本記事の内容について
今回の記事では、マイナーチェンジが実施されたトヨタのハイブリッドコンパクトカー、新型アクアがトヨタ会館に展示されていましたので、実車を交えながら、グレード展開と価格、ハイブリッドパワートレーンの特徴、外観デザイン、トランクの使い勝手、さらに内装や安全装備に至るまで、購入検討中の方に役立つポイントを解説していきます。最後に見積シミュレーションも実施していますので、ぜひ最後までご覧ください。


グレード構成/パワートレーンについて
まず グレード構成と車両価格 です。
新型アクアは全4種類のグレードが用意されています。
最上位の「Z」、上位中間の「G」、エントリー向けの「X」、そして新設のサブスクリプション専用グレード「U」です。
いずれのグレードも標準で5人乗りのハイブリッド車となります。
価格帯はグレードや駆動方式によって異なり、メーカー希望小売価格は約243万円から約282万円ほど、4WDにあたるE-Four車は各グレード共通で約20万円高となります。
なお最廉価の「U」は販売店での直接販売ではなく、トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」での提供専用モデルです。
装備充実のZグレードでも300万円を切る価格設定であり、加えてKINTO専用グレードの設定など、
予算や必要な装備に合わせグレードの選択ができるようになっています。

次に パワートレーン についてです。
新型アクアは全車1.5リッター直列3気筒エンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載しています。エンジンの最高出力は最高出力は91ps、最大トルクは120Nmを発揮します。また、フロントに搭載される駆動用モーターは最高出力80ps、最大トルク141Nmと小型車ながら力強く、エンジンとモーターの協調制御によりスムーズな加速を実現します。

ハイブリッドシステム全体としての動力性能は、日常域での十分な加速力と低燃費を高次元で両立しており、街中から高速まで扱いやすいセッティングです。
バッテリーには世界初採用の「バイポーラ型ニッケル水素電池」を搭載し、従来型より高出力・小型化を実現しました。これにより電動モーター走行の頻度が高まり、静かで滑らかな走行フィーリングに貢献しています。
また、POWER+モードを選択すると加速の力強さが増し、加えてアクセルオフの減速度が強くなることでアクセルペダルの操作だけど加減速をコントロールできる快感ペダル機能もアクアには装備されています。
市街地走行ではエンジンを停止してモーターのみで静かに走る時間も長く、停車・発進や低速走行時の静粛性はクラストップレベルです。
燃費性能も非常に優秀で、装備充実のZグレードでもWLTCモード総合で2WD車は33.6km/Lという低燃費を達成しています。4WDモデル(E-Four)はリアに小型の補助モーターを搭載する関係で若干数値が下がり、WLTCモード30.0km/Lとなります。それでも十分優れた数値であり、E-Fourは発進時や雨天・降雪時の安定性が向上するメリットがあります。
発進から加速・減速・停止まで一連の挙動が非常に滑らかで、ストレスのないハイブリッド走行が新型アクアの魅力です。
外観紹介
続いて 外観紹介、まずはボディカラーについてです。
ボディカラーは全9色のモノトーンカラーと3種類のツートーンカラーから選択可能です。
モノトーンでは、新設定のグレイッシュブルーや個性的なマッドバスといったトレンド感あるカラーから、定番人気のシルバーメタリックやブラックマイカ、クリアベージュメタリックまで多彩に揃っています。鮮烈なエモーショナルレッドIIや上品なプラチナホワイトパールはメーカーオプション設定の特別色です。

さらにZグレード向けにブラックマイカのルーフと組み合わせたツートーンカラーも設定されており、グレイッシュブルー、マッドバス、クリアベージュメタリックの3色でブラックルーフとのお洒落なコントラストを楽しむことができます。

紹介車両の概要です。
グレードはZとなっており、ボディカラーは新規設定色のマットバス、インテリアカラーはライトグレーの仕様となっています。

こちらがフロントフェイス周りとなり、今回のマイナーチェンジで最も大きく変更があった部分となっています。新型アクアのデザインは「飾るのではなく研ぎ澄ます」というコンセプトのもと、
シンプルで機能美あふれるスタイルに仕上がっています。
フロントデザインはトヨタのブランドデザインとして様々な車種に普及しつつあるハンマーヘッドフェイスがアクアにも採用されました。
改良前の丸目のヘッドライトや丸みがかったフロントグリルから一変し、シャープなデイライトに水平基調のグリル開口幅などプリウスとのつながりを強く連想されるフロントフェイスとなっており、改良前のもっていた老若男女に似合う親しみやすさは薄まってしまったように感じますが、現行のプリウスのデザインの好評さもあり、アクアも見た目でほしい存在となったことはライバル車種にとって脅威かと思います。

