トヨタ新型 bZ4Xツーリング徹底解説!380馬力の怪物BEV?標準モデルとの違い・航続距離・見積もりまでフルレビュー

bZ4Xツーリング
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本記事の内容について

今回の記事では先日、発表されたばかりのトヨタが提案する実用派電気自動車、bZ4Xツーリングを詳細解説していきます。
この記事ではbZ4Xツーリングのグレード構成や、驚きの走行スペック、洗練された外観デザイン、そして使い勝手を極めた内装を紹介しています。
さらに、従来の標準モデルであるbZ4Xとの違いについても各項目で徹底的に比較しています。
この車両は単なる移動手段としてのBEVを超え、暮らしに馴染み、自分らしさを表現できる一台として仕上げられています。
最大システム出力380psという驚異的なパワーや、ゴルフバッグを4個飲み込む圧倒的な積載性、
そして最新の高度運転支援システムなど、見どころが満載です。
最後に見積シミュレーションも実施していますので、購入検討の参考となれば幸いです。
それではご覧ください。

グレード構成/パワートレーンについて

まずは、bZ4Xツーリングのグレード構成と車両価格について解説します。
今回のツーリングモデルは最上位グレードであるZグレードに一本化された構成となっています。
駆動方式については、前輪駆動と4WDの二つの選択肢が用意されています。
標準モデルのbZ4Xではエントリーモデルとして、Gグレードという選択肢もありましたが、
ツーリングモデルはより充実した装備と高い満足度を求めるユーザー向けに、Zグレードのみの展開となっている点が大きな特徴です。

メーカー希望小売価格は、消費税込みで前輪駆動モデルが5,750,000円、4WDモデルが6,400,000円という設定になっています 。標準モデルのbZ4XのZグレードと比較すると、FWDで250,000円、4WDで400,000円、それぞれ価格がアップしています。
一見すると高価に感じられるかもしれませんが、後ほど紹介するパワートレーンの出力向上や、14インチの大型ディスプレイオーディオ、JBLプレミアムサウンドシステムなどの豪華装備が、すべて標準で組み込まれていることを考慮すると、非常に戦略的な価格設定であると分析できます 。
また、補助金制度や、環境性能割などの免税措置を組み合わせることで、実質的な購入価格は、
同クラスのガソリン車やハイブリッド車と比較しても、十分に検討の遡上に載る金額となります。

続いて、最も注目すべきポイントの一つであるパワートレーンについてです。
bZ4Xツーリングにはトランスアクスルとモーター、インバーターを一体化したeAxleというユニットが採用されています。

このユニットには次世代の半導体であるSiC、すなわちシリコンカーバイトが導入されており、エネルギーの伝達損失を大幅に低減し、電費性能の向上に寄与しています。
カタログスペックに目を向けると、その進化の度合いが明確に示されています。FWDモデルのシステム最高出力は224ps、一方で4WDモデルについては、システム最高出力が380psという、SUVの枠を超えたスポーツカー並みの出力を発揮します。標準モデルのbZ4XのZグレードが342PSであったのと比較すると、ツーリングモデルでは出力が大幅に底上げされていることが分かります 。

このパワーアップにより、高速道路での追い越しや、重い荷物を積んだ状態での急坂でも全くストレスを感じさせない力強く滑らかな加速を体験できます。
この余裕の出力に加えて、走行シーンに合わせて4輪の駆動力とブレーキを最適に制御するX-MODEが採用されていることで悪路走破性にも磨きがかかっており、あらゆる走行環境にも対応できる頼もしさまで備えています。

電費と航続距離についても、BEVとしてトップクラスの性能を維持しています。
搭載されるリチウムイオンバッテリーの総電力量は74.69kWhとなっており、一充電走行距離はWLTCモードで、18インチタイヤを装着したFWDモデルが734km、4WDモデルが690kmという圧倒的な距離を誇ります。メーカーオプションの20インチタイヤを装着した場合でもFWDで667km、4WDで627kmとなっており、日常使いから週末のロングドライブまで、充電の不安を感じることなく楽しむことができる設計です。充電性能についても、150kW出力の急速充電に対応しており、外気温がマイナス10℃の過酷な環境下でも、バッテリーの温度を最適化するプレコンディショニング機能により、約28分で80パーセントまでの充電が可能です。寒冷地にお住まいの方や、冬のスノーレジャーを楽しまれる方にとっても、この充電スピードの維持は大きな安心材料となるはずです。

外観紹介

外観紹介、まずはボディカラーについてです。
bZ4Xツーリングでは、モノトーンが3色、2トーンが2色の計5パターンが用意されています。
モノトーンはクリスタルホワイトパール、マグネタイトグレーメタリック、クリスタルブラックシリカという、洗練された都会的なカラーがラインナップされています。2トーン設定はクリスタルブラックシリカに、ブリリアントブロンズメタリックを組み合わせたものや、クリスタルブラックシリカに、クリスタルホワイトパールを合わせたものが、メーカーオプションとして設定されています。

