【TOYOTA ランドクルーザー250(プラド後継)】 実車内外装紹介 装備内容注意点16個 First edition特別装備6個紹介 見積シミュレーションも実施

ランドクルーザー
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本記事の内容について

今回の記事では、先日、トヨタ自動車より発売が開始されたランドクルーザー250の内外装紹介、
およびグレード選びの注意点、限定モデルであるFirst editionの特別装備など紹介いたします。

グレード構成など

ランドクルーザー250にはエントリーグレードのGX、ベースグレードのVX、上級グレードのZXが設定されています。このVXおよびZXをベースに計8000台の限定モデルであるFirst editionが設定されており、車両本体価格はそれぞれご覧の通りとなっています。

520万円からとなっており、現行プラドから乗り換えを検討されていた方には値上がり幅に驚かれている方も多いかと思います。ちなみにGXグレードのみ5人乗りである点は注意です。

パワートレーンには大トルクを発生する直列2.8Lディーゼルエンジンと8速ATを組み合わせた仕様と
直列4気筒2.7Lガソリンエンジンと6速ATを組み合わせた仕様が設定されており、駆動方式としては
ランドクルーザーのオフロード性能を担保するため、どちらの仕様でも4WDとなっております。
ここで注意点として、ガソリン仕様が設定されているのはVXグレードのみとなっており、ZX、GXグレードでは選択不可となっています。これはFirst editionに対しても同様となっています

正直なところ、スペックに関してはディーゼルエンジンの方が優れているため、ガソリンとディーゼルエンジンの価格差である85万円をどうとらえるかによってパワートレーンを選択することになるかと思います。
また、海外仕様では直列4気筒2.4Lガソリンターボエンジンやその仕様にモータを組み合わせたランクルシリーズ初の電動化仕様も設定されていたりとより魅力的なパワートレーンとなっている点が少し残念ですね。もしかしたら年次改良のタイミングなどで追加されるかもしれませんので、そちらをあえて待つのもありかもしれません。

外観紹介

外観紹介行っていきます。
こちらの車両はモビリティショーなどに展示されていたプロトタイプモデルとなっています。

外板色としてランドクルーザー250にはツートン含めて6色のバリエーションが設定されていますが、こちらの展示車はサンド×ライトグレーのツートン仕様となっています。

ちなみにグレードによって選択できる外板色が異なり、ZXはご覧の組み合わせ、VXはご覧の組み合わせ、GXはご覧の組み合わせのみ選択可能となっているため注意です。

この組み合わせはfirst editionでは若干異なり、ZX first editionではこちらの3色の組み合わせ、VX first editionではこちらの3色の組み合わせとなり、VX購入検討の方でサンドのボディカラーを選択したい場合、First editionを狙う必要があるため要チェックです。

フロントフェイスはこのようになっており、今回の250のデザインの特徴として非常に水平基調のデザインの要素が散りばめられており、角ばったデザインの組み合わせによって無骨さが強調されていることでオフロードの似合うランクルらしいデザインとなっているとともに、きつい傾斜の坂道にも対応できるようバンパー下部が斜めに切り取られていたりと機能性にも則ったデザインとなっており、非常にかっこいいデザインといえます。

こちらの車両は今回の250のコンセプトでもある原点回帰に則り、歴代モデルを彷彿とさせる丸目のデイライトが装着されて車両となっていますが、こちらはオプションとなっており、VXのみオプション装着可能となっています。そのため、ZX、GXでは装着不可となっているため注意であり、オプション装備しなかった場合はこちらの四角のライトユニットとなります。

こちらも先代プラドのデザインからの正常進化といえるデザインであり、甲乙つけがたいかっこいいデザインであるといえます。
ただ、こちらの四角のライトユニットもZXの仕様では対向車などを検知し、防眩するアダプティブハイビーム機能が装備されていますが、それ以外のグレードではその装備がなく、見た目も異なるため、注意です。

First edition ではZXグレードでも丸目ライトが選択可能となっており、丸目ライトおよびZXグレード装備が欲しい方はそちらを狙うしかないため、要チェックです。ただ、このように魅力的な装備の組み合わせが限定販売な点が少し残念ですね。

その他、グレードの違いによる装備の違いとしてはグリルまわり、バンパーまわりの色合いが異なるのみとなっており、どのグレードでもほぼ見た目が変わらない点もポイントです。
ちなみにVX First editionではZXグレードと同様の配色パターンとなるため、見た目でZXとVXを見分けることはかなり難しいかと思います。

サイドのデザインはこのようになっています。

250のボディサイズは全長4925mm、全幅1980mm、全高1935mm、ホイールベースが2850mmとなっています。

先代のプラドと比べると全長+100mm、全幅+95mm、全高+85mmと一回り大きくなっており、最小回転半径も6mとかなり大きいため、取り回しには苦労するところかと思いますが、後ほど紹介する安全装備が先代よりもかなり進化しています。