実車をみるとヘッドライト部分がスモークがかって水平につながるブラックのグリルと一体化しているように処理されており、マイナーチェンジとは思えないほど、フロントフェイスの印象が変わっています。

このヘッドライトは単眼でロービームとハイビームを切り替えることのできるBi-Beamヘッドライトを採用しています。
グレードごと装備の違いとして、Zグレードではラジエーターグリルにピアノブラック塗装が施され、高級感のあるフロントマスクとなっています。一方、それ以外のグレードではXとUではフロントグリルがシンプルな黒色樹脂仕上げとなり、ZグレードにはLアクセサリーランプが配されています。


また、今回の大幅な変更のあったヘッドライト周りのグレードごとの違いとして、フロントフェイスを一文字に貫くセンターランプはZグレードのみの装備となっており、このように光るのですが、夜間などのアクアの表情の印象を左右する部分かと思いますので要チェックポイントとなっています。

続いてサイドのデザインについてです。
アクアのボディサイズは全長4,080mm×全幅1,695mm×全高1,485mm(2WD)で、5ナンバー枠に収まる取り回しの良いコンパクトさです。E-Four車は全高が1,505mmとなりますが、いずれも日本の立体駐車場の制限高さをクリアしやすい低めのフォルムです。加えて今回の改良でドアミラー全開時の車幅を30mm縮小し、取り回しのしやすさが向上しています。


サイドビューは無駄なキャラクターラインを削ぎ落としたクリーンな面構成で、コンパクトカーとして扱いやすいサイズ感を強調しています。ホイールベースは2,600mmとクラス平均を上回り、タイヤを四隅に配置した安定感のあるプロポーションです。
また、ボディ後端に向けてキックアップしているウィンドウのラインやリアタイヤの踏ん張り間を強調するようなフェンダーの盛り上がりなど、元々スポーティさを感じさせるフォルムが今回大幅に変更されたフロントフェイスまわりとよりマッチしており、よりアクアのデザインの完成度が向上した印象です。

足元のデザインにもグレード間差があります。
ホイールデザインはこのようになっており、Zグレードには標準で185/65R15タイヤ+15インチアルミホイールが装着され、足回りに上質さを与えています。G、X、Uの各グレードは185/65R15タイヤ+15インチスチールホイールが標準仕様で、コストを抑えつつ実用性に優れた構成です。
今回の改良でZグレードではさらにスポーティな195/55R16タイヤ&16インチアルミホイールのメーカーオプションも用意されており、個人的には今回のアクアのスポーティなデザインに最もマッチしていると思われ、そちらがZでしか選択できないというのは悩ましいところです。



またブレーキにもこだわりの装備が与えられており、停止直後の車両の揺れ動きを抑え、乗員の姿勢変化を低減するように補助するスムーズストップ機能も今回の改良で採用されています。

リアデザインはこのようになっており、アクアではリアコンビネーションランプ(テールライト類)にLEDを全面採用し、夜間の被視認性とデザイン性を両立しています。

Zグレードのテールランプは「ライン発光」タイプと呼ばれる一文字状の導光帯を備えています。ブレーキランプ(ストップランプ)やウインカー(方向指示器)も含めフルLED化され、後方からの視認性を高め安全にも寄与します。
今回の改良でブラックカラーのバックドアガーニッシュが追加されており、これにより、ボディカラー部分の面積が減ったことで、より低重心に見えるようなデザインとなることで、サイドのデザイン同様、フロントフェイスの変更にあわせたスポーティなシルエットとなるような装備変更が行われています。

内装紹介
内装紹介、まずはトランク容量になります。
アクアはハッチバック型の5ドア車であり、日常利用に十分なラゲージスペースを備えています。バックドアの開口部は先代よりも広く取られており、大きな荷物の積み降ろしも楽に行えます。開口高さと開口幅がしっかり確保され、地面から荷室床面までの高さも低めに設計されているため、重い荷物も持ち上げやすいです。また荷室の奥行きも必要十分に確保されており、日常の買い物や旅行かばん程度であれば余裕を持って収まるゆとりあるスペースとなっています。

後席シートは左右分割可倒式(6:4分割)になっており、背もたれを前に倒せば長尺物やかさばる荷物にも対応可能です。普段はコンパクトカーとして扱いやすく、必要な時にはシートアレンジで大きな荷物も載せられる汎用性の高さが、アクアのラゲージ周りの魅力です。

続いて運転席周りになります。
まず インテリアカラー ですが、グレードによって設定が異なります。
標準内装色はブラックで、G・X・Uの各グレードはすべてブラック内装のみの設定です。
一方、最上位のZグレードのみブラックに加えて「ライトグレー」の内装色が選択可能となっています。
ライトグレー内装は明るくモダンな印象で合成皮革+ファブリックのコンビシートを含む「合成皮革+コンフォートパッケージ」を選択時に採用されます。ブラック内装は引き締まった落ち着きある雰囲気で、グレー内装は開放感があり車内を明るく見せてくれるため、好みに応じて選べるのは嬉しいポイントです。


