【世界初公開】新型 トヨタ ランドクルーザー FJ 解説|伝統の“ランクル”が手の届くサイズへ!2026年日本発売モデル徹底紹介 

ランドクルーザー
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本記事の内容について

今回はトヨタが世界初公開した新型SUV「ランドクルーザー“FJ”」についてご紹介します。
ランドクルーザーFJは、歴代ランクルの伝統である信頼性・耐久性・悪路走破性を受け継ぎながら、日常でも扱いやすいコンパクトなサイズを実現した新世代モデルです。現行のランドクルーザーシリーズ中で最も小さく、より多くの人が手にできる“ライトランクル”として位置づけられており、日本での発売は2026年半ば頃と発表されています。この記事では、グレード構成と車両価格、パワートレーンの特徴やスペック、エクステリアのデザイン、トランク容量、そして内装の詳細まで、購入検討者の方に向けて網羅的に解説いたします。最後までぜひご覧ください。

グレード構成/パワートレーンについて

まず、グレード構成と車両価格です。
ランドクルーザーFJは2026年年央頃に日本発売予定ですが、現時点で具体的なグレード展開や価格は正式発表されていません。トヨタは「より多くの人が手にできるランドクルーザー」を目指して開発しており、価格も兄貴分のランドクルーザー250シリーズより手頃に設定される見込みです。

ランドクルーザー250の中間グレード「VX」が約545万円からスタートしていることを考えると、FJは500万円を切る価格帯で登場する可能性も指摘されています。例えば400万円台後半から購入できれば、多くのファンにとって朗報と言えるでしょう。
グレードについても詳細は不明ですが、必要十分な装備に絞ったベーシックグレードと、快適装備を充実させた上級グレードのように複数用意されることが予想されます。装備の違いはホイールデザインやシート素材、安全装備の追加などかと思われます。なおランドクルーザーFJは2列シート5人乗りのみの設定で、3列目シートはありません。このためキャビン全体を2列分の乗員空間と荷室に充てており、
実用性を重視したパッケージングになっています。
トヨタが狙う「多くのお客様にランクルを楽しんでいただきたい」というコンセプトどおり、
価格・サイズ両面で手に取りやすいモデルとなりそうです。

次に、パワートレーンについてです。
ランドクルーザーFJの心臓部には2.7リッター直列4気筒ガソリンエンジンが搭載されています。
最高出力は120kW(163PS)、最大トルクは246N·mで、トランスミッションは6速AT(6 Super ECT)が組み合わされます。決して大排気量ではありませんが、同エンジンはランドクルーザー250や
ハイエースにも採用されている実績あるユニットで、シンプルな構造ゆえ整備性が高くタフさに定評があります。
必要十分なパワーと扱いやすさを両立し、過酷な環境下でも信頼できる選択となっています。

また駆動方式は4輪駆動のパートタイム4WDシステムです。通常走行時は後輪2WDで走行し、必要なときにドライバーの操作で4WDに切り替える方式で、フルタイム4WDに比べ構造がシンプルで故障が少なく、悪路走破性も非常に高いのが特徴です。オンロードでは無駄な駆動抵抗を減らして燃費に貢献し、いざという時には確実な4WD性能を発揮する、本格オフローダーらしいシステムと言えます。
加えてランドクルーザーFJはトヨタのIMVプラットフォームのハイラックスなどに用いられるラダーフレーム構造)を活用しており、十分な地上高やアプローチアングルを確保しています。ホイールの接地性(アーティキュレーション)はランドクルーザー70並みに優れており、悪路でタイヤが浮きづらく、ランクルの名にふさわしい走破性能を備えています。
さらにランドクルーザー250シリーズ比でホイールベースを270mm短縮したことで、最小回転半径は5.5mと大幅に短縮されています。狭い山道でのUターンや街中での取り回しも格段にしやすく、日本の道路事情に適した機動性を発揮します。
燃費性能については公式発表こそありませんが、参考までに兄弟車ランドクルーザー250の2.7Lガソリン車はWLTCモードで約7.5km/Lと公表されています。車重がやや抑えられるFJでは若干の改善も期待できますが、おおむね同程度の数値になる可能性があります。パートタイム4WDで日常は2WD走行できることも燃費面でメリットと言えるでしょう。総合すると、最新モデルながら堅実で実績あるパワートレーンを採用し、“どこへでも行き、生きて帰ってこられる”というランドクルーザーの使命をしっかりと支えるメカニズムになっています。

