本記事の内容について
今回の記事はスープラ関連のDIY動画となっており、スープラの隠された車両設定を操作できるBIMMERCODEを用いてアクティブサウンドジェネレータの設定を変更してみました。
その効果のほどがいかほどか検証してみましたので、ぜひご覧ください。
アクティブサウンドシステムについて
まずはアクティブサウンドについてです。
スープラのエンジンはもともと非常に官能的なサウンドを届けてくれますが、そちらの音をより増幅し、ドライバーの高揚感を高めてくれるサウンドシステムが搭載されており、そのサウンドの増幅機能のことをアクティブサウンドシステムと呼んでいます。
好みが分かれるとことではありますが、昨今の厳しい騒音規制に対応しつつ、スポーツカーに乗る高揚感を残していくには必要なシステムかと思いますので個人的に賛成派ですね。
コーディング作業
それではこのシステムの設定変更の方法を紹介していきます。
BIMMERCODEの詳しい操作方法やBIMMERCODEを用いて変更できる車両設定の内容に関してはご覧の過去記事にて紹介していますので、そちらご覧いただけると幸いです。
設定の方法として、まずアクティブサウンドデザインの項目にアクセスし、そのページ下部のエキスパートモードを選択します。警告の通り、より高度なコーティングとなりますので自己責任の範囲で操作をお願いいたします。
このエキスパートモード内のASD-Configurationをタップすると、この画面が表示されます。これら項目でアクティブサウンドを変更することができます。
基本的に操作するのはEngine、power class、country variantの3項目となっており、Engineの項目ではご覧のように、BMW製エンジンの型式があるようにおそらくですが、そのエンジン用のチューニングを選択でき、元々のスープラにはB58エンジン用のものが選択されていますが、BMWのMモデル用のエンジンであるS58エンジン用やV8エンジンであるS63エンジンなどの設定へと変更可能です。
また、Power Classではアクティブサウンドの音量そのものを大きくでき、ML、OL、SL、TLの順に大きくなり、デフォルトはSLとなっていました。
最後にcountry variantです。
こちらは仕向けごとにサウンドのチューニングを変えているそうでそちらを任意の仕向け仕様に変更できる項目となっています。中国仕向けが最も派手なそうですが、いかほどのものか検証していこうと思います。
効果検証
それでは検証していきます。
検証の項目としてエンジンスタート、エンジンの空ぶかし、スポーツモードでの高速走行・加速、これらの項目でサウンドを測定しました。
そして設定のバリエーションとして、デフォルトの状態、powerclassをTLにした場合、S58エンジンへと変更した場合、S63エンジンへと変更した場合で検証し、すべて位置を固定したドラレコにて録音した音声で比較していきます。効果のほどは下部のyoutube動画からご覧ください。
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