【新型車紹介】2025レクサスBEV RZ実車内外装紹介 グレード装備違い/改良点まとめ|価格・航続・装備差を購入目線で比較 見積シミュレーション実施【bZ4Xと何が違う?】

レクサス
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本記事の内容について

今回はレクサス初のBEV専用モデルであるRZの最新2025年モデルをご紹介します。
大幅改良が施された新型RZは航続距離やパワーが向上し、新技術も盛り込まれています。
この記事ではグレード構成と価格、進化したパワートレーン、洗練された外観デザイン、ゆとりのラゲージ容量、そして先進機能満載の内装について、トヨタbZ4Xとの比較や改良ポイントを随所に交えながら詳しく解説します。最後に見積シミュレーションも実施していますので、購入検討の参考となれば幸いです。それではご覧ください。

グレード構成/パワートレーンについて

2025年モデルのRZは全4種類のグレード展開となっています。

まずエントリーとなるRZ350e “version L”は前輪駆動(FWD)モデルで、メーカー希望小売価格は7,900,000円(税込)です。次に四輪駆動(AWD)の上級グレードRZ500e “version L”が8,500,000円(税込)、そしてスポーティ志向のRZ550e “F SPORT”がAWDで9,500,000円(税込)という価格設定です。RZ550eは今回新たに追加されたグレードで、ステアバイワイヤなどLEXUS初採用の技術を搭載したモデルとなっています。

さらに特別仕様車として、最高出力を高め空力性能を磨いたRZ600e “F SPORT Performance”もラインナップされています。RZ600eはカーボン製エアロパーツや専用21インチホイールを装備した走り重視のモデルで、価格はボディカラーによって12,165,000円~12,440,000円(税込)とRZシリーズ最上級の設定です。

RZの価格帯は7百万台後半から1千2百万強と、姉妹車にあたるトヨタbZ4Xよりも高額ですが、そのぶん動力性能や装備の充実度で差別化が図られています。bZ4Xはグレード「Z」の4WDモデルで約600万円程度でしたが、RZは高級車ブランドLEXUSならではの上質な内外装と最新技術を備えたプレミアムEVに位置づけられています。特にF SPORT系はスポーツ志向のチューニングや専用装備が与えられており、その内容が価格に反映されています。

新型RZではパワートレーンが大幅に進化しました。
駆動用バッテリーは改良され、従来71.4kWhだった総電力量が76.96kWhに拡大しています。
搭載セル数の増加や制御見直しによりモーター出力が強化され、全グレードで動力性能が向上しました。

RZ350eは前輪に高出力モーターを一基搭載し、システム合計で224psを発生します。RZ500eおよびRZ550eは前後にそれぞれモーターを搭載したAWDで、RZ500eはシステム合計約340ps、RZ550eは約408psものパワーを発生します。0-100km/h加速はRZ550eで4.4秒と電動SUVとしてかなりの俊足ぶりで、RZ500eでも5.3秒とスポーツカー並みの加速性能です。一方でRZ350eはシングルモーターながら7.5秒と十分軽快な加速を示します。
駆動方式には新開発の高効率モーター一体型ユニット「eAxle」が採用され、電力ロスを大幅低減するとともにDIRECT4と呼ばれる四輪駆動力システムで常に最適な前後トルク配分を行います。

発進時は前後60:40から0:100までトルク配分を変化させピッチングを抑え、コーナーでは進入時にフロント寄り(最大80:20)、立ち上がりでリヤ寄り(最大0:100)に制御することで安定かつダイナミックなコーナリングを実現します。これにより滑らかで思い通りの走り味を追求しており、まさにLexus Driving Signatureを深化させています。
航続距離と電費も大幅に向上しました。
RZ350eは一充電あたり最大で733km(WLTCモード)走行でき、18インチタイヤ仕様での電費は120Wh/kmという優れた効率です。AWDモデルでもRZ500eは579km、RZ550eは582kmの航続距離を実現しています。