外観紹介

続いては、外観の紹介です。
伝統のランドクルーザーらしい無骨さとモダンな洗練さが融合したデザインになっています。
ボディカラーについては正式なラインナップ発表前ですが、公開されたプロトタイプ車両は淡いブルー系のボディにホワイトルーフを組み合わせたカラーリングで、往年の40系ランクルを彷彿とさせる配色でした。おそらく市販モデルでも、クラシカルな雰囲気を演出するツートーンカラーや、アウトドアに映えるアースカラーから定番のホワイト、ブラックまで、幅広いボディカラーが用意されるでしょう。

フロントフェイスは、ランドクルーザー250にも通じるレトロで印象的なコの字型ヘッドライトを採用しつつ、全体として非常にスクエアで道具感のあるシルエットにまとめられています。

ヘッドランプユニットは角張ったデザインですが、オプションで丸型ヘッドライトに変更することも可能と発表されています。丸目のライトとグリルに「TOYOTA」ロゴを配したクラシック風のフロントフェイスは、往年の40系モデルを思わせるスタイルで、多くのファンの注目を集めています。標準仕様とオプション仕様で表情が変えられる点は遊び心がありますね。

フロントグリルは大きく開口し、バンパーは分厚く力強い造形で、張り出したオーバーフェンダーと組み合わせて引き締まったシンプルなボディに圧倒的な安定感を与えています。前後のコーナーバンパー部は分割式で取り外し可能となっており、オフロード走行で擦ったり破損した際にも壊れた部分だけ交換できる整備性を確保しています。この構造により修理コストを抑えられるだけでなく、バンパー形状のカスタム交換など個性的なアレンジにも対応しやすくなっています。

ボディサイズは全長4575mm×全幅1855mm×全高1960mmで、ランドクルーザーシリーズの中で最もコンパクトです。従来最小だったヘビーデューティ系の70シリーズと比べても全長で315mm、全幅で15mm、ホイールベースで150mm小さく、市街地でも扱いやすいサイズと言えます。具体的には、全長はトヨタRAV4(約4600mm)とほぼ同等でありながら、車幅と車高はランクルらしく堂々たるサイズを確保しています。このコンパクトなボディにぎゅっとランクルの魅力を凝縮しているわけです。

サイドから見ると前後のオーバーハングが短く切り詰められており、高めの地上高とあいまって悪路走行時の安心感につながる構造です。四角く張り出したフェンダーラインや剛性感のある極太のバンパー形状が力強さを際立たせ、無駄のない塊感からタフさと遊び心を両立したデザインになっています。
足元に目を向けると、ゴツゴツとしたオフロード仕様のタイヤを装着しており、どこへでも行けそうな高い走破性を感じさせます。

ホイールデザインはシンプルで頑丈さを重視したものになりそうです。
グレードによっては、ベーシックモデルで黒塗装のスチールホイール+オールテレーンタイヤ、上位モデルではアルミホイール+ややオンロード寄りのタイヤ、といった差が出る可能性があります。リム径は17インチ前後が採用されるのではないかと予想されますが、デザインよりも実用本位のサイズ選定となるでしょう。

リアに関しても角張った力強いスタイルで、テールランプはシンプルかつ視認性の高い配置がなされています。バックドアは縦開きではなく横開き式が採用されています。かつてのFJクルーザーやランドクルーザー・プラドのリアドアと同様の形式で、後方にスペースがなくても半開きにして荷物の出し入れがしやすい利点があります。