フロントフェイスはガソリン車のような大きなグリル開口部を持たないシンプルな造形で、薄型のLEDヘッドライトと相まってモダンな表情です。トヨタ車の共通のアイコンとなりつつあるハンマーヘッドフェイスが採用されている点は改良前と共通ですが、ヘッドライトが分離し、位置が変更されたことでデイライトのシャープさがより際立ったデザインとなっており、より先進的なフロントフェイスとなり、ハンマーヘッドフェイスの洗練度が上がっていることが非常に印象的なフロントフェイスとなっています。

それに加えてこちらがbZ4Xのフェイスとなっていますが、ツーリングの場合はフェイス下部にスキッドプレートのような意匠が与えられており、先進的なフロントフェイスデザインにアウトドアテイストが与えられることで標準のbZ4Xとの差別化が図られています。

ライトユニットはこのようになっており、機能装備として、こちらのヘッドライトには対向車などを検知し、防眩しつつハイビームを照射するアダプティブハイビーム機能が標準装備となっています。

ボディサイズは、全長が4,830mm、全幅が1,860mm、全高が1,675mm、ホイールベースが2850mmとなっています。標準モデルのbZ4Xが全長4,690mmであったのと比較すると、ツーリングモデルは全長が140mmも延長されています 。このサイズアップが伸びやかでダイナミックなスタイリングを生み出し、SUVでありながらワゴンシルエットがより強調されており、後席の居住性に加えて、広大なトランクスペースが与えられていることがシルエットからもわかります。

サイドのデザインはロングホイールベースと、ショートオーバーハングの組み合わせが特徴的です。大径タイヤを四隅に配置することで、踏ん張り感のある力強いシルエットを実現しています。
加えてツーリングのキャラクター性を象徴するようにルーフレールが標準装備されています。
ただし、標準のbZ4Xに設定されていたソーラー充電システムはツーリングには装備できないようです。

ホイールデザインについてはこのようになっており、標準装備される235/60R18タイヤと、18インチアルミホイールは、マットブラックとブラックを組み合わせたエアロホイールカバーが装着され、空力性能の向上と軽量化を両立させています。メーカーオプションとして設定されている235/50R20タイヤと20インチアルミホイールは、ブラック塗装に、マットブラック塗装のエアロホイールカバーが組み合わされた、フルブラックのラギッドな仕上がりになっています。

標準モデルの20インチホイールが、切削光輝とブラックの組み合わせであったのに対し、ツーリングモデルのオプションホイールは、より精悍で武骨なスタイルを好む方に最適なデザインです。
注意点としては先述したようにホイールサイズによって航続可能距離に影響があるため、見た目や乗り心地に加えて使い勝手も考慮にいれてホイールを選択する必要があります。

リアデザインも一目でbZ4Xと分かる個性が光っています。
左右のランプが一直線につながる一文字のLEDリアコンビネーションランプが先進的かつ高い被視認性を誇ります。クーペSUVシルエットであった標準のbZ4Xと比較してリアガラスの傾斜が緩やかなツーリングではリアのボリューム感が強調されており、サイズ以上に存在感を感じさせるシルエットになっています。リアスポイラーにはエアロパネルが採用され、高速走行時の安定性を向上させています。また、リアバンパーの造形もツーリングモデル専用の無骨なパネルが与えられていることで、都会的なスタイリッシュさと、SUVの頼もしさが同居する後ろ姿になっています。

内装紹介

内装紹介、まずは実用派BEVの真骨頂とも言えるトランク容量の紹介です。
bZ4Xツーリングは薄型の電池パックを床下に最適配置した低重心パッケージを採用しているため、広くフラットなラゲージスペースが確保されています。標準状態の容量はゴルフバッグを最大で4個も収納できるほどの広さを誇ります。標準モデルのbZ4Xがゴルフバッグ3個までの収納を想定していたのと比較すると、その積載能力の差は歴然です。

具体的な寸法は荷室の長さが1,092mm、最大幅が1,404mm、高さが850mmとなっています。
さらに、アジャスタブルデッキボードを活用すれば、使い勝手は格段に向上します。デッキボードを下段に設置することで、荷室の高さが68mm広がり、背の高い荷物も安定して積み込むことが可能です。

