【実車レビュー】トヨタ bZ4X 改良新型を内外装徹底解説!グレード装備違い/スバルソルテラとの装備違い紹介【EV】【SUV】

スープラ
関連広告

本記事の内容について

今回はトヨタの電気SUV「bZ4X」について、購入検討中の方向けに実車を交えて内外装紹介をお届けします。
グレード構成と価格、パワートレーンの性能、外観デザイン、トランクの使い勝手、そして内装の特徴を順に紹介していきます。また、兄弟車であるスバル「ソルテラ」との共通点や違いについても適宜触れていきます。最後までご覧いただくことで、bZ4Xがどんなクルマかをつかんでいただき、購入判断の参考にしていただければと思います。

グレード構成/パワートレーンについて

トヨタbZ4Xには上級装備の「Z」と実用重視の「G」という2つのグレードがあります。
大きな違いは搭載バッテリー容量で、Gグレードには57.7kWhのバッテリー、Zグレードには74.7kWhのバッテリーが採用されています。

駆動方式はZグレードが前輪駆動(FWD)と四輪駆動(AWD)から選べ、GグレードはFWDのみとなります。

価格はメーカー希望小売価格で、G(57.7kWh・FWD)が480万円、Z(74.7kWh・FWD)が550万円、Z(74.7kWh・AWD)が600万円となっています。電気自動車の購入時に利用できる補助金(最大90万円)を適用すれば、実質的な負担額は最安グレードで400万円を切る水準になります。
一方、共同開発車であるスバルのソルテラにも新型モデル(2025年改良型)が登場しており、グレード体系はbZ4Xに近い構成です。ソルテラは従来AWDのみでしたが、改良新型ではシングルモーターのFWD車が追加され、最高航続距離はbZ4X同様に746km(WLTC)に達します。ソルテラの価格帯は税込517万円~605万円程度で、bZ4Xよりエントリー価格がやや高めに設定されています。

これはソルテラのベースグレードでも大容量バッテリーを搭載していることなどが背景にあります。いずれにせよ、価格面では両車とも補助金適用で400万円台から購入可能となり、競争力のある価格設定と言えます。

続いてパワートレーンについてです。

bZ4Xは100%電気で走るバッテリーEVで、日常走行からロングドライブまでこなせる性能を備えています。新型ではパワートレーン「eAxle」の効率向上により、電費が大幅に改善され、WLTCモードで1kWhあたり約8.8~9.0km走行できる高効率を実現しました。これは軽自動車EVにも匹敵する水準で、電力消費を抑えつつ長距離走行が可能です。

航続距離はグレードと駆動方式によって異なりますが、57.7kWhバッテリーのG(FWD)で544km、
74.7kWhバッテリーのZ(FWD)では最大746kmに達します。Zの4WD仕様はデュアルモーターによる四駆走行ながら、一充電で最大687km走行可能です。高速道路などでは20インチタイヤ装着車の場合、少し数値が落ちますが、それでもZ(AWD)で622km程度、Z(FWD)で673km程度の航続が確保されています。このように、新型bZ4Xは航続距離が旧型比で約1.2倍となっており、「EVは航続距離が不安」という声に応える性能となっています。
モーターの出力もグレードにより差があります。Gグレード(FWD)は最高出力約169ps、Zグレード(FWD)は約227psとパワーにゆとりがあります。ZのAWDモデルは前後にモーターを搭載し、システム合計で343psもの高出力を発揮します。その結果、加速性能はZ(AWD)で0-100km/h加速5.1秒とスポーツカー並みの俊敏さを実現しており、日常域でも力強い走りが得られます。停止状態からのスムーズで静かな発進や、高速合流時の力強さなど、モーター駆動ならではの爽快な走行フィールがbZ4Xの魅力と言えるでしょう。
航続距離や走行性能と並んで、充電性能も実用上重要なポイントです。bZ4Xは急速充電(CHAdeMO規格)に150kWの高出力充電に対応しており、実用的な10%→80%の充電でも約28分と短時間で充電が完了します。

