スズキ初のEV「eビターラ」発表 航続520kmの小型SUV
スズキは9月16日、同社初のEVとなる新型SUV「eビターラ」を発表しました(国内発売は2026年1月16日予定)。1回の充電で最大約520km走行可能で、価格は約399万~493万円(税込、補助金適用前)に設定されています。EV市場で後発のスズキは2030年度までに国内で6車種のEV投入を計画しており、本モデルの投入で巻き返しを図ります。


トヨタ、自動運転EVシャトル「eパレット」発売開始
トヨタは9月15日、モビリティサービス向けEVシャトル「eパレット」の販売を開始しました(価格は1台2900万円から)。広い室内空間と低床構造を備え、シャトルバスや移動店舗など多用途に活用可能です。現在は運転自動化レベル2相当ですが、2027年度までにレベル4対応車の市場投入を目指しています。航続距離は約250kmに達し、非常時には停止状態で外部への給電も可能な機能を備えています。

日産、新型軽「ルークス」発表 5年ぶり全面刷新
日産自動車は新型軽自動車「ルークス」を5年ぶりに全面刷新し、今秋発売すると発表しました。スーパーハイトワゴンタイプの4代目モデルで、価格は税込み160万円台からです。家族ユーザーの安全志向に応えるため、プロパイロットや軽自動車初採用の「インビジブルフードビュー(透明ボンネット)」など先進運転支援機能を充実させています。経営再建中の日産にとって国内販売立て直しの試金石となる注目モデルであり、販売不振からの巻き返しが期待されています。

米、対日自動車関税を15%に引き下げ 日米貿易合意に基づき発効
米国政府は9月16日、日本からの完成車および部品への関税を従来の27.5%から15%へ引き下げました。トランプ大統領が今月4日に署名した日米貿易合意に基づく措置であり、16日付の連邦官報への告示を経て正式発効したものです。これにより、日本車の対米輸出にかかる関税負担は大幅に軽減される見通しです。

F1アゼルバイジャンGP予選 角田裕毅が6番手自己最高位
F1第17戦アゼルバイジャンGP(バクー市街地)の予選で、レッドブルの角田裕毅が6番手タイムを記録しました。日本GPからトップチームに昇格した角田選手にとって、これは移籍後自己最高のグリッドです。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが史上最多6度の赤旗中断が発生した波乱の予選を制し、ポールポジションを獲得しました。角田選手は決勝レースで自身初の表彰台を狙います。

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