本記事の内容について
今回の記事はスープラカスタムとなっており、
カスタムの内容としては
以前から実施していたことは紹介していましたが、
スープラの車高を下げるというものになっており、
車高を下げる前後の様子や
車高を下げた後の乗り心地や注意点などを紹介していきます。
使用アイテムについて
まずは交換した車高調整キットの紹介です。
カスタムに使用したアイテムは
こちらのHKS ハイパーマックスツーリングです。
こちらのアイテムの特徴としてはスープラに元々取り付けられている
純正のショックアブソーバーをそのまま流用し、
そちらに車高調整機能を追加するスプリングとなっていることが特徴であり、
スープラに備え付けられている
電子制御のサスペンションシステム機能を損なうことなく
車高を調整できるようになることが特徴であり、購入の決め手でした。
車高調幅としてはフロントが25mmから48mmダウン、
リアが20mmから53mmダウン可能となっています。
取付作業について
取付に関してはさすがにDIYで実施するには
環境も技術も足りませんので、
スープラオーナーの方におすすめいただいた
おそらく愛知県民スープラオーナー御用達?の
モータリングシードにてお願いしました。
非常に丁寧に対応いただき、
年末の繁忙期であったため一日作業で預かりとなりましたが、
通常ですと3~4時間の作業時間で作業完了するそうです。
before after (外観)
早速ですが、見た目のbefore afterの比較となります。
まずはbeforeからとなりますが
よくスポーツカー乗りの方が実施する指何本入るかですが、純正状態の場合、
リアに関しては指2本が入るくらい、
フロントに関しては指3本がギリギリ入るくらいとなっていますね
これでも正直なところ結構クリアランスとしては
詰まっているところかなと思いますね。
それに対してafter状態となります。
車高は初めて車高下げるというのもありまして
調整幅としてはメーカー推奨値である
フロント25mmダウン、リア20mmダウンとなっています。
after状態での指何本入るかチェックでは
フロント、リアともに指1本でちょうどというレベルまで
車高が落とされており、実用性とカッコよさを両立した
ちょうどいい感じではないかと思っています。
サイドからのbefore afterの比較となります。
多少影になってわかりにくいですが
比較してみるとクリアランスがつまり、
after状態がよりシャキっとしていますね。
純正に腰高感を感じたことは正直なかったのですが、
このように1枚で比較すると違いが明確になりますね。
自己満足の世界ではありますが、
かなりかっこよくなったのではないかと思います。
before after (乗り心地について)
after後の走行関連の印象についてです。
まず、車高が下がったことによって一番に気になるところが
フロントリップを擦るなどといった
日常使いに関する変化かと思いますが、
そちらに関しては純正状態から特に変化はないです。
注意点としては車高を下げても擦ることはないという意味ではなく、
元々スープラは車高が低いスポーツカーであり、
普段からスロープ形状になっている店舗入り口など
やばそうなシチュエーションは避けてきており、
その感度をより高めて気を遣う必要はないという意味です。
どうしてもスポーツカーに関しては
こちら側が歩み寄って運転しないといけない面があるかなと思いますし、
その意識があれば、今回ほどの車高ダウンでは特に変化はなかったですね。
続いて乗り心地に関してですがこちらに関しては固くなりましたね(笑)
これまでいなしていた路面のギャップを拾うようになり、
コツコツとした感触を伝えるようになりました。
私は元々スープラの足回りは19インチにしてはソフトな印象であったので
こんなもんかなという印象ですが、
スポーツカーに乗りなれていない人が乗ると
嫌がられそうな乗り心地に片足突っ込んでしまっています(笑)
こちらに関しては車高を下げると起こりうる当然のことなので
不満があるというわけではありませんが、
やっぱりそうなったかという印象です。
一応対策としてはタイヤの空気圧を
指定の空気圧から少し下げるということを実施することで
根本対策ではありませんが乗り心地をソフトにすることはできますので
気になるという方は実践してみることをおすすめします。
車高ダウンの注意点
車高を下げた注意点としてはこちらの画像をご覧ください。
おわかりになりますでしょうか。
ヘッドライトの照射範囲がどう考えても
狭くはないでしょうか。フォグランプ並みですね。
車高を下げたため、多少はあり得るかなと考えていたのですが
どう考えてもおかしいなと考え、少し考察してみました。
推定要因としては車に搭載されている
ヘッドライト照射範囲の
オートレベリング機能に起因するものと思われます。
オートレベリング機能はトランクなどに荷物を積んでリアが沈み込む、
つまり車両が後ろ下がりになった際に
ヘッドライトの照射範囲を調整することで
対向車などに対して防眩を行う機能となっています。
そしてこのリアの沈み込みを検知するセンサは
(当然ですが)リアにしか搭載されていないのが
一般的となっており、それが問題の原因です。
この機能が付いている車両で車高ダウンを行うと
実際は車両は水平なのに
リアが沈み込んでいると車両が誤認し、
ヘッドライトの照射範囲を下向きにすることで
写真のような状態となってしまいますので、注意です。
対策としてはヘッドライトの光軸調整で矯正するしかないかと思います。
私の場合、直近で車検がありますので
ディーラーにて対応いただこうと思っていますが、
もし、スープラでの光軸調整のDIY方法を
紹介してほしいなどありましたら、コメントまでお願いいたします。
次のカスタム予定
次のカスタムとしては
ご覧の通り、リアの方に関しては
車高も落としたことで
いい感じのツライチになっていますが、
フロントに関しては少し奥まっている感がありますので、
5mmのスペーサを噛まそうかなと考えていますので、
そのカスタムの紹介になるかと思います。
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