新型ではバッテリーを効率よく充電できる「バッテリープレコンディショニング機能(予備加熱機能)」が搭載され、寒冷地でも急速充電前にバッテリー温度を最適化することで充電時間の大幅短縮が図られています。外気-10℃の真冬でも、従来は80%まで約55分かかっていた急速充電が約28分で完了するなど、冬場の充電ストレスが軽減されています。家庭や施設での普通充電(AC200V)も最大6.6kWに対応し、一晩あれば十分な量を充電可能です。
駆動方式については、FWD(前輪駆動)車とAWD(四輪駆動)車で特性が異なります。

AWDモデルのbZ4Xでは、スバルが得意とする高度なAWD制御技術「X-MODE」を採用しており、不安定な路面でも安心感のある走行が可能です。スノーモードやトレイルモードなど、滑りやすい路面状況に応じてモーター出力とブレーキを統合制御し、タイヤの空転を抑えて安定したグリップを確保します。これは悪路走破性を重視するスバルのノウハウが活かされた部分で、bZ4Xでも雪道やぬかるみで高い安定性を発揮します。

スバル・ソルテラのパワートレーンも基本的にbZ4Xと共通で、新型では同等のスペックを実現しており、充電性能や航続可能距離も同等となっています。ただし駆動制御の細かな味付けはブランドの狙いで異なり、ソルテラは「より意のままに操れる走り」を目指してサスペンションやパワーステアリングのセッティングを追求しているとされています。一方のbZ4Xは静粛性や乗り心地の良さに重きを置いた
チューニングとなっており、同じメカニズムでも両車で若干のキャラクターの違いが感じられるかもしれません。

外観紹介

外観紹介、まずはボディカラーについてです。
bZ4Xのボディカラーはモノトーン3色、ツートン2色の全5色展開となっています。
どちらのグレードでもすべてのバリエーションを選択できますが、ホワイト、ブラック、グレーの3色展開しかなく、改良前に選択可能であったレッドなどは選択できなくなっており、カラーリングの選択肢としてはソルテラに軍配が上がっています。

続いてフロントフェイスまわりについてです。新型bZ4Xのエクステリアデザインは、
先進的かつ洗練された雰囲気を持つSUVスタイルです。
フロントフェイスはガソリン車のような大きなグリル開口部を持たないシンプルな造形で、薄型のLEDヘッドライトと相まってモダンな表情です。トヨタ車の共通のアイコンとなりつつあるハンマーヘッドフェイスが採用されている点は改良前と共通ですが、ヘッドライトが分離し、位置が変更されたことで
デイライトのシャープさがより際立ったデザインとなっており、より先進的なフロントフェイスとなり、ハンマーヘッドフェイスの洗練度が上がっていることが非常に印象的なフロントフェイスとなっています。

改良が実施されたことでソルテラとの差別化も際立っており、bZ4Xが未来的かつスポーティなフェイスとなっているのに対し、ソルテラはスバルらしいマッシブなフロントフェイスとなっています。

機能装備として、こちらのヘッドライトには対向車などを検知し、防眩しつつハイビームを照射する
アダプティブハイビーム機能が装備されており、どちらのグレードにも標準装備となっています。

サイドのデザインはこのようになっており、ボディサイズは全長4,690mm、全幅1,860mm、全高1,650mmで、ミドルサイズSUVとして扱いやすい大きさです。ホイールベースは2,850mmと長めで、
タイヤを車両の四隅に配置した安定感のあるプロポーションになっています。

このボディサイズはソルテラと共通なものとなっていますが、最低地上高のみ、bZ4Xが180mmに対し、ソルテラが210mmとなっており、わずかな差ですが、悪路走破性という観点ではソルテラの方が上かもしれません。

