GRスープラ(SUPRA)に低ブレーキダストパッド「Dixcel」装着 ダストはどれだけ減ったのか?

スープラ
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本記事の内容について

今回はブレーキダストに関する記事となっています。
下図がスープラのホイールを約300kmほど洗車せずに使い続けていた状態です。

細目に洗ってはいますが、すぐにどろどろになってしまいます。
この問題の根本解決として、DIXCELの低ブレーキダストのパッドへの交換を実施しましたので、
交換の様子と交換後に約200kmほど走行し、ダストの量がどれぐらい減ったのかを検証しました。

パッド交換

純正のブレーキパッドからDIXCELのブレーキパッドに交換いただいています。
できるかできないかは分かりませんでしたが、命に関わる部品となるので、
GRガレージのディーラーへと依頼しました。

固定用のピンを二か所外していただいて、金色の部品を特殊な工具を使って外していただき、
ブレーキパッドとブレーキキャリパーの間の接着剤を剥がしていただくことで、ようやくパッドが外れます。この接着剤を剥がすのが大変だそうです。

下図が純正のブレーキパッドとなりますに
あのブレンボのロゴの近くに接着面が残っているのがお分かりになるかと思います。

下図がパッドの面となります。
また14000kmほどしか走行していなかったため、まだ使用できそうですが、ブレーキダストの量に耐えきれなくなったため、交換いただきました。再利用可能とのことで、持ち帰らせていただきました。

先ほどと逆の手順でDIXCELのブレーキパッドを付けていただきました。
同じように接着面があるそうで、また剥がす時は結構大変かなと思います。

作業時間的には四輪全部合わせて一時間半かかったかかからなかったくらいでした。
ちなみに下図がブレーキパッド代+作業工賃の合計の金額となっております。
¥68000円と聞くと高いかなと思いますが、この後の検証結果を踏まえて判断しようかと思います。

ホイール洗浄

パッドを交換いただいて一般道を走り出す前にホイールを洗浄しました。
ドロドロの状態だとダストが減った効果を実感しにくいと考えたためです。
私は洗車がそこまで嫌いではないのですが、洗い終わってから自宅に帰るとすぐにダストでホイールがくすんでしまうことで洗車の苦労が水の泡となることに耐えられなくなってしまいました。

下図が走り出す直前のホイールの状態となります。
結構頑張って磨いたので4輪とも検証が行える状態となりました。
この状態で走り出し、100kmほど走って、この状態からどのくらいダストが発生するかを検証します。

一般道走行開始

オドメータをゼロに戻して、一般道を走り出しました。
今回、ダストが出るか出ないかの検証であるため、ブレーキを踏む回数をなるべく多く設定すべく、
一般道のみで長距離ドライブを敢行しました。

目的としては伊良湖岬を目指しています。
たまたま出発地点から片道100km弱であったため、今回の検証の走行距離は約200kmとなります。
今回燃費は測定していませんが、相当悪い結果となりそうです。

一般道走行してのブレーキのフィーリングについてもお伝えします。
ブレーキのフィーリングとしては純粋のものと殆ど変わらずに、
聞き始めが結構強めでカックンブレーキになりやすいところは変わらなかったので、
今までと同じ感覚で走らせることができました。
この理由としてはブレーキの適正温度に由来しています。
今回使用しているDIXCELのブレーキパッドの場合は適正温度が0℃から500℃となっているそうで、
パッドが冷えた状態つまりはブレーキパッドがローターに触れた瞬間から適正温度に達してブレーキが効き始めるため、効き始めが強い特性を持っているものと考えられます。
恐らく純正のパッドも似たような特性を持っているために
カックンブレーキになりやすい特性であると考えられます。

これに対して、DIXCELと似たような特性を持っているエンドレスのパッドの場合、適正温度が50℃からとなっているそうで、ブレーキをある程度踏んで、温度が上がってからよりブレーキが効いてくる
特性を持っているそうです。こちらの方が特性としてブレーキのコントロール性が高く、カックンブレーキになりにくいそうなので、お好みに応じて選んでいただければと思います。


目的地の伊良湖岬に到着し、折り返して約200kmの走行を完了しましたので、
この間にどれだけのダストが排出されたのかを確認していきます。

検証結果確認

最終的に走行距離としては185kmほど走行した後の状態が下図の通りとなっています。

冒頭でお見せしたような茶色のダストの堆積が全くなく、ホイールが黒光りしている状態を維持できているのがお分かりになるかなと思いますので、効果てき面かと思います。

ホイールの内側に若干ダストが溜まっているように見えますが、奥まった部分に関しては私が洗いきれていなかった部分だと思われますので新たなダストの発生がほぼないことがわかります。
下図の通り、スポークの根本などには新規に発生したダストが見受けられますが、200kmほど走ってこの程度なら私的には許容範囲となっています。純正とは比較レベルですね。

価格として、¥68000円は決して安い買い物ではありませんが、今後発生する洗車の手間がかなり軽減されることを考えるといい買い物をしたかなと思えました。

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