シート表皮には、Zでは標準で上級ファブリック生地が用いられ、オプションで合成皮革とのコンビシートも設定されています。GとX、Uではファブリックシートが標準となります。
ドア内張はこのようになっており、運転席ドア内張はこのようになっており、ソフトパッドが多く用いられており、ピアノブラックのパネルが仕込まれているなど、質感にもこだわりが感じられるものとなっています。

次に ステアリングデザインです。
左側にオーディオ操作系、右側に運転支援系のスイッチを配したオーソドックスなものとなっています。

素材に関してはZおよびGグレードには本革巻きの3本スポークステアリングが採用され、握り心地の良い革の質感とシルバー加飾が施された高級感あるデザインとなっています。一方、XとUグレードでは
ウレタン製の3本スポークステアリングホイールとなります。ステアリングの調整機能(チルト&テレスコピック)も全車に備わり、ドライバーの体格に合わせた運転姿勢の調節が可能です。快適装備であるステアリングヒーターはZ、Gの4WD仕様のみオプション設定となっています。

続いて メーターデザイン についてです。
今回改良のタイミングで7インチカラー液晶ディスプレイが全グレードに標準装備されています。
従来グレードに設定されていた4.2インチから大型化されたことで視認性が大きく向上しており、走行速度や燃費情報はもちろん、安全支援機能の作動状況なども見やすく表示されます。高解像度のTFT液晶画面で、昼夜問わずはっきりと情報確認が可能です。

これに加えて、Zグレードにはヘッドアップディスプレイが採用されることで、目線をそらすことなく、運転に必要な情報を得ることができ、運転時の快適性がよりアップします。

次は 予防安全機能 についてです。アクアは安全装備にも抜かりがありません。
全車にトヨタ最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されています。
加えて今回の改良でその性能がより向上しており、プリクラッシュセーフティー機能の対象に対象物にバイクが追加され、出会い頭による衝突回避機能も追加。
先行車との距離を一定に保って走行するレーダークルーズコントロールの車間距離設定を4段階に設定、標識などを読み取りメータに表示するロードサインアシスト機能に道路標識の転回禁止、信号機の読み取り機能を追加。
また運転中にドライバーの異常を検知した場合に車両を安全に停止させるドライバー異常時対応システムや、先行車との距離やカーブ径を検知して減速アシストを行うプロアクティブドライビングアシストといった先進機能も新たに追加されました。

さらなる運転支援装備として、カメラにて車両周囲を確認できるパノラミックビューモニターの機能が
G、Xに標準装備されており、さらにボディなどを透過表示できるシースルー機能がZに標準装備、X以外にオプション設定されており、駐車支援機能であるアドバンスドパーク機能にも並列前向き駐車・後向き出庫、並列前向き出庫が追加される改良がおこなわれており、Zグレードでオプション選択可能となっています。



次に 見切り性能(視界の良さ) についてです。
アクアはもともと運転しやすさに定評のある車ですが、2代目モデルではさらに視界面での工夫がなされています。ボディがコンパクトなぶん、フロントピラーも細めで死角が少なく、コーナー先の歩行者や自転車も確認しやすい形状です。運転席のヒップポイントも適度に高く設定されていますが、ナビ画面が視界の稜線とかぶらないように配慮されており、前方の見通しが良いので狭い路地や駐車場でも車両感覚を掴みやすくなっています。ただ、思ったよりもAピラーが傾斜している影響で少し圧迫感を感じることもあるかもしれません。

次に ナビゲーション周辺の装備についてです。
新型アクアはコネクティッド対応のディスプレイオーディオを全車に標準装備しています。
グレードにより画面サイズが異なり、Zグレードには大画面の10.5インチディスプレイが標準となります。大きな画面は地図や先述のパノラミックビュー映像も見やすく、視線移動が少なくて済むため運転中の安心感につながります。GおよびX、Uグレードでは今回の改良から8インチディスプレイオーディオが標準装備となります。画面サイズ以外の基本機能は共通で、スマートフォンとの連携に対応し、
BluetoothやUSB接続で音楽再生も可能です。


エアコン操作系スイッチ周りも刷新されており、物理スイッチとタッチパネルの併用で直感的に扱いやすく、エアコン操作部はダイヤル式でシンプルにまとめられており、ピアノブラックのパネルが配されていることで取り扱い注意ではありますが高級感も感じられる仕立てとなっています。