これは初期型RZ(約500km弱)に比べ大きく伸びており、トヨタbZ4Xの発売当初の値(前輪駆動559km・四駆540km)を上回る数字です。なお2025年改良モデルのbZ4Xは電池セル数増加などでFWD746km・AWD687kmまで航続を延ばしてきましたが、RZも同様の改良により実用上同水準の長距離ドライブを可能にしています。
電費性能も向上しており、大柄なラグジュアリーSUVとしては非常に効率的と言えるでしょう。
高出力化に対応するため、冷却方式は水冷式を新たに採用し急速充電性能も強化されています。
バッテリーを事前に適温に調整する「電池プレコンディショニング機能」も新搭載され、寒冷時でも充電時間を短縮する工夫がなされています。

CHAdeMO方式の急速充電に対応し、150kW級の出力なら約30分で10%から80%まで充電可能です。日常の充電も快適に行えるようLEXUS独自の充電ステーション網や販売店急速充電器の整備も進められており、オーナーのBEVライフをトータルで支援しています。

また、RZ550e “F SPORT”には、レクサスとして初採用となる先進のステアバイワイヤシステムが搭載されています。このシステムではステアリングと前輪が機械的に繋がっておらず、電子制御のみで操舵を行います。

舵角は中立から左右各約150~200度程度で全切れする設定となっており、従来のように大きくハンドルを回す必要がありません。専用のヨーク型ステアリングホイール(楕円形ハンドル)を採用し、車速に応じて舵角制御比を変化させることで低速時の小回り性と高速時の直進安定性を両立しています。路面からの不要な振動は遮断しつつ、必要な情報だけをフィードバックする仕組みで、
より滑らかで直感的なハンドリングフィールを実現しています。

加えてF SPORTにはインタラクティブマニュアルドライブ(IMD)と呼ばれる新機能も搭載されました。
これはパドルシフト操作によって疑似的に変速を行い、まるでマニュアル車のように加減速をコントロールできる画期的な仕組みです。8段のバーチャルギアを設定し、選択したギアに応じて出力特性が変化するため、ドライバーは最適なタイミングでシフトアップ・ダウンを行えます。さらにエンジン音に似せたサウンド演出やシフトインジケーター表示も用意されており、電気自動車でありながら変速操作の楽しさやスポーティな高揚感を味わうことができます。

これらの新技術はトヨタbZ4Xには搭載されておらず、RZならではの先進的なドライビング体験となっています。ちなみにこのインタラクティブマニュアルドライブは550e F SPORTのみの機能となっていますが、500eにもレクサスアップグレードファクトリーのサービスにて出力向上とともに後付け搭載可能な機能となっています。

ヨークステアリングは後付け不可なようですが、従来のハンドル操作でありつつ、インタラクティブマニュアルドライブを楽しみたいという方には要注目なサービスとなっています。

外観紹介

外観紹介、まずはボディカラーについてです。
RZにはご覧の先進性と上質さを表現する豊富なカラーバリエーションが用意されています。

モノトーンのバリエーションと、ルーフやグリル周りをブラックとするツートンカラーの設定があり、その中でもニュートリノグレーはF SPORT専用色、イーサーメタリックはversion L専用色といったようにグレードによって選択できるカラーが異なる点は注意です。

また、特別仕様車RZ600eではマット仕上げの白銀II(HAKUGIN II)とブラックの専用バイトーンカラーが設定されています。

続いてフロントフェイスです。
こちらは550e F SPORTの車両となっています。RZのフロントデザインは、レクサスを象徴する
「スピンドルグリル」の新たな表現として「スピンドルボディ」コンセプトを採用しています。
これはスピンドルの形状をボディ全体まで拡張させたデザインコンセプトであり、フロントフェイスで形成されたスピンドル形状のラインがボディサイドにまで拡張され、スピンドル形状を起点に
ボディが形作られているのがよくわかります。

