2025年9月22日週の自動車ニュースまとめ

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スズキ、22年ぶりにエンブレム刷新

スズキは9月22日、製品などに使用するエンブレムのデザインを22年ぶりに刷新したと発表。創業以来の「S」字形は継承しつつ、デジタル時代に合わせたフラットな意匠へと一新し、従来のクロームメッキ仕上げを高輝度シルバー塗装に変更して環境負荷の低減も図っている。新エンブレムは「ジャパンモビリティショー2025」で披露される予定だ。SNS上でも「フラットなスズキもかっこいい」「時代はエンブレムもダイエットか…」といった声が上がり、久々のロゴ刷新に大きな注目が集まった。

「フラットなスズキもかっこいい」22年ぶり新エンブレム発表に反響!「時代はエンブレムもダイエットか…」と驚きの声も | レスポンス(Response.jp)
スズキは9月22日、製品などに使用するエンブレムのデザインを22年ぶりに刷新したと発表した。これに対しSNS上では「フラットなスズキもかっこいいやん」「時代はエンブレムもダイエットか…」など、さまざまな意見が飛び交い反響を呼んでいる。

ヒョンデ、2030年に向けEV・HV戦略を強化

韓国のヒョンデ(現代自動車)は9月22日、「CEOインベスターデー」において、2030年までに18車種以上のハイブリッド車と幅広いEVラインアップを投入すると発表した。2030年の世界販売目標を年間555万台(うち電動化車両330万台)に設定し、新たに中型ピックアップトラックや小型商用車セグメントへの参入も計画している。欧州向けの新型EV『IONIQ 3(アイオニック・3)』やインド市場向けEV、中国生産の新型電動セダン「Elexio(エレクシオ)」など地域別の新モデル投入も予定し、2030年以降には航続距離965km超のレンジエクステンダーEVを初導入する計画だ。また米国工場の拡張による生産能力増強や、ソフトウェア定義車両(SDV)化・AI活用など先進技術への積極投資も表明しており、2030年までに総額77.3兆ウォン(約8兆5千億円)を投資する方針だ。

ヒョンデ、ハイブリッド18車種や新型EV投入へ…2030年までに | レスポンス(Response.jp)
ヒョンデは9月22日、2030年までに18車種以上のハイブリッドモデルと幅広いEVラインアップを投入すると「CEO Investor Day」で発表した。

日産、新型『セントラ』北米で発表

日産自動車は9月24日、北米向け新型セダン『セントラ』(日本名サニー)の2026年モデルを米国で発表した。薄型LEDヘッドライトや新デザインのVモーショングリルを採用し、より洗練された外観に進化している。最高出力149hpの2.0リッターエンジンを搭載し、チューニングを見直したCVTと車体剛性の向上により、自然で滑らかな加速性能と快適な乗り心地を実現した。12.3インチのデュアルディスプレイや64色のアンビエントライトなど先進的な内装装備を備え、運転支援システム「セーフティシールド360」も全グレードに標準装備する。SNSでは「セダンを出してくれることに感謝」「サニーが随分立派になった」など好意的な声が上がっており、かつて「サニー」の名で親しまれた同車の最新モデルに注目が集まっている。

「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目 | レスポンス(Response.jp)
日産自動車は9月24日、4ドアセダン『セントラ』の新型を米国で発表した。2025年内に米国市場で販売を開始する予定だ。

トルコ、特定国からの自動車輸入に追加関税措置

トルコ政府は9月22日、自動車の輸入に関する新たな規制を官報にて発表した。トルコと関税同盟を結ぶEU加盟国や自由貿易協定(FTA)締結国以外(日本など)からの完成車輸入に対し、従来の関税(10%)に加えて追加関税を課す措置で、ガソリン・ディーゼル・ハイブリッド車に25%、プラグインハイブリッド車に30%、電気自動車に30%の追徴関税を適用すると定めている。この措置は公布60日後に発効し、輸入車への課税強化によって国内自動車産業の保護や経常赤字削減を図る狙いがある。また同日、2018年から米国製乗用車に対し報復措置として課していた追加関税を撤廃すると発表した。これにより米国からの輸入車に対する関税率は通常の10%に戻り、米国車メーカーにとって追い風となる見通しだ。

トルコ政府、自動車輸入の新規制と対米追加関税撤廃を決定(日本、米国、トルコ) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

バフェット氏、BYD株を全て売却 – 株価一時急落

米投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが、中国EV大手BYD(比亜迪)の株式をすべて売却していたことが報じられ、9月22日の香港株式市場でBYD株は前週末比3.4%安と急落した。CNBCが21日に報じ、バークシャー側も全株売却を認めたもので、2008年から約15年にわたり続いた同社への投資に幕を下ろした形だ。BYD株価は初回購入時から今年3月末までに4500%以上の上昇を記録していたが、直近の上場来高値(4か月前)から約30%下落している。BYD広報責任者は中国版X(微博)で「株の売買はごく自然なこと」とコメントし、バフェット氏および長年のビジネスパートナーであるマンガー氏に対し、17年間の支援への感謝を表明した。

BYDの香港上場株が下落-バフェット氏が全保有株売却とCNBC報道
22日の香港株式市場で、中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)株が前週末比3.4%安で引けた。下落率としては3週間ぶりの大きさだった。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが保有していたBYD株を全て売却したとCNBCが報じ、投資家心理が悪化した。

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