本記事の内容について
今回の記事では3/2より先行予約が開始された
スバルの新型インプレッサの内外装紹介およびグレード毎の装備の違い、
それに伴う注意点を紹介していきます。
グレード構成について
まずはグレード設定についてです。
インプレッサのグレード構成は3グレード構成となっており、
エントリグレードのST、ベースグレードのST-G、
上級グレードのST-Hとなっています。
それぞれのグレードに対して
2WD/4WDの仕様が設定されていますが、
STはハイブリッドではない2Lガソリンエンジン、
ST-G、ST-Hでは2Lガソリンにモータを組み合わせた
e-boxerエンジンの設定となっており、注意です。
パワートレーンについて
パワートレーンについてです。
新型インプレッサには2L直列4気筒水平対向エンジンおよび
そちらにモータを組み合わせたe-boxerの仕様が設定されています。
エンジンのスペックとしては
ガソリン仕様では最高出力154ps、最大トルク193Nm、
e-boxer仕様ではエンジンの最高出力145ps、最大トルク188Nmに
最高出力10kW、最大トルク65Nmのモータが組み合わされます。
e-boxerに関しては
クロストレックに採用されているシステムと同一のものとなっており、
スバルグローバルプラットフォームの熟成も相まって
SUVであるクロストレックの走りもかなりスポーティであるとのことですので
重心高の低いインプレッサではそのスポーティ感が
より強調されているものと予想できます。
内外装色について
内外装色についてです。
外装色についてはご覧の最大9色が設定されていますが、
STグレードに関しては新規設定色である
オレンジ色のサンブレイズ・パールと
ブルー系のホライゾンブルーが設定されておりませんので注意です。
内装色に関しては
ブラック×グレーの内装一択となっており、
ST、ST-Gグレードの素材がトリコット、
ST-Hグレードがジャージ素材が標準装備となっています。
またオプション選択することでST-G、ST-Hグレードに関しては
本革シートとすることができますので、注意です。
外観紹介
外観紹介、まずはフロントフェイス周りからです。
特徴としては六角形のグリルを中心とした
立体的な造形が形成されており、
スバルのライトデザインの特徴である
コの字型ヘッドライトが先代からよりシャープになっている点と
下部のグリル開口部が末広がりとなっていることから
安定感とスポーティ感の両立が図られています。
斜めからみると六角形のグリルから広がる立体構造が
より顕著になっており、複雑な造形が力強さを感じさせるものとなっています。
ただ正直なところ、少し既視感を感じさせるフロントデザインとなっており、
コの字型のヘッドライトが少し丸みを帯びたことで
これまでの個性的な角ばったデザインの印象が薄れているからかもしれません。
フロントフェイスまわりのグレードの違いとしては
まずライトユニットが挙げられます。
ST-Hグレードではステアリングと連動して照射範囲を可変するものが標準装備されており、
ST、ST-Gグレードにその機能はなく、
ST-Gグレードのみオプション装備することができます。
またデザイン面ではグリルデザインが異なり、
ST、ST-Gグレードではブラック塗装となっており、
ST-Hグレードではダークグレーのラインが配されます。
またフロントフォグランプ周辺も
ST、ST-Gグレードでは未塗装に対し、
ST-Hグレードではブラック塗装されていることで
差別化がはかられています。
サイドのシルエットはこのようになっており、
ボディサイズは全長4475mm、全幅1780mm、全高1515mm
ホイールベース2670mmとなっています。
先代と比較すると全長+15mm、全幅+5mm、全高±0mm、
ホイールベース±0mmと先代とほぼサイズが変わっておらず、
取り回しなどが変わらない点はうれしいところかと思います。
デザインとしては運転席の頭上からゆるやかにルーフが傾斜する
ハッチバックスタイルとなっており、後席の居住性を担保しつつ、
Cピラーを薄く処理することでスポーティなシルエットが形成されています。
ボディラインもドア下部に一本入っているのみと
比較的シンプルなものとなっており、
ホイールアーチもボディ同色となっているなど、
無骨さよりも都会に溶け込むアーバンスタイルの
デザインとなっていることがよくわかります。
斜めから見るとフロントタイヤ周り、
リアタイヤ周りのふくらみが強調され、
ハッチバック故の塊感が演出されていることがよくわかります。