またライト下部がブラックアウトされていることでカラーが反転したスピンドルが形成されており、アロー型のデイタイムライトも相まって、レクサス車であることも主張できておりすでにレクサスのEV版のデザインが確立している印象です。
ライト下部のこの糸巻き形状の名残の部分とブラック部分との境目は開口しておらず、デザイン要素となっています。このあたりにレクサスのこだわりを感じます。
室内照明ではわかりづらいですが、レクサスエンブレムが発光する装備が与えられており、夜間などの存在感の主張と所有満足感が得られそうです。

またF SPORT専用装備としてフロントフェイス下部は専用形状となっており、ロアモールが専用形状となっており、空気をタイヤ側面に導風させることでフロントの接地感を向上、加えて、ブレーキキャリパ冷却用のダクトも設けられており、走りに対するこだわりを随所に感じられるものとなっています。

ライトユニットのデザインはこのようになっており、お馴染みのアロー型のデイタイムライトが上部に配置されたものとなっています。

従来のレクサス車と異なる点は2つあり、1つ目はウインカーの発光パターンであり、画像のように3つのウインカーライトで構成されています。従来のレクサス車のようなライン形状で発光しないことが特徴です。また、NXで採用されているような3眼のライトユニットではなく、単眼のライトユニットであることも従来と異なります。

単眼状態であっても対向車などを検知し、防眩することでハイビームをより積極的に活用するアダプティブハイビーム機能は全グレードで搭載されており、機能性は担保されています。

改めてフロントフェイス周りですが、NXから採用が始まった切り立ったスピンドル形状がカラードされることで、ボンネットなどに入っているラインのシャープさが際立ち、どちらかというとEVが後発となっているレクサスですが、EVらしい先進感とレクサスブランドデザインの両立を果たした
デザインが素直にかっこいいと思えました。

続いてサイドデザインについてです。
ボディサイズは全長4,805mm×全幅1,895mm×全高1,635mm、ホイールベース2,850mmとなっています。

bZ4X(全長約4,690mm×全幅1,860mm×全高1,650mm)より一回り長く幅広で、低く構えたプロポーションです。全高はbZ4Xより僅かに低いものの最低地上高は確保され、SUVらしい力強さとスポーティなスタンスを両立しています。
フロントフードは可能な限り低く抑えられ、Aピラーも洗練された角度で配置されているため視界が開けており、車格の割に運転時にボディの大きさを感じにくくなっています。実際、盛り上がったフロントフェンダー形状との相まって見切りが良く、狭い路地でも車両感覚を掴みやすいとの評価もあります。
サイドから見ると、前後のフェンダーアーチが隆起した造形でダイナミックな陰影を生み、高低差のある力強いシルエットを描いています。ウエストラインは水平基調で安定感を与えつつ、ルーフ後端にかけて滑らかに下降するクーペSUV風のルーフラインが特徴的です。リアクォーター付近の絞り込みと相まって空力性能にも貢献するフォルムです。

このあたりの基本デザインはbZ4Xとプラットフォームを共有しながらも、RZのほうが全長が長いぶん後席ドアもゆったりして優雅な印象があります。また、ドアミラーはフロントサッシュではなくドア本体に取り付ける配置とし、ピラーとの隙間に空間を設けることで斜め前方の視界を向上させています。これにより死角を減らし、さらにミラー位置を窓から離すことで風切り音低減にも寄与しています。細部まで機能と美しさを追求したサイドビューは、走行中も停車中も存在感のある佇まいです。

ホイールデザインはこのようになっており、RZ350e“version L”では標準で18インチアルミホイールが装着され、オプションで20インチホイールも選択可能です。一方、RZ500eでは20インチが標準となっており、オプションで18インチホイールが選択可能となっています。

18インチ仕様は空力を考慮したナロータイヤで電費や航続距離が伸びる利点があり、例えばRZ350eは18インチ装着時にWLTC航続733kmを達成しています。一方20インチホイールは太めのタイヤでスポーティな印象と高いグリップ性能をもたらします。RZ550e “F SPORT”には空力性能を重視した専用デザインの20インチエアロホイールが標準装備されます。スポーク間にスリットを設けた形状でブレーキの冷却と空気抵抗低減を両立しており、F SPORTブルーの対向4ポットブレーキキャリパーとの組み合わせが足元を引き締めます。