バックドアの外側にはスペアタイヤを背負っており、本格オフローダーの証ともいえるたたずまいです。背面タイヤはデザイン上のアクセントになるだけでなく、万一のパンク時にも安心感を与えてくれます。リアバンパーもフロント同様に頑丈で、コーナー部は分割交換が可能です。総じてランドクルーザーFJのエクステリアは、「スクエアな箱型シルエット」と「力強いディテール」によって伝統とモダンを融合させたデザインと言えるでしょう。必要に応じて壊れた部分だけ交換できる合理性や、好みに合わせてカスタムしやすい構造を持ち、ユーザーが自分好みに“育てていける”楽しさも備えています。

内装紹介

次に、トランク容量についてです。

ランドクルーザーFJは見た目の通り四角い箱型のボディをしており、このスクエアな形状を活かして
ラゲッジスペースは非常に広く実用的に設計されています。

天井が高く車幅もあるため、高さのある荷物やアウトドアギアも無駄なく積み込むことができるでしょう。奥行きも2列シート車として十分で、5人乗車時でもキャンプ道具や大型クーラーボックスなどを
しっかり収納できる容量が確保されています。
また、後席シートは背もたれを折り畳んで前に倒すことが可能で、この操作により荷室を一段と拡大できます。後席を倒した時の床面はフラットに近くなり、長尺物や大量の荷物を載せる際に便利です。
バックドアは横開き式で、大きく右側に開くドアを開放すれば荷物の出し入れがしやすそうです。
縦開きのハッチバックドアと異なり、車両後方に余裕がない状況でも少しだけドアを開けて荷物を取り出す、といった使い方がしやすい点もメリットです。
バックドアの裏側(室内側)には、ヘルメットなどを固定できるユーティリティラックが装着可能であることも示唆されています。海外仕様のカスタマイズ車両でその様子が確認されており、フックやネットを使ってアウトドアギアを吊り下げたり、小物を整理したりするのに役立ちそうです。
このように荷室はスクエア形状を最大限に活かした大容量空間となっており、ランドクルーザーの名に恥じない積載力を発揮します。さらにオプションのルーフラックを装着すれば荷物の積載量は一層増やせますから、大人数でのキャンプや長期の旅行でも安心です。スペアタイヤを背面に装備したおかげで荷室床下の収納スペースも有効活用でき、細かなツールやアクセサリー類も整理しやすいでしょう。
総じて、ランドクルーザーFJのトランクはサイズ以上に使い勝手の良い空間に仕上がっており、アウトドア派の強い味方となるはずです。

最後に、内装についてです。

水平基調のダッシュボードに大型のディスプレイを配置し、各種スイッチが直感的に操作できるようまとめられているのがわかります。

内装色のバリエーションは今後の正式発表待ちですが、プロトタイプの写真ではブラックを基調とした
実用的で落ち着いたトーンのインテリアとなっていました。おそらく市販モデルでも汚れが目立ちにくいダークグレーやブラック系の内装色が中心になり、アクセントとして金属調やシルバーの加飾が施される程度のシンプルなコーディネートになると考えられます。アウトドア志向のクルマらしく、内装素材も防汚性・耐久性に優れたものが選ばれるでしょう。シート生地などは撥水加工されたファブリックや合成皮革が用いられ、多少泥汚れなどが付いても拭き取りやすい仕様が期待できます。

ステアリングホイールは太めで握りやすい形状の3本スポークタイプが採用され、左右スポーク部にオーディオや車両設定を操作できるスイッチ類が備わった現代的なデザインです。

メーターパネル(計器類)は運転席正面に配置されたデジタル式のユニットで、速度計やタコメーター、各種情報が一目で確認できるようになっています。大きく見やすいデジタルメーターにより、様々な環境下で瞬時に認知・操作ができるコクピットレイアウトを実現しています。
また、ダッシュボード中央にはワイドスクリーンタイプのインフォテインメントシステムが設置されています。10インチ以上の大画面タッチディスプレイとみられ、ナビゲーション地図や各種車両情報が鮮明に表示されるでしょう。