後席を倒したロングラゲージモードでは、長さが1,850mmまで拡大され、サーフボードやキャンプギア、あるいは車中泊などの用途にも柔軟に応えてくれます。

ただしトノカバーはオプションとなっている点のみ注意です。アウトドア推しの車であるため、ここは標準装備としてほしかったところですね。

バックドアにはハンズフリーパワーバックドアが標準装備されています。スマートキーを携帯していれば、リアバンパーの下に足を出し入れするだけで、自動で開閉します。買い物帰りなど、両手が塞がっているとき重宝する機能となっています。
また、ラゲージの右側には最大1500Wの電力が取り出せるアクセサリーコンセントが設置されています。非常時給電システムも付いており、災害時の停電といったもしもの場面でも、車両を巨大なモバイルバッテリーとして活用し、家庭用の電気製品を動かすことができるのは、BEVオーナーならではの大きな強みと言えます。

続いて運転席周りになります。

まずインテリアカラーですが、標準のブラックに加えて、ツーリングモデル専用の設定色として、カーキを選択することが可能です。このカーキの内装は、合成皮革のシート表皮と相まって、アウトドアギアのような上質さと、遊び心を演出してくれます。

内装紹介の具体的な部分に関しては共通性の多い標準のbZ4Xの様子を交えてお届けします。
ドア内張はこのようになっており、ブラックで統一されたシンプルな仕立てとなっていますが、ソフトパッドを中心に、ドアノブやウィンドウ台座などにも加飾が与えられており、質感の高さが担保されています。カーキ内装ではこの部分がカーキ色になるのでかなり内装の雰囲気が変わりそうです。ドアノブにはアンビエントライトの照明も装備されています。ご覧のシートメモリー機能も標準装備となっています。

乗り込みに関しては床下にバッテリが敷き詰められているため、少し床面が高いように感じましたが、頭上スペースも担保されているため窮屈感なく乗り込むことが可能となっています。このあたりはツーリングでも最低地上高は同じであったため共通であると思われます。

ステアリングホイールのデザインは、上部は視界確保のためやや扁平になっており、メーターパネルの視認性に配慮しています。サイズは適度に小径で握りやすく、ステアリングにはクルーズコントロールやオーディオ操作など各種スイッチが配置され、手を離さず操作できるようになっています。さらに快適装備としてステアリングヒーターも全車に標準装備されています。

メーターデザインはこのようになっており、bZ4Xでは運転席前方にデジタルメータークラスターが配置されています。特徴的なのは、その配置位置であり、一般的な車よりもメーターが前方かつ高い位置にあり、メーターフード越しに表示を確認する形となっています。これはステアリング越しにメーターを見るのではなく、ステアリングの上方からメーターを見る「トップマウントメーター」というコンセプトです。視線移動を最小限に抑えつつ情報を確認できるので、安全性に寄与します。

続いて予防安全機能についてです。
bZ4Xにはトヨタセーフティセンスと呼ばれる最新の運転支援システムが全車に標準搭載されています。衝突被害軽減ブレーキや全車速対応アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシストなど充実した機能を備えます。

具体的には、前方の車両や歩行者を検知して警報・ブレーキ制御を行うプリクラッシュブレーキ、
高速走行時に車間距離を保って追従走行する全車速追従クルーズコントロール、車線逸脱を防ぐレーンディパーチャーアラート&ステアリングアシストなど、多岐にわたる先進機能がドライバーをサポートします。
加えて、車両周囲をカメラにて確認できるパノラミックビューモニター機能や、車両が駐車操作のすべてを実施するアドバンスドパーク、渋滞時のハンドル操作を行うアドバンスドドライブなど、
運転支援機能が非常に充実しています。

運転席からの視界はこのようになっており、ドアミラーとAピラー周辺の視界も少なく、こちらは標準装備のbZ4Xの斜め後方の視界ですが、Cピラーが傾斜している標準モデルでの視界も問題ないため、Cピラーの傾斜が緩やかになっているツーリングではより視界は確保されているものと思います。ボンネットの両端も視界にとらえることができましたので車両感覚も比較的つかみやすいのではないかと思います。

加えて車両後方の映像をルームミラーに投影し、より広範囲の視界を確保するデジタルインナーミラーの機能が標準装備となっています。

ナビ画面はこのようになっており、標準仕様の改良時点で大型化された14インチのディスプレイ式ナビゲーションが備わります。この14インチ大型ディスプレイは全車に標準装備で、画面は高精細で地図も見やすく、画面分割表示にも対応しており、ナビ案内とオーディオ情報などを同時に表示できます。

スマートフォン連携機能としてApple CarPlayやAndroid Autoにも対応しており、スマホの地図アプリや音楽ストリーミングを車載画面で利用することもできます。空調(エアコン)やシートヒーターの操作系もこのディスプレイ内に集約されており、物理スイッチ類を極力減らしたシンプルなコックピットデザインとなっています。
また、「遠赤外線ヒーター(足元暖房)」が運転席のステアリングコラム下と助手席の足元パネル部に設置されています。電気ヒーターによって赤外線を放射し、エアコンの温風に頼らずとも膝から下を直接じんわりと暖める装置です。スイッチONから約1分という速さで温かさを感じ始め、一気に足元全体を包み込むような暖かさを実現します。航続可能距離に影響する暖房をなるべく使わないようにするためのEVにとって重要な装備となっています。