さらに特別仕様車RZ600eでは、大径21インチ鍛造アルミホイールが奢られ、迫力と軽量化を両立しています。大径ホイールながらサスペンションには専用のローダウンサスとパフォーマンスダンパーが組み合わされ、乗り心地と操縦安定性を高いレベルでバランスさせています。

加えて足回りの装備として、パフォーマンスダンパーが全グレードで装備されており、乗り心地やハンドリング性能の向上に寄与しています。
また、RZには周波数感応式のショックアブソーバーが採用されていることが足回り装備でのbZ4Xとの大きな違いとなります。こちらは路面入力の振動周波数に応じてサスペンションの減衰力を変えるものであり、一発入力である大きな段差乗り越えや凹凸路面など異なる路面状況に適切な減衰を車両が選択することで乗り心地と操縦安定性の両立をはかるものだそうです。

最後にリアデザインです。
リアビューではまず、レクサス車共通の一文字テーマのLEDリアコンビネーションランプが目を引きます。細長い一文字ランプが車幅一杯に横切り、両端はL字型に鋭く跳ね上がってボディサイドまで回り込む造形です。

これによりワイド&ローなスタンスを強調し、先進的かつ洗練された表情を演出しています。ランプ下には「LEXUS」ロゴタイプのエンブレムが配置され、ブランドを強く主張します。リアウインドウ上部にはルーフスポイラーが突き出し、空気をスムーズに後方へ流すとともにスタイリッシュなアクセントとなっています。バンパー下部はブラックのディフューザー形状で引き締め、排気の無いEVらしくクリーンな仕上がりです。
F SPORTではリアバンパーロアが専用形状となっており、加えてリアスポイラーも追加されることでダウンフォースが向上し、走行時の安定性向上と迫力あるリアビューを両立しています。

内装紹介

内装紹介、まずはトランク容量についてです。
RZのラゲージ(トランク)スペースは日常ユースからレジャーまで頼もしい容量を確保しています。
後席シートバック後方のラゲージ容量は522リットルで、後席を倒さなくても9.5インチのゴルフバッグが3個、あるいは110リットルと97リットルのスーツケースを各1個ずつ収納できる広さです。

開口部は大きく低めの位置に設定され、床面までフラットなので重い荷物も積み降ろししやすくなっています。ラゲージルーム両側のデッキサイドに2個、バックドア内側に1個の計3ヶ所にLEDライトを配置し、夜間でも荷物の確認や積み下ろしがしやすい配慮もなされています。
床下のデッキボード下には58リットルのサブトランクスペースも確保しており、充電ケーブルや工具類を収納するのに便利です。

標準装備のトノカバーは二つ折り式で簡単に取り外し可能です。使用しない時は折り畳んでラゲージの床上または床下に収納でき、防音機能も備えているため装着時には車内の静粛性向上にも役立ちます。参考までにbZ4Xの荷室容量はグレードによりますが410~452リットル程度(デッキボード上段)で、RZのほうが明確に広く設計されています。RZはbZ4Xより全長が約110mm長いぶん荷室長も長く、奥行き978mm、幅も最小で1,003mmを確保しています。
後席を前倒しすれば長尺物にも対応でき、リアシート背もたれは6:4の分割可倒式なので、長い荷物と後席乗員を両立させた積載も可能です。

電気自動車のためエンジンルームが不要ですが、RZにはフロントのフード下にフランク(フロントトランク)は設けられていません。その代わり前述のように床下収納が充実しており、通常利用で不足を感じることは少ないでしょう。
また電動車らしくトランク内には1500Wのアクセサリーコンセントが標準装備されており、アウトドアの際の家電の使用や専用機器を購入することで家庭への給電を行うV2H機能にも対応しています。