画面下には空調操作や各種機能のスイッチ類が水平に並んで配置され、視線移動を最小限にして直感的に操作できるよう工夫されています。このあたりの操作系レイアウトは「機能美」を感じさせ、
まさに道具として信頼できる内装デザインと言えます。
さらに、フロントガラス越しの視界も良好です。低くデザインされたカウルと水平に近いダッシュボード上面により、前方の見晴らしが非常に良く確保されています。運転席からはボンネット先端が見下ろしやすく、車両の鼻先までしっかり把握できますので、狭い道でのすれ違いや駐車時の取り回しも安心です。側方下端のベルトラインも意図的に低めに設計されており、オフロードで路面を見下ろしながら走行する際にも視界を確保しやすくなっています。死角を減らす工夫が随所に凝らされており、見切り性能は非常に高いと言えるでしょう。


安全装備については、トヨタの予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」最新バージョンを標準装備しています。プリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)やレーンキーピングアシスト、レーダークルーズコントロールなど先進の運転支援機能が充実しており、ドライバーの安全運転をしっかりとサポートします。

ただし、ランドクルーザーFJでは信頼性を重視して電動式ではなく手動レバー式のパーキングブレーキを採用しています。このため、渋滞時の停止保持機能など一部の支援機能には制約がある可能性がありますが、機械式ブレーキの堅牢さと引き換えの割り切った選択と言えるでしょう。

実際、足元を見るとセンターコンソール横に手引き式のパーキングブレーキレバーが備わっており、
古き良きオフローダーらしい雰囲気を感じます。

インテリアの座席周りに目を向けます。
フロントシートは厚みがありしっかりとした造りで、悪路走行などタフな使用を想定したデザインながら質感にも十分配慮されています。シートクッションは程よい硬さで長時間座っても疲れにくく、体をしっかり支えてくれる形状になっているようにみえます。運転席は手動式のシートリフターやリクライニング調整を備え、ドライビングポジションを細かく調節可能です。ヘッドレストも上下調整でき、安全面と快適性に配慮しています。助手席も同様の調整機構を備え、長距離ドライブでも快適に過ごせるでしょう。

次に後席ですが、ランドクルーザーFJは5人乗り2列シート車ということで後席にも余裕があります。
ホイールベースは短縮されているものの、スクエアなキャビン形状のおかげで後席の足元空間も可能な限り広く取られています。大人が乗っても膝前にある程度ゆとりが感じられるレッグスペースが確保されているはずです。頭上空間もゆとりがあり、身長の高い方でも圧迫感なく座れるでしょう。
実際「コンパクトなモデルとはいえ同乗者の快適性もしっかり考えられている」とされ、後席にはリクライニング機構も備わっています。シートバックの角度を調整できるため、長距離移動や車中泊で体を休める際にも嬉しいポイントです。後席シートも前席同様に丈夫な造りで、質感にも抜かりはありません。

シートは3人掛けのベンチシートタイプで、中央席も含めて十分なサイズがあります。
後席の背もたれは6:4分割可倒式となっており、乗員数や荷物の量に応じて柔軟にシートアレンジが可能です。荷室を拡大したいときは片側だけ倒して長尺物を積む、といった使い方もできます。もちろん倒した後席背もたれはフラットに近くなるため、大きな荷物も安定して積載できます。後席の居住性を高める装備も充実しています。例えば後席用のエアコン吹き出し口がセンターコンソール後端や天井部に用意され、後部座席の乗員も快適に過ごせるよう配慮されているでしょう。

まとめ

以上、ランドクルーザー“FJ”の概要をグレード・価格、パワートレーン、外観、荷室、内装の順にご紹介しました。
ランドクルーザーFJは名門ランドクルーザーのDNAを受け継ぎつつ、サイズや価格のハードルを下げて登場することで、新たなユーザー層にランクルの魅力を届ける一台となりそうです。普段使いもしやすいちょうど良いサイズ感ながら、ランクルならではの本格的な悪路走破性と信頼性を兼ね備えており、
まさに「どこへでも行けて生きて帰ってこられるクルマ」の精神を体現しています。
アウトドアレジャーやキャンプを楽しむ方はもちろん、日常の相棒として個性的で頼れるSUVを求める方にとっても、有力な選択肢になるのではないでしょうか。発売はまだ少し先になりますが、今後発表される詳細なスペックや価格にも注目しながら、ランドクルーザーFJが私たちの新たな冒険のパートナーとしてどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみに待ちたいと思います。

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