ロングホイールベースによる伸びやかな横長シルエットに、ショートオーバーハングが特徴的です。
Aピラーはかなり前方から寝かせ気味に配置され、ルーフは後方へ向けてわずかに下がるクーペ風の緩やかな曲線を描きます。ウエストラインは水平基調で、サイドウィンドウ下部からリアにかけて真っ直ぐ通っており、安定感のあるデザインです。フェンダー上部には樹脂製のブリスターフェンダーがあり、SUVらしい力強さを演出しています。
bZ4Xのホイールアーチモールは艶ありブラックで統一され、足元を引き締めるアクセントとなっています。対するソルテラでは、標準では同様にブラック塗装ですが、上級グレードではボディ同色のホイールアーチモールを選択できるのが特徴です。例えば白いボディに黒のフェンダーではコントラストが強めですが、ソルテラの最上位「ET-HS」ではフェンダーも白に揃えることが可能で、より都会的で洗練された印象に仕上げられる点に違いがあります。

サイド周りのグレードごとの装備の違いとして、ルーフレールがZにのみオプション装備可能となっており、加えてbZ4Xには「ソーラー充電システム」がメーカーオプションで用意されています。

これは車両ルーフに太陽電池パネルを搭載し、駐車中に太陽光でバッテリーを少しずつ充電できる仕組みです。年間で最大約1,850km分に相当する電力量を発電できるとされ、普段の通勤や買い物程度であれば太陽光でまかなえる可能性もあります。充電スポットの少ない地域や、駐車中もエネルギーを無駄にしたくないという方には魅力的なオプションとなるかと思いますが、こちらもZグレードのみオプション装備可能となっています。ただし、ルーフレールとの同時装着はできません。

ホイールデザインはこのようになっており、bZ4XのZグレードでは切削光輝+ブラック塗装仕上げの
ツートンアルミホイールが採用され、高級感があります。
サイズは標準18インチですが、Zでは20インチも選択可能です。

大径ホイールは見た目の迫力だけでなくコーナリング時の安定感にも寄与しますが、代償として僅かに航続距離が落ち、WLTC一充電走行距離は20インチ装着時でAWD車の場合約622kmとなりますので、
見た目と性能のバランスも考慮しつつホイールを選択する必要があります。

リアビューはbZ4Xとソルテラで共通点が多い部分です。
細長い一文字型のLEDリアコンビネーションランプが左右につながるように配置され、夜間に個性的な存在感を放ちます。リアバンパー下部には未塗装ブラックのプロテクター風パーツが配されてSUVらしさを演出しつつ、空力のための整流フィンも設けられています。

両車の違いとしては、ソルテラではリアゲート上部に「SUBARU」ロゴの入ったガーニッシュが追加されており、ブランドを強調しています。

bZ4Xのリアエンブレムはトヨタのシンプルなロゴマークで、細かな違いではありますが、こうした部分にもブランドごとのこだわりが感じられるところとなっています。全体として、bZ4Xはクリーンで先進的なリアスタイル、ソルテラは随所にスバルらしさを散りばめたリアスタイルと言えます。
グレードごとの装備の違いとしてはルーフに設けられているリアスポイラーがZグレードでは空力特性向上のためのエアロ形状となっているのに対し、Gグレードではフラット形状となっている点が機能的にも見た目的にも大きな違いとなっています。

内装紹介

内装紹介、まずはトランク容量からになります。
bZ4Xのラゲージスペースは公表値こそ「非公表」とされていますが、実際には従来モデルで421リットル程度の容量が確保されていました。新型でも車体寸法やレイアウトは大きく変わっていないため、およそ400リットル台前半の荷室容積があると考えられます。

5名乗車時でも大型のスーツケースを2~3個収納できる実用的な広さがあり、日々の買い物から旅行まで対応できます。開口部は地面からの高さが抑えられており、荷物の積み下ろしがしやすい設計です。
床面はフラットで奥行きも十分あるため、ベビーカーやゴルフバッグなど長さのある荷物も斜めにすれば収まるかと思います。
後席シートは6:4分割可倒式で、背もたれを倒すことでラゲージスペースを拡大可能です。

後席背もたれに2段階のリクライニング機能が備わっており、乗員の快適性だけでなく荷物の形状に応じて多少角度を調整することもできます。シートを完全に倒せばご覧の通り、ほぼフラットに近い空間ができるため、長尺物や大きな荷物を積む際にも重宝します。加えてよりアクティブな使われ方を想定されている方にはより実用性を高めたワゴンボディのbz4Xツーリングが2026年春頃に発売予定となっているため、そちらを待った方がいいかもしれません。