続いて運転席周りについてです。
インテリアカラーは全部で3色のカラーバリエーションが設定されています。

明るく先進的な雰囲気の「オラージュ(ORAGE)」は青みがかったグレー系のカラーで、清潔感とモダンさを併せ持ちます。上品で落ち着いたブラウン系の「ヘーゼル(HAZEL)」は華やかさと温かみがあり、ラグジュアリーな空間を演出します。洗練されたグレー系の「グレースケール(GRAYSCALE)」はシックで知的な印象を与え、都会的なムードが漂います。これら3色はいずれも本革調の上質な内装材でコーディネートされ、“version L”グレードで選択可能です。
一方、F SPORTグレードには専用内装色として「ブラック&ダークグレー+ブルーステッチ」の
コンビネーションが用意されています。ブラックと濃灰色を基調に随所へブルーのステッチがあしらわれ、スポーティさと先進性を表現した配色です。このようにグレードによって選択できるインテリアカラーが異なる点は注意です。

運転席のドア内張はこのようになっており、ほぼ大部分をスエード素材で覆われた比較的シンプルなデザインとなっていますが、今回の改良のタイミングでスエード部分にパターン模様が追加されたことでシンプルな中にもきめ細やかなこだわりが追加されています。

ちなみにこの模様はversionLとF SPORTで微妙に異なり、そのあたりにもこだわりを感じます。

また、アームレストには革素材が使用されていたり、ウィンドウスイッチ周りにメッキ加飾が施されていたりと高い質感が担保されています。
加えて、この車両にはその他のレクサス車同様、スイッチ式の開閉システムであるe-ラッチが採用されており、スムーズなドアの開閉と、予防安全装備と連動した安全システムを備えた装備となっています。

乗り込む際は開口幅が十分とられていることで頭をかがめたりする必要はありませんでしたが、バッテリーを床下に収納している都合なのか少し床が高い印象であり、足の運びとしては大きめの印象です。

ステアリングはこのようになっており、こちらがF SPORT専用のヨークステアリングとなっています。ハンドルの切れ角に応じてギア比を制御するステアバイワイヤとの組み合わせで、ハンドルを持ちかえる必要がないため、円形でなく非円形形状が採用されています。

オーディオ操作系や運転支援系の操作スイッチ配置や、カラーヘッドアップディスプレイと連動したタッチトレーサーオペレーションも採用されており、ステアリングスイッチに触れるとHUD上にその内容が表示され、視線を下げずに直感的な操作が行える点は円形ステアリングと同様ですが、
ヨークステアリングの特徴として、ワイパーやウィンカーもステアリングの動きと連動するようになっており、ステアリング操作中でも操作がしやすいように工夫がなされています。

ステアリングの操作感も気になるところですが、この形状の恩恵による視界の開け具合に特に驚きました。こちらの円形ステアリングの視界と比較してもハンドルの上下がないことで前方の視界を妨げるものがなく、メーターの視認性やその先の運転視界が非常に開けており、運転に集中しやすい環境に非常に寄与していることが印象的でした。

メーターデザインは先進的なフルデジタル式です。
メーターパネルには高解像度のTFT液晶ディスプレイが採用され、速度計やパワーメーターなど
必要情報が視認性良くレイアウトされています。ナビのルート案内情報や各種ADAS(先進運転支援)の作動状態、目的地到着予想到達時刻や残航続距離といった情報もメーター内に常時表示可能です。

F SPORTではスポーツテイストのデザインやIMD(仮想シフト)のガイド表示なども表示可能となっています。

予防安全機能については、RZは最新のLexus Safety System +を全車に標準装備しています。
プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)は昼夜の歩行者や自転車にも対応し、交差点右左折時の対向車や歩行者検知も可能です。レーダークルーズコントロール(全車速追従式)とレーントレーシングアシスト(LTA)により、高速道路では車間と車線中央をキープした半自動運転が可能で、渋滞時のストップ&ゴーも自動化されます。さらにドライバー異常時対応システムも搭載され、運転中にドライバーが意識を失った際には車両が自動停車しハザードやホーンで周囲に知らせます。プロアクティブドライビングアシスト(PDA)も採用されており、通常走行時において前方の歩行者やカーブを検知すると穏やかな減速制御を行って衝突リスクを低減します。