また、電動パーキングブレーキ採用も今回の改良トピックとなっています。
このように2025年改良モデルで待望のEPBが採用され、全グレードで従来の足踏み式パーキングブレーキに替わり電子制御式のパーキングブレーキとなりました。センターコンソール付近に配置されたスイッチを引くだけで確実にパーキングブレーキを作動・解除できます。特に信号待ちや渋滞時には、ブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持できるオートブレーキホールド機能が働くため、ドライバーの負担軽減に大いに役立ちます。

下部にはスライド式の小物置きやUSBポート、縦置きのペットボトルホルダーが備え付けられています。

アームレストはZ、Gのみの装備となっており、その中の収納スペースとしては十分なものが用意されています。

フロントシートのデザインはこのようになっており、フロントシートはグレードにより形状と機能が異なります。

ZとGグレードでは「ヘッドレスト分離型」のフロントシートを採用されており、これは背もたれとヘッドレストが別体になった一般的な形状で、調節可能なヘッドレストにより乗員の頭部をしっかり支え、安全性と快適性を両立します。クッションや背もたれの厚みもしっかりと確保され、長時間乗車でも疲れにくいよう配慮されています。とくにZグレードではシート表皮に上質な素材を使用し、体を包み込むようなホールド感が得られます。さらにZでは運転席に6ウェイのパワーシートをメーカーオプション設定しており、細かなポジション調整が電動で可能です。
X、Uグレードではご覧のヘッドレスト一体型のシート形状となります。

快適装備であるシートヒーターはZ、Gの4WD仕様にオプション設定となっています。

つづいて後席周辺についてです
後席のドアの内張はこのようになっており、前席に比べると質感は劣っている印象です。

ドアの触れる部分にスエード素材は用いられておらず、ドアノブも塗装されていない状態となっているため、前席ほどの質感とはいえさそうです。
乗り込みの際には前席同様、自然の姿勢のまま乗り込むことが可能となっています。

2代目アクアではホイールベース延長により後席の膝周り空間が大幅に拡大しています。
前席と後席の間隔が十分に取られており、身長170cmの私が座っても運転席シート位置にもよりますが
手の平一枚分くらいのスペースはありました。実際に後席に座ってみると、コンパクトカーとは思えないほど足元に余裕があり、長距離ドライブでも窮屈さを感じにくいでしょう。またルーフ形状の工夫により頭上空間も広く確保されています。頭が天井に触れる心配は少なく、肩周りも圧迫感のないゆったりとした姿勢で過ごせます。

センタートンネル少し張り出していましたが、そこまで大きな段差ではなかったため、真ん中に座った状態でも長距離走行を避ければ問題ないかと思います。

続いて 後席の装備 についてです。
新型アクアのリアシートは実用的な機能もしっかり備えています。まず、ZとGグレードの後席中央には
センターアームレストが標準装備されています。使わない時は背もたれに収納されていますが、引き出せばドリンクホルダーが2個付いており、後席に2人乗車時に肘を預けてリラックスできるようになっています。

最後に 後席シートのデザイン です。新型アクアのリアシートは左右独立した可倒式シートで、前述の通り6:4分割で倒せる機能性を備えます。

形状は座面・背もたれともフラットに近く、厚みのあるクッションでしっかりと支える設計です。後席用として十分なサイズのヘッドレスト(可動式)を左右席に備え、中央席はヘッドレストこそありませんが背もたれ上部が盛り上がった形状で、頭部を受け止められるよう考慮されています。
シート表皮は基本的に前席と同じファブリック系の素材で手触りが良く、Zでは表皮の質感も上級ファブリックとなり後席でも快適に過ごせます。総じてリアシートは「コンパクトカーでも大人がしっかり座れる」ことを重視してデザインされており、家族や友人とのドライブでも安心してお任せできる空間となっています。
見積シミュレーション
最後に見積シミュレーションを実施しました。
前回の動画ではグレードは最も人気となるであろうZのFF仕様で実施しましたので、今回はベースグレードGのFF仕様で実施してみました。
ボディカラーは新色のグレイッシュブルーとブラックのツートンとし、インテリアカラーなどにオプション設定はありません。メーカーオプションとしてはシートヒーター、ステアリングヒーターなどのセットオプションの設定がGのFF仕様の場合設定はないため、パノラミックビューモニターと10.5インチナビのセットオプションのみを選択、ディーラーオプションとして基本的なマットやナンバーフレーム、トノカバーなどを選択すると、合計金額は込々で約295万円となりました。


ギリギリ300万円を超える金額とはならず、Zと比較すると駐車支援機能であるアドバンスドパークや、シートヒーター、ステアリングヒーターなどが装備されず、デイライトデザインなども異なりますが、
その他のナビ画面サイズやメーターデザイン、走りに関する装備などはほぼ同等のものが装備されているため、値段とのバランスを考えるとこのグレードの仕様が最もコスパがいいかもしれません。購入検討の参考となれば幸いです。
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