【新型車紹介】 HONDA 新型フリード実車内外装紹介 グレード選択に迷われている方向け注意点12個紹介

ホンダ
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本記事の内容について

今回の記事では、先日、ホンダより発表された新型フリードの内外装紹介をどのグレードを購入するかを迷われている方向けに、グレードごとの装備の違いなどに着目しながら紹介いたします。

外観紹介

まずは外観紹介になります。

フリードには大きく分けて、上質で洗練された雰囲気となっているAIR系グレードと、SUV風にアレンジされたクロスターが設定されています。

注意点としては乗車人数であり、AIRには7人乗り仕様が設定されなかったり、2列仕様である5人乗り仕様はクロスターのみに設定されるなど、細かく細分化されているため、要チェックとなっています。

その中で展示車両はAIR系グレードの上位グレードとなるAIR EXというグレードになります。

ボディカラーはAIR系グレードにはご覧の9色のバリエーションが設定されており、そちらに対して、
クロスターにはご覧の8色のバリエーションが設定されています。

AIR系、クロスターで選択できるボディカラーが異なるとともに、AIR系でもEXでなければ、選択できるボディカラーが6色バリエーションになってしまうなど、選択できるボディカラーがグレードによって異なるため、注意です。

フロントフェイスはこのようになっており、グリル開口部が最小限に抑えられ、メッキパーツによる加飾なども最小限になっていたり、ヘッドライトとバンパーがフラットとなっていることで、凹凸感のない丸みを帯びたフォルムとなっており、AIRのグレードにふさわしい素のデザインの完成度が高められた洗練されたデザインとなっている点が特徴です。非常に親しみやすいデザインであり、どなたにも似合うデザインかと思います。

そちらに対し、こちらがクロスターのデザインとなっており、スクエアに開口されたフロントグリルや、AIR系グレードにはないフォグランプが装備されていたり、樹脂バンパー部分の拡大、アルミプレートの追加など、グレードのコンセプト通り、非常に力強いフロントフェイスとなっており、同じ車種であっても見事にデザインの住み分けができています。

グレードごとの装備の差分としてはAIR系とクロスターのデザインの違いに加えて、こちらのライトユニット内の機能である、対向車などを検知してハイビームの遮光範囲を切り替えるアダプティブドライビングビームの機能が、AIR EX、クロスターの6人乗り仕様のみ、オプション装備可能となっているため、注意です。

フリードにはパワートレーンとして、ガソリン仕様に加えて、最新世代のハイブリッドシステムである、e:HEV仕様の設定が予告されており、それぞれにFFと4WDの仕様が設定されるため、グレードごとにパワートレーンの仕様で差別化ポイントはありません。

サイドに回り込んできました。

新型フリードのボディサイズは全長4310mm、全幅1695mm、全高1755mmとなっており、全幅は変わらずですが、先代と比較すると一回り大きくなっている点がポイントです。

サイドのデザインはこのようになっており、こちらも余計な加飾を極力廃したフラットな面構成となっている点が特徴であり、飽きの来ないシンプルなデザインとなっています。

クロスターに関してはホイールアーチやサイドモールに樹脂パーツが備え付けられることで、フロント同様、力強い印象が与えられています。

この結果としてクロスターの全幅は1720mmへと拡大される点がポイントです。取り回しにそこまで大きな影響はないかと思いますが、5ナンバーサイズから3ナンバーサイズへと拡大されるため、要チェックポイントとなっています。

ホイールデザインはこのようになっており、こちらはAIR EX専用デザインの15インチホイールとなっています。

ホイールのデザインはグレードごとに異なり、クロスター専用のホイールデザインと、AIRグレードではスチールホイールが与えられるなど、グレードごとで異なるデザインが採用されているため、注意です。

リアのデザインはこのようになっており、こちらもフロント同様、シンプルな面構成に余分の加飾のないデザインとなっており、ドット型のテールライトデザインがポップな印象を与えることで親しみやすい印象を強調しています。

こちらがクロスターのリアデザインとなっており、こちらもグレードのコンセプト通り、ボディを囲うように一周した樹脂パーツがリアにも与えられているとともに、アルミバンパーが装備されていることで力強さが演出されています。

内装紹介

内装紹介、まずはトランクルームからになります。
こちらの車両は6人乗り仕様となっていたため、3列シート仕様となっています。

3列目シートはご覧のようにサイドに跳ね上げる仕様となっており、スマホ片手に持ちながらでも何とか操作できましたので、慣れれば特にストレスなく操作できることと思います。
後席を跳ね上げれば非常に広大なトランク容量が確保されており、日常使いにおいて特に不満に感じることはないかと思います。

特にクロスターの場合、5人乗り仕様が設定されていることもあり、利便性がより強化されており、ご覧のように3列目シートがないことにより、フラットなトランクが確保されていることに加えて、サイドパネルが装備されていたり、AIRよりもトランク開口幅が拡張、5人乗り仕様にはトランク内に12V電源が装備されているなど、よりアクティブな趣味へと対応可能な仕立てとなっています。AIR系グレードには5人乗り仕様の設定がないのが残念ですね。

