【新型車紹介】 HONDAシビック改良モデル RSグレード実車内外装紹介 グレード装備違い14個紹介

ホンダ
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本記事の内容について

今回の記事では、先日改良が実施されたホンダ「シビック」の内外装を実車をみながらお届けします。スポーティグレードである「RS」の専用装備など、グレードごとの装備内容にフォーカスしてお届けしますので、グレード選択に迷っている方はぜひご覧ください。

基本情報

まずはグレード構成についてです。

シビックには5つのグレードが設定されており、ガソリンエンジン仕様であるEXとLX、今回の改良で追加されたスポーティグレードのRS、HEV仕様であるe:HEV EXとe:HEV LXが設定されており、それぞれの車両本体価格はご覧の通りとなっています。

また、今回の改良のタイミングで単一グレードであったHEV仕様がEXとLXにわかれ、選択の自由度が増えたことがポイントです。

駆動方式としてはすべて前輪駆動のFF仕様であり、RSグレードのみMTが設定されており、それ以外のグレードはCVTの仕様となっています。4WD仕様がないことは使用環境によっては残念ですが、シビックのコンセプトを考えると致し方ないですね。

パワートレーンとしてはガソリン仕様には直列4気筒1.5LのVTECターボエンジンが採用されており、ターボエンジンの特徴である高い低速トルクと高回転までリニアに伸びる特性をあわせもったスポーツエンジンとなっています。

また、HEV仕様には直列4気筒2Lエンジンにモータを組み合わせたe:HEVが採用されており、特徴としては街乗りなどではモータで走行、高速度領域ではエンジンで走行と、それぞれのパワートレーンを得意な領域で使い分けることでモータによるスムーズな加速とエンジンの気持ちのいい伸び感を両立したパワートレーンとなっており、HEV仕様ではありますが、アクティブサウンドコントロールの採用による演出が加えられるなど、ホンダらしいスポーティなHEVシステムとなっています。

外観紹介

外観紹介、まずはボディカラーについてです。

シビックにはご覧の全5色のボディカラーが設定されており、落ち着いたカラーリングやスポーティなカラーリングが中心となっています。グレードによって選択できないカラーなどはなく、全グレードで5色から選べますが、個人的にはRSグレード専用色などがあってもいいかなと思いました。

続いてフロントフェイス周りになります。

こちらはRSグレードの車両となります。
今回の年次改良のタイミングでグリル形状が変更となっており、より開口幅の大きくなったことでワイド感が強調され、ハニカムメッシュの構造もシビックのスポーティ感とマッチしています。

特にライト下の面構成が大きく変わっており、張り出し感が大きくなったことで迫力も増しています。

グレードごとの違いとしては細かいところですが、e:HEV EXのみ、ヘッドライト付近やグリルガーニッシュがカラードされているなど、ブラック中心の他のグレードに対し、落ち着いた上級グレードらしい
配色へと変更されている点がポイントです。

またフロントライトはこのようなデザインとなっており、ハイビーム作動中に対向車などを検知し、自動的に防眩するアダプティブハイビームに機能やステアリングと連動してカーブの先を照らすコーナリングライトの機能はEXおよびRSグレードのみの装備となっており、LXグレードには装備不可となっています。

サイドに回り込んできました。

シビックのボディサイズは全長4560mm、全幅1800mm、全高1415mm、ホイールベース2735mmとなっています。全幅が1800mmと同カテゴリであるカローラなどと比較しても少し大きめかと思いますが、シビックのスポーティなデザインのためには致し方ない部分かなと思います。

デザインの特徴としては昨今のプレスラインを極力排したデザインと異なり、フロントボンネットからテールランプまで一直線につながるプレスラインが非常に印象的であり、リアウィンドウの形状が工夫されていることでCピラーが薄く見えるようにデザインされていたり、乗員の頭上スペースを確保しつつなだらかにリアのスポイラーまでつながるルーフのライン、空力特性を考慮されたサイドスカートが装備されているなど、スポーティ感を演出する要素がふんだんに織り込まれたデザインとなっています。

サイドにおけるグレードごとの装備の違いとしてはドアミラーがe:HEV EXとRSグレードのみボディカラーにかかわらずブラックとなっている点とドアのモールディングのカラーがグレードによって、シルバー、ブラック、グロスブラックとなっている点、細かい点ですが、シャークフィンアンテナがRSグレードのみボディカラーにかかわらずブラックとなっている点が挙げられます。