駐車時にはパノラミックビューモニターやリヤクロストラフィックオートブレーキがドライバーを支援します。高度駐車支援「アドバンストパーク(リモート機能付き)」も選択でき、スイッチ操作ひとつで車庫入れや車から降りた後のリモート駐車を行うことが可能です。これら最先端の安全技術により、運転初心者から高齢ドライバーまで誰もが安心してドライブを楽しめます。

運転視界はこのようになっており、先述のヨークステアリングの視界の開け具合に加えて、Aピラー周辺の視界も少なく、左斜め後ろの視界としても十分かと思われます。

また、ルームミラーにカメラの映像を映すデジタルインナーミラー機能が全車にオプション設定されているので必要に応じて選択することでより運転サポート装備を充実させることが可能となります。

ナビ周辺の装備については、インパネ中央に大型の14インチタッチディスプレイが据え付けられています。この高精細ワイドディスプレイはトヨタ/レクサスの最新世代インフォテインメントシステムを搭載し、標準でコネクティッドナビ機能に対応します。地図表示や目的地検索は通信により常に最新情報に更新され、渋滞情報などもリアルタイムで反映されます。

画面の操作性もサクサクといった印象でドライバーに向けてオフセットされていることで包まれ感と視線移動少なく情報を得ることができるので運転に集中しやすい環境が整えられている印象です。その下にはエアコン関連やシートヒーター、シートベンチレーションの機能などがナビ画面上に集約されていることで一部を除き、ほとんどの物理ボタンが廃止となっています。物理ボタンがなくなることで直感的な操作ができなくなる点は少し心配なところであり、少し慣れが必要な要素かと思います。加えてドライブモード選択ボタンもナビ画面内に集約されています。ひと手間増えてしまうことは残念ですが物理ボタンの場合、ソフトウェアアップデートの適用範囲が絞られてしまう懸念があるため、致し方ないのかなと思います。

オーディオ関連としてはレクサスおなじみのマークレビンソンオーディオシステムが全車オプション装備となっています。標準でも10スピーカーレイアウトとなっていますが、こちら選択することで13スピーカーレイアウトとなり、静粛性の高いEVとオーディオ性能の高さは車両の快適性に大きく影響するところかと思いますのでぜひとも採用したいオプションですね。

また光による演出も設定されており、室内の造形を際立たせるイルミネーションが設定されており、14色のテーマカラーがプリセットされ、好みに応じて室内の雰囲気を変更することが可能となっています。

ナビ画面の下部にはUSBポートやパノラミックビューモニターのボタンやアドバンスドパークのボタンが配置されています。そしてその奥には置くだけ充電スペースが設けられており、こちらも標準装備な点はうれしいところですね。

シフトはレクサスとしては初採用のダイヤル式シフトとなっており、コンパクトな設計となっていることでシンプルな内装に溶け込んでいます。bZ4Xと同様の装備となりますがシルバー加飾が追加されていたりとレクサスクオリティによって差別化がなされています。

センターアームレスト周辺のパネルは画像のようなパターン模様が与えられていますが、少しシンプルすぎる気がしますので、スポーティモデルのF SPORTでは極端かもですがカーボンパターンのオーナメントなどでもよかったように思います。

その横には縦置きのドリンクホルダーがあります。アームレストはレクサスお馴染みの運転席、助手席、どちらからでも開閉できる仕様のものが採用されており深さも十分なものとなっていました。

内装でのその他の注意点としてはグローブボックスがない点です。これはより効率よく室内を温め、EVの航続距離に影響する暖房の使用を控えるための装備である輻射ヒーターが採用されているためであり、こちらはレスオプションにすることもできませんので車検証などの収納には少し工夫が必要かもしれません。

前席シートデザインは長時間ドライブでも疲れにくいよう人間工学に基づいて設計されています。
シート形状は身体を包み込むような立体形状で、肩から背中、腰にかけてしっかりと支えるホールド性とクッション性を両立しています。
F SPORTでは前席に専用のスポーツシートを採用し、ウルトラスエードと合成皮革で高いホールド性と質感を両立させています。シートサイドにはしっかりしたサポートが設けられ、コーナリング時も体がぶれにくく安心です。座面長もたっぷり確保され太ももを支えるため、長距離でも脚が疲れにくい設計です。

