【新型車紹介】 トヨタ 「クラウンエステート」実車内外装紹介 実用性No.1 SUV その他クラウンシリーズと比較・特徴8選

クラウン
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本記事の内容について

今回の記事では、今年の年央発売開始予定であるクラウンエステートのプロトタイプが愛知県のクラウン専門ディーラーにて先行展示されていましたので、内外装の紹介と現時点での判明していることを
まとめました。
クラウンエステート購入検討中の方向けにその他のクラウンシリーズと比較しながら特徴をお伝えしていきます。

外観紹介

今回紹介するエステートは「洗練と余裕の大人の雰囲気を併せ持ち、リアのフルフラットデッキとともに、機能的なSUVとしてアクティブライフを楽しめるモデル」とトヨタ自動車は位置づけており、仕事にも遊びにも一生懸命なユーザーが満足できるクルマを目指しているそうです。

フロントフェイス周りに関してはその他のクラウンシリーズと比較するとグリルがボディ同色のメッシュ構造となっていることが特徴となっており、迫力のあるフロントフェイスというよりも大らかなボリューム感のあるフェイスとなっています。

また、他のクラウンシリーズと同様のハンマーヘッドフェイスが採用されていますが、エステートの場合はシャープな切れ長のデイライトとフォグランプに相当する位置に配されたヘッドライトで形成されたライトユニットで構成されています。

イメージとしてはセダンとスポーツの中間のような構成となっており、先進感も感じさせてくれる雰囲気となっています。

また、クラウンらしく、質感にもこだわりを感じられ、シリーズの中では最もアウトドアテイストの強いモデルかと思いますが、各部のブラックのパーツはピアノブラック仕立てとなっており、高級感も感じるモデルとなっています。

サイドのデザインはこのようになっており、エステートのボディサイズは全長4930mm、全幅1880mm、全高1620mm、ホイールベースが2850mmとなっています。

この数値をその他のクラウンシリーズと比較するとこのようになっており、全高も考慮するとクラウンシリーズで最もボリューム感のある車両であることがわかります。

その大きさから取り回しなどに苦労するかもしれませんが、その他のクラウンシリーズ同様、こちらの車両にもリア操舵の装備が与えられるそうで、最小回転半径はなるべく抑えられ、安全装備も充実しているようでしたので、その他のクラウンシリーズと比較して、操作性が極端に悪化することはないかと思います。

そのボリューム感はフロントとリアのオーバーハングが大きく取られていることでより強調されており、大径タイヤを装着していることでアクティブ感も主張しています。

後ほど紹介しますが、運転席頭上から一直線に伸びるルーフのラインも室内空間の広さを物語っています。

ちなみにこのプロトタイプはPHEV仕様となっており、エステートには直列4気筒2.5Lエンジンにモータを組み合わせたHEVの仕様と、さらに大容量のバッテリーを追加することで外部からの充電や電動ドライブシーンを拡張したPHEV仕様が設定されることがすでに予告されており、パワートレーンの組み合わせとしてはスポーツと同じということであり、予想スペックはご覧の通りとなっています。

スポーツと比較するとサイズ感、車重もアップしていることから燃費であったり、加速感などは劣ってしまうかもしれませんが、日常生活などにおいては必要十分なスペックのパワートレーンであるとともに、電動ドライブ特有の静粛性などはエステートのコンフォート性にもマッチしていることと思います。

このようなボリューム感をもった車両であるため、外板色には膨張色のカラーリングが似合うのかなと思います。こちらの車両の外板色はマッシブグレーとシルバーのバイトーン仕様となっており、エステートにはその他にこれら10色のバリエーションが設定されています。

ただその場で開発者の方からお聞きした情報によるとこの外板色はPHEV仕様のみの限定カラーとのことであり、確かにこのシルバールーフのバイトーンは他のバイトーンにない組み合わせであり、PHEV仕様にふさわしい先進感を感じさせてくれるものとなっており、要チェックです。

ホイールデザインはこのようになっており、タイヤサイズは235/45R 21インチの大径タイヤとなっています。

PHEV仕様となっているため、スポーツ同様レッドに塗装されたブレーキキャリパーが装着されているようですが、ホイールスポークのデザイン上、スポーツほど目立たないようになっており、このあたりからもスポーツとのコンセプトの違いを感じます。