続いて運転席周りの紹介になります。

こちらの展示車両の内装色はグレージュとなっており、その他にブラック内装やブラックカーキの内装色が用意されていますが、AIRグレードではグレージュ一択、クロスターではブラックカーキ一択など、グレードごとで選択肢が異なるため注意です。

運転席ドア内張はこのようになっており、大部分はハードプラとなっていましたが、手で触れる部分にはソフトパッドが使用されているなど、工夫が施されていました。

ハンドルデザインはこのようになっており、本革巻のステアリングホイールとなっており、2本スポークの珍しい形状となっていました。快適装備であるステアリングヒーターなどはどのグレードでも装備されていないようです。

メータには7インチの液晶メータが採用されていることで各種情報表示が可能となっていますが、ヘッドアップディスプレイなど装備されていないようですので、情報表示量としては必要最低限となる印象です。

運転支援系装備に関しては先代から大幅な進化を遂げており、衝突被害軽減ブレーキなどに加えて、電子式パーキングが採用されたことで全車速に対応したアダプティブクルーズコントロールが採用され、長距離運転時の快適性が格段に向上したものと思われます。

注意点として運転支援装備であり、後方車両の存在を知らせてくれるブラインドスポットインフォーメーションの機能や、車両周囲をカメラにて確認できるマルチビューカメラシステムがAIRに装備できなかったり、AIR EXの6人乗りにのみ装備可能となるなど、オプション装着もできないグレードが存在するため、注意です。安全支援系の装備に関してはオプションでもいいので、全グレード装備できるようにしてほしかったところですね。

運転視界はこのようになっており、スクエアなシルエットをしていることで車両感覚がつかみやすく、フロントガラス面積も大きいため、視界は良好な印象です。

ナビ画面はこのようになっており、スクエア形状のナビとなっているため、少し視界の稜線と被りそうな点が気になりましたが、大画面のものが装備されていることで情報表示量としては多そうです。

その付近にはシフトノブやパーキングブレーキ、エアコン操作系のボタンが一つのパネル状に集約されていることで非常に操作性がよくなっていることに加えて、センタートンネル付近が非常に開けていることで開放感のアップにもつながっています。また、ダッシュボード付近などにトレーが複数用意されていることで利便性も非常に高そうです。

シート形状はこのようになっており、ファブリックと合皮のコンビシートとなっており、加えて、撥水加工も施されているとのことですので、日常使いのちょっとしたトラブルにも対応可能である点がうれしいところです。

快適装備としてシートヒーターが装備されていますが、AIRグレードのFF仕様のみ装備不可となっている点が注意です。

続いて後席まわりについてです。
新型フリードは両側パワースライドドアとなっています。

後席足元空間としては後席を最も前にスライドした状態でも窮屈感を感じない空間が確保されており、最大までスライドした場合は余裕で足を組めるほどの空間が確保されていましたので快適性は非常に高かったです。

また、センタートンネルの張り出しも最小限となっていることで足元空間に余裕がある点も快適性の向上に寄与している印象です。

ちなみに5人乗り仕様ではご覧の通り、2列目がベンチシートとなりますが、センタートンネルの張り出しが少ないため、3人乗りをしてもそこまで窮屈感がないものと思われます。

機能装備として前席のシートバックにUSBポートが備え付けられていますが、こちらはAIR EXとクロスターの6人乗り仕様のみの装備であるため、注意です。

また、快適装備として後席用のリアクーラーがこの車両には装備されていましたが、こちらもAIR EXとクロスターの6人乗り仕様のみの装備であるため、注意です。

この展示車両は6人乗り仕様であったため、シート間を抜けて、3列目シートに座ってみました。

3列目シートの足元空間はご覧の通りとなっており、2列目シートと融通しあうことでもう少し広げることは可能かと思いますが、シートのクッション性も跳ね上げ式を採用していることでそこまで高くないため、大人にとっては快適とは言い難い印象であり、主に緊急用であり、常に6名乗車以上を想定している場合には適した車両ではないかもしれません。

結論

結論です。

おすすめのグレードに関してはフリードを何名乗車で使用することを想定しているかが大きく影響するかと思います。

6名以上の乗車を想定してる場合はAIR EXもしくはクロスターの6名乗車がオススメとなり、その2グレードに装備の差分はほぼないため、見た目の好みで選択されればいいかなと思います。
ただ、個人的なオススメはクロスターの5人乗り仕様であり、3列目シートがないことでフラットかつ広大な荷室スペースが確保されており、コンパクトな車体を活かして様々な場所に乗り出すことができ、車中泊などのアウトドア趣味にも適した使い方ができるかと思いますので、6名以上の乗車を想定されない場合のおすすめグレードはクロスターになります。グレード選択の参考となれば幸いです。

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