本記事の内容について
今回の動画は洗車関連記事となっており、外装の洗車に関してはこちらの過去動画にて私のやり方とおすすめの洗車道具を紹介していますが、今回は内装版となっています。
スープラのシートはアルカンターラと革のコンビネーションシートであったりするので、それに対する道具の使い分けなど、今回も私のやり方とおすすめグッズを紹介いたします。
洗車前準備
まずは内装の掃除の前にたまってしまっていた埃などをふき取っていきます。
内装の埃に関しては少し大判の眼鏡拭きと同様の素材のものを使用するとしっかりと埃を吸着してくれて、埃のふき取りを効率よくこなせます。ちなみに動画には残していませんでしたが、この前段階として、掃除機を用いた埃の除去も完了しています。
スープラの場合、埃に加えて、乗り込みの際に靴などが触れてしまうことによる擦り傷のような跡に関してもよくついてしまい、こちらに関しても落としやすくなるようなアイテムも合わせて紹介いたします。
センターアームレストまわりの埃除去も完了しましたので、清掃の前段階完了ですね。
革素材洗浄
まずは革素材の清掃を行っていきます。
使用するのはシュアラスターのレザーケアフォームです。
こちらの使用方法としては事前に缶を振って、中身を攪拌させたのちにふき取り用のふきんへと中身を吹きかけ、革製品に塗り込んでいきます。
ご覧の通り、ムース状の泡が勢いよく出てくるので、素材への直接の吹き付けはおすすめできません。
それでは作業開始していきます。
まずはシートからになりますが、スープラのシートは背面の一部とサイドのサポートのみが
革素材となっており、それ以外の部分を占めるアルカンターラ素材には適した洗剤ではないため、
そちらに洗剤が行き届かないように注意しつつ、作業を行っていきます。
やはり新品に対して汚れがついていることがわかりますね。
このレザーケアを使うことによって、汚れも落ちていますし、革のツヤ感もアップしているように感じます。ちなみに結構泡が伸びてくれるので細目に補給しなくても賄える印象でした。
一応、背もたれもレザーなので拭き上げに挑戦していますがかなりスペースがせまく、苦労しましたね。
さらにドア内張のアームレストやスピーカー周辺の革素材部分も拭き上げていきます。
こちらはスピーカー周辺に汚れが溜まっている印象でしたが、こちら使うことでしっかり汚れを落とすことができました。
そしてセンタートンネル付近にも同様に塗布していき、長年の汚れを落としていきます。
最後にハンドルですね。
ここは常に手で触れている部分ですので、かなり念入りに拭き上げを行いました。
仕上がり状態はこのようになっており、拭き上げ前にはどうしても手汗などによってくすんでいた革の色合いがきれいな赤色に発色するようになっており、スープラのような赤内装などの少し派手目の内装色のオーナーの方にはかなりおすすめですね。
アルカンターラ素材洗浄
続いてシート周りのアルカンターラを清掃するため、こちらのソナックス製アルカンターラクリーナを使用しました。
こちらも革製品用のものと同様、結構濃密なムース状の泡が出てくるものとなり、ふきんに盛って、拭き上げていく形になります。
アルカンターラ素材はシートの中央部に使用されていますので、そちらを中心に拭き上げを行っていきます。
革素材と異なり、アルカンターラの場合は泡を吸収していくので洗剤としては細目に補給していく必要のある印象でした。
アルカンターラに関しては肌というよりも直接触れるのは衣服が中心となっていたため、そこまで汚れが堆積している印象はなく、拭き上げ前後でそこまで大きく印象は変わりませんが、定期的にメンテを行っていこうと思います。
樹脂素材など洗浄
最後にご覧になっている内装の樹脂部品の汚れを落とすためにVOODOORIDE Detailerを使用しました。
こちらは内装部品全般に使用することができるコーティングスプレーとなっていますが、私の場合は特に樹脂系部品およびピアノブラック系の部品を中心に拭き上げを行っていきました。
泡に関してはソナックスのものよりも最初に使用したシュアラスター系に近い泡となっており、こちらも部品に直接塗布せず、ふきんを活用して拭き上げていきました。
まずはドア内張の樹脂部品部分に施工していきます。手元があまり映せていなくて申し訳ないです。
こちらを施工すると特にドア下部の乗り降りの際によく靴で付けてしまうなかなか落ちない汚れに関してもさらっと落とすことができることがわかりました。結構頻繁についてしまう汚れなので、これはありがたいですね。
続いてドアノブ付近のピアノブラックパーツにも拭き上げを行いました。少しドアロックボタン付近の拭き上げが甘かったですが、そちらも仕上げるとドア内張についていた汚れを軽い負担で落とし切ることができ、かなり満足できましたね。
他にもなぜ汚れるか分からないセンタートンネル横の樹脂部品にも拭き上げ行っていきます。
あえて汚れを残しておきましたが、ここに擦り傷っぽい汚れが堆積する理由がいまだによくわからないんですよね。
拭き上げ完了し、乾いた状態で改めてみてみると汚れが完全にふき取れていることがよくわかります。
さらには大きなところとしてセンタートンネルにあるピアノブラックパーツ、カーボンパーツ、スイッチ系、シフトノブにいたるまで拭き上げを実施していきました。
汚れを落とすことに加えて、このコーティングには帯電防止効果もあるそうで、これら手で触れるパーツ群で静電気を帯びることで埃が堆積しやすくなる状態を防止する効果もあるそうでそちらの効果を期待し、コーティングを行っています。
ちなみに撮影から動画の編集まで2週間ほど経っていますが、確かにエアコン周辺のピアノブラックのパーツなどに埃が堆積しにくくなっているかもとプラシーボ効果かもしれませんが実感はあります。
一度試していただいてもいいかもしれません。
最後にグローブボックス周辺の拭き上げを行っていきます。
こちらも助手席に人を乗せた際の擦り傷っぽい汚れが気づかぬ内に堆積してしまう部分ですので、こちらも拭き上げを行っていきます。
すべて作業完了ですね。
特に効果を実感するのがやはりハンドルの仕上がりですね。
レザーの発色がかなり良くなっていることに加えて、手で触れた際のさらさら感が増しており、触り心地の良さも復活した印象です。
頻繁に作業を実施する必要はないかもしれませんが、数カ月に一回といったスパンでも実施することで改めて気持ちの良い空間でカーライフを送ることができるようになるかと思いますので、今回紹介したアイテムなどが参考となれば幸いです。
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