こちらがversionLのシート形状となっており、肩周辺のサポート性はF SPORTには劣りますが、ハンモック形状は同様に採用されており、長距離ドライブでも快適性がしっかり担保されたものとなっています。快適装備として、全車にシートヒーターおよびベンチレーションが装備されています。

続いて後席についてです。

後席ドア内張はこのようになっており、こちらも運転席同様、スエード素材がふんだんに使用されており、前席同様のパターン模様もあしらわれていました。また、本革素材の使用やe-ラッチの採用が行われていることで前席同等の質感が担保されていました。

乗り込みに関してはルーフが非常に傾斜しているデザインではありましたが、後席の頭上スペースは担保されています。ただ前席同様、床は少し高い印象でしたので足は少し乗り上げるような形にはなりました。

足元スペースとしては身長170cmのドライビングポジションに合わせた状態で足を組むことができるほど広大であり、全長に対するホイールベースの長さが活きており、非常に印象的でした。

センタートンネルがなく、ほぼフラットである点もこの解放感に寄与しており、これであれば5人乗車の状態であっても少し足をかがめる状態となるだけですので長距離ドライブも問題ないかと思います。

センタートンネル上部にはエアコン吹き出し口と後席シートヒーターボタンが集約されていたりと
後席快適装備もかなり充実している印象です。

センターアームレストに関してはドリンクホルダーが備え付けられたオーソドックスなものとなっています。

シート形状はこのようになっており、素材は前席同様スエード素材で覆われており、非常に高い質感が担保されています。

またご覧の通り、後席としては珍しくかなり深めの立体構造となっており、後席においても乗員を包み込むシート形状となっています。このシート形状であれば、長距離ドライブであっても疲労なく対応できることが想像できるシート形状となっている点が印象的でした。

その他快適装備としてはこちらのパノラマルーフが挙げられ、オプションとなっている点が注意であり、後席の快適性に大きく寄与する装備かと思いますのでなるべく選択したいところです。

またこのパノラマルーフにもバリエーションがあり、調光機能のありなし仕様が存在します。調光なし仕様でもUVカット機能が付与されていることで快適性においては問題ないかと思いますが
開閉機能がなく、調光機能がないと頭上から丸見え状態となるためプライバシーなどの観点から
調光ありが必須の方もおられるかと思いますので注意です。

見積シミュレーション

最後に見積シミュレーションを行いました。

まずは前輪駆動モデルの350eから行いました。
ボディカラーはホワイトを選択し、メーカーオプションとしてはあまり選択肢がなく、調光機能付きのパノラマルーフとマークレビンソンオーディオシステム、デジタルインナーミラーを選択し、ディーラーオプションとしてはフロアマット、ラゲージマット、ナンバーフレームを選択したところ、合計金額は約906万円となりました。

続いて550e F SPORTで実施しました。
ボディカラーはニュートリノグレー×ブラックのバイトーンカラーを選択し、メーカーオプションとしては350eとほぼ同じで調光機能付きのパノラマルーフとマークレビンソンオーディオシステム、デジタルインナーミラーを選択し、ディーラーオプションとしてはF SPORT用フロアマット、ラゲージマット、ナンバーフレームを選択したところ、合計金額は約1008万円となりました。

EV補助金があるといっても800万円代での購入となると思われ、兄弟車であるbZ4Xの最上級グレードが600万円であることを考えると値段としてはかなり高額であるかと思います。
ただ動力性能での差別化がなされていたり、レクサス独自の充電サービスが展開されていたりと、
車両以外の要素でも差別化はなされています。また、RZの改良前と比較するとその進化幅はかなり大きなものとなっており、EVとして実用上問題ないレベルに達していると思われますので、レクサスクオリティに魅力を感じ、プレミアムなEVをお求めな方には魅力的な選択肢になるかと思います。購入検討の参考となれば幸いです。

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