サイドのデザインにもフロント同様水平基調の要素が入っており、ライトユニットから繋がる水平なラインがボディ後端まで一直線に伸びていることで角ばったデザインを強調しており、分厚いCピラーの造形や四角のドアミラー、そこから盛り上がりタイヤの踏ん張り感を強調するフェンダーなど、すべてのデザイン要素がこの車両の力強さを強調しています。非常にかっこいいですね。

グレードごとの装備の違いとしてはピラーのガーニッシュがZX、VXがピアノブラック、GXがブラックとなっています。またZXのみドアハンドルがブラック塗装となります。

ホイールデザインはこのようになっており、グレードごとに異なるデザイン、タイヤサイズのものが用意されており、見た目と乗り味に影響する部分ですので要チェックとなっています。また、first editionにも専用デザインのホイールが用意されています

リアのデザインはこのようになっており、こちらも水平基調を活かした非常にシンプルな造形となっており、余計な装飾を設けないが故の堅牢性を感じるデザインとなっています。

テールライトの造形も先代からの繋がりを感じる意匠をもった四角のものとなっており、水平かつ短くカットされたリアバンパーがフロント同様、オフロードでの使用を想定された機能性をもったデザインとなっている点が特徴です。
グレードごとの装備の違いとしてはリアスポイラーがZXではブラック、VXではボディ同色、GXには装備されない点とリアバンパーガードの配色がZX、VXがシルバー、GXがブラックとなっている点が異なります。VX first editionではリアスポイラーのカラーがZX同様ブラックとなっています。

内装紹介

内装紹介、まずはトランク容量になります。

トランク容量はご覧の通りとなっており、フラットな荷室で非常に使い勝手がよさそうであり、4WD車両でありますが、車幅が大きな車両であることでリアタイヤの張り出し量もそこまで大きくなく、使い勝手がよさそうなトランクとなっています。

多彩なシートアレンジが可能となっており、3列目シートの格納や2列目シートも4:6の分割可倒が可能なため、様々な用途に活用可能となっています。

トランク回りのグレードごとの装備の違いとしては3列目シートがZXの場合、電動でリクライニング可能であるのに対し、VXの場合が手動となります。

また、ご覧のようにリアガラス周辺が開閉することで荷物を取り出すことが可能となるバックドアガラスハッチの機能がZX、VXに標準装備、GXに装着不可となっています。全長が長い車なので狭い駐車スペースで荷物を取り出す際に重宝しそうですね。

続いて運転席周りになります。

この展示車両の内装色はブラウンのダークチェスナットとなっており、ZXグレードはこの内装色一択となっています。それに対し、VX、GXグレードではブラック一択となっているため注意です。

前席ドア内張はこのようになっており、上半分の大部分がソフトパッドで覆われており、肘が触れた場合の触感もよさそうでした。アームレストにもソフトパッドが使用されており、ブラウンの素材が差し色となっています。各パーツにメッキ加飾などは加えられていませんでしたが、ランクルの雰囲気にマッチしており、質感の低さなどは感じられませんでした。

運転席周辺はこのようになっており、ステアリングデザインはこのようになっています。

TOYOTAエンブレムが配されたものとなっており、各種スイッチ類も大きく操作性が考慮されたデザインのものとなっています。

快適装備としてステアリングヒーターがZX、VXに標準装備されており、GXには装備不可となっています。またZXグレードのみパドルシフトが装備されていますが、first editionではVXグレードにも特別装備されます。

メーターデザインはこのようになっており、ZXグレードには12.3インチのフル液晶メータが標準装備となっており、多彩な情報表示が可能となっています。

VX、GXグレードの場合は7インチの液晶メータが標準装備となっており、VXグレードのディーゼル仕様のみオプションで12.3インチへ変更可能となっているため注意です。ガソリン仕様は変更できないのは残念であり、First editionでも変更不可となっています。

加えて情報表示関連装備としてヘッドアップディスプレイが設定されており、より多くの情報を目線をそらさずに取得可能となっていますが、こちらはZXグレードのみ装備可能となっているため注意です。

安全装備に関しても先代から大幅な進化を遂げており、右左折時にも対応したプリクラッシュセーフティや全車速に対応して一定車速・車間を保って走行するレーントレーシングアシストの機能などのトヨタセーフティセンスの機能が全グレードで標準装備となっています。

またさらなる運転支援として車両周囲をカメラにて確認可能なパノラミックビューモニターの機能や
渋滞時に手放し運転が可能となるアドバンスドドライブの機能も用意されています。

