【新型車紹介】 トヨタ ヤリス年次改良モデル内外装紹介 年次改良ポイント6個グレード選択時注意点12個

ヤリス
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本記事の内容について

今回の記事では、先日年次改良が実施されたトヨタのヤリスの年次改良ポイントおよびグレード選択時の注意点をまとめました。

購入検討の参考となれば幸いです。

グレード構成について

まずはグレード構成についてです。

グレードとしては大きく分けて4つのグレードが設定されており、最上級グレードのZ、ベースグレードのGにエントリーグレードのXが設定されています。
加えて、今回の年次改良のタイミングでKINTO専用のUグレードが設定されており、ハードウエア/ソフトウエア両面のアップグレードに対応するとのことです。

車両本体価格はご覧の通りとなっており、グレード選択時の注意点としてはZグレードには1Lエンジン仕様の設定がないことと、Uグレードにはガソリン仕様の設定がないことが挙げられますので、それぞれのグレードを検討されている方は要チェックとなっています。

パワートレーンについて

続いてパワートレーンについてです。

ヤリスには直列3気筒1.5Lエンジンとそちらにモータを組み合わせたHEV仕様、直列3気筒1Lエンジンの仕様が設定されています。

今回の年次改良において特に改良が加えられてはいませんが、HEV仕様に関してはすべてのグレードで
FF仕様において30km/L後半をたたき出す驚異の燃費特性となっており、1.5Lガソリン仕様に関しても
ダイレクトシフトCVTと組み合わされた軽快感のある走り、MTを組み合わせた意のままの走り、1Lガソリン仕様に関してはより軽量かつエンジン仕様では最も優れた低燃費が実現されています。

注意点としては1Lエンジン仕様には4WDの設定がないため、路面状況の悪い場面での走行頻度が多い方にとっては要検討となっています。

内外装色について

続いて内外装色についてです。

外板色についてはご覧の通りとなっており、ツートン仕様を含めて全11色のバリエーションが設定されています。

ヤリスに関してはグレード毎に外板色の選択肢に限りがあるということはなく、すべてのグレードで
全色選択可能となっており、グレードに関わらず、自分の好むの外板色を選択できるのはありがたいです。ちなみに今回の年次改良においてマッシブグレーが追加されています。

内装色はご覧の4色のバリエーションが設定されていますが、こちらはグレードにより差別化がなされており、基本的にはブラック基調となっていますが、Zグレードでは今回の年次改良によって採用された
合成皮革+ツィード調ファブリック、
Gグレードはファブリック素材ベースでブラックもしくはトーブカラー、X、Uグレードはファブリック素材でブラック一択、シート形状も異なります。グレードによりカラーとシート素材が異なるため、注意です。

Zグレード装備
Gグレード装備
X、Uグレード装備

外観紹介

外観紹介、まずはフロントフェイスからです。

ヤリスのフロントフェイスの特徴としては大開口のグリルが挙げられ、そのグリルの格子形状がよりラグジュアリーさを感じさせるブロック形状となりました。一番目につく部分の変更となっていることで
これまでのヤリスとかなり印象が異なる形になっています。

その他のフロントフェイスまわりの特徴としては切れ長のヘッドライトや抑揚のあるボンネット形状、ボディサイドいっぱいまで広がるフロントタイヤ前のアクセントなど、非常にボリューミーな造形となっており、コンパクトカークラスの中でもひときわ目立つ存在感を放つ車両となっています。

グレード毎のフロントフェイス周りの違いとしては2つ挙げられます。

1つ目がライトユニットであり、ZグレードにはLEDヘッドライトおよびターン機能付きのデイタイムライトが与えられているのに対し、それ以外のグレードではハロゲンヘッドライトとなっており、G、Uグレードのみオプション選択可能のため注意です。

2つ目がグリル内格子形状の処理であり、Zグレードのみ、光沢感のある仕上げとなっており、それ以外のグレードと質感の差別化がなされています。こちらはオプション変更不可となっています。

サイドのデザインはこのようになっており、ヤリスのボディサイズは全長3950mm、全幅1695mm、全高1495mmとなっています。コンパクトカーらしく全幅が1700mmを切っていることに加えて、最小回転半径がZグレードでは5.1m、それ以外のグレードでは5mを切っており、後ほど紹介する先進安全装備も充実していることからすべての人が安心して運転できる車両であるといえそうです。

サイドのデザインに関してはフロントフェイス周り同様、非常に抑揚のあるデザインとなっており、リアフェンダー周りの盛り上がりが強調されるデザインとなっていることで非常にスポーティ感を感じさせるものとなっています。
グレードごとのサイドデザインの違いに関してはZグレードのみウィンドウ周りがサテン処理となっており、高級感が増していますが、それ以外のグレードではブラックとなっています。
今回の年次改良におけるサイドのデザイン変更は特にありません。

ホイールデザインはこのようになっており、複数のバリエーションが設定されています。

ご覧の通り、グレードやパワートレーンなどによって装備されるホイール、オプション選択の選択肢が異なるため、要注意となっています。

リアのデザインはこのようになっており、リアのデザインの特徴はテールライトと一体になったブラックのパーツが一直線につながっており、ボディ上端がブラックアウトすることでボディが低く見えるデザインとなっていたり、サイドのデザインの際に言及したリアフェンダーのボリューム感がリアデザインにも表れていることでリアデザインも存在感あるものとなっています。