また、トランク内にはEVらしく、車の電力を活用した外部給電用のアクセサリーコンセントが装備されており、1500Wまでの家電に活用することができます。

続いて運転席周りになります。
bZ4Xのインテリアカラーはブラック一択となっており、ボディカラー同様、シンプルな選択肢となり、
ブルー内装が用意されていたソルテラとの差別化ポイントとなっています。

またグレードごとの違いとしてはZグレードでは合成皮革となっているのに対し、Gグレードでは合成皮革とファブリックの組合せとなっている点が異なります。

ドア内張はこのようになっており、ブラックで統一されたシンプルな仕立てとなっていますが、ソフトパッドを中心に、ドアノブやウィンドウ台座などにも加飾が与えられており、質感の高さが担保されています。ドアノブにはアンビエントライトの照明も装備されています。シートメモリー機能が装備されていますが、こちらはZグレードのみの装備となっています。

乗り込みに関しては床下にバッテリが敷き詰められているため、少し床面が高いように感じましたが、
頭上スペースも担保されているため窮屈感なく乗り込むことが可能となっています。

ステアリングホイールのデザインは両グレード共通で、上部は視界確保のためやや扁平になっており、
メーターパネルの視認性に配慮しています。サイズは適度に小径で握りやすく、ステアリングにはクルーズコントロールやオーディオ操作など各種スイッチが配置され、手を離さず操作できるようになっています。さらに快適装備としてステアリングヒーターも全車に標準装備されています。

メーターデザインはこのようになっており、bZ4Xでは運転席前方にデジタルメータークラスターが配置されています。特徴的なのは、その配置位置であり、一般的な車よりもメーターが前方かつ高い位置にあり、メーターフード越しに表示を確認する形となっています。ソルテラと共通のレイアウトですが、
これはステアリング越しにメーターを見るのではなく、ステアリングの上方からメーターを見る「トップマウントメーター」というコンセプトです。視線移動を最小限に抑えつつ情報を確認できるので、
安全性に寄与します。

続いて予防安全機能についてです。
bZ4Xにはトヨタセーフティセンスと呼ばれる最新の運転支援システムが全車に標準搭載されています。
衝突被害軽減ブレーキや全車速対応アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシストなど充実した機能を備えます。具体的には、前方の車両や歩行者を検知して警報・ブレーキ制御を行うプリクラッシュブレーキ、高速走行時に車間距離を保って追従走行する全車速追従クルーズコントロール、車線逸脱を防ぐレーンディパーチャーアラート&ステアリングアシストなど、多岐にわたる先進機能がドライバーをサポートします。

加えて、車両周囲をカメラにて確認できるパノラミックビューモニター機能や、車両が駐車操作のすべてを実施するアドバンスドパーク、渋滞時のハンドル操作を行うアドバンスドドライブなど、運転支援機能が非常に充実しています。

ただしグレードによって装備内容が異なり、緊急時の操舵支援やアドバンスドパークのリモート操作機能、渋滞支援機能はGグレードには装備されていませんので注意です。

運転席からの視界はこのようになっており、ドアミラーとAピラー周辺の視界も少なく、斜め後方の視界も悪くないかと思います。ボンネットの両端も視界にとらえることができましたので車両感覚も比較的つかみやすいのではないかと思います。加えてZグレードでは車両後方の映像をルームミラーに投影し、より広範囲の視界を確保するデジタルインナーミラーの機能が標準装備となっていますが、Gグレードには装備不可となっています。

