2025年11月3日週の自動車ニュースまとめ

自動車関連ニュース
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トヨタ、新型「ハイラックス」をタイで世界初公開へ – 10年ぶりのフルモデルチェンジ

トヨタは2025年11月10日、ピックアップトラック「ハイラックス」の新型モデルをタイで世界初公開します。現行型(8代目)が2015年に登場して以来約10年ぶりのフルモデルチェンジで、次期モデルは9代目となります。ティザー映像ではフロントグリルに「TOYOTA」ロゴ、前後ライトに最新LED技術を採用した力強いデザインが確認されています。現地報道によればEV(電気自動車)仕様もラインナップに加わる見込みで、競合他社の電動ピックアップモデルに対抗するとみられています。詳細な仕様やパワートレインはワールドプレミア当日に発表予定です。

トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ | レスポンス(Response.jp)
トヨタ自動車は、11月10日にピックアップトラック『ハイラックス』の新型をタイでワールドプレミアすると発表した。

フォード、EV版F-150の生産中止を検討か – EV需要減速で戦略見直し

米フォードは主力ピックアップトラック「F-150」のEV版(ライトニング)について、生産中止を検討していることが報じられました。生産拠点での火災やEV需要の鈍化を受け、現在EVモデルの生産を一時停止し、ガソリン車やハイブリッド車の生産に注力しています。フォードは「F-150の在庫は十分」としており、適切な時期にEV生産を再開する方針ですが、具体的な再開時期は未定です。米ビッグスリー各社ではEV戦略の見直しが相次ぎ、内燃機関車への回帰傾向が強まっています。

フォード、EV版ピックアップの生産中止を検討=WSJ
米自動車大手フォード・モーターはピックアップトラック「F─150」の電気自動車(EV)版の生産中止を検討している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が6日、事情に詳しい関係者の話として報じた。

フェラーリ、WEC世界耐久選手権で二冠達成 – 53年ぶりの王座奪還

フェラーリが2025年のWEC(世界耐久選手権)において、マニュファクチャラーズ(メーカー)タイトルとドライバーズタイトルの二冠を獲得しました。11月8日にバーレーンで開催された最終戦で、フェラーリのハイパーカー『499P』がライバルのトヨタやポルシェとの接戦を制し、フェラーリにとって53年ぶりの世界選手権制覇を達成しています。51号車のフェラーリAFコルセ(ドライバー:アントニオ・ジョヴィナッツィ/ジェームズ・カラド/アレッサンドロ・ピエールグイディ)が最終戦4位でドライバーズ王座を確定させ、フェラーリ勢は今季WECで圧倒的な強さを見せました。

フェラーリが2025年WECでマニュファクチャラーズとドライバーズのダブルタイトル獲得 | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム
Ferrari 499P 53年ぶりの世界制覇 FIA世界耐久選手権(WEC)トップカテゴリー参戦3年目となるフェラーリは、シーズンを通してハイパーカークラスをリードし続け、1972年以来53年ぶりに世界スポーツカー選手

北米自動車業界、USMCA延長を米政権に要請 – 生産効率と投資確保へ現行維持求む

トヨタ、GM、フォード、テスラなど日米の自動車大手各社は、2026年の見直しを控えた米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の延長をトランプ米政権に要請しました。各社は米通商代表部に提出した意見書で、USMCAが域内の無関税取引を可能にし、生産効率の向上や年間数百億ドル規模のコスト削減に不可欠だと強調しています。現代自動車は、協定延長が早期に確定すれば北米に直ちに2,000億ドル超の新規投資が可能になると指摘し、自動車業界は現行協定の維持による投資環境の安定を強く訴えました。

USMCA「生産に不可欠」、自動車大手各社が米政権に延長要請
トヨタ自動車のほか、米ゼネラル・モーターズ(GM)、米フォード、米テスラなどの自動車大手各社はトランプ米政権に対し、 米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の延長を求めた。

テスラの自動運転「FSD」、中国で来年初めにも全面認可か – マスクCEOが見通し

米テスラのイーロン・マスクCEOは、同社の自動運転支援システム「FSD(フル・セルフドライビング)」が中国で来年初めにも全面的な認可を得られるとの見通しを示しました。テスラのFSDは中国で今年2月に一部機能の認可を取得しましたが、現状では駐車スペースから車両を自動移動させる「サモン」など一部機能が制限されるなど、米国版と比べ利用できない機能があります。マスク氏は年次株主総会で「中国では2~3月頃に全面認可を期待している」と発言しており、中国当局による規制緩和に自信を示しました。

テスラの「FSD」、中国で来年初めにも全面認可 マスク氏が予想
米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は7日、同社の自動運転支援システム「フル・セルフドライビング(FSD)」について、中国で来年初めにも全面的な認可を得られるとの見通しを示した。

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