X、HuNTのFF仕様のみ装備不可となっているため注意です。少し謎の仕様となっていますね。
つづいて後席についてです。
後席ドアノブは先代から変わらずこの位置になりますのでお子さんなどにとっては注意ポイントになるかもですね。
ドア内張はこのようになっており、前席同様、内装色と合わせたカラーリングのソフトパッドやオレンジステッチなど前席同様の質感が担保されています。
乗り込みに関してはこちらも前席同様、頭上スペースがしっかり確保されていましたので特に頭をかがめたりする必要なく乗り込むことが可能となっています。
足元スペースはこのように非常に広々としており、足を組めるほどのスペースが担保されているため、この室内空間の広さはコンパクトSUV随一といえそうです。
また、センタートンネルの張り出しもかなり抑えられているため、後席3人乗りも苦も無くこなせそうな印象です。
センターアームレスト後方には小物入れが2段用意されており、このあたりの気遣いもさすがといえます。ただ、機能装備として後席用のUSBポートがZ、PLaYにしか用意されない点は注意です。
後席アームレストはペットボトルホルダー付きのオーソドックスなものとなっています。
シートデザインはこのようになっており、こちらも前席同様、フラットなシート形状となっていることでゆったりと座れるシートとなっています。
後席快適装備として、このHuNTには装備不可となっていますが、パノラマルーフがPLaYのみオプション装備可能となっている点もポイントです。
結論
結論です。
今回のヴェゼルのおすすめのグレードに関しては機能性という観点でZ、もしくはPLaYになります。
理由として、特に安全装備関連ですが、Z、もしくはPLaYでしか装備できないものが多々あるためです。それぞれのグレードでヴェゼルが表現したい世界観にあったコンセプトの装備が与えられているため、そちらにマッチすればHuNTなどのグレードを選択することもありかと思いますが、最も充実した装備内容を選びたい方が大半かと思いますので、Z、PLaYを個人的にはお勧めします。グレード選びの参考となれば幸いです。
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