注意点としてGXグレードではパノラミックビューモニター使用時に床下透過表示が不可であることと、
アドバンスドドライブに関してはZXグレードに標準装備、VXグレードにのみオプションとなっています。VX first editionではアドバンスドドライブは標準装備となっています。

オフロードなどのアウトドア体験をする場合、必然的に長距離運転を実施する機会が多くなるかと思いますので、運転支援機能が充実している点はうれしいポイントですね。

ナビ画面はこのようになっており、12.3インチの横長の画面となっており、大画面ではありますが、視界の妨げにならないよう配慮されていることがよくわかります。

この12.3インチナビはVXグレードにも装備されており、GXグレードはこちらの8インチナビとなっているため注意です。

またこちらの画面に車両周囲の様子をオフロード走行時、4つのカメラを用いて表示するマルチテレインモニターの機能がZXグレードのみ標準装備されています。ハードなオフロード走行を想定されている方には必須装備かと思います。

その下にはエアコン関連のスイッチが物理ボタンとして配置されており、操作性も考慮されていることがよくわかります。

その下にはUSBポートが配置されており、その横には運転モード選択スイッチ、マルチテレイン選択スイッチ、クロールコントロール選択スイッチなどが配置されており、様々な路面状況に応じた運転モードが選択できるとともに前輪後輪のトルク配分を適切にコントロールすることで走破性を高めるランクルの真骨頂の操作系が集約されています。

その横には大柄なシフトノブが配置されており、握り心地がよく、その感触から力強さも感じさせてくれるものとなっています。
その横には置くだけ充電スペースとペットボトルホルダーが縦に二つ配置されています。置くだけ充電に関してはZXグレードに標準装備、VXディーゼルのみオプション装着可能となっています。

アームレストにもソフトパッドが使用されており、収納スペースとしても非常に広々としたものとなっています。

シート形状はこのようになっており、肩幅まで支える立体的な形状となっており、腰回りのサポート性も高いため、オフロード走行時も考慮し、身体をしっかりとホールドしてくれる形状のシートとなっています。

素材に関してはZX、VXグレードが本革、GXグレードがファブリックとなっている点が注意であり、快適装備として、ZX、VXグレードにはシートヒーター、シートベンチレーションが装備されており、GXグレードには装備不可となっています。

内装まわりのFirst edition特別装備としてはインストルメントパネル周りの加飾がメッキ加飾になっている点とドアトリムにfirst editionのロゴが印字、本革シート表皮のパターンが特別なものとなっています。

続いて後席周りになります。

後席ドア内張はこのようになっており、前席同様、大部分がソフトパッドで覆われており、質感が担保されていました。

後席足元スペースはこのようになっており、ギリギリ足が組めない程度のスペースであったため、快適性に問題はないかと思います。

ただ、4WD仕様であるため、センタートンネルの張り出しが大きく、2列目シートに3人掛けは少し厳しそうな印象です。

前席アームレスト後ろには後席独立式のエアコン操作スイッチが配されていますが、こちらはZX、VXのみ装備されていることに加えて、2列目のシートヒーターはZXのみ装備可能であるため注意です。

アームレストにはペットホルダーが備え付けられたものが装備されています。

後席シート形状はこのようになっており、本革が使用された非常に質感の高いシートではありましたが、前席のような立体感はなく、後席に人を乗せた状態でのオフロードの走行はあまり実施すべきではないかもしれません。

3列目シート形状はこのようになっており、こちらは2列目と比較してよりフラットな形状となっています。

この展示車両では3列目シートに座れませんでしたが、兄貴分であるランクル300の3列目シートの足元スペースがご覧の通りであり、ゆったりと座れるという印象ではないため、250でも同等と考えられ、
あくまでも緊急時に用いるという側面が強いかと思います。

その他、後席快適装備としてムーンルーフの装着が挙げられ、こちらはZX、VXに標準装備、GXには装備不可となっています。

見積シミュレーション

ランクル250の見積シミュレーションを行ってみました。

私は今回のランクルのビジュアルでは丸目の方が好みであり、限定車は手に入らないかなという考えから、丸目を選択できるVXグレードのディーゼルを選択、ボディカラーはホワイトとしました。

今回の250は上級グレードであるZXと外観に関する質感はほぼ変わらないため、内装周りのオプションを中心に選択し、12.3インチのフル液晶メータが欲しいため、ナビオプションを選択しました。

ご覧のオプションを選択し、総額約720万円となっています。

かなりの高額車両となっていることに驚きであり、先代からの乗り換え検討している方には衝撃かと思います。ただ、ランクルは総じてリセールバリューが高いため、思ったほどの出費にはならない可能性も高いため、悩ましいところですね。購入検討中の方の参考となれば幸いです。

まとめ

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