リアデザインのグレード毎の違いは2つあり、テールライトに関してはZ系グレードはフルLEDに対し、それ以外のグレード異なり、G、UグレードのみオプションでフルLEDへと変更可能となっているため、注意です。

また、ルーフスポイラーがZグレードに標準装備、Xグレードの6MT仕様にのみオプション装備となっています。メーカーにとってはXグレードの6MT選択する方はヤリスにスポーティを求めているだろうという判断かもしれませんね。
年次改良によるリアデザイン周りの変更点はわずかではありますが、HEV仕様選択時のバッチが次世代のものへと置き換わっています。

内装紹介

内装紹介、まずはトランク容量からになります。

トランク容量はご覧の通りとなっており、ヤリスのトランク容量は2WD仕様で約270L、4WD仕様で約270Lとなっています。

SUV版であるヤリスクロスが約390Lということで実用性という観点ではヤリスクロスに対して大きく溝を開けられている形となりますが、後席使用状態で、キャリーバッグが余裕で3個は積めるとのことで日常使いにおいて不便さを感じることは少ないかと思われます。また、多少傾斜はつきますが、ご覧の通り、6:4で後席を倒すことが可能であり、トランク容量を拡大することも可能となっています。

また、HEV仕様に関しては外部給電用のアクセサリーコンセントをオプション選択することも可能となっています。

続いて運転席周りになります。

ステアリングのデザインはこのようになっており、左側にオーディオ操作系、右側に運転支援系の操作スイッチが集約されたものとなっています。

グレードごとの違いとしてはZグレードのみステアリング素材が本革+ガンメタ塗装となっており、加えてステアリングヒーターがZグレードで標準装備、それ以外のグレードには装備不可となっています。

メーターデザインはこのようになっており、今回の年次改良に伴い、7インチの液晶メータがZ、Gグレードにて標準装備となりました。これにより、視認性が向上するとともに3つのレイアウトから好みのデザインが選択可能となるそうです。ただ、X、Uグレードには装備不可でアナログ+4.2インチメータが装備される点が注意であり、ヤリスクロスでは全グレード標準装備であったため、少し残念です。

加えて、ヘッドアップディスプレイの装備もあり、こちらと組み合わせることでより様々な情報表示が可能となりますが、こちらはZグレードのみオプション装着可能なため、注意です。

安全装備に関してもアップデートが行われており、前走車と一定の距離を保ちつつ、車線中央を走行するよう支援するレーントレーシングアシストが1Lエンジン仕様以外に、右左折時の歩行者にも対応できるプリクラッシュセーフティが全グレードに標準装備となっています。

これら基本的な予防安全機能に加えて、車両周囲をカメラにて確認できるパノラミックビューモニターの機能は全グレードにオプションであり、パノラミックビューモニター機能に駐車支援機能であるアドバンスドパーク機能を追加した装備がHEV仕様のみXグレード以外にオプション選択可能となっています。

また、ドアミラーに斜め後方の車両の存在を表示してくれるブラインドスポットモニター機能はZ、G、Uグレードにオプション装備、Xグレードには装備不可となっていたりと、安全装備関連すべてが標準装備ではなく、細かくオプション設定されているため、注意です。

ナビには今回の年次改良から最新世代の8インチディスプレイオーディオがXグレード以外に標準装備となっており、Xグレードにはオプションとなっています。

その他グレードごとの内装の質感に関する差別化ポイントとしてはフロントコンソール周りがZグレードがガンメタ仕様となっており、それ以外のグレードではブラックとなっていますが、Gグレードのみシルバー加飾付きへと変更可能となっています。

シート形状はこのようになっており、こちらはZグレードのものとなっており、サイドの張り出しが大きく、身体全体を包み込むように支えてくれるシートとなっており、快適性が高いものとなっています。

内装色の際にお伝えしたように、グレードによってシート素材、シート形状が異なり、快適装備に関してもシートヒーターがZグレードのみ標準装備、Gグレードにはオプション、それ以外のグレードは装備不可となっています。

続いて後席まわりについてです。

後席足元空間に関してはホイールベースが10mm長いヤリスクロスで身長170cmの私のドライビングポジションに合わせた状態で手の平1枚分となっていたため、ヤリスの場合、握りこぶし一個分相当になるかと思われ、後席に乗る方の身長によっては窮屈感を感じてしまうかもしれません。

後席にアームレストはなく、ペットボトルホルダーは後席ドアに備え付けられています。

シート形状はこのようになっており、前席ほどではありませんが、多少の立体感のあるシートとなっています。

後席周りには特に年次改良点はありません。

改めて内装の全景となります。

今回の年次改良において内装のレイアウトなどの大胆な変更は行われていませんが、ナビ画面やメータなどの機能性の向上、予防安全装備のアップデートが行われたことでよりヤリスが万人受けしやすい車両になったことと思われます。

まとめ

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