【新型車情報】GRスープラ北米限定特別仕様車 45周年記念モデルミカンブラスト仕様内外装紹介 日本仕様にない専用装備がうらやましい

スープラ
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本記事の内容について

今回の記事では、スープラの生誕45周年を記念し、北米にて900台限定で発売が予定されているGRスープラ特別仕様車の内外装紹介および特別装備の内容を紹介します。
先日紹介したGRスープラ プラズマオレンジ仕様よりもより魅力的な仕様となっており、正直、北米がうらやましいですね。

45周年記念モデルについて

今回の特別仕様車はA40/50型として初代スープラが北米に1978年に投入されてから45年が経過したことを記念するモデルとなっており、900台の台数限定モデルとなっています。

こちらに対して比較に登場するGRスープラプラズマオレンジエディションについてはこちらの動画で紹介していますが、スープラのサーキット専用モデルであるGT4の累計生産台数100台突破を記念したモデルとなっており、すでに抽選販売は終了していますが、国内で100台限定で抽選販売が行われていました。

グレードは日本仕様におけるRZに相当する「3.0プレミアム」グレードをベースとしたものとなっています。
ちなみにですが、北米ではデビュー当初には2Lモデルは設定されておらず、A91と呼ばれるようになった1度目の年次改良によって日本仕様におけるSZ-R仕様が追加されたことになります。

「3.0プレミアム」がベースのグレードのため、エンジンには最大出力387ps、500Nを発揮する直列6気筒ターボエンジンが採用されています。このエンジンは年々改良が重ねられており、そのサウンドや滑らかなエンジンのふけ上がりなど、非常に所有満足度の高いエンジンとなっています。

またプラズマオレンジ仕様との最大の違いは8速ATだけでなく、6速MT仕様も用意されることであり、プラズマオレンジがAT仕様しかなかったため、抽選に応募しなかった身の上としてはかなりうらやましいですね。今回の限定車はGT4との関連性は薄く、あくまでも生誕45周年を祝うことを目的のためだとは思いますが、ちょっと複雑な気持ちです。
この仕様であれば、私含め抽選に申し込む人はもっと増えたかもですね。

外観の最大特徴は「ミカンオレンジ」と命名された鮮烈なオレンジカラーの外板色が設定されています。こちら、写真ではマット感のある落ち着きのあるオレンジカラーのように見えますが、プラズマオレンジと同一カラーとみて間違いないかと思います。ここでもGT4とのつながりが連想されますが、北米のマーケットの場合はワイスピ仕様の80スープラを思い浮かべる人の方が多いかもですね。

これ以外の外板色としては「アブソリュートゼロホワイト」と呼ばれるホワイトカラーも用意されており、販売比率としては450台づつだそうです。

この特別仕様の専用装備としてはその他に、外観のアクセントとして、スープラのロゴが印字されたデカールがボディサイドに貼り付けられています。

こちらはこの45周年記念モデルのために用意されたものとなっており、フロントのリップスポイラーから連続するようにボディサイドの面を流れていき、そのままドアパネルに消えていくようなデザインとなっており、レーシングストライプというよりもデザイン上のアクセントとなっています。

足回りに関してはホイールが先日の年次改良で装備されたGRブランド共通の意匠となっており、このホイールが画像ではわかりにくいですが、マット仕上げとなっています。

また、ブレーキキャリパーが通常がレッドのところ、ブラック塗装のものが採用されており、そちらに加えてロゴがスープラからGRへと変更されているところが特徴となっており、こちらもおそらくプラズマオレンジ仕様と同じものかと思われます。
鮮やかなオレンジのボディカラーに対して足回りがブラックアウトされることで非常にコントラストが効いており、さきほどのデカールのアクセントとも色合いがマッチしていますね。

そして特別装備のトピックとしてはこちらのリアスポイラーが挙げられます。

こちらは手動で調整可能な大型のリアスポイラーとなっており、調整ネジがあることでドライバーの好みに応じて角度を調整することができ、後輪にかかるダウンフォースを調整することができるそうです。こちらもブラックのカラーで統一されていることでその他のエアロパーツとトーンがそろっている点が非常に好みであり、日本でも手に入るのであれば購入したいところですね。
通常のスープラの場合、TRDなどのオプションでもトランクスポイラーが選択できるのみであるため、純正品としてリアスポイラーが設定されているこの特別装備は非常に魅力的ですね。

自分としては80スープラをより意識するのであれば、少し前にコンセプトが発表されたGRスープラのヘリテージエディションの方が個人的には好みであるので、社外品でも再現できるかと思いますが、純正品でもこの仕様が再現できるようになっているとうれしいですね。

外観上の装備としては以上となっており、それらに加えて、機能部品として、エンジンルーム内にGazoo Racingのロゴが入ったストラットタワーバーが装備されています。おそらくですが、BLITZのタワーバーが装備されているのかと思います。

私もA90には装備されていなかったA91仕様のブレースをDIYで装備しましたが、ボディ剛性の向上は体感しており、さらに真ん中に一本のブレースが通っているこちらの部品の追加はスープラのハンドリングをよりシャープにしてくれることと思います。

インテリアに関してはプラズマオレンジ仕様に追加されていたようなオーナメントなどはなく、この特別仕様車に対しての専用装備に関しては限定仕様のプレートがダッシュボードサイドに備え付けられているだけとなっており、内装色などもブラックの本革仕様のままと思われるので外観に比べると少し寂しい印象ですね。

ただ、北米仕様ではワイヤレス充電装備が備え付けられていたりと
元々日本仕様より装備が豪華であるため、うらやましくはありますね。

価格などはまだ発表されておらず、近々発表されるであろう北米仕様の通常のスープラの2024年モデルとともにこの特別仕様車の価格が発表されるようです。
さすがに逆輸入してまで手に入れようとは思いませんが、これまで述べてきたように各種専用アイテムが与えられており、特にリアスポイラーに関しては非常に魅力的であり、これだけであれば手に入れたいと思う方は多いのではないかと思います。

日本市場に対してより販売台数などの多い北米においてスープラ熱がより再燃することで、これからも魅力的な特別仕様車が日本にも登場してくれるよう祈るばかりです。

オマケ(欧州特別仕様車について)

実は欧州でも先日、「GT4 100th エディショントリビュート」と呼ばれる特別仕様車が100台限定で設定されました。
こちらの設定の背景としては日本におけるプラズマオレンジ仕様と同様、スープラのレース仕様であるGT4の車両の累計生産台数が100台を突破したことを記念したものとなっており、プラズマオレンジ仕様同様、オレンジのボディカラーにブラックの内装で仕上げられており、北米仕様のようなエアロパーツの追加はありません。

ただ、この欧州仕様もパワートレーンに関してはプラズマオレンジ仕様と異なり、直6エンジンに6速MTを組み合わせたものになってるんですよね。ちょっと複雑です。

youtube動画

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