本記事の内容について
今回の記事では、スープラのレース仕様であるGT4仕様の100台生産を記念した欧州限定モデルであるGT4 100th エディション トリビュートの特別装備を紹介していきます。
スープラ関連のオマケニュースも後半に紹介いたしますので、あわせてご覧ください。
特別装備について
今回の特別仕様車はスープラのレース仕様であるGT4の累計生産台数100台突破を記念したモデルとなっており、グレードは日本仕様におけるRZに相当する「GRスープラ ライトウェイト」グレードをベースとしたものとなっています。
そのため、エンジンには最大出力387ps、500Nを発揮する直列6気筒ターボエンジンが採用されています。このエンジンは年々改良が重ねられており、そのサウンドや滑らかなエンジンのふけ上がりなど、非常に所有満足度の高いエンジンとなっています。
それに加えて、今回の特別装備として社外品であるミルテック製のマフラーが装備されていることで、そのサウンドがより強調されたものとなっていることが予想されます。
そしてそのエンジンに組み合わされるトランスミッションは6速マニュアル仕様となっており、気持ちのいいサウンドのエンジンを意のままに操ることが可能となっています。
外観の最大の特徴はマットブラック、オレンジ、ゴールドが組み合わされた非常に個性的なパターンの外板色となっており、このパターンはレーシングカーオマージュでかっこいいかと思いますが、この配色は街乗りをするには少し勇気がいりそうですね。
外観の変更点はこの個性的な配色にとどまらず、フロントフェイス周辺にはACシュニッツァー製のリップスポイラーが装備されていることで、よりシャープなフロントフェイスとなっていることに加えて、カーボンのドアミラーカバー、リアウィングにもACシュニッツァー製のものが採用されていることで、よりレーシーな雰囲気が演出されています。
足回りに関してもプロトラック・ワンのゴールドホイールが装着されていることで軽量化が図られていたり、10段階のダンパー調整が可能なビルシュタイン製エボT1サスペンションが採用されることで、車高が最大35mm下げられているそうです。
トヨタから公式に発売される特別仕様車でこれほどの社外製パーツが採用されることは異例であり、この特別仕様車に対する気合の入りようを感じますし、欧州限定での販売となることが残念です。
内装に関してはブラックレザーとアルカンターラのコンビネーションにホワイトのステッチが施された
シックな装いとなっており、ダッシュボードに限定生産を示すトリムが装備されています。
定期的に特別仕様車を出してくれているGRスープラであり、そろそろGRMN仕様の目撃情報も増えてきておりますので、まだまだ盛り上がりを見せてくれそうで、今後の動向に要注目ですね。
オマケニュース1つ目
オマケのGRスープラ関連ニュース1つ目です。
富士スピードウェイに隣接している富士スピードウェイホテルにてスイートもしくはヴィラに滞在するとGRスープラの2020年式のATモデル、もしくは2022年式のMTモデルの2台のいづれかを1時間レンタルできる特典が開始されます。
2020年仕様はTOM’sによるチューニングとラッピングを施した富士スピードウェイホテル特別仕様車となっているそうです。
こちらを目的に宿泊するのはハードルが高い気がしますが、この期間に宿泊を検討されている方には朗報かと思います。
オマケニュース2つ目
オマケのGRスープラ関連ニュース2つ目です。
スープラの兄弟車であるBMWのZ4の3Lモデルにも、ついにMT仕様が追加されるそうです。
対象グレードはM40iとなっており、Z4でも直6エンジンをマニュアルにて操作可能となり、スープラだけでなく、その他のライバル車にとっても脅威の存在になるかと思われます。
スープラと異なる点として、スープラに採用されているZF製のマニュアルではなく、BMW製のM2に採用されているものが採用されるとのことで、その操作性の違いにも注目したいところですので、ぜひとも試乗してみたいところです。
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