ホイールデザインはこのようになっており、タイヤサイズは235/40R 18インチで全グレードで共通のサイズとなっています。

ホイールデザインはグレードごとで異なり、大きく分けてe:HEV仕様のデザインと、ガソリン仕様のデザインが設定されており、ご覧の通りの組み合わせとなっています。

また、RSグレードのみ専用チューニングされたサスペンションが装備されており、軽快で一体感のある旋回フィールが再現され、加えて専用の大型化されたブレーキディスクローターが採用されています。

リアデザインはこのようになっており、特徴としてはフロント同様、ワイド感を強調するデザインとなっていることであり、一文字のテールライトがボディ幅いっぱいまで広がっている点や、リアフェンダーが強調するように絞り込まれたデザインなどによく表れています。

加えて、トランク上部がスポイラー形状となっていることや2本出しのマフラーによってスポーティ感もしっかり強調されています。

グレードごとの装備の違いとしてはガソリン仕様ではマフラーフィニッシャーが装備されていますが、e:HEV仕様では装備されていないことで若干スポーティ感が抑えられています。

内装紹介

内装紹介、まずはトランク容量からです。

トランク容量はご覧の通りとなっており、ハッチバックタイプの車であるため、トランク高さも十分であり、サイドのえぐりはそれほど大きくありませんが、元々が幅広の車両であるため、そこまで気にならないかと思います。また、床下収納もかなりの深さがありました。

加えて、フラットではありませんが、6:4で後席を倒すことができ、トランク容量をさらに拡大することができるため、実用性としては十分なものとなっています。

続いて運転席周りになります。

シビックの内装色としてはブラックとグレーの2色が採用されています。ただ基本的にガソリン仕様ではブラック、HEV仕様ではグレー一択となっており、e:HEV EXのみブラック、グレーから内装色を選択可能である点は注意です。

ドア内張はこのようになっており、手で触れる部分にはソフトパッドが採用されており、加えてピアノブラックの加飾やシルバーのドアノブ、ウィンドウスイッチ台座にも加飾が施してあるなど、質感は非常に高いように感じ、RSグレードにはレッドステッチが与えられていることでスポーティなワンポイントがプラスされています。

ステアリングデザインはこのようになっており、本革巻きのステアリングでRSグレードのため、レッドステッチが施されています。ちなみにe:HEV EXはシルバーの加飾が与えられており、こちらでも差別化が図られています。

スイッチ配置としては左側にオーディオ操作系、右側に運転系のスイッチが集約されています。

また、RSグレードの場合、MT仕様のため装備されていませんが、ガソリン仕様の場合はパドルシフト、HEV仕様の場合は回生ブレーキのレベルを調整する減速セレクターが装備されます。

メーターデザインはこのようになっており、10.2インチのフル液晶メータが装備されていることで情報表示量としては必要十分なものが与えられています。ちなみにRSグレードのみ専用のウェルカムアニメーションがあり、ガソリン仕様のLXは7インチの液晶メータとなる点は注意です。

運転支援装備も充実しており、衝突軽減ブレーキや、高速道路で車線維持を支援したり、先行車との距離を一定に保って走行するアダプティブクルーズの機能が全グレードで標準装備となっています。

ただ、RSグレードの場合、MT仕様であるため、停止までの運転支援は実施されない点と、カメラにて車両周囲を確認する機能はシビックに装備されていない点は注意です。

運転席からの視界はこのようになっており、Aピラーとドアミラー間の死角が少なく、ナビも大きめですが、視界の稜線とはかぶりません。左斜め後ろの死角が若干大きそうに感じましたが、ブラインドスポットモニターが標準装備されているので問題ないかと思います。

ナビ画面はこのようになっており、9インチナビが標準装備されています。最大の特徴は今回の改良のタイミングでgoogleのOSが搭載されたことであり、Googleアシスタント、Googleマップ、Google Playを車内で簡単に利用可能でき、スマホと車がよりシームレスにつながることで利便性が向上しています。また、オーディオシステムもこだわりがあり、BOSEのサウンドシステムがガソリンのLX以外のグレードに標準装備となっています。

