トヨタ、26年にランドクルーザーの新型車 480万円切る可能性
トヨタ自動車は10月21日、SUV「ランドクルーザー」シリーズの新モデル「FJ」を2026年中頃に日本で発売すると発表しました。シリーズ最小モデルとなるFJは価格を約480万円以下に抑える見通しで、若年層など新規層の取り込みを狙います。日本発売後はアジア・中東・アフリカ・中南米など約60カ国・地域で展開する計画です。FJはガソリンエンジンで駆動し、新興国市場向けのプラットフォームを採用、タイで生産される予定です。


米EVリビアン、600人規模の人員削減へ=関係筋
米EVメーカーのリビアン・オートモーティブが、約600人(従業員の約4%)のレイオフ(一時解雇)を計画していることが分かりました。先月末に米国でEV購入向けの税額控除(最大7500ドル)が終了し、EV価格上昇と需要減退が見込まれることが背景です。リビアンは1カ月前にも小規模な人員削減を実施していました。なお、第3四半期のEV販売台数は1万3201台と予想を上回りましたが、年間納車目標は従来より引き下げられています。

日本の自動車業界も「深刻な懸念」、蘭企業半導体供給が滞る可能性
日本自動車工業会(自工会)は10月23日、オランダの半導体メーカー「ネクスペリア」が自動車部品メーカーに半導体の納品保証ができない可能性を通知したことを確認したと明らかにしました。自工会会長の片山正則氏(いすゞ社長)は、この半導体が電子制御ユニットなどに使われる重要部品で、供給停止が長引けば各社の生産に深刻な影響が及ぶと述べ、関係各国に迅速な解決を求めました。中国政府はオランダ政府によるネクスペリア接収への報復として、同社の中国工場からの製品輸出を禁止しました。欧州メーカーも1カ月以内の影響を懸念し緊急協議を行うなど、半導体供給への不安が世界的に広がっています。

ウェイモ自動運転車を調査、スクールバス降車中の横を通過=米当局
米道路交通安全局(NHTSA)は10月20日、米アルファベット傘下ウェイモの自動運転車約2000台が停車中のスクールバスの横を通過した疑いで予備調査を開始したと発表しました。ジョージア州で、自動運転車が赤色警告灯と「停止」の表示を出して停車中のスクールバスにいったん停止後、生徒が降車中にもかかわらずバス前方をゆっくり通過したとの報告を受けたためです。NHTSAは同様の事例が他にも発生している可能性が高いとみており、ウェイモはスクールバス停車への対応をすでに改善済みで、次回のソフトウェア更新でさらなる修正を行うと説明しています。

F1=メキシコGP予選で角田11番手、ノリスがPP獲得
F1第20戦メキシコGPの予選が10月25日にメキシコ市で行われ、レッドブルの角田裕毅はQ2敗退で11番手タイムとなりました。ただし、他車のグリッド降格ペナルティにより決勝は10番グリッドからのスタートとなります。一方、ランド・ノリス(マクラーレン)が今季5回目のポールポジションを獲得し、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が2番手でした。現在ドライバーズランキング首位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は予選8番手で、残り5戦で2位ノリスとの差は14ポイントです。



コメント