サイドのデザインのグレードごとの違いとしては
サイドスポイラーの有無が挙げられ、
ST-G、ST-Hグレードにはサイドスポイラーが装着されるのに対し、
STグレードでは装着されないため、注意です。
ホイールデザインはこのようになっており、
グレードごとに異なるデザインが設定されており、
STグレードのみサイズが205/50R 17インチ、
それ以外のグレードに関しては215/50R 17インチとなっている点が注意です。
リアのデザインはこのようになっており、
こちらにもフロンフェイス同様、ナンバープレート周りに六角形のデザインと、
コの字型のテールランプデザイン、若干ですが八の字に開いたバンパーデザインが採用されています。
こちらも白のボディカラーでもよくわかる
立体的な造形となっている点と、テールランプ周辺から一段とサイドに盛り上がったデザインが
安定感を感じさせるものとなっています。
リア周りのデザインに関してはグレードによるデザインの違いはありません。
内装紹介
内装紹介、まずはトランクスペースからです。
トランクスペースはご覧の通りとなっており、
フラットな荷室空間であり、サイドの張り出しも大きくないことから
使い勝手のよい荷室空間が担保されていることがわかります。
荷物の取り出しの際、間口の段差を乗り越えるため
荷物を持ち上げる必要がありそうですが、
実用上問題ないスペースが確保されている印象です。
運転席周りはこのようになっております。
ステアリングに関しては
パドルシフト付きのスポーツ走行に対応したものが装備されており、
左側にオーディオ操作系、右側に運転支援系のスイッチが集約されています。
グレードごとの違いに関しては
ST-G、ST-Hグレードがご覧の本革ステアリングに対し、
STグレードに関してはウレタンステアリングになっています。
オプションで本革ステアリングへと変更可能ですので、要注意です。
また快適装備としてステアリングヒーターは
全グレードにオプション装備となっています。
メーターに関しては全グレード共通の4.2インチの
マルチインフォメーションディスプレイ付きのものとなっており、
各種情報表示を切り替えることができます。
予防安全装備としては最新型のアイサイトが搭載されており、
前走車を一定車速で追従するクルーズコントロールなどの快適装備に加えて
3眼カメラを用いた視野角の拡大によって
より精度の上がったプリクラッシュセーフティが
全グレードに標準装備となっている点がうれしいポイントです。
さらに後退時などに車両周囲の映像を表示する
マルチビューモニターの設定もあります。
こちらはST-Hに標準装備、それ以外のグレードにはオプションとなっているため注意です。
またこれら安全機能に加えて
ご覧の通り、Aピラーとドアミラーの間の視界が確保されているなど、
運転視界の確保に注力されたデザインとなっており、
車両感覚が取りやすそうですので運転における不安感はかなり軽減されるものと思われます。
ナビ画面はこのようになっており、
ST-G、ST-Hグレードには11.6インチのディスプレイが標準装備となっており、
STグレードは標準では7インチディスプレイとなっており、
オプションで11.6インチのナビへと変更可能であるため、注意です。
その他内装周りの質感の違いとしては
ST-G、ST-Hグレードでは
ご覧の通り、シフトノブ周辺にピアノブラックの加飾が施されていますが
STグレードではブラックの樹脂パーツとなっています。
こちらもオプションでピアノブラックの装備や
シフトブーツを追加可能ですので、要検討項目となっています。
フロントシート形状はこのようになっており、
サイドサポートの張り出しが大きく、
身体を包み込んでくれる形のシートとなっているため、
多少のスポーツ走行もこなせる機能性を持ったシートであるといえそうです。
また快適装備であるシートヒーターに関しては
全グレードオプションとなっているため注意です。
後席空間はこのようになっており、
足元空間に関しては先代とホイールベースの長さが変わっていないことからも
このクラスとしては十分な空間が担保しているものと思われます。
また後席窓の面積も広く取られていることで
快適性という点でも問題ないように思われます。
これに加えて画像はありませんが、
ST-Hグレードのみサンルーフが装備可能となっており、
より快適性を増すことも可能となっておりますが、
ST、ST-Gグレードには装備不可のため注意です。
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