ナビ下部には特徴的なエアコン吹き出し口が設置されており、こちらにもハニカム構造が採用されていることで内装からもスポーティ感が演出されており、RSグレードの場合、レッドカラーの縁取りがあることでより強調されています。ちなみにそのほかのグレードではHEV仕様がホワイト、ガソリン仕様がシルバーとなっています。

その下にはエアコン関連の操作スイッチが集約されており、操作時のクリック感も心地よいものでした。

その下にはUSBタイプCのポートが二つとシガーソケットが配置されており、その下にはワイヤレス充電を兼ねた小物入れスペースが設置されています。ただ、ワイヤレス充電はRSグレード以外はEX系グレードのみ装備可能となっています。

その後ろにはRSグレードを象徴する6速MTのシフトノブが配されています。操作性としてはショートストロークなものとなっていました。車両側がシフト操作をサポートしてくれるレブマッチシステムが採用されていることでMT初心者の方にも操作しやすいものとなっている点がうれしいところですね。

その横にはドライブモード選択スイッチと電子パーキング、ブレーキホールドのスイッチが備え付けられています。ドライブモードの選択としてはガソリン仕様のLX、EXではスポーツ、ノーマル、エコの3モードに対し、HEV仕様のEX、LX、RSではエンジンパワーやステアリングフィールなどを個別に設定できるINDIIDUALのモードが追加されています。

その後ろには2つのペットボトルホルダーが縦に二つ並べられており、その後ろにはアームレスト兼小物入れが配置されています。

このレイアウトはMT仕様であるRSグレード限定となっており、それ以外のグレードでは電子式のシフトノブが採用されていることで、シフト周りがシンプルになっているため、ご覧の通り、ペットボトルホルダーの位置などが異なる点がポイントです。

シート形状はこのようになっており、立体的な形状となっていることでサイドのサポート性が非常に高い印象でした。特に肩の周辺まで立体的な形状となっていることで自然と適切なドライビング姿勢を維持してくれる形状となっています。

素材に関してはグレードごとで異なり、LX系グレードはファブリックと合成皮革の組み合わせ、それ以外のグレードではウルトラスエードと合成皮革の組み合わせとなっており、快適装備として、シートヒーターが全グレードで標準装備となっており、ベンチレーション機能は装備されていません。

続いて後席まわりについてです。

ドア内張はこのようになっており、ご覧いただいている通り、ピアノブラックのパーツや、レッドステッチが配されているなど、前席同様の質感が担保されています。

乗り込みに関しては頭上スペースはしっかり確保されているため、特に窮屈感などは感じませんでした。

足元スペースはこのようになっており、身長170cmの私の場合で、手の平1枚以上のスペースが確保されていたため、快適性としては非常に高いものとなっています。

アームレスト後ろ側にはエアコン吹き出し口が設けられています。ただ、見逃しているだけかもしれませんが、後席にUSBポートが見当たらなかった点が気になりました。

センタートンネルの張り出しは少し大きく、後席3人乗りは少し厳しいかもしれません。

後席のアームレストはこのようになっており、ペットボトルホルダーが備え付けられたシンプルなものとなっています。

後席シート形状はこのようになっており、前席ほどではありませんが立体的な構造となっており、体が沈み込むことで姿勢を維持する形状となっており、快適性は高いため、長距離運転も特に苦にならないかと思います。

後席関連の快適装備としてe:HEV EXのみ電動のサンルーフが標準装備となっており、そのほかのグレードでは装備不可となっている点は注意です。

見積シミュレーション

最後に自分好みのシビックをセルフ見積もりしてみました。

グレードとしてはスポーティグレードが好みなのでRSグレードを選択、ボディカラーはレーシー感のあるグレーカラーを選択しました。

ここからオプションを選択するのですが、メーカーオプションの選択肢はほぼなく、フロアマットや、
ナンバーフレームを装着するくらいで追加のオプションは自分的には不要かなと思い、オプションはほぼつけない状態で総額が約455万円となりました。

改良前となっていますが、シビックのタイプRが約500万円と考えると少し割高と感じてしまわなくもないですが、貴重なMT仕様であり、そのうえで普段使いにも気兼ねなく使えるという点では珍しいコンセプトの車両かと思いますので、刺さる人には刺さる仕様ではないかと思います。購入検討の参考となれば幸いです。

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