本記事の内容について
今回の記事ではトヨタのサブスクリプションサービスである「kinto」について概要の紹介と
スープラのkintoの価格を実際の維持費と比較することでkintoがお得なのかどうか検証してみました。
※2022年4月現在、スープラはkintoサービスで取り扱われていません
kintoの特徴
kintoの特徴としては三つ挙げられます。
①頭金ゼロで自動車保険料もコミコミの月々定額であること
②運転手の保険等級を問わずに一定であること
③トヨタ車は3,5,7年契約から選べ、途中で車種変更可能結構大きいんじゃないかなと思ってます
レクサスは3年で乗り換え可能 となっています。
まとめると「トヨタの新車を月々コミコミ定額で乗ることができる車のサブスクリプションサービス」ということになります。
ラインナップとしてはトヨタ車とレクサス者のほとんどの車両が対象となっており、
変わったところとしてはGRヤリスなども契約可能となっています。
また、モデリスタ仕様もラインナップにあり、他の人とは違う車に乗りたいといった方の需要に応えることが出来そうです。
このような形で生産終了が予定されている車両以外はすべて対象となっているのではと思います。
kinto料金体系
kintoの支払い内容が下図にまとめられており、新型ハリアーを5年間契約した場合の料金と現金一括払いの場合と銀行ローンで支払った場合のパターンがまとめられています。
kintoの場合は約\57000円の定額支払いだけとなりますが、それ以外の支払方法の場合自動車の維持費が追加で支払う必要があります。ポイントとしては、保険料などの維持費がkintoとの差額を上回るようであれば、kintoの方がお得ということになります。
スープラとの維持費比較
そこで今回の記事のメインとなりますが、期間限定でスープラがkintoの対象であった期間があり、
スープラをkintoで契約する場合の料金と実際の維持費を比較することでkintoがお得なのかを検証してみました。
RZグレードをkintoで契約した場合の契約料と先日公開した私がスープラを維持するために支払っている維持費を比較してみます。
私の一カ月の維持費をkintoの料金と比較するにあたっての前提条件は下図の通りとなっています。
保険料の等級割引を加味しないようにして、kintoとの条件をそろえ、燃料・高速代はkintoでも別途支払いため、ゼロ円で計算した場合の私の支払っている月々の維持費は¥78200円となります。
この前提でkintoの契約料と比較したグラフが下図となります。
ご覧の通り、7年契約した場合の料金とほぼ同額であり、それ以下の年数ではkintoの方が高くなっています。この結果からkintoはなかなか妥当な値段設定かと思います。
保険等級が低めの方にとってはkintoは良い選択肢かもしれません。
また、私の実際の維持費には車検代などが入っておらず、実際は7年間所有した場合、
2回分の車検代が実際の維持費に上乗せされ、スープラの消耗品関係は結構高額なため、kintoの契約料を上回る可能性もあります。ただ、最終的に自身で購入した場合は売却するという選択肢があるため、リセールバリューの高い車の場合、kintoの方が割高となる可能性はあります。
kinto利用の注意事項
kintoには月間の走行距離制限があり、月々1500km以内となっています。
そのため、契約年数によって設定される走行距離制限を超えた場合、超過分の距離の清算が必要となります。
もう一つは車両を原状回復された状態で返却する必要があるため、キズなどを付けてしまった場合は修理された状態で返却する必要があります。
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