リアデザインはこのようになっており、クラウンシリーズに共通した一文字のテールランプにクラウンのロゴが配されたものとなっています。

デザインの特徴としてはフロント同様、複雑なライン構成となっておらず、シンプルな面構成となっていることでボリューム感をもったものとなっている点が他のクラウンシリーズと異なる点であり、シルバーメッキやピアノブラックのバンパーが装着されていることでリア部分でも質感の高さを感じさせてくれるものとなっています。

内装紹介

トランクルームはご覧の通りとなっており、エステートの最大の武器となる広大な荷室空間が備えられています。

左右のえぐりも十分とられており、金属パーツで加飾されていることで質感も担保されています。
またPHEV仕様ということで外部給電ソケットも備え付けられています。

床下収納はそこまで大きく取られていませんでしたが、不便に感じることはまずないかと思います。

そしてこちらがフルフラット状態となっており、後席背部に備え付けられているスペーサーを展開することで非常に広大かつフラットな荷室空間を作り出すことができ、車中泊など様々な趣味に対応可能なものとなっています。

これは他のクラウンシリーズにはない唯一の武器となっています。またこのようにシートを展開することで腰かけることも可能となっており、いろいろな使い方も妄想できます。

この使い勝手の高さはクラウンシリーズ以外のSUVに目を向けても随一であり、この特性からエステートが購入対象となる方も多くおられるかと思います。

運転席周りの内装はこのようになっており、基本的な部品構成はセダンを除く、クロスオーバーやスポーツと同様となっており、ご覧のように様々な情報表示やレイアウトの変更が可能となっているフル液晶メーターの採用や、右左折時にも対応したプリクラッシュセーフティ、高速走行時の運転支援に対応した最新のトヨタセーフティセンスを装備、12.3インチの大型のナビ画面など、機能性としても非常に充実したものとなっています。

内装関連装備の詳細解説に関しては、その他のクラウンシリーズの過去動画など、ご覧いただけると幸いです。

特徴としては二つ挙げられ、一つ目は内装色となっています。

この展示車両にはブルーグレーの内装色が与えられており、外観の雰囲気とマッチした非常に落ち着いた色合いの仕立てとなっており、エステートのコンセプトとマッチした専用色となっています。

また、スポーツなどと異なり、アシンメトリーな配色となっておらず、運転席・助手席対称のカラーリングとなっているため、このあたりからもドライバーオリエンテッドな車両でないことがわかります。

注意点としては内装色としてこちらの内装色含め、3色のカラーバリエーションが設定されていますが、
外板色同様、この内装色もPHEV専用とのことでした。悩ましいところですね。

2つ目の特徴としては繰り返しとなりますが、ドライバーオリエンテッドな車両でないことから運転モードとしてリアコンフォートモードの採用が挙げられます。

後席乗員の快適性が重視された運転モードの採用がこの車両の快適性をより高めてくれるものと思われます。

シート形状に関してもその他のクラウンシリーズと同様のものが与えられており、サポート性に優れた立体的なシートとなっていることで、包み込むように身体を支え、リラックスした姿勢で運転可能となっているため、エステートのような長距離ドライブを多用すると思われる車両とマッチしたものとなっています。

快適装備として、シートヒーター、ベンチレーションも完備されており、隙なしの装備となっていました。

後席はこのようになっており、足元スペースとしては非常に広々しており、他のクラウンシリーズと比較するとクロスオーバー相当のように感じました。

ただ、クロスオーバー以上の室内高が頭上スペースのゆとりを生んでおり、後席快適性としてはセダン並みのものが担保されていると感じました。

快適装備として、後席用のシートヒーターが装備されていることも確認できました。

プラグインハイブリッド仕様のみの装備かもしれませんが、快適装備に関しても充実しているように思います。

この車両には装着されていませんでしたが、ムーンルーフも装着可能であると思われ、その場合、後席の快適性はより高まると考えられ、エステートの快適性は随一かと思われます。

結論

youtube動画

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