ナビ画面はこのようになっており、改良モデルで大型化された14インチのディスプレイ式ナビゲーションが備わります。

この14インチ大型ディスプレイは全車に標準装備で、画面は高精細で地図も見やすく、画面分割表示にも対応しており、ナビ案内とオーディオ情報などを同時に表示できます。スマートフォン連携機能としてApple CarPlayやAndroid Autoにも対応しており、スマホの地図アプリや音楽ストリーミングを
車載画面で利用することもできます。空調(エアコン)やシートヒーターの操作系もこのディスプレイ内に集約されており、物理スイッチ類を極力減らしたシンプルなコックピットデザインとなっています。
また、Zグレードには「遠赤外線ヒーター(足元暖房)」が運転席のステアリングコラム下と助手席の足元パネル部に設置されています。

電気ヒーターによって赤外線を放射し、エアコンの温風に頼らずとも膝から下を直接じんわりと暖める装置です。スイッチONから約1分という速さで温かさを感じ始め、一気に足元全体を包み込むような暖かさを実現します。航続可能距離に影響する暖房をなるべく使わないようにするためのEVにとって重要な装備ですがこちらもZグレードのみの装備となっています。

オーディオシステムに関してはGグレードでは6スピーカーシステムですが、Zグレードでは9スピーカーシステムであるJBLプレミアムサウンドシステムが装備されています。ちなみにソルテラでは上級グレードでハーマンカードンのオーディオシステムが装備となっており、オーディオのブランドでも各メーカーで差別化されています。

ちなみに今回の改良のタイミングでインパネとインサイドドアハンドルまわりにアンビエントライトが配されており、様々なカラーで発光させることができ、そのときの気分に応じた室内空間とすることができます。こちらの装備はGグレードにも標準装備となっています。

エアコン吹き出し口の下部にはこちらも今回の改良のタイミングで追加された置くだけ充電スペースが2つ設置されており、機能装備がより充実しています。

その後ろにはドライブモードの切り替えスイッチやパーキングブレーキなどが集約されており、ダイヤル式のシフトスイッチも先進感のあるコックピット空間の演出に寄与しています。

その後ろには横置きのペットボトルホルダーがあり、その後ろには運転席助手席両開きのアームレストがあり、収納スペースも十分です。

続いて前席シートデザインです。
フロントシートはゆったりとしたサイズのセミバケット形状で、長時間座っても疲れにくいよう考慮されています。クッションと背もたれには適度なコシがあり、体圧を分散するよう工夫されたウレタンフォームを使用しています。快適装備としてシートヒーターが両グレードに、加えてZグレードにはシートベンチレーションが装備されています。

続いて後席周りになります。

後席ドア内張はこのようになっており、前席同様、大部分にソフトパッドがあしらわれ、前席同等の質感が担保されています。

乗り込みに関しても少し床面が高いように感じられますが、窮屈感なく乗り込むことが可能です。

足元スペースはこのようになっており、シート座面が高いため、少し膝裏が浮く感覚がありますが、ロングホイールベースを活かして、脚を組めるほどのスペースが設けられているため、気になることはなかったです。この広さはクラストップレベルのホイールベースのためであり、EV専用プラットフォームの強みを感じる部分です。

運転席アームレスト後方にシートヒーターのスイッチとUSBポート、エアコン吹き出し口が設けられており、その下のセンタートンネル付近の段差もほぼフラットとなっていることで、3人掛けでも快適に過ごすことができると思われます。

アームレストはこのようになっており、ペットボトルホルダーとスマホを差し込めそうなスペースが
設けられたものとなっています。

シート形状はこのようになっており、左右独立式のヘッドレスト付きで、厚みのあるクッションと程よいホールド感のあるデザインです。表皮素材はグレードに応じて前席と同様、Zでは合成皮革、Gではファブリックとなり、質感が統一されています。

背もたれは6:4分割で前倒し可能な他、若干のリクライニング機構も備わります。また快適装備として後席用シートヒーターがZに標準装備、Gには装備されない点は注意です。

また快適装備としてご覧のパノラマルーフがあります。
非常に採光面積が広く、後席の開放感アップに寄与する装備となっていますが、こちらはZグレードに標準装備、Gグレードには装備不可となっています。

後席の快適装備に関してはGグレードでは装備不可のものが多く、後席によく人を乗せるという人には
要注意なグレードといえそうです。

youtube動画

コメント

タイトルとURLをコピーしました