オーディオシステムに関しては9スピーカーシステムであるJBLプレミアムサウンドシステムが装備されています。

ちなみに標準モデルの改良のタイミングでインパネとインサイドドアハンドルまわりにアンビエントライトが配されており、様々なカラーで発光させることができ、そのときの気分に応じた室内空間とすることができます。

エアコン吹き出し口の下部にはこちらも標準モデルの改良のタイミングで追加された置くだけ充電スペースが2つ設置されており、機能装備がより充実しています。

その後ろにはドライブモードの切り替えスイッチやパーキングブレーキなどが集約されており、ダイヤル式のシフトスイッチも先進感のあるコックピット空間の演出に寄与しています。

その後ろには横置きのペットボトルホルダーがあり、その後ろには運転席助手席両開きのアームレストがあり、収納スペースも十分です。

続いて前席シートデザインです。
フロントシートはゆったりとしたサイズのセミバケット形状で、長時間座っても疲れにくいよう考慮されています。クッションと背もたれには適度なコシがあり、体圧を分散するよう工夫された
ウレタンフォームを使用しています。快適装備としてシートヒーター、シートベンチレーションも標準装備となっており、機能装備の充実ぶりはかなりのものとなっています。

続いて後席周りになります。
後席ドア内張はこのようになっており、前席同様、大部分にソフトパッドがあしらわれ、前席同等の質感が担保されています。

乗り込みに関しても少し床面が高いように感じられますが、窮屈感なく乗り込むことが可能です。

足元スペースはこのようになっており、シート座面が高いため、少し膝裏が浮く感覚がありますが、ロングホイールベースを活かして、脚を組めるほどのスペースが設けられているため、気になることはなかったです。ホイールベースはツーリングでも同じだけの数値が担保されており、足元空間は同等であると思われます。

運転席アームレスト後方にシートヒーターのスイッチとUSBポート、エアコン吹き出し口が設けられており、その下のセンタートンネル付近の段差もほぼフラットとなっていることで、3人掛けでも快適に過ごすことができると思われます。

アームレストはこのようになっており、ペットボトルホルダーとスマホを差し込めそうなスペースが設けられたものとなっています。

シート形状はこのようになっており、左右独立式のヘッドレスト付きで、厚みのあるクッションと程よいホールド感のあるデザインです。表皮素材はグレードに応じて前席と同様、合成皮革となっており、質感が統一されています。背もたれは6:4分割で前倒し可能な他、若干のリクライニング機構も備わります。また快適装備として後席用シートヒーターが標準装備されています。

また快適装備としてご覧のパノラマルーフがあります。
標準モデルでも非常に採光面積が広く、後席の開放感アップに寄与する装備となっており、ツーリングのアウトドアに出かけたくなる気持ちを後押しするように標準モデルではオプションであったこちらの装備がツーリングでは標準装備となっている点は驚きです。

見積シミュレーション

最後に見積シミュレーションを実施しました。
仕様としてはZの4WDを選択し、ボディカラーは専用色のブロンズ×ブラックのツートンを選択し、インテリアカラーもカーキを選択しました。

オプションとしては元々の装備が充実しているため、メーカーオプションとして20インチホイールを選択するのみとなっており、ディーラーオプションとしてフロアマット、ラゲージマット、トノカバー、ナンバーフレームの基本的なものを選択すると合計金額は約690万円となりました。

高額ではありますが、その分の装備の充実ぶりと走行性能を兼ね備えており、加えてbZ4Xの場合は補助金が約135万円得られるようなので、こちら相当の補助金がツーリングにも適用されると
550万円ほどで購入可能ということになり、充電環境の有無によっては最もコスパの良いSUVになりえそうです。

以上、トヨタbZ4Xツーリングの詳細な紹介をお届けしました。
実用的な航続距離と、圧倒的な走行性能、そして使い勝手を極めた積載性と、豪華な内装装備。
標準モデルのbZ4Xで好評だった、先進的なデザインや安心の安全機能はそのままに、ツーリングという名にふさわしい、さらなる進化を遂げています。
電気自動車の購入を検討されている方にとって、bZ4Xツーリングは、最も有力な選択肢の一つになることは間違いありません。保証面についても、10年20万km、容量70%を保証する、充実したバッテリー保証が付帯しているため、初めてのBEVでも、安心してオーナーライフをスタートできます。この記事が皆様の購入検討の参考となれば幸いです。

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