【新型車紹介/速報】GRスープラ A90ファイナルエディション実車内外装紹介 大阪オートメッセにて国内初公開【Gazoo racing】

スープラ
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本記事の内容について

今回の記事では、スープラにとって衝撃のニュースであった生産終了とともに発表されたA90 Final Editionが大阪のオートメッセにて国内初披露されていましたのでそちらの内外装をお届けします。
Final Editionにふさわしい本気仕様となっており、抽選必至となっていますが要注目です。

Final Edition 装備内容

まずはパワートレーンに関してです。

こちらボンネットを開けた際の様子となっています。

直列6気筒エンジンであるB58型のエンジンを使用している点に変更はありませんが、吸排気レイアウトの見直しや低圧損の触媒の採用を行うことでよりその能力を引き出し、最高出力435ps、最大トルクが570Nmと大幅に引き上げられました。
また、着目すべきはこのトルクカーブであり、点線の現行型のトルクピークに対し、4000rpm以上のより高回転側でピークトルクとなっていることで回せば回すほど気持ちのいいより高回転型のエンジンへと変わっています。扱いきれるかというのもありますが、非常に楽しみなエンジンとなっています。

また、この増大したエンジンパワーに対応できるようラジエータの追加やカーボンボンネットに冷却用のダクトを追加することで冷却性能の向上も果たしています。

外観紹介、まずはなんといってもこのマットブラックカラーですね。
艶感としては半艶となっており、室内照明下であることもありますが、光をある程度反射することでブラックであってもスープラの抑揚のあるボディをより際立たせるカラーリングであり、このカラーだけで購入の価値ありといえるほどオーラをまとっていました。

ちなみに説明員の方にうかがったところ、確定情報かはわかりませんが、このマットブラックがメインカラーとなるそうですが、他の色の用意も計画されているそうです。

そしてフロントフェイスまわりにはスープラGT4の開発を請け負っているGRの欧州拠点であるTGR-Eにて空力特性にもこだわった非常に複雑な形状のカーボンリップスポイラーとカナードが与えられています。

ご覧のようにサイドだけでなく、ボディ下面に流れる空気も整流できるようセンターフラップが設けられ、上下方向にも立体的な構造となっており、こだわりを感じる形状となっていますが、普段使いは相当気を使いそうですね(笑)。

ボディサイドに関しては空力パーツの追加などはありませんが、FR車らしいロングノーズ、ショートデッキのプロポーション、リアフェンダーの盛り上がりなど、表情豊かなスープラのボディ形状をマットブラックが引き立てています。

足回りに関しては現行型から10mm幅広になったミシュランのカップ2タイヤが装着され、よりコーナリング時の限界性能が高められたことに加え、新デザインの19インチ、20インチの前後異径ホイールが採用されています。さらに動画では伝わりづらいですが、前後のキャンバー角が見直されており、実車をみると若干ネガティブ側にキャンバー角がつけられていました。また、GT4仕様と同じKW製の減衰力調整機能を備えたサスペンションも採用されています。

リアデザインはこのようになっており、GT4仕様と酷似したリアウィングが装備されており、ほぼGT4仕様といって差支えのない外観となっています。このウィング単独でほしいというコメントをいただいており、GRMNヤリスのように現行型を所有している方用にFinal Editionパーツを単品で発売してほしいところですね。

マフラーにはアクラポヴィッチ製のマフラーが採用され、そのエンジンサウンドもより官能的なものとなっていると思われます。社外メーカーのものを純正として販売する際に採用するのはすごくこだわりを感じますね。

トランク容量はこのようになっており、通常仕様のスープラのトランク容量はこちらの記事で紹介しておりますが、そちらに加えて、ご覧のようにタワーバーが追加されており、ボディ剛性の強化が図られています。

元々オープンカーであるZ4と共有されているボディであることもあり、ボディ剛性は相当なものとなっていますが、こちらの装備やフロントロアアームに強化ゴムブッシュ、リアサブフレームのアルミリジット化によって公道を走れるレーシングカーといって差支えないボディ剛性となっていそうです。
オーナー目線でいうとこのタワーバーがあることで長尺モノは積みづらくなりますが元々このスペースはそこまで積極的に使いませんので利便性の影響としても最小限であるかなと思います。

運転席周りになります。

ドア内張はこのようになっており、デザインに変更はありませんが、レッド部分の素材がスエード素材となっており、加えて映像でもお分かりになる通り、より彩度の高いレッドカラーとなっています。

そしてカーボンのスカッフプレートにFinal Editionのロゴが刻まれています。このプレートの主張もかなり高く、乗り込むたびにやる気にさせてくれそうです。

シート形状はこのようになっており、アルカンターラのシートパッドを用いたレカロ製のカーボンフルバケットシートの採用により、極限まで高められた走行性能で発生するGでもドライバーをしっかり支えるシートとなっており、配色もドライバーまわりが赤、それ以外の空間はブラックとコントラストを高めることでドライバーオリエンテッドな空間であることを主張しています。外装パーツ同様、このシートも高そうですが、単品売りしてくれると相当人気が出そうですね。

この非常に魅力的なスープラのFinal Editonですが欧州では25年の春に導入予定となっており、日本では検討中となっています。展示車のそばにおられたメーカーの説明員の方にお伺いしてみると季節が変わる前にはとおっしゃっていたのでおそらく春の終わり、つまり5月ごろの抽選開始になるのではと予想します。グローバルで300台の限定販売となっており、日本仕向けがどれだけになるかは不明ですが、
実車が相当かっこよかったので抽選の倍率も相当なものになるかと思います。

この改良内容をみるに個人的な予想として発表前は1200万円程度かと予想していましたが、もしかしたらそれ以上の価格で販売されるかもしれません。ただ、現行スープラは実際に購入しているほど好きな車であり、おそらくですが、BMW製ではありますが、直6のスープラを購入できるチャンスはこれが最後かと思われますので、ぜひとも抽選には参加し、願わくば手に入れたい車となります。続報を楽しみに待ちたいと思います。参考となれば幸いです。

youtube動画

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